260 :ひゅうが:2016/07/21(木) 21:19:48
――神廠(神崎島航空工廠)超大型飛行艇「蒼空」

全長:65.2m
全幅:80.55m
全高:15.2m(胴体7.5m)
発動機:神廠NK-12ターボプロップエンジン×8(10000shp×8)
最大速度:620km/h
航続距離:2万2000キロ(低速巡航78時間滞空)
最大搭載量:120トン(正規)(爆装時 7000キロ)(超低空飛行であれば200トンも可能)


【解説】――神崎島航空工廠が再現した川西K-200大艇の拡大改良型。
空中給油母機や、航空戦の空中指揮機(AWACS)、そしてなにより太平洋上のいかなる場所にも艦娘4個艦隊をひきつれて作戦できるくらいの搭載・空挺能力を1機で確保するのを目標に再現が行われた。
当初はレシプロエンジンか、計画通りにガスタービンエンジンとして計画されたものの、規模に比して出力が低かったため大出力のターボプロップエンジン(Tu-95用)とし、空虚重量200トンに達する巨体を高速で駆動させることとした。

その目的別に、製造機ごとに微妙に設計が異なっており、また1機の製造には通常の単発航空機100機分もの大量のジュラルミンが必要となった。
また、技術的制約(終戦時にはドイツで原型がテスト中のエンジンが改良されたもの)からどうしても主機の製造には手間がかかり、神崎島といえども運用には大きな負担が伴ったという。
さらには、二式大艇改を運用できる「秋津洲」の就役やほかならぬ空中給油の実現によってこのような巨人飛行艇を運用する機会は減り、結果として神崎島鎮守府でも合計7機が製造されただけだった。
(ちなみになじみ深いボーキに直すと合計1400くらいかかっている)

しかしその巨体ゆえの搭載量と3日間にも及ぶ滞空時間は極めて魅力的であり、2機が有り余る大電力をいかしてAWACSや艦隊の空中指揮機として活用され、2機が空中給油機としての任務に就いた。
残る2機(予備1機)が本来の空中輸送任務を担当しており、神崎提督を載せて日本本土へ飛来したのも本機である。
その目的から察することができるように、機内には高練度艦娘たちが20名あまり(当時)乗り込んでおり、いざとなれば神崎提督を叛乱勢力から奪還して帰投することも可能な状態であったという。

なお、本機の写真を見たアメリカの大富豪ヘンリー・カイザーや飛行機王として知られるハワード・ヒューズらは広大なアメリカの海岸線を防衛するための超大型輸送飛行艇の開発を計画しているという。
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最終更新:2016年08月26日 16:43