まえがき
描写は薄いですが一部キャラがTSしていますがTSが苦手な人はご注意してください。




皇帝直轄領東京そこには世界征服という大偉業を成し遂げた神聖ブリタニア帝国第99代皇帝ルルーシュがいた。

だが偉大な偉業を成し遂げたはずの世界の支配者であるはずのルルーシュは頭を抱えていた。

「何でフジサン決戦後の世界征服を達成したルルーシュの転生するんだ・・・。」

フジサン決戦に勝利してダモクレスとフレイヤの完全掌握によって世界征服を完了させた
ルルーシュに嶋田は転生していたのだ。だが現在、神聖ブリタニア帝国や世界はルルーシュやシャルル、シュナイゼルなど主にブリタニア皇族の巻き起こしたこと事によって混乱の坩堝にあったのだ。

これから転生前のルルーシュたちがやらかした事の尻拭いと世界の再建をしなくちゃいけないのかとルルーシュ(嶋田)は絶望的になった。こんな状況で世界の支配者に転生しても嶋田はうれしくなかった。むしろ罰ゲームも生ぬるいほどの地獄であった・・・。

そんなルルーシュ(嶋田)にも救いがあった。そう嶋田と一緒に夢幻会の仲間たちも一緒に転生していたのだ。

確認された転生者はC.C.は辻、枢木スザクは山本、ジェレミアは東条、ロイドは倉崎翁、セシルは倉崎の息子の方だ。篠崎咲世子は富永といった風に今のところは原作で「ゼロレクイエム」を知っていた原作キャラに転生している事が確認されていた。

篠崎咲世子(富永)は元々邪気眼に忍者という属性がついたことでノリノリと忍殺語をしゃべたりと暴走気味だ。しかもC.C.(辻)に平然とギアスを要求しちゃったりする厚かましさだった。
しかしながら馬鹿に刃物を持たせられないように咲世子(富永)にギアスを与えることがどれほどに危険なのかを知るC.C.(辻)は咲世子(富永)にギアスを与えることはなかった。

ロイド(倉崎翁)はというと何としてもギアス世界で自分の趣味を満足させることはできないのかと考えていた。
原作本編のように戦争が続いていた時代であれば膨大な開発費が流れてうまく趣味に費やすことも出来たであろうがすでに戦争は終わり、財布の紐が厳しくなることが予想されていた。
何と言ってもあの辻も一緒に転生しているのだ。

そんな父の姿を見てため息をつくセシルに転生した倉崎の息子。この世界でも父のロイド(倉崎翁)のわがままに付き合わされることになりそうだった。

「スザクこと山本君、原作通りに私はゼロレクイエムを遂行するつもりだ。2代目ゼロとして私がいなくなった後の世界の事は頼んだぞ。」
世界の支配者として苦労する悪夢の日々を過ごすくらいならば原作通りゼロレクイエムを実現させることを決意したルルーシュ(嶋田)はスザク(山本)に世界を押し付けようとするのだった。

「嶋田、貴様だけ一抜けしようとするな。世界征服をしたからには最後まで責任をもって世界を管理しろ!!」
「転生する前のルルーシュがやったことの責任はとれるか。世界は山本貴様に任せたからな!!」

醜い押し付け合いをするルルーシュ(嶋田)とスザク(山本)を見ながらジェレミア(東条)は嶋田と同じく世界の支配と復興で苦労するよりはオレンジ畑でアーニャと一緒の生活の方が嬉しいという身勝手な都合で原作通りの展開にするべく原作通りの「ゼロレクイエム」の支持するジェレミア(東条)。

「やれやれ、そんなことを言っても嶋田さんには苦労するのがお似合いですから結局は神聖ブリタニア帝国皇帝として苦労しながら世界を統べることになるでしょうね。」
その様子を見ながら、すべてわかっているというように笑うC.C.(辻)。

辻の言うように最終的には「ゼロレクイエム」は行われずにルルーシュ(嶋田)は世界を統一した皇帝として山のように積まれた書類などを相手に地獄のような日々を苦労して過ごすことになる。

「ルルーシュの馬鹿やろー!!」
と転生前のルルーシュに対するルルーシュ(嶋田)の罵声が新しく建設された神聖ブリタニア帝国新帝都に響き渡るのだった・・・。











あとがき
世界を征服した悪逆皇帝ルルーシュの一党に夢幻会を転生させました。
もちろん我らが嶋田はルルーシュに転生しました。
やっぱり世界の支配者でも嶋田には苦労している姿がよく似合います。(酷いw)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2015年05月24日 22:12