TVチューナーカードの設定


今回使用するのは、もう何年も前から死蔵していたI-O DATAの M2TV/PCIというハードウェアエンコードのカード。
ネット上を探しても、Linuxでの動作実績は見当たらない。
ivtvドライバの本家では
Currently unknown
   * I-O Data GV-M2TV/PCI
となっている。
ただ、使われているエンコーダチップはサポートされているし、単にunknownとされてるだけで、動かないと確認されてるわけじゃない。今回唐突に録画サーバを立てようと思ったのも、動作報告はないけど動作するんじゃない?というのが動機だったのだ。

Ubuntu9.10のインストール後、dmesgで確認すると
ivtv0: Autodetected YUAN MPG160, Kuroutoshikou ITVC15-STVLP, I/O  
Data GV-M3TV/PCI cart (cx23415 based)
 :
   … Registard device video0 …
 :
tuner  … set to 53 … 
という具合に認識され希望が膨らむ。
ふふふ、これも先人の苦労のおかげだなと感謝しつつ

ここでivtvのツールをインストール
apt-get install ivtv-utils

動作するか確かめてみる(mplayerは事前にインストールしておいた)
ivtv-tune -d /dev/video0 -t japan-bcast -c 1
cat /dev/video0 > test.mpg
mplayer test.mpg 

(ザー…)

音もでず、ノイズが見える。

ここで電源を切って、カードを取り出してみる。
チューナー部に貼られたシールの文字を検索すると、どうやらPhilips FI236というのが、このカードに搭載されたチューナーの型番のようだ。
ivtvのソースの tuner.c を調べると
Philips NTSC (FI1236,FM1236 and compatibles)
と2番目にあるので
modprobe -r ivtv && modprobe ivtv tuner=2
とし再度チャンネル選択
ivtv-tune -d /dev/video0 -t japan-bcast -c 1
cat /dev/video0 > test.mpg
mplayer test.mpg

あっさり映った~

これを起動時に反映するよう
/etc/modprobe.d/options.confというファイルを作り
options iviv tuner=2
と記述。

再起動しdmesgで確かめると
tuner … set to 2(Philips NTSC (FI1236,FM1236 and compatibles)
と表示され、無事に設定されたようだ。

ivtv-tune -d /dev/video0 -t japan-bcast -c 1
mplayer -cache 512 /dev/video0
よし。問題なし。

忘れないように、/dev/video0について、udevルールを書いておく