268 :ナイ神父Mk-2:2014/07/05(土) 00:39:52
日独伊同盟で戦争 戦後編

戦争後敗戦国であるアメリカ、イギリス、フランスの処分を決めるべく、大日本帝国、ドイツ第二帝国、イタリア王国の首脳たちが現在日本の占領下にあるサンフランシスコにて集まり会談を行った。
特に無差別攻撃を行おうとしたアメリカとイギリスには厳しい条件がつけられていた。
アメリカに対しては

カリフォルニア、ワシントン、オレゴン、アラスカを日本へ割譲し、ドイツに五大湖を初めとした東側北部(憂鬱における感染隔離地域を)をイタリアがフロリダの周辺の州(憂鬱における英国米南地域)をそれぞれ割譲すろ

国境警備や治安維持などの一部例外を除いての軍備保有の禁止

日本側が鹵獲したユナイテッド・ステーツ及びアルバコアの譲渡

大西洋艦隊の残存艦艇のドイツへの譲渡


イギリスに対しては

インドを初めとした各植民地の独立の承認

独立した植民地地域への資金援助

艦艇の保有制限とアメリカと同じく一部例外を除いた軍備保有の禁止

フランスにはアルザス、ロレーヌ地方とイギリス海峡に面する地域をドイツへ割譲し地中海側に接する地域をイタリアへと割譲する

ドイツ、イタリアへの賠償金の支払い

こうして戦後敗戦国は厳しい状況の中何とか国としての形だけは保つことが出来たが苦難はこれからだった。
カリフォルニアを初めとした西海岸側の州は当初日本に移民を募りその力を使い復興するつもりで居たが、それが間違いだった。初めの十年ほどは日本から資金が入り順調に復興して言ったが、
日本人が増えるに従い徐々に文化を吸収されながら同化されていき本人たちが気が付いた頃にはそこには親がアメリカ国籍な日本人しか居なくなっていた。なおこれを見た夢幻会の一部人間は某シリコン生命体を思い浮かべたと言う。
東海岸側は各国主導の下復興が行われていきその過程で徹底的に合衆国は悪だと言う教育を行いながら自分たちの文化でその地域を染め上げて言った。(なおドイツの某宰相は放射能の影響のなくなったニューヨークや首都であるベルリンを自分の夢見た世界的都市に改造すべく積極的に動き周りを困らせた)
占領された各地域が復興していく状況に対し、敗戦国に残された領土では遅々として復興が進まず戦後樹立した政権に対するデモが連日行われることになった。
戦勝国が国力を増していくことにソ連は危機感を募らせていたただでさえ戦勝国二つにはさまれており、おまけに二国とも防御不可能な兵器を持っているのだ。
スターリンは部下にV2 や三式弾頭弾の解析とこれに対抗しうる兵器の開発を命令し、これに危機感を覚えた日本やドイツがソ連との対立を深め世界は徐々に冷戦の様相を呈していく。

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最終更新:2014年07月12日 01:33