カスタムROM・カスタムカーネル


国内のカスタムROM、カスタムカーネル製作者と特徴

  • ぱぱ氏(Twitter、2ch) OCカーネルで有名。
    速度重視のパッチが入っているが、それ以外のものはあまり入れないようにしている、とのこと。
  • ほむほむ氏(Twitter、2ch) 純正ROM用、およびAOSP用カスタムカーネルを提供している。
    カスタムカーネルは、xdaのTegrak氏によるlulzカーネルをベースとして作られている。
    カーネルには謎パッチが多く当たっているらしい。なんといっても人に見せられない起動ロゴ。
    なんでもアリアリな人向け。ほむほむマジほむほむ。
  • ちゃぼ氏(どろいどFAN) ほぼMIUI専門、MIUIの日本語対応と、日本仕様への再カスタムをしている。
    現在、ダウンロードは登録制になっている。
  • いるるん氏 純正ROM用、およびAOSP用(MIUI専用?)カスタムカーネルを提供している。
    また、root取得用のROMやカーネルも提供している。
    たまに変なROMを見つけてきてる人。
    カスタムカーネルは安定志向で、傾向としてはsakuramilk氏のものに近いか。
    MIUI指定のカスタムカーネルを提供していることも特徴。
  • sakuramilk氏 純正ROM用、およびAOSP用カスタムカーネルを提供している。
    カスタムカーネルの提供に加え、TweakGS2、CWM Recovery、電源拡張patch等
    周辺環境の充実に大きな役割を果たしている。
    カーネルは安定志向ではあるが、新機能や新patchの導入も早い。
    いつもカーネルを書き換えていたい人向け。
  • ken氏(りでぃすとりびゅ~しょん) KJ4のroot取得用factoryfs.imgを提供している。

カスタムROM導入の注意

カスタムROMを導入する際には一度中身を確認してから導入するのが良い。
上記カスタムROMに上げた方々が公開してるものは、test済みなため簡単に導入はできるが、XDA等で落としたものは必ず中身の確認はしたほうがよい。
物によっては、PIT(*.pitという拡張子のファイル)等も含まれており、戻すのに一手間増えて面倒が起こりうる場合もある。

また、root取得後に行うことの手順にあるバックアップはこまめに新しくしたほうがよい。一週間程度でも結構いろいろ変わっているもの。

導入前にはefs等のバックアップは取っておいたほうが良いと思います。
(efs=IMEI情報等が入っているファイル)

2011年10月現在、カスタムROMをSC-02Cで使用するとき、共通で抱えている(と思われる)問題

  • Googleマップ以外のコンパスを使用するソフトで、南北が逆になる
  • H/Wの動画再生能力が純正ROMに比べて弱い

カスタムROM紹介

CyanogenMod

公式サイト:http://www.cyanogenmod.com/
Nightlies ChangeLog:http://cm-nightlies.appspot.com/?device=galaxys2
おそらく最も有名なカスタムROM。
まずカスタムROMの雰囲気を感じてみるにはおすすめ。

MIUI

公式サイト:http://miuiandroid.com/
中国ではデフォルトでMIUI搭載の機種も出始めているらしい。
身も蓋もない言い方をすればiPhoneライクな見た目のカスタムROM。
日本語化されたカスタムROMが公開されている、= 軽く触った感じ、通常使用には問題なさそうだが、時々顔をのぞかせる英語と中国語はご愛嬌。

Oxygen

公式サイト:http://forum.oxygen.im/ ダウンロード:http://download.oxygen.im/roms/

Abyss

公式サイト:なし?

カスタムROM導入(CyanogenMod編)

CyanogenModインストール

  1. まずは、純正ROMでもカスタムROMでもよいので、CWM Recoveryの入ったカスタムカーネルを焼いておく。
    上記製作者様のカスタムカーネルであれば、誰のでもいい。
  2. CyanogenMod公式サイトhttp://www.cyanogenmod.com/より、「get Cyanogen(Mod)」をクリック。
  3. Deviceの選択ページから、Samsung Galaxy S IIを選択する。
  4. Stable Mod、Experimental Mod、Nightly Builds(2011年10月現在、Experimentalのリリースはなし)から、自分の焼きたい方を選択する。よくわからない人は下記Q&Aを参考に。
  5. 次のページの[FileName]列から、ROMをダウンロードする。
  6. ダウンロードしたファイルを、CustomROM JP_Completeファイル作成ツールを使用してJP_complete.zipを作成する。 [TODO]要一撃ツールの追記
  7. 作成したJP_complete.zipを、内蔵SDか外部SDのわかりやすいところに置く。
  8. 端末をリカバリーモードで起動する。
  9. Factory Reset/Wipe cacheでFRする。
  10. advancedから、Wipe Dalvik CacheとWipe Battery Statsを行う(この手順は不要?)
  11. [install zip from sdcard]を選択
  12. JP_complete.zipを内蔵SDに置いた場合は[choose zip from internal sdcard]を、外部SDに置いた場合は[choose zip from external sdcard]を選択する。
  13. JP_complete.zipを選択する。
  14. なんかNoが大量にある選択肢が出現するが、1つだけYesがあるのでそれを選択する。
  15. 書き込み完了までしばらく待つ。
  16. 完了すると、ログに「Install from sdcard complete.」的なメッセージが出るので、 もう一度11~15の作業を繰り返す
  17. [reboot system now]を選択して再起動する。

gappsインストール

  1. http://goo-inside.me/gapps/から、20110828 Universal (Link)を選択してダウンロード。
  2. ダウンロードしたzipを内蔵SDか外部SDのわかりやすいところに置く。
  3. 端末をリカバリーモードで起動する。
  4. あとはCMのインストールと同様に、install zip~からインストールする(FR/wipeは不要。二度焼きも不要)

Q.Stable ModとNightly Buildsってどっちを選べばいいの?
A.Nightlyは、日々開発が進んでいるものをほぼ毎日ビルドしている。最新の機能や修正が入っているが、テストも不十分なので、
 思わぬバグが潜んでいるかもしれない。Stableは、開発者がある程度安定したと判断しているものをリリースしているので、
 Nightlyに比べると安定している。

Q.一撃ツールって何をしてるの?
A.Readmeより抜粋。

【このツールで出来ること】
元となるROMを置いてバッチファイルを実行するだけで、
SP PUSH、APN最適化、POBox4.3、モトヤフォント、build.prop最適化の導入済みパッケージが、
面倒な作業なく自動で作成できます。
CustomROM導入に際し、最低限必要な設定作業の手間を軽減する為の、
一撃パッケージ作成支援ツールです。

筆者注:もともとXperia arcの同ツールを元に作られているため、POBoxは入っていません。

Q.CMインストールしたのにマーケットがないよ
A.gapps入れな。

Q.CMインストールしたら/sdcard/external_sdが見えなくなったよ
A.CMでは/mnt/emmc

カスタムROM導入(MIUI編)

基本的には、CyanogenModの導入と大差ない。

  1. まずは、純正ROMでもカスタムROMでもよいので、CWM Recoveryの入ったカスタムカーネルを焼いておく。
    上記製作者様のカスタムカーネルであれば、誰のでもいい。
  2. どろいどFAN から、G-MIUI x.xx.xx(S2)と書いてある下のweekly spかweeklyのどちらかをダウンロードする。2つの違いはsp push対応しているかどうか。よくわからなければweekly spを。
  3. ダウンロードしたzipを、内蔵SDか外部SDのわかりやすいところに置く。
  4. 端末をリカバリーモードで起動する。
  5. Factory Reset/Wipe cacheでFRする。
  6. advancedから、Wipe Dalvik CacheとWipe Battery Statsを行う(この手順は不要?)
  7. [install zip from sdcard]を選択
  8. zipを内蔵SDに置いた場合は[choose zip from internal sdcard]を、外部SDに置いた場合は[choose zip from external sdcard]を選択する。
  9. zipを選択する。
  10. なんかNoが大量にある選択肢が出現するが、1つだけYesがあるのでそれを選択する。
  11. 書き込み完了までしばらく待つ。
  12. 完了すると、ログに「Install from sdcard complete.」的なメッセージが出るので、 もう一度7~11の作業を繰り返す
  13. [reboot system now]を選択して再起動する。 MIUIはgappsの導入は不要。

カスタムカーネル導入(Odin使用)

入手したカーネルがCWM用かodin用かわからない⇛Q&A
Odinの使い方に書いてあることがほぼ全て。入手したファイルをOdinの[PDA]に置いて焼くだけ。

カスタムカーネル導入(CWM使用)

入手したカーネルがCWM用かodin用かわからない⇛Q&A

  1. まずは、純正ROMでもカスタムROMでもよいので、CWM Recoveryの入ったカスタムカーネルを焼いておく。
    上記製作者様のカスタムカーネルであれば、誰のでもいい。
    +入手したzipを、内蔵SDか外部SDのわかりやすいところに置く。
  2. 端末をリカバリーモードで起動する。
  3. [install zip from sdcard]を選択
  4. zipを内蔵SDに置いた場合は[choose zip from internal sdcard]を、外部SDに置いた場合は[choose zip from external sdcard]を選択する。
  5. zipを選択する。
  6. なんかNoが大量にある選択肢が出現するが、1つだけYesがあるのでそれを選択する。
  7. 書き込み完了までしばらく待つ。
  8. 完了すると、ログに「flash complete.」的なメッセージが出るので、[reboot system now]を選択して再起動する。
最終更新:2011年12月15日 22:13
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