2009年4月11日に蕨市で行われた在日特権を許さない市民の会主催のデモをカルデロン支援者が撮影した動画ですがコメントは無効に設定されていたり動画の音声が一部削除されていたりします、またデモ参加側は
撮りっぱなしの動画があるのに対しこちら側はほとんど動画がありません
2009年4月11日(土)日本での滞在地位を求めるフィリピン人カルデロン親子を標的 に、「不法入国・不法残留外国人」を追い出せというキャンペーンを行い、一家を個人攻撃しています。「追い出 しデモ」は、
カルデロン一家の子どもが通っていた小学校、そして現在通っている中学校の前をわざわざ行進ルートに入れていました。これに対して「外国人排除デモに反対する会」のメンバー約30人が抗議の声を上げ、
その後トラブルがあり、2名の逮捕者が出たもようです。
2009年4月11日(土)埼玉県蕨市で4月11日土曜日、蕨市でわたしたちと共に暮らす外国人を追い出 そうという暴力的なデモが行われました。この「追い出しデモ」の 主催者(在日特権を許さない市民の会)は、
この地域に住む外国人 を「犯罪者」扱いして彼ら彼女らの生活を脅かそうとしています。特に日本での滞在地位を求めるフィリピン人カルデロン親子を標的 に、「不法入国・不法残留外国人」を追い出せという
キャンペーンを行い、一家を個人攻撃しています。信じられないことに「追い出 しデモ」は、カルデロン一家の子どもが通っていた小学校、そして現在通っている中学校の前をわざわざ行進ルートに
入れているので す。
のり子の顔にモザイクが掛かっています、子供の人権を言うのであればまずこの様に「犯罪者の子供」ということからのり子を隠してやるのが正解ではないでしょうか?日本ではどんなにひどい犯罪でも未成年の
犯罪は匿名モザイクが当たり前のように行われます、まして家族の犯罪であれば本人に罪ははりません、しかしTVはこぞってのり子を映しました。
自民・赤池 誠章 衆議院議員ブログより
http://megalodon.jp/2009-0417-0939-43/blogs.yahoo.co.jp/masaaki_akaike/58471446.html
問題の第2 は、違法行為に加担するマスコミ報道です。
法務省では、マスコミ各社に対して、今回の事情を数度に渡って説明したといいます 。しかし、報道の内容は子供が可哀そう、家族を引き裂く日本政府は
けしからん、国際条約にも違反するとの扇情的な論調が目立ちました。
ある報道機関では確信犯的に報道しているのではないか と思いました。それに法務省の対応が引きずられたのではないかと思います。
事実の経緯を踏まえて、冷静な報道を望みたいと思います。
問題の第3 は
違法行為に加担する反日的な日本人の存在です 署名集めに協力したり、最高裁まで戦った弁護士費用、裁判費用は一体誰が負担しているのでしょうか。事実も知らず人情から協力するのであれば
まだいいのですが、確信犯的に協力する方々がいたのではないでしょうか。以上、カルデロン一家の事件を見ながら、法務行政、マスコミなどの在り方を考えました。不法滞在半減プロジェクトによって、
5年間で不法残留者が11万人に減少しました。今後、今回の事例が前例とならないように、在留特別許可のガイドラインをしっかり見直し、法を守り国家を守るべき法務行政を、しっかり監視していきたいと思います。
TBS 081119(ニュース23)不法入国カルデロンのり子一家 迫る退去期限
TBS 090213(ニュース23)不法入国カルデロン一家森法務大臣一家での滞在は認めない
渡辺彰悟 「子供一人を残して帰れという入管の姿勢が私には理解できない」
後藤謙次 「今日のこの一家ですけども16年間日本で真面目に働いて地域社会に定着していたわけですね、ですからこれを認めたら不法滞在のケースが増えるという議論はどうなんでしょうか?
ただここで一番考えなければいけないのは、のり子さんの未来ですよね、これをどうするのか、イギリスでは子供がいれば多少違法滞在でも永住権をを一定期間認めるんですよ、日本は
その線引きがあいまいということがありますので、国際社会国際化というならもう一度このケース考えなおすということもあるのでは」
TBS 090226(ニュース23)不法入国カルデロン一家のり子家族で残れるよう訴え 一緒に働いてきた配管工事業 茂内清
TBS 090313(ニュース23)不法入国カルデロン一家のり子のみを残留することを決定
渡辺彰悟 「4月13日を帰国日ということで手続きをしているところです。“苦渋の決断”をしたということです」
家族はのり子さん1人が日本に残り、両親が出国することを受け入れました。出国の日は、来月13日に決まりました。
しかし、今回の入国管理局の対応は日本も批准している子どもの権利条約に違反する疑いが強いと、警鐘を鳴らす専門家もいます。
荒牧重人 「親子を分離してのり子さんだけ残すとなった場合に、子どもの権利条約違反の疑いが非常に強い事例」
荒牧教授は、子どもの最善の利益を図るという原則は、入管法の運用においても守られなければならないと話します。
荒牧重人 「“条約”は憲法よりは下位だけど、入管法よりも上位にある法体系ですね。今回ののり子さんの場合は、日本で生まれ日本語で生活し、日本文化の中でアイデンティティーをつくっている。
そうしたものを保障することが“最善の利益”になる」
【フィリピン外務省 カルデロン一家帰国後の支援を表明】
“The DFA and other concerned agencies are ready to extend humanitarian and other (forms of) assistance to the Calderon family, including their re-integration into Philippine society,
contingent on the results of the proceedings under way in Japan with respect to that country’s implementation of its laws," said DFA undersecretary for migrant workers affairs Esteban
Conejos Jr. in a statement on Thursday.
「日本国法令の適用に関連して同国で実施される手続きに 沿って、外務省および関係機関はカルデロン一家にフィリピン 社会への再同化支援を含む、人道的、そのほかの援助を行う 用意がある。」
とエステバン・コネホス・ジュニア・フィリピン外務省移民労働 担当次官は木曜日に声明の中で述べた。
http://www.gmanews.tv/story/152403/DFA-to-help-Pinoy-family-facing-Japan-deportation The assistance, the source said, includes servicesprovided by the Department of
Social Welfare and Development (DSWD) to help the child adjust in her new home, he said.
(フィリピン)外務省情報筋によると提供される支援には社会 保障開発省による子供(のりこ)への同化支援も含まれる。
http://www.mb.com.ph/node/198570
TBS 090315(サンデーモーニング)不法入国カルデロン一家のり子のみを残留することを決定
目加田説子 「・もう17年経ってる訳ですよね。今になって13歳の、日本で生まれたのりこさんと両親を引き裂くような判断をしなければいけないのか。なんかこうすごく閉ざされた国という感じがしますよね。
さらに国連の・・自由規約委員会?というところが、 オーストラリアで全く同様のケースがあったときに長期にわたって家族生活を営んでいた場合にはしな保護しなければいけないっていう判断も下してい
るんですよね。それが国際スタンダードになりつつある中で、やはり日本はどこか閉ざされているというか、遅れている・・・ 」
TBS 090414(THE NEWS)カルデロンのり子両親帰国アンケート(HBC)
アンケート結果両親の国外退去に賛成71㌫反対29㌫
テレ朝 071022(報道ステーション)外国人犯罪(カルデロン報道とと比較して)
http://www.youtube.com/watch?v=wbsHWsrKUj8
テレ朝報道ステーション外国人受刑者報道(071022)と不法入国カルデロン一家(090413) (090313)国外退去報道の比較
外国人受刑者報道(071022)だと
古館 「それからやはりこれだけ犯罪を犯す外国人が多いということを考えると刑務所に至る前の入り口を考えると入国管理制度にも問題があると思うんですよね、これは基準はもちろんありますけど
あって無きが如き展開現実的なケースもあるようでまじめに働こうと思って何も問題ない人が堰き止められたりあるいは偽装結婚であるとかイミテーションビザであるとか巧妙な形でスルーしちゃう
ケースもあるこれはどういうことなんだと、制度をもっと厳しくしてかつ弾力をもってそして現実に外国人労働者を受け入れなければいけない現実があるわけですから」
不法入国カルデロン一家(090413)だと
古館 「ご両親と13歳の娘さんが国を別れて暮らしていくと、あの~皆さんこれをですね自分の親戚で起きた事と想像しますとどうでしょうね?法律ってのは何なんだと思いますね、
新しく法律を作る前に裁量というものがあるのではないかと私は感じますね」
VIDEO
テレ朝 090313(報道ステーション)不法入国カルデロン一家のり子を残して帰国決定
テレ朝 090414(スーパーモーニング)カルデロンのり子両親帰国
http://ponko.iza.ne.jp/blog/entry/994919/
ナレーション「『日本以外の国で今回の問題発生した場合、違った結論になる可能性もある』と専門家は指摘する」
近藤敦 「家族の結合の権利を侵害するとして、国際人権規約違反になにる恐れが大きい。この種の人権侵害を申し立てることが個人通報制度という形で選択議定書を批准している締約国の間では申し立てることが
できるが、(日本は)その条約に残念ながらまだ批准していないので、(国連に)個人通報できない問題があります」
外務省の見解「司法の独立という観点をはじめ、わが国の司法制度との関連で問題が生じる恐れがあり、現在慎重に検討している」
赤江珠緒 「確かに不法入国をしたという原点はあるが、しかし、それからはまじめに市民生活を送ってきた家族だけに同情する方も多く、2万人の署名も集まった」
若一光司 「しかも地元の蕨市の市議会で満場一致で特別在留許可(正しくは在留特別許可)を求める意見書に賛成した。国内法の適用と言うことで考えればこういう結果にならざるを得ない側面は確かにある。
ただ日本は国際人権規約や子供の権利条約も日本は批准している。この二つの条約は家族をバラバラにしてはならない、特に子供の生育保護のために権利を保全すべきだといっている。国内法と日本が加盟
している国際条約とどう整合性を図っていくかという問題があり、そこで使うべきなのかん゛この特別在留許可(正しくは在留特別許可)の制度がある。今回これを適用して家族が在留できるという選択肢もあった」
大沢孝征 「僕は法律家ですから。こういう法律問題についての最高決定機関は最高裁判所だ。この件について最高裁は国外退去処分という結果を出している。これを行政機関が曲げていいのかという問題がある。
法治国家は最高裁の出された結論に従うのが当然。確かに人情的には気の毒だと思うけれど、法治国家である以上は最高裁の出した結論に従わざるを得ない」
若一光司 「その最高裁がどこまで国際条約を尊重しているかという根本的な疑義があるが、それを晴らす方法はない。個人通報システムを認めていないわけだから」
大沢孝征 「そうだ。でも、それはその国のやり方だから。最高の法律についての決定機関は最高裁だ。最高裁は社会的に承認されているものだからこれをひっくり返していいものか」
大沢孝征 「そういう形で不法入国した人が同じような形でやった場合、歯止めがつかなくなる」
鳥越俊太郎 「だからそれはねえ、ほんとにその通りだ。特に今回の場合は偽造パスポートだから悪質性が高いという事で、認められないということになったのだが、発想を変えなければいけない。
法律にこだわっていくと恐らく結論はそうなる。ただねえ、ヨーロッパとかアメリカの考え方は、現実に法律を近づける」
鳥越俊太郎 「現実はすでにもう日本に来てから、不法入国とはいえ(、15年以上日本に住んでいるという実績があると」
鳥越俊太郎 「という現実がある。そうすると、不法入国したという問題もあるけれども、15年間それを見逃していた日本の当局の瑕疵でもあると」
鳥越俊太郎 「ということで、それはもう現実に認めようとアメリカはメキシコからの移民に永住権を与えている。ヨーロッパもそうだ。日本は非常に島国で、
厳しく出入りを禁じてきたから。コントロールしてきたから。やっぱりこれだけ国際社会になって、出入りの大きくなった現状をみると、ちょっとこれから発想を変えなくちゃいけない」
赤江珠緒 「ちょっと前までは、殺人も15年の時効があった。この場合、不法入国しても犯罪歴が無い場合の法改正があってもいいのではないかと・・・」
鳥越俊太郎 「不法入国については一定程度の処罰は受けて、そのまま在留を認めるという考え方も僕はなくはない」
大沢孝征 「そういうことであれば、そういう立法がされるべきだ。立法された以上はそれに従うべきだ。無い以上仕方がないと思う。その矛盾が分かった以上は、立法をどうするかは政治家の責任だ」
テレ朝 20090414(ワイドスクランブル)カルデロンのり子、両親帰国
日テレ 090414(ズームインスーパー)カルデロンのり子両親帰国
橋本五郎 「非常に難しい問題ですね、これはやっぱり法律に違反してるんだからそれはきちんとしなければいけない、じゃ示しがつかないってことは一つはある、しかしそれにしてもずっとこの間真面目に働いて
きたじゃないか、それもちゃんと考えてあげないといけない(中略) さあ根本的な問題はなんだろう、やっぱり不法入国したとしてもそのあとちゃんと税金を納めているか?真面目に働いているか?その後
犯罪はないか?色々な事を考えながらそういうことも在留の条件とするなら、やっぱり法律の改正ということも考えなければいけない、大切なのは何なのか、法律というのは何のためにあるのか、皆やっぱり
幸せにするためにあるのですよね?そこの大本も考えながら今の法のあるべき姿を考えるべきだ」
日テレ 090414(ミヤネヤ)カルデロンのり子両親帰国 今年2月の東京入国管理局前の桜井氏の抗議行動
ナレーション「読売テレビの視聴者センターにも批判の声が寄せられた。『不法滞在は犯罪であり強制退去は当たり前。子供に同情やあわれみで不法滞在を許すべきではない。日本は法治国家なのだから、
法に基づいて厳格に対応すべき』という意見が多かった」
今年2月の東京入国管理局前での反対集会の様子も放映。