第十二話Q&Aと小ネタ

第十二話Q&A


Q:平行線問答まとめ

A:【前提条件】
 ・ホライゾンは自動人形P-01sであると同時に、ホライゾン・アリアダストでもある
 ・自動人形はあらゆる事象を精査して、最善と判断した事を話す
   (ホラ子は正純から借りた指導者言行録などから君主としてのあるべき姿を学んでおり、
   それらと現在武蔵がおかれた状況等を踏まえて自分がどうすべきかを判断している)
 ・問答開始時点では、自動人形としての判断がホライゾン・アリアダストとしての願望よりも優先されている。

【平行線問答】
「世界のために君主の自分が責任を取って自害すべきである」
という、自動人形としての最善の判断に対して、馬鹿は自ら世界征服を謳うことで
「ホライゾンの感情である大罪武装を取り戻し、それによって末世を解決する。それが世界のためである」
という平行線を提示し、対論の潰し合いの局面に持ち込んだ。
 ↓
対論を並べていく中で、ホライゾンが「貴方の応答を聞きたくありません」という見解を示す。
これは言ってみれば対論の潰し合いに耐え切れず自分から交渉を打ち切りに来た状態で、
普通ならここで交渉決裂。
 ↓
しかしながら、馬鹿はこの交渉拒否の姿勢に対してさえも、
「俺はお前の応答を聞きたい」という平行線で応じた。
 ↓
互いの言い分を平行線として認める以上、ホライゾンはこの
「応答を聞きたい」という見解をも認めざるを得ず、トーリに応じる義務が生じる。
ここから次のステージ。
 ↓
ここまでの対論の潰し合いにおいて、既に自動人形としての最前の判断は
馬鹿に対しては平行線の対論にしかならず、通らないことが分かっている。
(ホライゾンは、自動人形P-01sとして判断した“最善”ではなく、違う観点から“最善”を述べる必要がある)
 ↓
そのため、馬鹿の「お前はこう(助かりたくないと)思っているんだろう?」という問いかけに対しては、
初めの自動人形としての最善の判断によってではなく、ホライゾン・アリアダストとしての自分が望んでいた
「そうは思わない(助かりたい)」という判断を、馬鹿への平行線として提示することが最善となる。
 ↓
前半の問答によって、「自害すべきである」とい自動人形としての最善の判断は平行線から否定され、
後半の問答によって、「助かりたい」というホライゾン・アリアダストとしての願望が引き出される。
それは馬鹿の望みとも一致するため、ここに平行線からの相対の構図は崩れ、
互いに納得を得るための境界線上への歩み寄りが成立する。
 ↓
後は壁を壊すだけ。教皇総長登場。そしてエロ不注意だ!


Q:どうして黒歴史空間から脱出出来たの?

A:黒歴史空間は「過去の最大の罪を『否定できなかったら』死ぬ」空間です。
 つまりその罪を否定できたらあの分解壁は効果を無くし、消えます。
 どう否定したかについては以下。
+ ...
10年前、馬鹿は逃げるホライゾンを追いかけ、しかし届かずに死なせてしまった。
ホライゾンが逃げたのは自分が嫌われ、拒絶されたからで、
ホライゾンに追いつけなかったのは自分に力が足りなかったからだと、馬鹿は後悔している。
 ↓
ホライゾンはそれを否定する。
自分が逃げたのはトーリを嫌ったからではなく泣き顔を見せたくなかったからであり、
かつての自分たちが今の自分たちと同じように、平行線から相対できるパートナーであったのならば、
トーリの「今、そこに行く」に対しては平行線として「来ないで」と答えるはずだと。
それは一見拒絶に思えるかもしれないが決してそうではない、
ただ、平行線上から共に境界線上に歩み寄るための言葉が必要なだけだ、と。
 ↓
馬鹿は気付く。
自分の力が足りないのならば、自分ひとりで追いつくことができないのならばどうすればいいのかに。
ここに至るまでがそうであったように、今はもう一人ではないのだということに。
だから馬鹿は言う。過去の罪を否定するために。共に境界線上に至るために。
「そこは危ねえよ。だから救いに行くけど、――お前もこっちへ来い、ホライゾン」
 ↓
ホライゾンがそれを受け入れることで、馬鹿の後悔は否定され、分解壁は砕け散った。


今週公式サイトに説明のある用語はありません。

原作者の解説のまとめのURLです。

http://togetter.com/li/229197


小ネタ

長ゼリフまとめ

+ ...
神道、仏道、旧派、改派、唯協、英国協、露西亜聖協、輪廻道、七部一仙道、
魔術、剣術、格闘術、銃術、機馬、機動殻、武神、機獣、機凰、機竜、航空戦艦、
人間、異族、市民、騎士、従士、サムライ、忍者、戦士、王様、貴族、君主、帝王、皇帝、教皇、
極東、K.P.A.Italia、三征西班牙、六護式仏蘭西、英国、上越露西亜、P.A.ODA、清、印度連合、
金、権利、交渉、政治、民意、武力、情報、神格武装、大罪武装、聖譜顕装、五大頂、八大竜王、総長連合、生徒会、
男も女もそうでないのも若いのも老いたのも生きてるのも死んでるのも、
そしてこれらの力を使って相対出来る武蔵と俺達とお前達の感情と
理性と意志と、他、いろいろ、多くの、もっともっと多くの俺がまだ知らない皆の中で────
誰が一番強いのか、やってみようぜ
これを自主リテイクまでしたというのだから凄いものである。

ウェットマン

“湿った手の男“にルビをふってウェットマン。
意味は察せ。

幼ホライゾンのパンツ

原作者による設定では、色は黒である。
また、幼女が紐パンをはくのがこの作品の世界観である。
あの年齢で黒紐とはやりおる……(何をだ

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最終更新:2012年06月11日 12:23
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