398 :ooi:2016/07/03(日) 23:34:34
時間になりましたので嶋田島ネタ第二章をお送りいたします。

第二章は何かごっちゃとなります。



400 :ooi:2016/07/03(日) 23:37:55
嶋田島ネタ

第二章~嶋田さん異世界の自分に憑依する~
この頃、嶋田は自分の身に何が起きたかを確認していた。
既に神崎から嶋田への憑依を体験しているので慌てふためく事はしなかったが、憑依した人物の記憶が入ってきた事で思わず混乱してしまった。
何故ならば、入ってきた記憶がかつての自分である神崎博之の記憶と瓜二つであったからだ。
唯一違う点は、名前と容姿が嶋田繁太郎のままになっていた事である。
一人暮らしをしていた時期であったので、混乱しても家族に不信感を持たれる事は無いのが救いであった。
そして、嶋田の目の前には如何にも怪しい爺様が立っていた。

「今度は異世界の自分に憑依したのか?少なくとも名前が嶋田繁太郎である事以外は殆ど同じ人生を歩んでいるみたいだから不審に思われる事は無さそうか…。」

「…で、貴方は誰ですか?まさか、神様とでも言いませんよね?」
「その通り、私は神様だよ。夢幻会の祝杯会場からこの世界の嶋田繁太郎に憑依させたのは私だ。」
「で、その神様が私に何の用ですか?」
「私は神になる前、つまり人間だった時に家族を太平洋戦争で失った。夢幻会の居る世界は私が見た中では米国に蹂躙される可能性が低い。だからこそ此処に呼んだ。」
「私を召喚する位なら日本を資源大国にしてくれれば良かったのですが…。」
「私は神になって時間が経っていないから、他の神みたく日本を大陸化する様な神通力は未だ発揮出来ん。だからこそ、私の神通力の及ぶ範囲で日本を助ける事にした。」

「それで、私に何をやれと?」
「嶋田。艦隊これくしょんは知っておるな?」
「艦これですか?私もやっていたので覚えています。まぁ、万年中将でしたけどね。」
「この世界の艦これは史実より1年早い2012年に開始される。そして、この世界では2015年に開発された新技術でよりリアルな艦隊運営が出来る。この鎮守府が存在している島をお前の艦隊と一緒に大日本帝国へ転移させる。この島は自然回復で増える資源以外に、島周辺に埋蔵される豊富な資源が存在している。そして、その資源は妖精チートによって有り得ない速さと量を生産出来る。」
「確かにそれだったら少しは日本も楽になりますね。」
「しかし、この新技術は非常に高価だからランカーでも長期間上位10位以内に食い込まんと配布されない。それでもやるか?」
「私は海軍軍人として第二の人生を送っていますから覚悟は出来ています。日本の為に全力を尽くしましょう。(そして、実りある老後の為にも…。)」
「うむ。ちなみに、再び転移するのは2020年となる。だが、活動資金を稼ぐ事が出来る様に
2016年より艦これの接続を除いて現世から分離させる。」
「そっちの方が難易度は高い様にも思いますが…。まぁ、辻ではありませんが資金は必要ですからね。此処でしっかりと蓄えておきます。」
「うむ。再転移した時についてだが、向こうの世界ではお前が消えてから3日しか経っていないから安心してくれ。一応、艦これ実装まで時間が有るからその間に青春を楽しんでいなさい。取り敢えず、餞別として此れを贈っておこう。」

~嶋田は神様から現金10万円を貰った~

「神様が何故現金を持っているかは疑問ですが、有り難く使わしていただきます。」
「まぁ、青春を送るのに使うのも、将来艦これで使うのも自由だ。但し、後の生活費や課金資金は自分で稼いでくれ。」
「それは言われなくとも心得ています。」
「それもそうだな。ついでに、私の神通力で艦これイベント時に猫が来ない様にしておく。それに加えて、運営に暗示を掛けて大井の提督love度を高めておいた。」
「手厚い御加護に感謝します。」

「では、健闘を祈る。」

こうして、嶋田の前から神様は霧の如く消え去っていった。
そして、この日から約4年後の2012年4月より嶋田の提督生活が始まったのであった。

401 :ooi:2016/07/03(日) 23:39:51 投稿は以上です。
まとめwikiへの転載は自由です。

第三章は現在製作中です。

なお、大井っちは史実同様に先行特典です。

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最終更新:2016年08月07日 16:18