46 名前:†[sage] 投稿日:2013/07/30(火) 00:26:59 ID:dQ0Krj5E0

杏子ちゃん何やってるの?
「見てわかんないか?」
「ジグソーパズルだよ」
またどうして急にジグソーパズルなんかやってるの?
「ほむらから貰った!盾の整理してたら出てきたんだと」
へぇー、それにしても杏子ちゃんにパズルって似合わないなぁ…
「そっか?でもこういうの嫌いじゃないぞ」
じゃあ数独とかやってみる?
「あー、縦とか横に1から9の数字をはめたりするヤツだろ?
あたしはああいう数字を使うのはいいや
こういう物理的なパズルだけでいいよ、あたしは」
物理的って…
じゃあクロスワードとかは?
そんなに難しい言葉のじゃなければ暇つぶしに最適だと思うよ
「クロスワードかー… でも自分で言うのもアレだけど語彙力ねーからなー…」
だからこそだよ!暇つぶしで知識が増えるんなら一石二鳥だと思わない?
そうだ、ちょっと待ってて!わたしが杏子ちゃんにクロスワードを作ってあげる!

「えっと、縦の①『杏子ちゃんの髪の色は?』だって?二文字だから『あか』だな」
うん、全部杏子ちゃんに因んだものだからやり易いと思うよ!
「なんか複雑な感じだなー…」
まぁ先進めてみようよ!
「仕方ねーなー えっと縦の②『杏子ちゃんの幻惑魔法の名前は?』か。えっと、『そっろふぁんたずま』と」
「なぁ…なんか凄い恥ずかしいんだけど…」
全部埋めたら今日はバイキングに連れて行ってあげるよ!
「よし!頑張るぞ!」
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「縦の③『杏子ちゃんの一番気持ちいいところは?』か、太もものつk…ん?ん?」
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「縦の④『今月の杏子ちゃんの日はいつ?』…」
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「縦の⑤『今月の杏子ちゃんが鳴いた回数は?』…」
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「…」
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「オイ!///」
うへへ、杏子ちゃんのその顔が見られただけで作った甲斐があったよ…///
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「ったく…/// でも答えられない問題なんてナンセンスだぞ?」
えっ
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「ん?」
杏子ちゃん、自分のことなのに覚えてないの?
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「えっ、これマジで作ってたのかよ!?」

自分の身体は自分がよく分かってるって言うけど杏子ちゃんは全く何も知らないんだね///
でも大丈夫!杏子ちゃんの心身はわたしが全て把握しているからね///

94 名前:†[sage] 投稿日:2013/07/31(水) 00:43:31 ID:LS1LcP0M0

7月最後の日だよ杏子ちゃん!
せっかくだからなんかする?
何処か行ったりする?
「最近いきなり雨降ったりするからいい」
でも夜も雨が降るよね///
主に杏子ちゃんから///
「頭からベルリンの赤い雨降らしてやろうか?」
でも、杏子ちゃんは優しいからそんなことしないよね?/// チュッ
「や、やめろよぉ~///」
やーめない♪ ナデナデ
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「///」
ところでアイスの実とピノあるけどどっちが欲しい?
「両方!」
でもわたしもアイス食べたいよ杏子ちゃん…///
「ごめん…じゃあ半分くらいずつ分けようぜ」
確かにピノは6個入りだから上手く分けられるね!
「それにアイスの実だって交互に一個ずつ取っていけばだいたい均等になるぞ」
なんか数学の問題みたいだね。確率とかの問題で
「袋の中に赤い玉と白い玉を何個か入れて続けて2個とった場合の確立云々とかか?」
うん、杏子ちゃん得意だったの?
「いや、全然」
だよねー、わたしもああいう問題は嫌いだよ杏子ちゃん!

はぁ~…今日もこうやって日が沈んで終わっていくんだねー…
「なに黄昏てるんだよ?」
あっ、杏子ちゃん!いやー今日も結局何もしなかったなー、って
あとどうでもいいけどその「黄昏る」って誤用らしいよ杏子ちゃん
「そうなのか?ぼーっとしてるって意味だと思ってたんだけど」
本当は「勢いの盛りを失い衰えるさま」らしいの杏子ちゃん
なんて偉そうに言ってみるけどこの前知ったんだよ杏子ちゃん!
まぁ言葉の意味なんて時代によって変わっていくものらしいけどね
たとえば「あんあん」とか
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「いつも思ってたんだけど『あんあん』って何なの?」
「あんあん」は真実なの
意識の虚無は真実なの
囚われ人は真実なの
わたし達は洞窟に入ったの
それが真実なの…/// チュッ

わたしと杏子ちゃんは「あんあん」したの
「あんあん」は説明できるものじゃなくて体験するもの
体験するものであって真理を示すもの
だからわたしと杏子ちゃんは真理の別名なの///

160 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/01(木) 00:45:43 ID:zPudJG6g0

8月になったね杏子ちゃん!
因みに6月と8月は祭日がないんだって
「ドラえもんでのび太がそんなこと言ってたな」
さて8月になった事だし久しぶりに杏子ちゃんの教会に行こうか?
「えっ…なんでさ?8月関係ないじゃん…それにあそこにエアコンはねーぞ」
分かってるよ杏子ちゃん!
でも定期的にお掃除しないとほこりまみれになっちゃうよ
「たしかにあそこがほこりまみれになるのは嫌だけどさ…」
じゃあ掃除しようよ!いつやるの?
「今度な」

「分かったよ!やりゃあいいんだろ!」
杏子ちゃん偉い!そんないい子の杏子ちゃんには出前を取ってあげようかな~?
「特上の寿司な」
うん、特上のお寿司だね!

こうしてわたしと杏子ちゃんは教会をお掃除したの
約3時間くらいかかったかな?
掃除を終えた時には二人とも汗だくで死にそうになっていたの
アクエリアスがなかったら死んでいたね杏子ちゃん…
ともあれ何とか掃除を終えたわたしと杏子ちゃんはお互いの身体を支え合いながら帰路についたの
そして二人でシャワーを浴びたの
残念なことにその時、杏子ちゃんにちょっかいをかける体力も残っていなかったの
きっと杏子ちゃんもわたしのちょっかいに耐える体力は持っていなかっただろうね
でも夕食の時間になると杏子ちゃんの体力と精神力ゲージは満タンになったの

「海老うめー♪」
幸せそうな杏子ちゃんのお顔。見ているとこっちも幸せになっちゃうの。まさに幸せの連鎖!
ところで杏子ちゃんに聞きたいことがあるんだけど
「何だい?答えられる範囲で答えてやるよ」
杏子ちゃんって高い所が好きなの?掃除中に杏子ちゃん、教会の上でサb…じゃなくて黄昏てたけど
「別に黄昏てなんかねーし、あんたこの使い方間違ってるって言ってなかったっけ?」
だって教会の上でぼーっとしてるなんて言い換えたらかっこよくないじゃない杏子ちゃん
それで杏子ちゃんは高い所好きなの?
「別にこれといって好きってわけじゃねーけど…」
でも杏子ちゃんこの前、鉄塔の上で夜風に当たってたよね?
あと歩道橋とかも好きみたいだし…
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「///」
なんで顔を赤くするの杏子ちゃん?
「だってこの歳で高い所が好きなんて恥ずかしいじゃねーかよ…///」
この歳?たしか杏子ちゃんは11歳だっt
リノ(! #゚ ヮ゚ノリ「うっせえ!」
ごめんごめん!お願いだから太巻き口に突っ込むのはやめてよ杏子ちゃん…///

今日はちょっと高いところであんあんすることにしたの///

223 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/02(金) 00:41:32 ID:R/eil/.E0

この前、杏子ちゃんと行った時の海の写真
100枚以上撮ったから少しくらい悪戯してもいいよね
悪戯するっていっても勿論、その画像はちゃんとコピーしたのを使うの
さてその内容はありきたりかもしれないけど心霊写真を作ってみようと思うの
この科学が進歩した時代、画像編集で心霊写真を作るのくらいなんてことないの
必要なのは画像編集ソフトとスキルだけ!あっ、パソコンと元の画像も必要だけどね
正直、わたし自身、自身のスキルに自信はないけど…
でも無垢な杏子ちゃんなら簡単に信じ込んでくれそう
怯えるか、偽物と見破るか、どんな反応をしてくれるか楽しみだよ

そういえばこの前の写真、PCに取り込んだけど杏子ちゃん見る?
「うん、見てみようぜ」
じゃあスライドショーにするね!
「へぇ~、綺麗に撮れてるじゃん」
一眼レフだからね。凄いでしょ一眼レフ
「でもあれけっこう重かったような気がする」
「ってオイ!こんな写真撮られた覚えねーぞ!///」
これは疲れて一眠りしちゃった杏子ちゃんの写真だね///
「ったく変なところ撮らないでくr…」
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「!!?」
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「おいストップストップ!前の写真に戻してくれ!」
ん?うん、戻すね (流石杏子ちゃん!よく気づいてくれたね///)
「どういうことだオイ…!あんたの後ろになんか変な顔があるし…
それにあんたの右足千切れてるじゃねーか!」
えっ!?本当だ!?これって所謂心霊写真ってやつなのかな?
「膝から下がない… これって相当ヤバイタイプなんじゃねーのか!?
それにあんたの肩になんか白い光の玉みたいなのもあるし…」
これはオーブってヤツなのかな?でもなんか不吉な感じがするね…
そういえばある心霊写真を撮ったあと、その被写体の人が亡くなったって話があったとかなかったとか…
「マジかよ!?」
「それにしてもなんであんたばっかり…!」
(それはわたしが杏子ちゃんの画像に編集する勇気なんてなかったからだよ!)
(画像とは言え杏子ちゃんに悪戯するなんて恐れ多くて出来ないよ)
「なぁ…お祓いしといた方がいいんじゃねーのか?
お祓いってのは寺か?神社か?それとも教会か!?」
お祓いとエクソシストの悪魔祓いって同じようなm…ウッ…!グエッ! バタッ
「おい!どうしたんだよ!?」ユッサユッサ
イッ…… ショ…… ニ…… …… ノロ…… ワレ!(憑りつかれたふりをしたらどうするかな?)
「何なんだよ、テメェ一体何なんだ!?あいつに何をしやがった!?」ボコボコ
イタッ……チョッ……やめて!!
「戻ったか!?バカヤロウ…心配させやがって…///」
ごめんね…杏子ちゃん ギュッ

その夜、わたしと杏子ちゃんの聖なるサバトが始まったの///

255 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/02(金) 19:05:37 ID:GzMRBP6c0

こんなに愛おしく思っているのに伝わらない
こんなに手を伸ばしているのに触れられない
こんなに声をかけ続けているのに全く届かない
どうして杏子ちゃんは私が狂ってしまうほどに胸を焦がしているのに気付いてくれないの?
でも貴女を想えるだけで私は幸せなのかもしれない
でも杏子ちゃん、この幸せは苦痛でもあるんだ
ねえ杏子ちゃん、どうか私を助けてよ
全部杏子ちゃんの所為なんだよ?

271 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/03(土) 02:39:33 ID:Mzvo.ZjY0
わたしは呪われている
杏子ちゃんに呪われている
いや、杏子ちゃんに対する愛に呪われているの
だから杏子ちゃんに何の罪もない
罪があるのはわたしの狂信的なまでの杏子ちゃんへの愛
つまりわたしがわたしを苦しめるの
でも杏子ちゃんはそんなことも知らずにわたしに優しくしてくれるの
優しくしてくれるどころかわたしに愛を向けてくれる
いつも笑顔でいてくれて、そして求めればぎゅっと抱きしめてくれる
きっと杏子ちゃんはわたしのことを思いやってくれてるのだろう
行動はガサツなところがあるけれど、本当はとても優しい女の子
父親の為に自分の魂を擲つ優しい子
杏子ちゃんは口ではそのような生き方はするべきじゃないって言っていたけど、
杏子ちゃんは身を以てそれを否定しているの
実際に杏子ちゃんは人の為に祈って、結果的に全てを失ってしまった
だから杏子ちゃんがそういう考え方になるのは分かるの
でもきっと、心の底ではそういう生き方は嫌だと思っていたんだろうね
だって明らかにわたしに対する態度が言っている事と違うから
それを茶化して指摘すると、頑なに自分の為だと言い張る杏子ちゃん
でも杏子ちゃんの慈愛に満ちた表情からはとてもそうは思えなかったの

「なに甘えてんだよ…」
杏子ちゃんは嫌?
「別にそんなことはねーけど…」
じゃあそうさせてもらうね杏子ちゃん
「あんたの好きにしなよ」
ねえ杏子ちゃん、杏子ちゃんは無性に何かが愛おしくなることない?
いつもかけがえのない存在だと認識しているけれど、
でもある時だけその愛おしさが何倍にも何百倍にも感じられる時ってない?
「それがあたしだって言うのか?」
うん、今は杏子ちゃんが愛おしすぎてたまらないの
愛おしすぎて苦しいくらいに愛おしいの
胸が痛くて、苦しくて、その癖杏子ちゃんから離れる事は出来ないの
「はは、そりゃ病気なんじゃねーのか?」
度の行き過ぎた信仰が狂気なのと同じように
度の行き過ぎた愛情は病気なのかもしれないね
「そりゃ重症だ。処方箋出した方がいいかい?」
杏子ちゃんの出す処方箋はもっとわたしを苦しめるものとなるだろうね
「うっせー。注射ってのは痛いもんだろうが」

杏子ちゃんの優しい抱擁は強くわたしを苦しめる
でも同時に言葉に表せないほどの安心感を与えてくれるものだったの

312 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/04(日) 00:44:09 ID:GkRPu/Ks0

蚊取り線香を見つめる杏子ちゃん
顔を近づけてくんくんと匂いを嗅ぐ
真顔になる杏子ちゃん
もう一度鼻を近づけてくんくんと匂いを嗅ぐ
真顔になる杏子ちゃん
臭いなら臭いでマイケルみたいなフレーメン反応くらい見せてくれればいいのに
「なぁ、なんで蚊取り線香なんだ?
この時代ならベープマットとかバルサンとかあるだろ?」
蚊にわざわざバルサンなんて使うのかな?
「で、なんで蚊取り線香なんだよ?」
杏子ちゃんの反応が見たかったから、かな
蚊取り線香を見たら杏子ちゃんはどんな反応をするのかなと思ったの
「なんかあんたあたしで遊んでないか?」
杏子ちゃんで遊ぶなんてとんでもない
杏子ちゃんと遊ぶ、ならあるけどね
「ならいいけどさ」
それで杏子ちゃん、蚊取り線香の感想はどう?
「好きな臭いじゃあないな」
そう?じゃあ消すね杏子ちゃん
「いや、別に消さなくてもいいよ
好きな臭いじゃないだけで嫌いな臭いってわけでもないからさ」
でも好きか嫌いかって言われたら?
「まぁ…嫌いになるかな」
よし消すね!!
「なんであんたそんなに消したたがるんだよ!」
杏子ちゃんが快と感じない事は全て悪だからだよ!
それにわたしもこの匂いはあんまり好きじゃないしね
「そっちが本音なんじゃないのか?」
ううん、わたしの気持ちより杏子ちゃんの気持ちの方が上位だよ!
「それじゃあもうセクハラはやめてくれ」
それは出来ないよ!
「あたしの気持ちが下位になってんじゃねーか…」
上とか下とかやめようよ!わたしと杏子ちゃんは平等!いいね?
「うわぁ…」
「でもそうだな。恋人同士に上とか下とか変だもんな!」
でも杏子ちゃんは上の方が好きなんだよね?
「は?」
夜の営みについてだよ!///

今日は上とか下とかなしで横にあんあんしたの///

352 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/05(月) 00:12:30 ID:wgklF0c.0

杏子ちゃんを箱に入れたい
「あたしは箱入り娘ってガラじゃねーぞ」
いや、そういう意味じゃなくて字義通りの意味で
「えっ…」ササッ
そんな引かないでよ杏子ちゃん…
ほら、この画像を見て
「猫が段ボール箱から顔を出してるな。けっこう可愛いじゃん」
でしょ?これを杏子ちゃんでやってみたいなって思ってるの
「あぁ、それであたしを箱に入れたいって言ってたんだな」
流石杏子ちゃん、理解が早くて助かるよ
それで引き受けてくれる?
「引き受けるも何もそんなデカい段ボールなんかあるのか?」
でも杏子ちゃんは小柄な方だと思うし大丈夫じゃない?
「だとしても家の何処にそんなデカい段ボール箱があるっていうのさ?
最低、業務用の箱とかそんくらいのデカさじゃないと入らないと思うぞ?」
うーん、確かに言われてみればそうかもね
家にある段ボールは…あのamazonの箱しかないね
「あぁ、この前何か買ってた時のやつか」
ねぇ杏子ちゃん、頑張れば何とか入れるんじゃないの?
「いや、無理だって!」
でもこの世界に無理なんて事はないんだよ
「いや、無理だから!」
でもね、杏子ちゃん。歴史っていうのは人類の努力が云々…
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「」スクッ
どうしたのいきなり立ち上がって?
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「おりゃ!(下段回し蹴り)」グシャッ
あぁっ!最後に残った道しるべ(段ボール)が…!
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「あーこんなぐしゃぐしゃになっちまったらはいれねーなー」
杏子ちゃんってけっこう強引なところあるよね
「こんくらいの豪快さがなけりゃ魔法少女なんてやってられないぞ?」

もう諦めるよ杏子ちゃん… でも機会があったらお願いね
「おう、別にあたしだって強引にされなきゃ箱に入るくらい拒んだりしねーよ」
お詫びにこの前引き出しから見つけたコレあげるよ!
「箱…か?でも開かないぞ…なんだこれ…」
コトリバコ!
リノ(! ゚ ヮ゚ノリつ「返す!!」
嘘だよ杏子ちゃん!これは箱根の伝統工芸寄木細工だよ!なんか色々弄ってれば開くよ!
「そうなのか?」
うん、だから根気強く頑張ってみてね!

かなりの時間を費やしたけど、頑張って開ける事が出来た杏子ちゃん
杏子ちゃんが頑張ったのだからわたしも頑張らなくちゃ!
わたしは夜のじゃじゃ馬杏子ちゃんを頑張って乗りこなしたの///

396 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/06(火) 00:29:49 ID:EJNUjNn20

杏子ちゃん杏子ちゃん、郵便受けにこんなのが入ってたよ!
「DVDか?」
DVDかBDだろうね!面白そうだから再生してみようよ!
「えー、やめようぜー なんか詐欺とかだったら嫌じゃん
ほら、少し前に蟹送りつけられて(`ェ´)ピャーみたいな詐欺事件あったじゃん」
でも蟹は食べたらなくなっちゃうけど円盤は再生してもなくならないよ?
ビデオテープなら絡まるとかあるかもしれないけどねー
「言われてみればたしかに…」
でしょ?じゃあちょっと再生してみようよ
「いきなりデュエル申し込まれて魂抜かれたりしないよな?」
大丈夫だよ、デッキなんて持ってないからね!
「そりゃ安心だな!」

わたしと杏子ちゃんはその円盤を再生してみたの
テレビには古めかしい井戸のある暗い場所が映っている
とても不気味なものだけれど、明らかに何処かで見たような感じがするの
「これって呪いのビデオってやつじゃね?」
じゃあ変な女の人がビデオから出てくるのかな?…って杏子ちゃん!
「おっ、出てきたなー」
どうしよう、呪われちゃうよ杏子ちゃん!
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「えいっ」ポチッ
流石杏子ちゃん!停止しちゃうなんてすごいよ
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「でも確かに気持ち悪いなー 捨てようぜ、これ」ポチッ…ガチャッ
そう言ってその円盤を取り出す杏子ちゃん
でも、それどうするの?
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「こういう呪物は昔から焼却するもんだろ?」
確かにお焚き上げっていうもんね!
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「じゃあさっさと庭で焼いちまおーぜー」
呪いにも屈しない杏子ちゃん…流石だよ!
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「呪いなんかより使い魔の方がまだ怖いっつーのHAHAHA!」
そうだねHAHAHA!
じゃあそっそく浄罪の大火で焼却しちゃおうよ!浄罪の大火でね♪
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「あたしをからかうのはやめろ!」グリグリグシャア

火というのは水と同じように聖なるものとして考えられてきた
ゾロアスター教も拝火教と呼ばれるように火に霊的なものを見ていた
そしてそれはわたし達も同じこと…
わたしと杏子ちゃんはお互いの摩擦の炎で新しい命の為の営みをしたの///

438 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/07(水) 00:35:24 ID:ouilXRsQ0

杏子ちゃんと森にハイキングしにきたの
でも遊歩道を外れちゃったら迷子になっちゃったの
前を見ても後ろを見ても、そして横を見ても木ばっかなの
携帯電話は圏外だし、信号弾も持っていない
つまり他人の助けはあまり期待できるような状態じゃない
方位磁針も地図もないからここが何処なのかも分からない
こんな風に遭難しかかっているわたしと杏子ちゃんだけど別に焦ったりしてるわけではなかったの
だって杏子ちゃんが一緒だから
いざとなれば木を切り倒して進む事も出来るし、木の上を進む事も出来るから
こういう時に杏子ちゃんの槍は非常に役に立つの
軍用スコップは多機能っていうけど杏子ちゃんの槍も負けていないよね
「つーかどうすんだよ…この糞暑い時季に野宿なんて嫌だよ?」
わたしだって嫌だよ杏子ちゃん!
蝉を五月蝿いし蚊は飛んでるし…こんなところで寝泊まりなんてお断りだよ!
だから早くここから抜け出さないとね!
幸いここらへんは観光地だから抜け出せれば宿くらいあると思うよ?
「じゃあ急がないとな!まだ明るいけど、暗くなったら動き辛くなるし」
うん、そうだね!
「でも今日は比較的涼しくてよかったな」
うん、風が吹いてるからかな?
遭難状態じゃなかったらこの葉の音をBGMにあんあんしちゃうのにね///
それに今日くらい涼しくなかったらわざわざ夏の日に外出なんてしたくないよ!
「たしかに無風の猛暑日に外出なんてしたくないからな
それにしてもビアガーデン行きたかったなー」
まだ行けないって決まったわけじゃないよ!
さっさとここを抜け出して御馳走を食べようよ!
因みにビアガーデンのビアってどういう意味だと思う?
リノ(! ゚ ヮ゚ノリノ「ビール!」
でも杏子ちゃんは未成年だからビールなんて飲んじゃダメだよ!
「飲まねーよ!そういや親父はあんまりビール飲んでなかったなー」
教会ならワインかな?葡萄のワイン?
「いや、芋焼酎とか飲んでた」
Oh...なんか想像してたのと違ったよ杏子ちゃん!

結局わたし達は森を抜け出せず夜を迎える事になったの
でも不思議な事に森の中にはペンションがあったの
けっこうオンボロだけど雰囲気は悪くなかったの
そこを切り盛りしている老夫婦も感じのいい人だったの
わたしと杏子ちゃんはそこでお泊りする事にしたの
出てきたご飯は豪華ではなかったけどとても美味しいかったの
「うめー!でもこの肉…牛でも豚でも鳥でも羊でもないみたいだし何の肉なんだろ?」
そしてシャワーを浴び終えるとわたしと杏子ちゃんは同じ布団でえっちしたの///

わたしと杏子ちゃんは服がはだけた状態のまま眠りについちゃったみたいなの
眼を覚まして辺りを見回すとそこはペンションなんかじゃなく、ただの朽ち果てた廃墟だったの…
わたしと杏子ちゃんはキツネかタヌキかに化かされたんだろう
不気味で怖かったからもう一回杏子ちゃんと愛し合ったの///

478 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/08(木) 00:32:37 ID:WfNPhgmA0

杏子ちゃんに催眠術をかけたの
わたしに対して嫉妬深く、独占欲が深くなるような催眠術
杏子ちゃんを所謂ヤンデレさんにしてみようって試みなの

まずは杏子ちゃんの嫉妬心を駆り立ててみよう
「どうしたんだ?なんか企んだような顔しちゃってさ」
そんな顔してた?気のせいじゃないのかな?
まぁ、いいや。一緒にアニメでも見ようよ
「それならいいけどさ…」
それにしてもこのキャラ可愛いね///
もしテレビの中に入れるなら結婚したいな~、なんて///
「は?」ブチッ
ちょっと!なんで消すの杏子ちゃん!?
「つまんない!」
そう?じゃあ他の事しy…prrrrrrrrrrr
あっ、ごめんね杏子ちゃん!ちょっと電話来たから出るね!タッタッタ
「…」
「うん…」

うん、うん…そうなんだ!
えー、うん。うん。そうなんだー。
やっぱり○○ちゃんの話は面白いなー♪
うん、じゃあねー、ばいばいー♪
(なんてお話してる風に見えるけどこれ全部一人電話なんだよねー
因みにさっきの音はアラームなの さて、杏子ちゃんはどんな反応をs)
ドンドンドンドンドンドンドンミシッグシャア…パラパラパラ…
杏子ちゃんがスタンド使い並みのスピードで壁ドンしてるの!!
嫉妬に狂う杏子ちゃんも可愛いけどお家が崩れちゃうよぉ…!
終わったよー♪って何してるの杏子ちゃん!?
(白々しいけどわたしって演技の才能あるよね///)
「なぁ?」
何かな杏子ちゃ…!? グサッ
凄い鈍痛と生温かい感触が同時にわたしを襲ったの
意識が遠のいて…これじゃ…催眠解除できな…い……
「あんたが悪いんだぞ?」
リノ(! > ヮ<ノリ「これで一生一緒だぞ♪」
こんな…筈じゃ……

『いい悪夢、見れたかよ?』パリィン

ここは…?
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「バーカ、あんたの催眠術になんかかかるかよ?」
じゃあ今までのは…
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「幻覚だ。これに懲りたらもうこんな悪戯するんじゃねーぞ?」クチュッ
やん///
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「へへへ…///これはお仕置きだよ///」
杏子ちゃん…///

こうしてわたしは杏子ちゃんにしっぽり搾り取られちゃったの///

523 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/09(金) 00:15:09 ID:.0zNbUCo0

地震警報怖かったね杏子ちゃん
「実際誤報でよかったよな
いや、よくねーのかもしんないけどさ」
でも死傷者が出るよりはマシなんじゃないかな?
「だな」
でも杏子ちゃんは実際に地震が起きたらわたしのこと守ってくれそう///
「守ってやるよ///」
「結界張れば落下物とかからは身を守れそうだな」
でもあの結界って耐久度はそんなに強くないって言ってなかったっけ?
「耐久度って言っても魔女とか使い魔に対しての耐久度だぞ?
別に地震を舐めてるわけじゃないけど魔女の攻撃に比べたらマシだと思うぞ」
地震ってより落下物に対してだよね?
「あぁ、そうだったな。なら大丈夫だな
ところで今回の誤報だと何処が震源って言われてたんだっけ?」
奈良?和歌山?とにかくあっちの方だよね
「関西の方か?あれ、近畿って言うんだっけ?」
正直そこらへんの区別はよく分からないよぉ…
でも近畿って言った方が細かく分けられてるって感じがするね
因みに少数だけど九州を関西、北海道を関東って呼ぶ人もいるらしいね
「それはかなり大雑把だなー」
でも大雑把って杏子ちゃんは人のこと言えないんじゃないかな?
「あたしの性格が大雑把って言いたいのか?まぁ否定はしないけどなー
ところで奈良とか和歌山の名産って言ったら何なんだ?」
和歌山は南高梅とか有田みかんじゃないかな?
奈良は奈良漬けとか鹿煎餅とかかな?飛鳥鍋ってものもあるらしいよ
「鹿煎餅って食えるのか?」
一応食べられるらしいけど…あんまり美味しいとは言えないとかなんとか
「へぇ~。でも飛鳥鍋ってのはなんだか美味そうな名前だな~」
じゃあ今度行ってみようか?
奈良は歴史的な建造物もいっぱいある事だし
「うん、いつか行きたいな!」

杏子ちゃん杏子ちゃん、地震が来ても揺れないものはな~んだ?
「ん~?空気か…?いや、なんか違うような…」
答えはこれだよ!モミッ
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「ひゃっ!///」
でも見て、このアプリで杏子ちゃんの画像をこうすると…
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「!?」
ねっ?写真の杏子ちゃんのお胸がぷるんと揺れたよ///プルンプルン
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「あたしの前でそういうことすんのやめろ!///」

夜のベッドでわたしと杏子ちゃんは波の上の舟のように揺れちゃたの///

568 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/10(土) 00:40:42 ID:vmO73ED20

「puellaって何だ?」
どうしたのいきなり
「いや、あたしの観てるアニメの題名にpuellaってあったからさ
つーか何て読むんだ、これ?」
プエラとかプエッラとかじゃないかな?
意味はラテン語で「少女」って意味だよ
つまり杏子ちゃんの事だね!少女杏子ちゃん!
「年齢的にはあってんのかもしんないけど少女って言われるとなんか恥ずかしいな…///」
幼女… ボソッ
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「あ?」
なんでもないよ杏子ちゃん
ところで杏子ちゃん、夏の地獄大戦が今日から始まるんだって
「夏の地獄大戦って何だよ?」
勝者は喜び、敗者は魔女と化すというコミケの事だよ
「あぁ、夏コミってやつか」
うん、夏のコミックマーケットだよ!
「そういえば去年も話したけど連れてってくれないのか?」
杏子ちゃんは欲しいものとかあるの?
「いや、別にないけどさ」
「でもどんなもんか見てみたいなー、なんて」
杏子ちゃん、これが夏コミの様子の写真だよ つ□
リノ(! ゚ Д゚ノリ「!?」
因みに毎回脱糞する人間が出てくるとか…
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「IEYASUだな!」
脱糞の代名詞を彼にするのは酷いよ杏子ちゃん…

「まぁ分かったよ、無理なことは頼まないよ」
分かってくれて嬉しいよ杏子ちゃん!
コミケの代わりってわけじゃないけどフルケをあげるよ杏子ちゃん!
「フルケって何だよ?古時計?」
フルーツケーキだよ!
「初めて聞いたぞそんな略し方…」
じゃあフルチって言ったら何でしょう?
「フルーツポンチ?いや、フルーチェか?」
フルチn…
リノ(! ゚ ヮ゚ノリつ「やめろ!!」バキッグリゴシャッ

殴られてさくらんぼのように赤くなっちゃったわたしのほっぺた
さくらんぼって言えばチェリー…
そしてわたしのチェリーを奪ったのは杏子ちゃんだったね///
そんな昔のことを思い出しながら懐かしのラプソディ・イン・あんあんをしたの///

599 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/11(日) 00:29:43 ID:nXklpf2k0

そろそろお盆だね杏子ちゃん
「だな。この時季は高速道路が混むんだよな」
「ところでお盆って何するんだ?ただの休みってわけじゃないだろ?」
冥府魔道から夥しい数の死者達が生ける魂を求めて現世に攻め込んでくるんだよ!
「なんかあたしの想像してたのと違う…」
ってのは嘘で
「嘘なのかよ!」
本当は日本の伝統的な祖先の霊を祀る一連の行事のことだよ
でもこのお盆ってのは伝統的っていう割には凄い曖昧な行事なんだって
祖霊信仰は古神道からきたものなんだけどね、
「盆」って言葉は仏教用語の「盂蘭盆」から来たんだって
まぁ日本にはよくあることだよね杏子ちゃん
「そういやお盆って家の前に茄子とか胡瓜とかに割り箸ブッ刺したのあるけどあれは何なんだ?」
あれは精霊馬って言うんだよ杏子ちゃん。ほら、4本の割り箸が脚っぽいでしょ?だから馬なの
御先祖様の霊の送り迎えをするんだよ!
「つまり先祖の例があれに乗って来たり帰ったりするってことか?」
うん、その通りだよ杏子ちゃん!
因みに胡瓜は馬を、茄子は牛をイメージしているらしいよ
少しでも早く迎えるという気持ちを込めて馬、帰るのはゆっくりという気持ちで牛なんだって
「牛もけっこう早くないか?」
トレロカモミロ的なのをイメージするのは間違っていると思うよ杏子ちゃん!

「なぁ、その馬の作り方教えてくれないか?」
精霊馬の事かな杏子ちゃん?
「うん、祖先っていうのはちょっと違うかもしんないけど親父達も帰ってくるのかなー、なんて」
杏子ちゃん…
「もちろん、死んだ人間が生き返るとかそういう意味で言ってるんじゃねーぞ?
ただ、霊でもいいから帰ってきてくれねーかなー、なんて…」
「虫が良すぎるな、あたし」
そんな事ないと思うよ…
誰かが言ってたけど親がどんなに子を疎んでも、子は親を求めるものなんだって
勿論例外とかもあるだろうけど、なるほどなって思ってしまったよ
「そっか、そう言ってもらえると嬉しいよ」
「でもモモは祖先には入らないよな…?」
入らないと思うけど、でも日本ってそのへん融通きかせてくれそうじゃない?
「ははは、言われてみればそうだな!でもそれ以前に親は祖先に入らないのかもしんないけどな」
それを言ったらおしまいだよ杏子ちゃん!
「それもそうだな!」

その夜、わたしは杏子ちゃんのお馬さんになったの///
ベッドという名のギシギシ音を立てる草原の上を駆け回ったの///
勿論、わたしの手綱を引いてくれるのは杏子ちゃんなの///
お義父さんお義母さんお義妹ちゃん、杏子ちゃんは凄腕の馬乗りさんになりましたよ///

638 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/12(月) 00:35:00 ID:kvHn0MiE0

杏子ちゃんって妹っぽいけど姉っぽくもあるよね
「いや、あたしは姉なんだけど」
うん、それを承知の上で言っているんだよ!
ほら、お姉ちゃんなのにお姉ちゃんっぽくない娘っているでしょ?
お姉ちゃんっていうよりは妹っぽい女の子とかさ
「あぁ、一人心当たりがあるな」
でしょ?杏子ちゃんにはそういう雰囲気があると思うの
でも不思議な事に現実の通りにお姉ちゃんっぽい雰囲気もあると思うの
「つまり、あたしは妹っぽくも見えるし姉っぽくも見えるってことか?」
うん、最初に言った通りだよ!
「でもあたしの何処が妹っぽいって言うのさ?
確かにこれといって姉っぽいことはしてないけど妹っぽいこともしてねーぞ?」
なんか杏子ちゃんを見てると庇護欲というか保護欲というかそういうのを駆り立てられるの///
「支配欲じゃなくて?」
妹に対して支配欲を駆り立てられるってのはちょっと危ないと思うよ杏子ちゃん…
「バカ!あたしはそんなんじゃねーからな!あたしはシスコンなんかじゃねーぞ!」
じゃあファザコン?それともマザコン?
「あたしにはそういうコンプレックスはねーよ」
因みにわたしは杏コンだよ!
「ロコンの進化系みたいな名前のコンプレックス持つなよ…」
じゃああんコン?
「なんかよくわかんないけど卑猥な感じがするからやめろ!」
もう杏子ちゃんはワガママだなぁ…
でもわたしが佐倉杏子という存在に対してそういうのを持っているのはホントだよ///

「コンプレックスで思ったんだけどさ」
うん、何かな杏子ちゃん
「女ってよく胸のサイズにコンプレックスを抱くみたいじゃん
それがあたしには理解出来ないんだよねー」
というと?
「ほら、まな板みたいな奴は小さすぎることにコンプレックスを抱くし、
メロンみたいな馬鹿乳ぶら下げてるような奴はデカすぎるって悩むじゃん?」
うーん、あれじゃないかな?平均から外れている事にコンプレックスを抱くんじゃないかな?
わたしが思うに杏子ちゃんの胸は平均サイズだと思うよ?
いや、正確にいうと平均よりやや小さめだけどそれも平均の小さな誤差レベルだよ
それに杏子ちゃんは魔法少女だから大きすぎても戦い難いだろうし
「たしかにな。あたしの戦闘スタイルはどっちかっていうと動きが多いから
デカすぎると邪魔っていうか重くて仕方がないだろうな」
ところで杏子ちゃん…わたしにも身体的なコンプレックスがあるの…///
「コンプレックス?一見そんなの見当たらないように見えるけど」
これだよ杏子ちゃん…/// ヌギッ
リノ(! > ヮ<ノリ「きゃあ!ナニ見せんだよ!バカ!!」ブチッ

コンプレックス、それは一人で抱えるにはかなりの重荷となるもの
でも愛している人にそれをなじられるのは寧ろ至上の喜び
わたしは杏子ちゃんにコンプレックスを曝け出す時、最高の幸せを感じるの///

678 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/13(火) 00:32:26 ID:gwy7pwK.0

今日の雷雨も激しいね杏子ちゃん
「ひょっとしたら昨日のよりも酷いかもな」
さっきから雷が連続でバンバン落ちてるしね
雷ってあの邪悪な光も嫌だけどあの轟音も怖いよね
「デカいのだと家の中にいても空気が震えるような感じがするもんな」
あの震えるような感じも雷の恐ろしさの一つだろうね
視覚・聴覚・触覚に同時に恐怖を植え付けるなんておっかないね!
「味覚と嗅覚は?」
嗅覚はどうだか知らないけど雷を味覚で感じたとしたらその時は死んでると思うよ!
味覚が働いてるって事は多分触覚も働いてることだろうしね
「雷っておっかないんだな…」
雷神のゼウスが最高神っていうのも分かる気がするよね
でもそんなおっかないのに孕まされるって想像しただけでも失神ものだよね
「神様じゃなかったら逮捕されてもおかしくないよな!」
そういえば今思い出したけど冷蔵庫の中に稲妻なお菓子あるよ
「エクレアだな!」
よく分かったね杏子ちゃん!
「なんかの雑学であったからな」
じゃあそんな博学な杏子ちゃんにもう一つ問題だよ!
白い山、を意味する名前のお菓子は?
「山?う~ん…もんぶらん?」
正解だよ杏子ちゃん!ひょっとして知ってたの?
「いや、山と関係する名前の菓子なんてモンブランしか知らないからな」
流石杏子ちゃん!正解者の杏子ちゃんには!
「モンブランキタ━━━━━━━━━━━━━━━━リノ(! ゚ ヮ゚ノリ━━━━━━━━━━━━━━━━!!!!!!」
来ないよ!
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「シュン…」
でも代わりにわたしの分のエクレア食べていいよ!
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「いやいいよ。一緒に食おうぜ?」
うん…ありがとね杏子ちゃん///

それにしても雷止まないね…
「それを言うなら雨が止まないだろ?」
でもさっきから間断なく雷が鳴り響き続けてる気がするけど…
「確かに言われてみればそうだなー
そういや場所によっては停電した場所とかあるらしいじゃん
まぁ別に暗いのは平気だけどなー」
でも停電したらクーラーとまるよ?
「あっそうか!まぁここは大丈夫だろー」
ズドンズドンズドンズドンズドンズドンズドン!!!!!!!ブゥゥーン……
クーラー止まったね杏子ちゃん…
「くそっ…クーラーも扇風機も使えなくなったら死んじまうぞ…!?」
安心して杏子ちゃん、まず服を脱いで!ビリビリ
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「何するだあんた!!!!///」
いいから!ひとまず服を脱いで浴室に行くの!
「そうか!水で身体を冷やせばいいんだな!」

迂闊だったの… 停電してるって事はお湯も出ないって事だった
いくら身体を冷やす為だからって言っても水だけじゃ身体が冷えちゃうのは当たり前の事…
だから部屋に戻った後、わたしと杏子ちゃんは上下に激しく前後して摩擦熱を利用して身体を温めあったの///

722 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/14(水) 00:51:02 ID:pM.pRm3U0

東京地下秘密路線説って知ってる杏子ちゃん?
「ううん、初耳だよ」
東京の地下には公表されてない路線が数多く存在する、って説だよ
「公表されてない路線?どういうことさ?」
たとえば東京の地下鉄としては東京メトロとか都営地下鉄とかが有名だよね?
そういう名の知られた、わたし達の知ってるもの以外にも地下鉄があるって考えなんだよ
「名の知られたもの以外ってことは、あたし達が知らない地下鉄があるってのか?」
そういう事だよ杏子ちゃん!
「でもどうやって地下鉄なんか隠し通すんだよ?」
でもその路線を建設したのが政府だったらどうかな?
「政府?国ってことか?」
そう、国が独自で地下鉄を建設して国がそれを隠しているの
「たしかに国が主導してるんなら相当なことがない限り見つからないだろうな」
で、杏子ちゃんはこの説を信じる?
なんて言っても所詮都市伝説の一つに過ぎないんだけどね
「よし!調べてみるか?」
えっ
「だから調べてみるんだよ!まずテキトーなとっから地下に入ってみようぜ」

「なんで地下に魔女がいるんだよ…」
地下ってそんな負の気が集まりやすいところなのかな?
でもなんか機械っぽい魔女だったね
っていうかあの魔女、自分で召喚した使い魔を轢殺したよね?
「しかもフォルムチェンジしたぞ、オイ…」
でも見て杏子ちゃん!今の衝撃で壁が崩れたよ!
「なんか空間になってるみたいだな
よし、慎重に進んでみようぜ!」
うん、杏子ちゃんについて行くよ///
あっ、見て!汽車っぽいのが走ってるよ!
「ほんとだ!やっぱ秘密の地下鉄があるってのは当たってたんだな!」
「ん…なんかおかしいな…?」
杏子ちゃん杏子ちゃん!なんか周りがおかしいよ!?
「こいつ…魔女だ!」

「流石に二連戦は疲れるなー。なぁ、ひとまず帰らねーか?
ひょっとしたら他にもウジャウジャいるかもしんねーし」
うん、でも杏子ちゃん…///
「はぁ…盛ってんなぁ、おい…///」
きっと声が響いて楽しいよ杏子ちゃん///
「分かったよ、ちょっとだけだぞ///」

秘密の地下であんあんしたの
不気味な暗さと不思議な背徳感を胸にあんあんしたの///

765 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/15(木) 00:40:02 ID:5Zhtiob20

「ただいまー!」
おかえり杏子ちゃん!
汗かいたでしょ?シャワー浴びちゃいなよ!
「うん…」ジーン
どうしたの杏子ちゃん、そんな瞳をうるうるさせちゃって
まさか何処か怪我したの!?
「ううん、ただ帰る場所があるって幸せなことなんだなって思ったんだ…」
杏子ちゃん…
「ほら、あたしってあんたに会うまではそういうところなかったからさ」
わたしは杏子ちゃんがいる限り杏子ちゃんの家でありたいと思ってるよ?///
ほらほら、アイスコーヒー用意しといてあげるから入ってきなよ
「うん、ありがとな!」

「すっげー!アイスコーヒーの上にアイスクリームが乗ってる!」
バニラアイスだよ杏子ちゃん!
ほら、喫茶店とかでメロンソーダとかコーヒーにアイスが乗っかってるのあるよね
それをモチーフにさせてもらったの杏子ちゃん///
「メロンソーダのはクリームソーダって呼ばれるよな」
コーヒーに乗っけるのはコーヒーフロートって呼ばれるよね
「そういえばフロートって何なんだ?」
フロートはコーヒーとかジュースとかの飲み物ににアイスクリームを浮かべたものだよ
この暑い時季だと海の家とか観光地とかでちょっとお高い値段で売ってるだろうね
「ちょっとお高い値段?」
うん、たまにぼったくりかと思うくらいの値段のこともあるよ
まぁそういうのは場所代とかも兼ねているんだろうけど
「祭りとかで売ってるものが高いのと同じようなものか?」
うん、そんな感じだね杏子ちゃん
だけど杏子ちゃんは値段とか気にしなくてもいいんだよ?
お祭りでも観光地でも杏子ちゃんは欲しい物を欲しいって言えばいいんだからね
「そんなことしたら夕飯が質素なものになっちまうだろーが!」
うぅ…杏子ちゃんにひもじい思いをさせちゃうなんて…
「それでひもじいって言ってたら水をスープにしてたあたしはどうなるんだよ…
それにな、別にあたしは贅沢したいわけじゃないんだよ
あんたと一緒に何か食ったり飲めたりするだけで、それはとっても嬉しいなって思うんだ」
杏子ちゃん…/// 杏子ちゃんは人肌が恋しいんだね///
「いや、なんでそうなるんだよ!///」
安心して、優しくしてあげるから…ね?…///

杏子ちゃんは顔を赤くしてわたしの言う事に一つ一つ反論するの
でも身体は正直なんだよね杏子ちゃん///
おかえり、杏子ちゃん 杏子ちゃんのお家はわたしの心身だよ///

807 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/16(金) 00:42:47 ID:VyXklgsg0

リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「ごきゅごきゅごきゅごきゅ」
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「ぷはー!」
いい飲みっぷりだね杏子ちゃん!
「こういう暑い日はポカリとかお茶に限るよな」
でも杏子ちゃんが飲んでるそれはポカリじゃなくてアクエリアスだね!
そういえばこういう系のスポーツ飲料って他にあったけ?
「DAKARAとか?いろはすは…」
流石にいろはすは違うと思うよ杏子ちゃん!
ところで杏子ちゃん炭酸飲まない?
「うーん…今はいいよ
後でもらうことにするよ」
じゃあおやつも後にする?
「いや、今食う!」
でもアクエリアスにお菓子ってどうなの?
「…」
後でにしようか?
「うん」

「なんか不思議な匂いがするなー、これ
見た目はファンタグレープみたいだけど…」
スパイラルグレープって言うんだよ!
「歯磨き粉みたいな匂いがするけど…
うん、マズイってことはないな
ところでなんでこのスパイラルなんちゃらっての買って来たんだ?
またおまけ目当てか?」
むむ、なんでわかったのかな杏子ちゃん?
「あんたがこの大きさのペットボトルを買ってくる時はたいていおまけ目当てじゃん
それにスパイラルなんたらなんて普段買ってないだろ?」
当たりだよ!ほら、これがおまけだよ!
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「あたしそっくりのキャラが体操着で四つん這いになってる…」
そうだ!ねぇねぇ杏子ちゃん…
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「」ゾクッ

今日のあんあんは体操着でしたの///
杏子ちゃんもわたしも体操着でね///
あっ、でも杏子ちゃんはブルマだよ///

835 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/17(土) 00:42:37 ID:uqxBr7bc0

今日は二人だけの舞踏会
舞台はビルの屋上、夜の街が見下ろせるの
「あんた影響されやすすぎだろ…」
何のことかな杏子ちゃん
「あたしは分かってんだぞ
さっき見た映画に影響されたんだろ!」
そ、そ、そんなことないよ杏子ちゃん!
「嘘つけよ…」
それはさておき杏子ちゃん!
その赤いドレス、とっても似合ってるよ杏子ちゃん!
「そっかなー///」
「つーかなんでこんなドレス持ってんだよ?
まさかあんたが着るわけでもないだろ?」
全ては杏子ちゃんに着せる為だよ
杏子ちゃんはヒラヒラ系の好きじゃないかもしれないけど
とっても似合ってるんだよ杏子ちゃん!
さてさて、じゃあさっそくわたしと踊ろうか杏子ちゃん///
「あたしダンスなんてできないぞ?
もちろん、ゲームのならできるけどな」
わたしもあんまり踊ったことはないけど多分何とかなるでしょ!

リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「ひどい…」
そんなこと言ったって社交ダンスなんてやった事ないんだもん…
もう一度!もう一度やってみるよ!
えっとまずは杏子ちゃんの腰に手を回して…
まず右足をこうして… キャッ!!
「ったく…あんたは本当に運動音痴だな…」
転びそうなわたしを支えてくれた杏子ちゃん…優しい!
しかもその支え方…わたしの腰に手をあて、背中を押さえてくれたの///
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「じぃー」
ん?どうしたの杏子ちゃん?
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「あんたの唇って柔らかそうだな…」
ちょっと杏子ちゃん…苦しいよぉ…///
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「何言ってんのさ?いつもはあんたからしてくるくせにさ…///」
ふにゃあ///

わたしと杏子ちゃんは寝台の上で愛の二人のジルバを踊ったの///

863 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/18(日) 00:14:58 ID:vrSjmdeA0

杏子ちゃんの生脚すべすべ スリスリ
「やめてくんない?」
はい、わらび餅をお食べ
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「おっさんきゅー!」モグモグ
「つーか人の足をこねくり回すのやめてくんない?
それに足なんて綺麗なもんじゃねーだろ」
風呂上がりにそれ言っても説得力皆無だよ杏子ちゃん!
「ぐぬぬ…確かに」
ねぇねぇ杏子ちゃん
いきなりだけどこれ穿いてみてくれない?
「何これ?なんかほむらの穿いてるのに似てるな~」
うん、黒タイツだよ杏子ちゃん!確かにほむタイツに似てるね~
「つーかどうしたんだよこれ?あいつに紹介してもらったのか?」
ううん、ユニクロで売ってたやつだよ杏子ちゃん
「へー しまむらじゃないのか」
さて、おしゃべりはこれくらいにして杏子ちゃんにはこれを穿いてもらうよ!
「別にこんくらいなら穿いてやってもいいぞ」
わぁい!

やっぱり杏子ちゃんは何を身に着けても絵になるね!
「夏の風呂上がりにタイツ穿かされるとかなんの拷問だよ…」
はい、恐竜の玉子お食べ!
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「さんきゅー♪」チュッチュッ
うーん…杏子ちゃんの体温がタイツ越しに伝わってくるよぉ…///
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「きめぇ」
えっ
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「なんでもねーぞ?」
そう?ならいいけどね スリスリ
タイツの上から杏子ちゃんの指はむはむ! ハムハム
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「ひゃぁっ!///」ビュッ
リノ(! #゚ ヮ゚ノリ「てめー!!アイスがタイツの上にこぼれちまっただろ!!!」
ごめんね杏子ちゃん…///
この白濁の液はわたしの罪だよ…///
「いやらしい表現やめろ!ただのアイスだろうが!」
だからね、わたしは自分の罪を自分の身を以て贖う/// チュパチュパ
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ「うにゃん///」

そんなに足がいいなら踏みつけてやるよと杏子ちゃん
普通だったら屈辱なんだろうけど杏子ちゃんにされると…色んな所がトんじゃいそうだよぉ…///
足蹴にされて転がされるのもまた一杏…じゃなくて一興だよね杏子ちゃん///

913 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/19(月) 00:27:11 ID:DxZCEr/k0

今日は杏子ちゃんと家具屋さんに行ったの
そこはとっても広くて一日で見回り切れないほどだったの
家具屋さんの中にはレストランフロアがあったの
わたしは杏子ちゃんに帰りに何か奢ってあげるって約束を交わしたの
そして順路に従って進んだの
そこの家具屋さんは商品は種類ごとに分かれてるんじゃなくて、
色々な部屋の大きさを想定して家具が配置されていたの
例えば10畳の部屋だったらそれに合うような家具が想定されて配置されているの
「大きなベッドだなー」
杏子ちゃんは腰をかけて元気なお尻でぴょんぴょんしたの
「すっげー!うちのより跳ねるな!」ピョインピョイン
こらこら、そんなにぴょいんぴょいんしたらダメだよ杏子ちゃん!メッ
「分かったよ!じゃあ他のところも見てみようぜ」
うん、そうだね杏子ちゃん!
「なんか面白いもんでも見つかればいいけどなー」
家具屋で面白いものって何があるんだろうね?
「空飛ぶ椅子とか?」
あったら面白そうだけど凄く高いお値段になるだろうね
そういえば魔力を込めて椅子を浮かしたりとかは出来ないのかな?
「そういう種類の魔法を使うやつならできるかもしれないけど
少なくともあたしの専門外であることは間違いねーな」
そんなサイコキネシスみたいな魔法ってあるの?
「時間止めるのがいるんだからサイコキネシスくらいいても不思議じゃないぞ?」
確かに… でも杏子ちゃんの幻惑の魔法ってのも珍しいんじゃないかな?
「まぁ実際にあたし以外でこういう魔法の奴は見たことないけどな
あっ!あっちになんか面白そうなものがあるぞ!行ってみようぜ!」

「ミラーボールなんて家具屋に売ってるのか…」
なんか一昔前の産物のように思えるよ杏子ちゃん…
「あと、こんなもんも売ってたんだけど…何に使うんだ?」
可愛いサボテンだね 観葉植物…インテリア扱いなのかな?
「これ欲しい!」
いいけど…そのサボテンは食べられないよ?
「サボテンって食えるのか!?」
実際に食べた事はないけどそういう種類のもあるらしいよ
「そうなのかー そういえばなんか腹減ってきたなー」
じゃあそれ買ってレストランフロアに向かおうか?
杏子ちゃんは何が食べたいの?
「ラーメン!」

家具屋に来た癖にサボテンしか買わなかったわたし…
何しに来たんだろう…
でも杏子ちゃんが美味しそうに塩ラーメンをちゅるちゅるしてる姿が見られただけで来た甲斐があったってものだよ///

951 名前:†[sage] 投稿日:2013/08/20(火) 00:11:49 ID:QGcQJ2cY0

まだ暑い日が続くけど夜風は秋っぽくなってきたね
「秋っぽい風?」
うん、『秋きぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる』だね!
「あんたは風の音で秋っぽいなって思ったのか?」
いや、なんとなくだよ。風の音で季節の到来を知る事が出来るほど風流力は持ってないよ
「なんだよ風流力って」
わたしの造語だよ。風流心を数値化したものだよ!
「平安時代の人は風流力高そうだなー」
わたしが風流力5くらいだとしたら平安歌人は10000くらいありそうだね!
「あたしは?」
7くらいかな?
「あんたより高いんだな」
杏子ちゃんは言葉には表さなくても、そういうのを理解する力は充分に持ってると思うよ
「えへへ///」
「ん?あんた自身はそういう力は持ってないのか?」
わたしは風流を理解するより杏子ちゃんのことを理解したいと思ってるからね///
「バーカ…///」
うん、杏子ちゃんが好きすぎて馬鹿になっちゃってるね///

ところで杏子ちゃん!
杏子ちゃんはサイダーとか珈琲とかいっぱい飲める?
「ん?両方好きだけど…あっ…」
察してくれたみたいだね杏子ちゃん
「おまけか?」
うん、わたしにとってはそっちがメインだけれどもね!
「ははーん、それであたしに飲めって言うんだな?」
うん!お願い杏子ちゃん!なんでもするから><
「分かったよ、腹壊さないレベルでなら飲んでやるよ
そのかわり今日の夕飯はステーキにしてくれよ」
ありがと杏子ちゃん!でも今日だけでいいの?
杏子ちゃんが望むなら毎日ステーキでもいいんだよ?
「流石のあたしでも毎日は飽きちまうよ」
HAHAHAそれもそうだね杏子ちゃん!
「ところでコーヒーにサイダー入れたらどうなんだろうな?」
勇気と無謀は違うんだよ杏子ちゃん…
「… うん、そうだな!変な風になって飲めなくなったら飲み物に失礼だもんな」

ブラックコーヒーは孤独
杏子ちゃんはミルクでわたしはガムシロップなの
そう、わたしと杏子ちゃんが愛し合う事でちょうどいい味のアイスコーヒーができるの///

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最終更新:2015年05月13日 22:25