256: 陣龍 :2017/07/09(日) 17:05:07
『神崎島鎮守府×銀河連合日本』支援(には成らないであろう)ネタ

「大規模演習?」
「はい。日本政府やアメリカ合衆国、それにティ連から『神崎島がどのような戦争をしていたのか』のを教えて欲しいとの
要請が有りました」
「そして映像や文章で説明するより、実際にその目で見て貰う方が手っ取り早いか」
「加えて、艦娘や深海棲艦の中でもそれなりの数が長期間演習を封じられている為にフラストレーションを溜めています。
解消するには良い機会かと思われます」

――軽巡洋艦娘の大淀と神崎提督との間で交わされた会話。後に『神崎島沖大演習』と呼ばれる人類史上最大規模の
伝説的『海の祭典』が始まりを告げる言葉であった。


「……なあ大淀。この編成表間違って無いか?」
「間違っていませんよ、天龍さん。……もしかして、辞退されます?」
「そんなんじゃねぇよ。ただ、珍しいなって思っただけだ」
「あらあら、私も一緒だ~。天龍ちゃん。一緒に頑張ろうね~」
「おう!世界水準超えてるこの天龍様たちの力、全世界に知らしめてやるぜ!!」
「因みにティ連の水準は超えていますか?」
「………………さーて、チビ共と訓練してくっかーー!!」

――鎮守府所属メンバー総動員予定の編成表を見て武者震いする可愛い方の眼帯さんと『綺麗な花には即死級毒針有り』を
体現する可憐な妹さんの言葉。

「まさかこんな風に返されるとはなァ」
「ええ。想定外でしたが、ある意味では好都合でもあります」
「ですな。取り敢えず神崎島に向かうメンバーは…柏木とフェルさんは確定と思いますが、選別には苦労しそうですな」
「殺到していますからねぇ。官民問わずに……」

――『神崎島沖大演習予定目録』を見ながら話す首相官邸の方々。因みにアメリカの方でも神崎島沖大演習行きチケットを
巡っての大乱闘(比喩&マジ)が発生している。

「凄いな……大和や武蔵、長門、アイオワ、大鳳、サラトガだけでなく、深海棲艦も遊弋しているとは。それほどまで、待ち焦がれて
いたのですか?」
「マーネー。コノ世界ニ転移シテカラ初メテノ実戦的大演習ダカラナー、皆気合入ッテルンダヨネー。……所デ、何時マデ旦那サンノ
腕ニシガミ付イテ怖ガッテルノサ」
『…………スゴク、怖いです、マサトサン』
「返事ガコレデハ、駄目ミタイダナ、旦那サン」
「フェルは本当に苦手だからなぁ、飛行機……後、旦那さんでは無くて柏木と普通に呼んでくれませんかね?」
「オウ、レ級ジャ無クテ『エーレル』ッテ名前デ呼ベタラ考エテヤルヨー」

――深海棲艦のレ級elite(個体名:エーレル)の操るカタリナに搭乗して見学する、上空から見た大艦隊の威容に唖然とする突撃馬鹿さん。
尚その奥さんは夫の片腕に必死にしがみ付いている。


「まさか生きている間に、こんな艦隊決戦を拝めるとはな。神崎島鎮守府には感謝するしかない」
「全くですね。可能であれば指揮して見たい物ですが、見学出来ただけでも神に感謝せざる負えません」
「……それで、彼女達との交流時間の内訳はどうだ?」
「立食形式での時間がそれなりに有るようです。またそれとは別に、Mrs.鳳翔経営のイザカヤが臨時出店しているとの情報が入ってきています」
「(無言のガッツポーズ&海への咆哮)」

――神崎島沖大演習への切符を幸運にも獲得出来た、とある鳳翔さん大好き系現役&艦これ提督コンビの一幕。後に曰く「天国。それ以外で
表現するのは神森羅万象に対する冒涜である」と断言したそうな。

神崎島なる島の武装組織が実行を宣言した軍事行動は世界の安定を破壊する極めて邪悪な行動である。即刻宣言を撤廃後全武装を放棄し、
軍事政権を解体し平和に対する罪で神崎島政権の首魁を死刑台にて断罪しない限り、世界はこの悪逆非道なる最悪の侵略者の存在を許す事は無い。

――とある極まった系の反日マスメディアの主張

257: 陣龍 :2017/07/09(日) 17:06:07

「ヒコーキ!ヒコーキ!ホーネット!ヘリコプター!カッコイイ!!」
「確かに強いのは向こうだけど……足の可愛さは99艦爆の方が上なんだから……!」
「……ホッポハ兎モ角トシテ……瑞鳳ハ一体何ヲ血迷ッタ事ヲ言ッテル……」
「時々熱に浮かれた様な言葉を発する艦娘等珍しくもないだろ、ちっこいの」
「イヤ、向コウハ確カニ小サイガ、私ハソコマデ小サクハ無イノダガ……」

――馬鹿と阿保の発狂弾幕等完全スルーして平常運転の神崎島所属艦娘と深海棲艦。ガングートと駆逐水鬼、北方棲姫と瑞鳳と言う組み合わせは
相当珍しいが。

「……では、これより神崎島沖大演習の開始を宣言致します。関係者各位は、事前に指示された持ち場と職位に向かって下さい」
「とうとう始まったなァ、フェルさん」
『そうですね、マサトサン』
「それでフェルさん」
『それはダメデス、マサトサン』
「……フェルさん」
『それはダメデス、マサトサン』
『諦めろフェル。ホラ、行くよ』
『い、イヤ!お願いします止めてクダサイ!それだけは、ソレダケハーー……』

――神崎島沖大演習の開幕宣言に合わせて移動する何時もの日本メンバー。これから彼らは『純粋な第二次世界大戦時代の技術で製作された』蒼空に
乗って演習を上空から視察するのだ。ティ連人視点では、人力飛行機よりマシ程度な感覚かも知れない。


「戦艦ビスマルク、抜錨!出撃するわ!アトミラール、このビスマルクの勇士、特と見ていなさい!」
「Battle ship Iowa, weigh anchor!Sally,go!」
「戦艦長門、出撃する!全く、腕が鳴るな!」
「出番ダ出番ダ出番ダーーー!!!レ級高速航空雷撃戦艦…モトイ、航空戦艦エーレル、出撃!絶対活躍スルゾーー!!」
「……エーレル、スッゴイ張り切ってるっぽい。夕立も負けてられないっぽい!」

――青軍(英語名称:BlueTeam)所属メンバーより一部声を抜粋。中でも本当に久しぶりに出撃したエーレル(レ級)の士気が凄まじく、引き摺られて武勲艦
のみならず全体の士気も向上していたりする。


「久々の出番デース!みなさーん、着いて来て下さいネー!!」
「戦艦陸奥、出撃よ!良いわ、やってあげる!」
「駆逐艦吹雪、抜錨です!皆、準備は良-い?」
「扶桑型戦艦山城。出撃します!姉さま、共に参りましょう…!」
「そうね、山城……。戦艦扶桑、出撃いたします」
「……雪風。何だか今日はとっても良い事が起きる気がします!」

――編成メンバーを見た某動画の視聴者が阿鼻叫喚の弾幕乱撃で画面が大変なことになっている事等露知らず、いきなりとんでもない事を言い出した
赤軍(RedTeam)所属の雪風。

「……デ、何カ言ウ事ハ有ルノカナ?」
「Es tut mir leid……」
「申し訳無かった……」
「I'm sorry……」

――殺意の波動を漂わせて詰問するエーレル(レ級elite)の前で正座する三隻の戦艦娘。左より『Ichは調子に乗って瑞雲爆撃隊に沈められました』『私は
計算を見誤り35.6㎝砲弾を多数爆沈判定を受けるまで戦闘継続しました』『Meは開戦初頭に敵戦艦の牽制射撃の初弾一発で第三砲塔しました』の看板か下げられている。


「やったわ、姉さま……」
「そうね、山城……」
「あら、私が?ふーん、でも嫌いじゃ無いわ……ありがと」
「皆さん、おめでとう御座います!!」


――『神崎島沖大演習』の第一日目でMVPに輝いた三隻の戦艦、航空戦艦娘と彼女達を祝福する奇跡の駆逐艦。とは言え演習はまだまだ始まったばかりでは
有るが、今日の主役は間違いなくこの三隻(不幸艦trio)だった。


――――以下、続かない

258: 陣龍 :2017/07/09(日) 17:11:50
以上となります。こういう平和なイベントとかも有っても良いよね!だから支援ネタ分類の片隅の端っこに
爪先掛ける程度だけど問題無いよね!!(強弁)

因みにこの演習では、深海棲艦と艦娘合同による、相互100隻単位での大海戦をやっております。
外側では招待だったり許可受けて来た日米の艦艇や将兵が見学して居たり、幸運な奴は隼鷹と飛鷹の
元客船コンビによる臨時宿泊施設に入ってたり隼鷹バーで酒飲んでたり大和や鳳翔による食事を
喰って居たり比叡カレーや磯風メシに突撃したりしている事でしょう(適当)

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最終更新:2017年07月13日 19:03