日本国軍試作第三世代相当KMF

試作KMF 「雷電」
分類:第三世代相当KMF 外見モデル:「ガサラキ」壱七式戦術甲冑 雷電
生産形態:試作騎 所属:日本国軍
開発:日本企業総力
全高:4.1m 全備重量:7.00t
推進機関:ランドスピナー(踵部固定装備)
固定武装:試作型スラッシュハーケン(胸部両側)×2、スモークディスチャージャー(両側肩部)、流体サクラダイト噴霧装備「アルムブラスト」 (両側膝およびアキレス腱部)
武装:機関砲、無反動砲、グレネードランチャー等
乗員:一人

ブリタニアへの対抗のために行われていたKMF研究の一環として製造された第三世代相当騎であり、現在までで唯一の純日本製KMFである。
KMFへの対策として既存兵器の能力向上も行われていたが、同種兵器の存在の重要性は論を待たず、技術育成目的も兼ねて開発された。
この当時はブリタニア製KMF入手のめどが立たず(いまだ戦場に出ていない次世代兵器のため、ブリタニア国外に流出していなかった)同サイズの兵器を他作品から探した結果、本機が開発された。
ファクトスフィアも完成しておらず小型カメラおよびセンサーの複数装備で索敵能力を補っている。
また、スラッシュハーケンの巻き上げ能力に疑問がもたれていたこともあり、推進力確保を目的として流体サクラダイトを噴霧、着火し反動を得る装備「アルムブラスト」が脚部に搭載された。
コクピットは本機オリジナル同様のバイク型で、原作日本製KMFコクピットの検証も兼ねている。
集団運用の試験も兼ね、4機が製造された。

実運用ではスラッシュハーケンの能力が期待以上でアルムブラストがデッドウェイトとなることが判明した。また、引火しやすい流体サクラダイトの積載は整備および補給の手間が大きく、整備性に問題が出た。
さらに致命的なことに、高機動のKMF戦では「足を使う」ことは安定性の極端な低下と脚部損傷による継戦能力喪失のリスクが高いこと、そうでなくても負荷の大きい脚部ではサクラダイトが漏出しやすく、大惨事になりかけたこともあった。
これらの結果、アルムブラストは撤去され剛性を高める方向で脚部は再設計された。
のちにブリタニア製KMF入手後は演習相手としても用いられ、貴重なKMF同士の戦闘の情報収集にも用いられた。この際に通常のスモークディスチャージャー程度ではファクトスフィアには意味尾がないことも判明し、後継機では装備が見送られた。

性能、運用結果に特筆すべきことはないが、「人型兵器開発のノウハウ」を日本にもたらし、後の日本製KMF開発の礎となった機体である。

尚、本機の開発には全高8m程度の人型兵器開発のノウハウが注ぎ込まれたとのうわさもあるが、真偽は不明である。



というわけである意味先祖がえりをさせてみました。スラッシュハーケンはリフティングウインチの発展版だと監督が言ってますしね。
第三世代相当騎なのは、第二世代KMFはファクトスフィアが試験的に搭載され、第三世代KMFが戦闘作戦行動を行うための実験機として開発された世代であることからです。
「ガサラキ」の雷電は本体重量2.5t、総重量4.5tとやたら軽いのですが、この雷電はKMF同様の駆動系、あるいはその類似品が用いられ、なおかつアルムブラストなども積まれているためグラスゴーと同程度の重量としています。
「唯一の純国産」としたのは、原作に登場する機体やほかの方々の投稿した機体には多かれ少なかれブリタニア系列機の影響が入るため、それらがない機体としては唯一、という意味合いです。

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最終更新:2014年08月17日 18:14