356 :ひゅうが:2016/07/11(月) 08:05:48
とりあえずこんな感じのを想定。あと派遣できるのは1隻だけだから…



―――航空重巡洋艦「利根(Ⅱ)」型

全長:218.0m
全幅:22.5m
喫水:7.9m
基準排水量:1万6500トン
満載排水量:2万500トン

機関:神崎島式缶(艦本式ロ号缶改六)8基 同タービン4基4軸(17万4000馬力)
速力:35ノット(過負荷全力37.01ノット)

主砲:55口径20.3糎砲(3号砲) 連装4基8門
武装:長10糎高角砲(高射装置付)連装8基16門
   ボフォース40ミリ機関砲4連装12基48門
   25ミリ機関砲単装6基6門
   6連装魚雷発射管2基

装甲:舷側最大150ミリ 水平85ミリ+30ミリスプリンター防御 主砲塔203ミリ


航空機:「二式水上戦闘機改」ないしは「紫雲」×4機 「瑞雲12型」×5機(露天繋止+3~5機を想定)

同型艦:「利根(Ⅱ)」「筑摩(Ⅱ)」


【解説】――神崎島鎮守府が保有する利根型航空巡洋艦の大改造版。
いわゆる「改二」によって大型化した船体に、長砲身20.3センチ砲を搭載することを主眼としている。
命中率を考慮して完全自動砲化こそ断念したものの、機力補助を併用したことにより発射速度は毎分5~7斉射の速度に向上。
史実では難があった全門斉射も安定して可能となっている。
また、3号砲の良好な弾道特性から水上戦闘能力でも列強の同級艦を上回る上、対空射撃能力も有する。

船体は、舷側に最大150ミリの装甲帯を持つことで20.3センチ砲に対する防御力を確立。
砲塔も装甲化することで、長年の懸案だった日本系巡洋艦の砲塔防御力を確保した。
また、艦首に加えて後部の飛行甲板付近には127ミリの装甲防御が施されている。
これだけの防御力を施すために、船体は史実利根型より5000トンも大型化しており、前弩級戦艦に匹敵するものとなった。
速度の低下を最低限におさめるため、駆逐艦島風用の高温高圧缶、通称「新型高温高圧缶」のフル性能での搭載に踏み切り、これにより発電能力の大幅引き上げがあっても速力は史実のそれと同等。
過負荷全力においてはこれを上回る数値を叩きだす。

だがこの犠牲となったのが水線下防御であり、間接防御力の向上によって対処することとなっている。
もっとも、機動部隊随伴を主眼とする本級においては高速度の発揮と共に偵察能力と対潜哨戒能力の維持、さらには対空能力の発揮(すべてあわせれば秋月型防空駆逐艦の1.5倍に達する)こそが重要であり、この点は割り切られているといってもよい。

後部甲板に広大な航空機運用スペースを有する本級は、列強の軍事関係者の注目を集めることになった。
とりわけ初お披露目となった1937年5月のジョージ6世戴冠記念観艦式では――
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最終更新:2023年11月12日 15:45