207 :13:2014/01/08(水) 08:40:11
前に見た夢の続きを書いてみたくなった




「・・・・また、ここか」
嶋田さんは諦めと共にため息をついた。

そこは、かっての夢に見たコンサートホールの様な場所だった

部屋は暗かったが、大勢のファンがいることだろう


やがて、明りがついて舞台にモニカが立っていたが・・・・

「・・・うん?なんで、髪を切っているんだ?」
そこにいた、モニカさんは腰まで届くほどの髪を首元まで短くバッサリ切っていたのである
それによく見れば、服装も前のエロティックだったのと比べて、大人しめのを着ていた


「みなさん!私のコンサートを長いこと楽しみにしてくれてありがとうございます!」
「「「「待っていたよー!!」」」」
(待っていた?どういう事なんだろう?)
嶋田さんが疑問に思っていると


「夜の駐車場で~ あなたは~何も言わないまま~」
モニカが歌い始めた。でも、前の楽しそうな雰囲気とは違う感じがした。
なんというか・・・・楽しそうで、悲しさが混じり合った感じが・・・

「あの海と空は~ 思い出に残りそうで~」
(・・・・モニカ・・・何があったんだ?)
嶋田さんが疑問に思っている間にも歌い続ける

「私の物にならなくてもいい!私の傍にいてほしい!
あの子にもしも飽きたら!すぐに駆けつけて!壊れるぐらい抱きしめたい~」
歌い終わると自分を抱くように手を置き、空を仰ぎ見る
よく見れば、涙を流していた

嶋田さんは見ていられなくなりそっと視線を外し、とある観客席を向けると目があってしまった

ピンク色の髪をした女性の傍らに車いすに乗った自分と・・・・


























「ハッ・・・」
目が覚めた嶋田さんの視界に入ったのは自分の部屋の天井
そして、隣にモニカがスースーと睡眠をとっており、髪は長いままだった

「ハァッ・・・・ハァッ・・・・・」
嶋田さんは深呼吸をして、一言

「何という、不吉な夢だった」

208 :13:2014/01/08(水) 08:40:54
終わり

何と言いますか、書いてみたくなりました

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最終更新:2014年02月22日 17:24