43 名前:†[sage] 投稿日:2013/12/29(日) 00:36:14 ID:CkY4bBy20

2011年某月某日、僕と杏子ちゃんは出逢ったの
その出逢いは運命的なものだったの
僕は謎の空間で名状し難い異形や異貌に襲われていたの
その姿は暗黒にして漆黒、まるで影そのものだったの
その影の如き触手や蛇に襲われて死を覚悟した時にそれはやって来たの
真紅の正義の閃光が僕を捉えていた触手を引き裂いたの
閃光…否!あれは槍を構えた少女だ!
次の瞬間、魔なる者は悲鳴をあげて四散し、謎の空間も崩壊したの
僕は腰を抜かして尻もちをついた儘立ち上がれなかったの
その正義の少女は僕の方に目を遣ると近づいてきたの
僕はその可愛らしくて、それでいてとてもかっこいい少女に一目惚れをしたの
そう、それが僕と杏子ちゃんの出逢いだったの

それからも僕と杏子ちゃんは街や廃墟やゲームセンターで出合う事があったの
最初は尖っていてちょっと怖い子だなぁって印象だったの
でも僕はお礼をしたくて杏子ちゃんとの接触を何度も試みたの
杏子ちゃんにダンスゲームで勝負を挑んだりプリクラで勝負をしたりしたの
その結果、お食事に誘う事が出来、ついには家に招待する事にも正解したの
そしてなんやかんやあって最終的には僕と杏子ちゃんはお付き合いする事になったの

「何見てんだ?」
僕がアルバムをパラパラ捲りながら輝かしき過去を見ているんだよ
「アルバムかー なんかこのあたし無愛想な顔してんなー」
これはまだ僕と杏子ちゃんが同棲する前の写真だからね
ほら、これは僕が杏子ちゃんをお家に招いて御馳走を振る舞っていた時の写真だよ
「あぁ、シチューとステーキを食った日か」
あの時の杏子ちゃんは本当に可愛かったなぁ
苦労して杏子ちゃんをお誘いした甲斐があったってものだよ
あっ!勿論、今の杏子ちゃんもとっても可愛いから過去の自分に嫉妬しないでいいんだよ?
「してねーよ! じゃあこっちの写真は?」
これは初めてのデートの時の写真だね///
ほら、僕と杏子ちゃんの記念すべき最初のツーショットだよ///
杏子ちゃんったら恥ずかしそうな顔をしてカメラから目を逸らしているけど、
可愛いお顔は真っ赤になっちゃってるね杏子ちゃん
これは初めてのデートで緊張しながらも興奮を抑えきれないあたし、って顔してるね
「変な声真似すんな!」
えへへ、でもこうやって見ると出逢ってからけっこう経ってるんだね
「そうだな…」
なんかしんみりしちゃうね…
そうだ、わざわざ言う必要がないかもしれないけれど改めていうね
これからもよろしくね、杏子ちゃん
「へへ、これからもずっと一緒にいような…///」

こうして僕と杏子ちゃんは過去の回想と共に未来への誓いを確かめ合ったの

102 名前:†[sage] 投稿日:2013/12/30(月) 00:51:53 ID:u4S595gE0

大晦日用に煮物を作るの!
お正月用のは明日、また別に作るから煮崩れとかを心配する必要はないの
杏子ちゃんの歌を口遊みながら火をかけていると杏子ちゃんがやって来たの
さっきまでお昼寝してたはずなんだけどなぁ
きっと煮物の匂いに釣られて起きてきちゃったのかな?
「今日の夕飯は煮物かー?」
ううん、これは明日用の煮物だよ杏子ちゃん!
今日の夕飯は別のものを用意してあるからね杏子ちゃん!
「へぇー」
だからごめんね、杏子ちゃん
この煮物は今日は食べられないの
「…」
杏子ちゃん、なんで涎を垂らしてるの?
ねぇ、なんで目線がずっと煮物の方に向いてるの?
「腹減ったなぁ…」
しかたないなぁ…ちょっとだけだよ杏子ちゃん、味見としてなんだから!
「愛してるぞ」
うひひ…///

杏子ちゃんひどい…
「ごめんな」
まさか全部食べちゃうなんて…
「わりいわりい」
もう、お口に大根ついてるよ ペロッ
おっ、我ながらけっこう美味しくできてるね!
「だろ?」
でも既に煮物は杏子ちゃんの胃の中なんだよね…
「だから悪かったって
材料買ってきてやるからまた作ればいいじゃんか」
だね…いつまでもめそめそしてても仕方がないもんね!
でも材料調達には僕も行くよ杏子ちゃん!
杏子ちゃん一人に任せたら余計なお菓子を買ってきちゃいそうだからね
「信用ねーなー」
「でもなんか買ってくれるんだろ?」
うん、杏子ちゃんの頼みならね…///
それにお使い、って形だとたとえ杏子ちゃんがお菓子を買って笑顔になったとしても、
それを僕が見て楽しむことは出来ないよね?
でも僕が一緒に行くことで杏子ちゃんの喜ぶ顔を僕が観る事が出来るからね///
「へへ、どっちにしろなんか買ってもらえるなら文句はないよ」

久しぶりにお外で杏子ちゃんと鯛焼きを食べたの
でも鯛焼きを食べる杏子ちゃんを見てるとこう…ムラムラきちゃったの
だから公園の木陰で僕と杏子ちゃんは激しく愛し合っちゃったの///

164 名前:†[sage] 投稿日:2013/12/31(火) 00:32:54 ID:IY1T3dgc0

大晦日、今年もいよいよ最後の日だね杏子ちゃん
毎年言ってる気もするけど言わせてね杏子ちゃん
今年も色々あったねー杏子ちゃん
「映画とかクリスマスとかな」
個人的に今年一番のイベントは映画だったなぁ
勿論、日常の杏子ちゃんと過ごした一日一日も大切な思い出だよ
「たしかに衝撃的な内容だったもんなー」
2013年10月26日を僕は忘れないよ杏子ちゃん
その映画の帰りに高層ビルのレストランから夜景を俯瞰した事もね
「あそこのステーキは美味かったな!」
奮発したからね♪
けっこうお高いから何回も行けないけど、もう一回くらいは行ってみたいね杏子ちゃん
今度はそこで愛の契りの指輪をプレゼントするよ…///
それともアットホームな雰囲気を重視してお家で渡した方がいいかな?
「そんくらい自分で決めろよバカ///」
「でも、あたしはあんたが決めた場所なら何処でもいいぞ///」
ありがとね、杏子ちゃん…
僕達もそろそろ身を固める準備をしておかないとね///

今日はお家で年を越そうね杏子ちゃん
「今回は寺とかに行かないってことか?」
うん、杏子ちゃんとお家で炬燵に入りながら年を越すの
除夜の鐘を間近に聞きながら年明けを見るのも趣きがあるけど、
お家の中ぽけーっとしながら年を越すのもいいと思うの
「たしかにたまにはいつもと違う過ごし方ってのがあってもいいかもな
それに外は寒いし」
でしょ?白玉善哉でも食べてテレビでも見ながら温まろうよ
「紅白歌合戦?最後までちゃんと見たことないんだよなー」
確かに知らない歌が続くと飽きちゃうもんね
じゃあ笑ってはいけないシリーズ?
笑ってはいけない魔法少女、なんてあったら面白そうだと思わない?
「面白いかもしれないけど参加はしたくねーなー」
オファーがあっても僕が杏子ちゃんの参加なんて許さないよ!
杏子ちゃんがたとえお巫山戯でも誰かに叩かれるなんて耐えられないよ!
阿弥陀の血涙を流すレベルだよ!
「安心しろよ、あたしは芸人でもないし誰かに尻叩かれるほどノロマじゃないからさ」
杏子ちゃんのお尻…///
「最後の日くらいそういうスケベな顔すんのやめろよ!///」

今年最後のあんあん
年越し蕎麦のように長い間、愛し合う
今年の365日、全ての日、全ての瞬間を回想しながら愛し合うの
そして今年の愛の回顧録を読み終えた時には
既に新しい年がやって来ているいる事でしょう

285 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/05(日) 00:30:01 ID:RWWMGKBM0

なかなか雪降らないね杏子ちゃん
こりゃスキー場に行くしかないかな杏子ちゃん?
「でも一番寒くなるのって2月なんだろ?
まだ慌てる時季でもねーだろ」
確かにそうかもしれないね
でもどっちにしろここらへんの降雪量には期待できないけどね
「まぁ絶対にスキーなんかはできないだろーな」
じゃあスキー場に行かないとね!
スキーウェアの杏子ちゃんが見られない冬なんて存在価値ないもんね
今年も杏子ちゃんと手をつないでリフトに乗りたいなー
「あたしスノーモービル乗ってみたいな」
スピード感あって楽しそうだよね、あれ!
それに杏子ちゃんならかっこよく乗りこなせそうだね
「でもあれって免許要るんだろ?」
いや、法律上では免許の取得は義務付けられていないみたいだね
でも公道は走れないみたいだよ スキー場とかならOKなんじゃないのかな
それにスノーモビルライセンス講習会ってのもあるらしいよ?
「へー でも事故ったら怖いから遠慮しておくよ」
意外と小心者なんだね杏子ちゃん
「バーカ あんたを乗せて事故なんて起こせるわけねーだろーが
守る者ができると色々と無茶できなくなるものなのさ」
杏子ちゃんカッコイイ…///ちょっと濡れちゃったよ///

スキー場で杏子ちゃんとゾービングしてみたいな
「ゾービング?」
うん、透明の球体の中に入って斜面を転がり落ちて遊ぶっていうやつだよ!
「スーパーモンキーボールみたいなやつか
でもあれって何年か前に事故があったんじゃ…」
ロシアの事故だね杏子ちゃん!
詳しくは知らないけどあれは人災だったらしいよ
あの球体を作った会社は、弊社とは関係のない違法営業で100%防げた事故である、って言ってるみたいだし
「そうなのか?なら安心だな それに面白そうだな!
ちょっと気持ち悪くなりそうな気もするけど…」
ちょっと気持ち悪くなっちゃった杏子ちゃんも見てみたいな///
「そんなこと言って気持ち悪くなるのはあんただったりしてな」
でも杏子ちゃんがそばにいてくれたら酔うって事はないと思うよ
いや、でも杏子ちゃんの可愛さに酔っちゃうかもしれないね///
「言ってろバーカ///」

はぁ…やっぱり酔っちゃったよ杏子ちゃん
杏子ちゃんの甘い吐息に酔ってしまったよ
ブランデーチョコよりも甘くてミルキーな酔い
この酔いはとても良いものだ
でも僕も杏子ちゃんのことを酔わせてみたい
そして愛に溺れた杏子ちゃんのお顔を見てみたい
そんなことを想いながら僕は杏子ちゃんとの情事に酔い痴れるの

338 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/06(月) 00:33:29 ID:1dENVJFk0

正月気分も終わりだよ杏子ちゃん!
ちゃんと規則正しい生活をしないとね!
「つってもあたし達、今布団の中だけどな」
明日から本気出すからいいの!
だから明日からは早寝早起きを心掛けないとね
「早起きとか勘弁してくれよ」
でもいつまでも正月気分でいちゃ堕落しちゃうよ
「じゃあ一緒に堕落しようぜ」
きゅん///
もうちょっとえっちな感じでもう一回言ってくれないかな?///
「…」
「起きるわ」
えー!杏子ちゃんと堕落したかったのに…
「それは夜にな…///」
ずっと夜だったらいいのに…///
「アレフガルドかよ…///」
杏子ちゃんと一緒に寝ていられるなら世界が闇に閉ざされてもいいよ///

杏子ちゃんどう?
「うん、けっこー温かいぞ」
じゃあ当たりだったのかもね、この福袋
売れ残り品で安かったから買ってみたけど、正解だったね!
「残り物には福があるっていうもんな」
確かに残り物には服があったね、なんつって
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「」
リノ(! ^ ヮ^ノリ「でも本当にけっこー温かいぞ 買ってくれてありがとな!」

うん、杏子ちゃんに喜んでもらえてうれしいよ
じゃあその冬物セットの防寒性テストも兼ねてお散歩にでも行こうか
「おう、クレープ屋の方通っていこーぜ」
今日は鯛焼きじゃなくていいの?
「うん、鯛焼きは明日頼むよ」
やっぱり杏子ちゃんは鯛焼きが好きなんだね
「あんたのことも好きだぞ///」
僕も杏子ちゃんの事が大好きだよ!

残念ながらあの冬物福袋には手袋が入っていなかった
でもそのお陰でこうやって直接手をつないで、
杏子ちゃんの体温を感じながらお散歩が出来るのだった

391 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/07(火) 00:26:33 ID:PEQzEJXg0

眠そうな顔をしている杏子ちゃん
僕の隣でうつらうつらと眠そうに座っている杏子ちゃん
時折僕にもたれかかっては元の姿勢に戻る
その動作を何回か繰り返す
そしていつの間にかに杏子ちゃんは眠ってしまった
僕の肩にもたれかかってね
でもこの体勢のままだと起きた時に身体を痛めてしまうかもしれない
だから僕は杏子ちゃんに膝枕をしてあげる事にしたの
その為に杏子ちゃんの姿勢を少し変えさせてもらう
杏子ちゃんの身体を動かすとうにゃんと謎の可愛い声をあげる杏子ちゃん
どうやら寝言のようだ
杏子ちゃんは寝言まで可愛い
こんな寝言を発しちゃう唇が可愛い
この乾燥した季節に潤いを忘れない柔らかそうな唇が可愛い
僕の指が自然とその魅惑の唇へと吸い込まれていく
ぷにぷに ぷにぷに
杏子ちゃんの唇の柔らかさを指で楽しむ
でもこれ以上すると杏子ちゃんが起きてしまうかもしれない
寝ぼけた杏子ちゃんに指を噛み千切られてしまう可能性も否めない
寝姿は幼いと雖も杏子ちゃんは魔法少女
そんじょそこらの大人では到底歯が立たないレベルの身体能力の持ち主だ
そんな杏子ちゃんに指を思い切り噛まれてしまったら…
想像するだけで恐ろしい…
でもその後に傷口をチロチロと舐めてもらって癒されるというシチュエーションも悪くない
僕の血液と杏子ちゃんの唾液が混ざってラズベリーのようなジュースができる
そのジュースは杏子ちゃんの口腔という聖杯の中に存在する
僕は杏子ちゃんの口を通してその生命のジュースを味わう
そのジュースは杏子ちゃんの口の中で僕の唾液と混ざって更に甘い味になる
でも血の味は残ったままで、それでいて程よく甘いという理想のジュース
それは洋酒の含まれているチョコレートのような味わいで…
嗚呼、想像するだけで唾液の分泌量が増えた気がするよ杏子ちゃん

一旦僕は杏子ちゃんから指を抜いた
僕の指が杏子ちゃんの口から出ると水飴のような糸を引き、それはとっても妖艶だった
粘膜を抜ける時のあの水音も艶やかさに飾り付けをしてくれている
杏子ちゃんは相当に疲れているのかまだ起きない
それとも既に起きていて敢えてされるがままになっているのかもしれない
何れにせよこのまま杏子ちゃんが起きるまでこの指を咥えているわけにはいかない
だって我慢できるわけがないのだから
僕は寝ている杏子ちゃんと口付けを交わそうと顔を近づける
そして二つの粘膜は重なり、静かな部屋に少々品のない慾望的な水音が響く
僕の心は不思議と何かに満たされていた――――と、その時だった
「ヘンタイ…」
不意打ちを食らった僕は影を縫われたように一瞬静止してしまった
それは紅潮したような、侮蔑したような、期待したような、失望した表情だった
でも、その表情は少なくとも拒絶するようなものでなかったと思う
寧ろ、そんなヘンタイを受け容れたような表情
だってその後すぐに杏子ちゃんがヘンタイと評した行為を杏子ちゃん自らが僕に魅せたのだから

459 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/08(水) 00:49:05 ID:9ll7ITKs0

凄いね杏子ちゃん、まだ映画上映してるみたいだよ!
「クリスマスの日に観た?」
うん、あの夜は情熱的な夜だったね///
去年の聖夜の扇情的な杏子ちゃんの表情はまだ覚えてるよ///
「うっせーケダモノ///」
僕が野獣なら杏子ちゃんは美女だね
まさに美女と野獣だね!
「美女と野獣って聞いたことあるけど見た事ないんだよなー」
僕も響きがいいから言ってみただけで内容は知らないよう
「…」
「あれってディズニー系だろ?」
みたいだね
そういえばまだTDLとかTDSって行った事なかったね
「二軍の球団の本拠地になってる遊園地しか行ったことないぞ!」
失敬な!スカイツリーの近くの遊園地にも行った事あるよ!
「小さい…」
でもあの独特の雰囲気は嫌いじゃないでしょ?
それにあの近くにはゲート・オブ・サンダーという観光名所があるんだよ!
「もう一度あそこ行きたいな」
杏子ちゃんったらいっぱいアイス食べてたよね、可愛い///
「やめろよー///」
「ところでTDLは知ってるけどTDSって何だよ?」
The different story・・・じゃなくて東京ディズニーシーの略だよ
「へぇー…」
凄い並ぶハメになるみたいだけど今度行ってみる?
「並ぶのなんて慣れてるよ、だいたいあんたの所為だけどな」
手間かけさせちゃって悪いね…
「でも別にそれが苦痛だと思ったことはないぞ
あんたと一緒ならな…///」
杏子ちゃん…///
じゃあ今年の夏は国際展示場に…
「流石にそれはやだ!」
だよねー
それに聞いた話だけど夏のあそこは地獄みたいな暑さと謎の悪臭が立ち込めるらしいよ
「臭いのはやだなー」
杏子ちゃんは犬みたいだから嗅覚も人一倍だろうしね
「喧嘩売ってる?」
売ってないよ!杏子ちゃん、お手!
「ざっけんじゃねー!///」
メッ!杏子ちゃん、ちんちん!ほら、ちんちんして!
「なっ…///何言ってんだよバーカ!///」
ん?僕は犬の芸の意味で言ったんだけどなぁ…因みにあれの語源は鎮座なんだって
さぁて、杏子ちゃんは何を想像してそんなに顔を真っ赤にしてるのかな?
「うっせー!!!!!バーカ!!バーカ!!バーカ!!」ポカポカドグシャァ

お昼は僕が飼い主で杏子ちゃんがワンちゃん
でも今日の夜は僕が犬で杏子ちゃんが飼い主なの
あぁん///杏子ちゃんに首輪つけられてリード引っ張られるの気持ちいよぉ///

507 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/09(木) 00:38:42 ID:8f21zhKE0

『うぃっちふれんどかっこかりっ!』
『まじゅーふれんどもついにでたっ!』
「このCM最近よく観るよなー これって世にいうギャルゲってやつだろ?」
よく分からないけどそんな感じのものなんじゃないのかな?
多分あの女の子たちと仲良くなってガールフレンドになろう的なヤツじゃないのかなー
でも僕にはガールフレンド(真)の杏子ちゃんがいるけどね///
ううん、ガールフレンドってよりラバーだね!
rubberじゃないよ!loverだよ!
「なんだよ、rubberって?」
ゴムの事だよ杏子ちゃん
ラバーストラップって聞いたことない?
「あんたがいっぱい持ってるアレだろ
たしかに言われてみればあれゴムっぽいもんなー」
でもゴムとラバー(lover)って言うとなんかアレな感じがするね///
「なにがー?」
杏子ちゃんはずっとそのまま無垢なままでいてね…
「あのさぁ…そうやってあたしをガキ扱いすんのやめてくんない?」
ガキあんこ!
「あ゛?」ドンッ
ひんっ…
「悪いことしたらどうすんだっけ?」
ごめんなさい…
「やべぇ…なんか快感になりそうだ…」ゾクッ
ん?何か言った杏子ちゃん?
「うっせぇっ!」ドンッ
きゃあ!///
ふぇぇ…杏子ちゃんがいじべぶぼぉ……
「お、おい…マジで泣くなよ…」
だっべ杏子ぢきゃんばぁぁぁびびべぶんばぼん…
「あたしが悪かったって…」
ぼんばぼぼびっべぼぼぉぉ!!
「ほらよしよし…よしよし…」ナデナデ
杏子ちゃぁん…///
「ほら、胸貸してやっから泣き止めよ
たしかにあたしも悪かったけどあんたにも責任はあるんだぞ?」パフパフ
うん、ごめんね杏子ちゃん… サワサワ
「分かってくれりゃ…あんっ!/// いいんだよ…///」

508 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/09(木) 00:39:01 ID:8f21zhKE0

最初は嘘泣きをして杏子ちゃんの困った顔が観たいという想いからだった
でも実際に杏子ちゃんに抱きしめられて杏子ちゃんの母性の象徴を頬に感じると、
不思議な事に最初の想いや嫌らしい性的な気持ちは静かに沈んでいったの
こんなに柔らかくて気持ちよくていい匂いなのに…
そこにあったのは不思議な温もりと安全感
杏子ちゃんのことをお子ちゃまだとからかってきたけれど、
そこから伝わってきたものは母親のような、姉のような温もりだったの
きっと想像を絶する絶望や苦難を見てきた筈なのに、
一度非行の道に堕ちて生き地獄を舐めた筈なのに、
それでもなお、この優しい心は滅びずに眠っていたのだ
やっぱり杏子ちゃんってすごいなぁ…
あはは、あんなに杏子ちゃんの事を子供扱いしておいて、
杏子ちゃんの胸に抱かれてこんな気持ちになっちゃうなんてガキは僕だったようだ
僕はその柔らかく温かい愛に包まれて眠りに落ちたの…

584 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/10(金) 00:36:35 ID:xhhDzzMw0

霧が深いね杏子ちゃん!
「濃霧ってヤツだな」
危ないから手を離しちゃ駄目だよ
「そりゃこっちのセリフさ」
「でもここって何処だ?道路とかだったら危ないな…」
こんな酷い霧の日に車を運転する人なんてあんまりいないと思うよ?
せっかくだからこの霧を楽しもうよ♪
「ま、そういう考え方もあるかもなー
でも絶対にあたしの手を離すんじゃねーぞ」
うん、絶対にこの手を離したりしないよ!

「でも本当にこんなに濃い霧だと遭難しそうだなー」
バミューダトライアングルもこんな感じなのかな?
「バミューダトライアングル?」
うん、大西洋のある海域の事だよ!
そこでは頻繁に船舶や飛行機が消失する事があるんだって
「へぇー 原因は何なんだ?」
それが面白い事に諸説あってブラックホール説とか宇宙人説とかがあるみたい
「ブラックホールって…」
それを題材にしたかこんな歌詞の歌があるんだよ!
バミューダトライアングル♪
謎の男がやってきた♪
悪魔の化身が地獄の使者か♪
リングで突然相手が消える♪
あいつの顔は覗いちゃいけない♪
暗黒ミステリーブラックホール♪
「ブラックホールの宇宙人か!」
杏子ちゃんはバミューダトライアングルの真実は何だと思う?
「魔女じゃねーのか? でも海に結界作る魔女なんていんのか…?」
幽霊船とかならいてもおかしくないかもねー
「幽霊船といえば来週にDQM2が来月発売するらしいぜー」
わざわざ杏子ちゃんから教えてくれるなんて珍しいね
つまり買ってほしいって事だね杏子ちゃん
「一緒に対戦しよーぜー」
うふふ、杏子ちゃんが相手でも手加減しないよ!
でもその前に僕は杏子ちゃんとお見合いしたいな…///
そうだ!ねぇ、この霧だし誰も見ていないだろうからあんあんしちゃおうよ///
「でももし晴れたら…///」
そしたら見せつけてあげればいいんだよ! ペロペロ
「あんっ♪///」

お互いの身体も見えない中で感じられるのはお互いの体温と嬌声だけ
でも却ってそれがいつも以上に僕と杏子ちゃんの身体を興奮させてくれたの///

639 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/11(土) 00:36:08 ID:xrCgqjA.0

帰り道
風が寒い
寒いを通り越して若干痛い
隣の杏子ちゃんも風が吹く度震えてる
手と手を擦り合わせて白い息を吐く
見てるだけで寒そう
杏子ちゃん、いきなり僕の手をとって擦り合わせてくる
かなり冷たくなっていた
杏子ちゃんも僕の手が冷たいと言っていた
だからお互い温めあわなくてはならない
僕は杏子ちゃんと右手の指を絡ませる
杏子ちゃんも僕と左手の指を絡ませる
身体はなかなか温まらないけれど、心は温かい
僕が杏子ちゃんに顔を近づける
杏子ちゃんは顔を赤くしながらも首を横に振った
僕が不満そうな顔をすると目配せした
嗚呼、人通りが多い
そういえばもう真っ暗だけどまだ5時半くらい
5時半くらいと言えば主婦が買い物を終えて帰る時間くらいか
それでも一度そういう気持ちになるとなかなか収まりがつかない
僕は粘り強く粘膜同士の接触を求める
あまりにもしつこくやりすぎた所為か杏子ちゃんに手をぎゅっとやられてしまった
ちょっと痛い
公園前を通りがかる時、杏子ちゃんが僕の手を引いた
そして公園の中にある穴の開いた球体上の遊具の中へと導かれた
ここならバレないぞ、と杏子ちゃん
どうやら僕が求めたことで杏子ちゃんも刺激されてしまったみたい
僕と杏子ちゃんは隣り合う形に座る
まずはお互いの身体を密着させてお互いを温めあう
ほっぺたをすり合わせて直にお互いの体温を確かめ合う
そして身体を抱き合わせて接吻をする
お互いの口を掛ける銀河の橋
月明かりを浴びたそれは神秘的に輝いていたの

misterioso 舞い上がるよ
この星が見た夢のように

704 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/12(日) 00:49:47 ID:Eln7WzTY0

「たっだいまー♪」
お帰り杏子ちゃん、寒かったでしょ?
お風呂沸かしておいたから入っちゃえば?
――って妙に元気がいいなぁ、何かいい事でもあったの?
「おう、迷子の小学生助けたらチーズもらった♪」
杏子ちゃんメッでしょ?知らない人から物貰ったらいけないんだよ?
「安心しなよ、あたしだってくれる人くらい見るさ
変なおっさんとかからは食い物もらったりしねーから大丈夫だよ」
うん、それなら安心したよ
でも身の危険を感じたらすぐにその場所から離れるんだよ
「でもあたし魔法少女なんだぞ?」
それでも杏子ちゃんは女の子だよ!
身の危険を感じたら逃げるか110番だよ
「おう、分かったよ」
最近は物騒だからね…
いきなり女の子の髪を切り取っていったり、つばを要求してくるおじさんがいるみたいだからね…
「つば?つばって唾液のことか?」
うん、帽子の鍔でもなければ刀剣の鍔でもないよ!
杏子ちゃんの言った消化液の一種だよ!
「うげぇ…他人の唾液なんかなんで欲しがるんだよ?」
そこに価値があるんだろうね、彼らにとっては…
見ず知らずの人間のつばなんて気持ち悪いよね…
「気持ち悪いっていうか怖いよな」
でもね、僕杏子ちゃんのものなら唾でもなんでも愛せるよ///
「あぁ、『好きなやつの唾液』なら、まぁ理解できないことはないね…///」

ところで迷子の子を助けたってどういう事なの?
「あぁ、ある店に行こうとしてたらしいんだけど途中で迷っちまったみたいでさ、
それであたしがその店まで案内してやったってわけだよ」
へぇ~、やっぱり杏子ちゃんは優しいんだね!
「あたしもガキの時親のおつかいで迷って不安な思いをしたことがあるからな」
杏子ちゃんのはじめてのおつかい…///
「なんだよその表情は…?」
ううん、なんでもないよえへへへ…///
因みにはじめてのおつかいで何を買ったの?
「八百屋で林檎を買ってくるように言われたよ
で、迷いながらも一応なんとか着いたんだよ
そこの親父が特別サービスとか言って沢山果物をおまけしてくれたんだ
だけどその時のあたしにとってはけっこうな重さでさ、けっこう苦労したなぁ」
その時って何歳くらいだった?
「うーん…小学校入る前だったなぁ」
うひょおおおおおおおおおお…///
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「!?」
ごめんね、ちょっと想像したらテンション上がっちゃって///
「ったく、勘弁してくれよな」

タイムマシンが欲しい
タイムマシンがあれば幼い杏子ちゃんに逢えるのに
ん?分かってるよ杏子ちゃん
ちゃんと現在の杏子ちゃんに向き合う事を疎かにしたりなんてしないよ///

730 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/12(日) 17:57:51 ID:BvghpRGU0

杏子ちゃん好き
杏子ちゃん大好き
杏子ちゃん愛してる()
魔女を狩る杏子ちゃんが好き
魔獣を屠る杏子ちゃんが好き
悪夢を斃す杏子ちゃんが好き
杏子ちゃん好き好き好き好き
独りで強敵を沈める杏子ちゃん好き
仲間と協力する杏子ちゃん好き
剣に編み込み結界を結びつける杏子ちゃん好き
仲間の魔女に槍を貸してあげる杏子ちゃん好き
マミさんと組んでいる初々しい杏子ちゃんが好き
なんだかんだ言ってもさやかちゃんと息のあってる杏子ちゃんが好き
ほむほむを自分の街に案内してあげようとする杏子ちゃんが好き
まどっちと躍る杏子ちゃんが好き
好き
杏子ちゃんが好き
好き好き好き好き好き好き好き好き

737 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/12(日) 19:56:26 ID:5x7CaDN20

杏子ちゃん明日は成人の日だね
綺麗な振り袖着てる杏子ちゃんの写真、撮ってもいいかな?
20歳じゃなくたって綺麗なものは残しておきたいじゃない?
今着替えさせてあげるね

うん、やっぱり杏子ちゃんには赤系統の服が似合うね
折角だから薄くお化粧でもしようか
口紅はどれがいい?たくさんあるよ
この色がいいの?やっぱり杏子ちゃんはセンスあるね!
今塗ってあげるね
……これでいいのかな?鏡見て杏子ちゃん
大丈夫?よかった!女の人に口紅塗る経験なんてそうそうないからね!
今姿見持ってきてあげるから、ちょっと待っててね
あっ、小さい鏡ならここにあるよ。変なところあったら言ってね

ほら、やっぱり綺麗だね杏子ちゃんは
明日は何をしようか?テレビでも観る?一緒にゲームする?漫画でも読む?
そういえば、杏子ちゃんのソウルジェムって見惚れるような朱色だよね
ずっと持っていたいくらいだよ、だって杏子ちゃんの生命の輝きだもの
杏子ちゃん大好き!

746 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/12(日) 20:39:21 ID:5x7CaDN20

杏子ちゃんお酒なんて飲んじゃダメだよ、まだ二十歳じゃないんだから
ああ、お酒じゃなくておつまみのチーズかな?コンビニで買ったやつだけど結構おいしいんだよね
口開けてー、今食べさせてあげるから
おいしい?よかった!
この間スーパーで買ったジュースも開けようか、折角だしね
はい、コップに入れたよ
飲ませてあげるね

さて、ちょっと早いけどお風呂に入ろうか
背中流してあげるね
お湯がはるまで少し待っててね
その間に服を脱がせてあげるね、うふふ///

洗うまでもなく杏子ちゃんは綺麗だけど、やっぱり洗うね
杏子ちゃんの身体、お湯の熱がまだ残ってあたたかいな
シャンプーするけど、目に入ってない?シャンプーハットでもしようか
じゃあゆっくりお湯に入ろうか
あったかいかな?うん、大丈夫だね
ゆっくり入れてあげるから心配しないでね
ふう…お風呂に入ってると時間を忘れるね
そういえば、歌の練習にはお風呂がいいらしいよ
ちょっと歌ってみようか
しーずかーによりそって、どこにもいかないで
まーどべーでさえずって、どこにもいかないで
なんだよその歌、だって?直球のラブソングだよ///

もう15分も湯船につかってるし、そろそろ出ようか
やっぱりお風呂っていいね、杏子ちゃん
杏子ちゃんの身体は神秘の美だものね!

759 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/13(月) 00:06:47 ID:W4lGO5o.0

今年は今日が成人式だよ杏子ちゃん♪
場所によっては昨日のうちに済ませた所とかもあるんだろうけどね
「成人の日って1月13日だったっけ?」
ううん、今は定まった日ってわけじゃなくて1月の第2月曜日って事になってるよ
ちょいと昔は1月15日って決まってたらしいんだけどね
日本では成人は20歳以上という事になってるね
「国によって違うんだっけ?」
うん、例えばアメリカだと州によって成人の年齢が異なってるみたいだね
因みにプエルトリコとハイチは14歳で成人になるらしいよ
2008年のデータらしいから今はどうだか知らないけれど
「14で成人って言ったらマミはもう成人ってことになんのか~」
中学三年生は14歳か15歳だからそういう事になるね
そういう杏子ちゃんも14歳じゃないの?
僕の見た夢だと杏子ちゃんは自分でマミさんより1つ下って言ってたけど
「さぁ?でもさすがに夢を当てにすんのは無理あんじゃねーの?」
まぁそうだね 杏子ちゃんは成人になったらしたい事ある?
「別にこれと言ってねーなー あんたと一緒にいられればそれだけで十分さ」
なら、その願いはきっと叶うよ杏子ちゃん!
「きっと、じゃなくて必ずだろ?」
うん、絶対叶うね杏子ちゃん♪

でも杏子ちゃんには大人になってもらいたくないなぁ
いつまでも子供のような純真無垢な杏子ちゃんでいてほしいよ
「だからガキ扱いはやめろよー
でもたしかに大人って色々面倒臭そうだよな」
でしょ?杏子ちゃんは永遠に子供のままでいるのが幸せだよ!
僕は幼い眠りを守りたいの
だから杏子ちゃんの大人になる門を固く閉ざしたいの
はぁ…杏子ちゃんの事を箱庭に閉じ込めたいよぉ…///
「ま、別に大人になりたいとかいう願望は別にないしね
だいたい大人の魔法少女ってなんか変な感じがするし」
でしょ?じゃあずっと子供でいてね杏子ちゃん
でも一緒に大人の階段は登ろう?
大人になろうと頑張るけれど、絶対に大人にはなれないってなんかロマンチックじゃない?
最後のページのない幸せなおとぎ話みたいな感じでさ
「なんかそれはそれで不気味な気がするけどな」
そう?でも安心して!僕の愛がそんな不吉さ消し飛ばしてみせるから///

いつまでも杏子ちゃんには子供でいてほしい
だって大人って言うと巣立って行ってしまうイメージだから
勿論、杏子ちゃんは僕と一緒にいてくれるってわかってるんだけどね…
でも杏子ちゃんが巣立つと言うなら僕も巣立つ事にするよ
一緒に比翼連理となってあの銀河の果てまで一緒に飛んでいこう
でも、それまではこの暖かい愛の巣の中で幸せな時間を過ごそうね///

816 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/14(火) 00:17:45 ID:3tTGzvfo0

踊ろう踊ろう杏子ちゃん
寒空の下で踊ろうよ♪深夜の丘で踊ろうよ♪
タンゴを一緒に踊ろう杏子ちゃん
Volevo un gatto nero(黒猫のタンゴ)を踊りましょう
その可愛い声を響かせておくれ
ブレイクダンスは難しい
でも杏子ちゃんなら踊れるでしょう?
二人のジルバを楽しもう
大人のダンス、社交ダンス、貴女と一緒に大人になりたい
僕は出来ないけれど情熱的なフラメンコも見てみたい
杏子ちゃんの情熱的なダンスに心焦がされてみたい
嗚呼、杏子ちゃんと踊りたい
嗚呼、杏子ちゃんの踊りを観たい
さぁ、だから踊ろう杏子ちゃん
声が呼ぶまでずっと踊ろう
花のように廻る時を繰り返して…

一汗かいたね杏子ちゃん
「早く帰ろうぜ
風邪ひいちまいそうだ」
そうだね、出来るだけ早く帰ろうか
そこに自動販売機があるけど温かい珈琲でも買っていく?
「甘いのはあるか?」
カフェオレとかはないね 殆ど無糖とか微糖とかばっかり
「あたし苦いのはあんまり好きじゃねーんだよな」
じゃあミルクセーキとかココアにする?それともあたたかいお茶?お汁粉?
「へぇ、お汁粉の自動販売機なんてあるのか」
おでんの自動販売機とかもあったりするらしいよ
「世界って広いんだなー
あっ、あたしはじゃあそのココアを頼むよ」
うん、じゃあ僕はミルクセーキにしようかな

どう?そのココア美味しい?
「一口飲むかい?」
うん、杏子ちゃんもミルクセーキ飲む?
「さんきゅ、一口もらうわ」
どう?美味しい?
「うん、甘くて美味いな」
えへへ、間接キスしちゃったね
「あたしは直接の方が好きだけどなー」
じゃあ、する?
「あぁ、帰ったらな」
じゃあ早く帰ろっか
「あぁ、早く帰って寝ようぜ」
その前に相手してもらうつもりだけどね
「へへ、相手してやんよ」

僕と杏子ちゃんはお互いの体温を手で感じながら漆黒の帰路についたの

869 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/15(水) 00:25:33 ID:2kd6kMLQ0

杏子ちゃんと泡風呂!
泡風呂って言っても銭湯にあるようなジャグジーじゃなくて、
ただの泡の入浴剤ってだけなんだけどね
そういえばこの前銭湯に行った時に杏子ちゃん、変なポーズで変な声あげてたね
何をしていたのかな杏子ちゃん?
「いや、なんかくすぐったかったからさ」
本当は?
「太ももの方に強い水流が当たると気持ちいい…って何言わせるんだよ!///」
でもその気持ち分かるよ杏子ちゃん
僕も恥ずかしいからあんまり口外したくないけどね
これは僕と杏子ちゃんだけの秘密にしようね///
「二人だけの秘密っていいな///」
「でもこの泡は入浴剤だからああいう泡とはタイプが違うんじゃねーのか?」
うん、多分違うだろうね
それにしてもお家でのお風呂の時くらいタオル外してくれればいいのに…
「だってあんたやらしい目で見てくんじゃねーか」
じゃあなんで僕までタオルをつける必要があるのかな?
「目のやり場に困るだろうが!」
ふーん…じゃあ… ニヤニヤ
「おいばかよせやめろ」
サービスッ! バッ
なんてね♪ちゃんと穿いてるよ
「ふぅ…びっくりしたぁ…」
あっ…/// ピクッ
「ん?」
「あっ…///」
やん///
「ふんぬっ!」
ふひゃぁ…///

「家の風呂でフルーツ牛乳飲むのもいいもんだな♪」 ゴクゴク
だよねー 
チョコもあったと思うけど食べてみる?
「おう、たまにはこういうのもいいよな」
はい、デパ地下で買ったちょっとお高めな高級感漂わせるチョコだよ♪
「いっただっきまーす!」
どう?
「ちょっと苦い感じがするけど…うん、これはこれで美味いな!」
杏子ちゃんいも大人の味が分かるようになってきたかな?
「へへ、あたしをいつまでもガキらと思ひゅなひょ!」 モミモミ
ひゃっ///杏子ちゃん!?

そのチョコには洋酒の入っていた
所謂ブランデーというやつかな
その所為で酔っぱらっちゃった杏子ちゃんはお風呂の中で僕を激しく求めてきちゃったの///
僕と杏子ちゃんの愛の結晶が泡の中に混ざっちゃったね♪

916 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/16(木) 00:16:10 ID:KDwNepJc0

僕と杏子ちゃんは久しぶりに河原でサイクリングしてたの
ウィンターのサイクリングはウィンドがとっても冷たいけれど、とっても楽しかったの
だって杏子ちゃんが一緒だからね
杏子ちゃんが後ろに乗っていてくれる
二人ならモトクロスに並べる、二人ならモトクロスを越えられるような気がするよ!
そして、僕は何処までもいけるよ
――と、その時事故は起きたの
僕達の目の前にいきなりロシアンブルーが飛び出してきたの
危ないっ!
咄嗟に僕はハンドルを切って何とか惨劇を回避する事に成功したの
でもその代償に自転車は横転してしまったの
不幸中の幸いか横転場所は草むら…
大怪我を回避する事が出来たの

ごめんね杏子ちゃん…
「気にすんなよ、こんくらいで怪我するあたしじゃねーよ」
やっぱり魔女との戦いよりこっちの方がマシだったの?
「あんたは魔女をなんだと思ってるのさ…」
「でも本当に気にすんなよ?あたしでもきっとこうしてただろうしさ」
うん、だけどあの猫を轢いちゃったりしないで本当によかったよ…
「あんな灰色の猫初めて見たよ」
あれはロシアンブルーだと思うよ 気品があって可愛いよね
僕にとっては杏子ちゃんの方が可愛いけどね♪
「やめろよー…///」
「なぁ、そろそろ立ち上がって行かないか?」
うん…じゃあ杏子ちゃん、先に返っていてもらえるかな?
後でちゃんと帰るからさ
「どうしたんだよ?」
さっきの衝撃で腕がひしゃげちゃったみたいでね…
ちょっと運転は無理みたいなの…
「ひしゃげる、の意味って知ってるか?」
うん、今のは大袈裟すぎたね杏子ちゃん
でも手が痛くてハンドルを握る事は出来ないのは本当だよ
「仕方ねぇなぁ…あたしが運転するからあんた掴まりなよ」
ごめんね、その力すらなさそうだから先に帰ってってお願いしたの
「じゃあこうすれば!」
きゃっ! これは杏子ちゃんの結界?
「こういう使い方もあるんだぞ?
これをあんたとあたしの身体に巻き付けて…よし!」
「ほら、帰るぞ」
うん、ありがとう杏子ちゃん♪

その日一日は僕が手が使えないって事で身の周りのお世話を杏子ちゃんにしてもらったの
ご飯もトイレもお風呂もね…///
でも手が使えないからってあんあんを欠かしたりはしなかったの
イニシアチブは完全に杏子ちゃんに握られちゃったけど、されるがままってのもいいものだね///

980 名前:†[sage] 投稿日:2014/01/17(金) 00:23:15 ID:r.cgMVi60

お茶汲み杏子ちゃん!
この前にお茶の淹れ方を教えてあげたらよく淹れてくれるようになった
杏子ちゃんが淹れてくれるお茶はとっても美味しいの♪
美味しすぎて僕の茶柱も立っちゃうNE♪
因みに紅茶ではなくて緑茶!グリーンティ!
名前繋がりだけどグリーンデイってバンドがあったね杏子ちゃん
それをもとにしたチョコラータのスタンドは強敵だったね
そう、チョコラータと言えばチョコレート
今日のティータイムのお菓子チョコレートだよ!
しかも生チョコ!粉が飛び散らないようにしないとね
紅茶とチョコ、珈琲とチョコも合うけど緑茶とチョコも合うと思うの
抹茶チョコとかよく聞くでしょ杏子ちゃん?
そうそう、抹茶アイスの色素は蚕の糞を使っているというけど本当かな?
ちょっと杏子ちゃん?そんな顔で睨まないでよぉ…
でも杏子ちゃんに睨まれても全く怖くないもんね~♪
それにそんなお顔をしてるとせっかくのお茶が勿体ないよ?
怒りながらだと甘々のチョコレートもビターな味わいになっちゃうよ
うん、そう!杏子ちゃんはやっぱり笑顔が一番だよ!

杏子ちゃんのお茶美味しいけど流石にお腹がタプタプになってきたよ
「あたしはそんなことねーけどなー」
でもそろそろおしっこ行きたくなると思うよ
「たしかお茶って利尿効果っていうのがあるんだっけ?」
うん、カフェインだっけ?よく知らないけどね!
さっ、じゃあ僕は別におしっこしたくないけどトイレに籠る事にするよ
「どういうことだ?」
僕がトイレに籠っていれば杏子ちゃんがトイレを使える事はないからね
だってこの家にはトイレは一つしかないからね
つまり、僕がトイレに籠っていれば杏子ちゃんはお漏らしするしかないという事なのだー
「ふっざけんじゃねぇ!!」
それでは失敬!ドピューン!
「させるか!」
そういうと杏子ちゃんは僕の事を羽交い絞めにしたの
その瞬間!
ちょろろろ…
丁度杏子ちゃんの腕が僕の膀胱を刺激したらしいの…///
「なんつーかごめん」
おこだよ?
「責任とるからさ…///」

杏子ちゃんに洗われちゃった僕なのでした…///
あれ…デジャヴ?

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最終更新:2015年05月13日 22:08