120: 194 :2017/12/04(月) 07:50:38
注意書きについて
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編 ~絶対に笑ってはいけない鎮守府24時~ その二 をご覧ください(手抜き)
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編Ⅱ ~絶対に笑ってはいけない神崎島女学校24時~ その1
※本編中に銀連キャラは出てきません。辛うじて、本編後に極稀に書かれるおまけのみに出る程度です
感情抑制の深淵。
人はその時、歓喜の咆哮をあげる。
08:00
常世から現世へと転移してきた島、神崎島。
かつては常世で、いつ果てる事の無い激戦を戦い続けてきたこの島も、今は現世にて平穏な時を刻んでいる。
この日の天気は生憎の曇り空。そんな天候の中、呼び出しを受けた5人は、雑談を交わしながら指定場所へと向かう。
長門「日が照っていないからか、少々肌寒いな」
大和「雨が降ってないのが幸いですね。哨戒に出ている娘達も、何事も無く戻って来るといいんですけど」
金剛「にシテモ、何時もヨリ一時間早く起きる事になった上に、朝食後スグに荷物を持って指定場所に集合ナンテ」
日向「・・・・・去年も似た様な事があったな。確か」
扶桑「嫌な予感以外ありえませんね」
そんな言葉を交わしながら、指定場所へとやってきた5人。何も無いグラウンドの真ん中に、
『ここで待て』
と書かれた看板が置いてある。
長門「辿り着いたのは良いが・・・」
大和「何にも無いグラウンドですよね・・・」
金剛「このシチュエーションといい、この看板といい、去年と似てマスネー」
日向「いうな。私もしているんだ」
扶桑「となると、そろそろあの人が来るんでしょうね」
そう言った直後、
??「お~い!皆さ~ん!」
グラウンドの奥から、サッカーのユニフォームに身を包んだ神崎 大淀が、ママチャリに乗って5人の側に走ってきた。
121: 194 :2017/12/04(月) 07:51:11
大淀「おはようございます、皆さん。お待ちしてましたよ」
長門「いや、それは良いんだが・・・・・」
扶桑「何なんですか?その格好は」
大淀「これですか?顧問を務めている女子サッカー部の公式戦用ユニフォームなんです。格好良いでしょう?」
日向「・・・まぁ、確かに格好良いが」
金剛「女子サッカー部の顧問?一体、どういう事デース」
大淀「これから説明しますね。今回の指令は・・・・・・・・・・こちらです!!」
そう言って、大淀が持っていた紙を広げる。そこには、
『神崎島プレゼンツ!~絶対に笑ってはいけない神崎島女学校24時~』
と書かれていた。
大淀「そんな訳で、これから皆さんには、神崎島に新たに設立されました、『ヘイポー国立神崎島女学校』に新人教師として赴任していただき、そこで24時間、
絶対に笑ってはいけない教師生活を送ってもらいます」
5人「「「「「・・・・・」」」」」
大淀「あれ?皆さん、驚きませんね?」
長門「いや、まぁ」
大和「こういう企画だろうなと、予想は出来てましたしね」
大淀「ほら、そういうノリの悪さでは駄目ですよ。ちゃんと楽しまないと。・・・それはそうと、何ですか、その格好は?」
扶桑「え、いや・・・」
日向「そんな事言われても」
大淀「教師たる者、そんなラフな格好ではいけません!そこに着替えを用意しましたので、直ぐに着替えて下さい」
大和「・・・しょうがないですね。嫌ですけど、行きましょう」
金剛「デスネー・・・・・」
長門「ごねても始まらないからな」
扶桑「はぁ。・・・・・空はあんなに青いのに」
日向「いや、今は曇りだぞ」
122: 194 :2017/12/04(月) 07:51:41
かくして5人は、用意された衣装に着替える事に。そして10分後・・・・・・・。
大淀「着替え終わりましたか?それでは、1人ずつお呼びしますので、名前を呼ばれたら出てきて下さい」
大淀「では、まず最初は『熱血系国語教師・神崎 長門さん』」(ネイビーブルーの女性用パンツスーツ)
長門「フム、熱血系か。悪くない呼び名だ」
大淀「次は『優しいお姉さん系数学教師・神崎 大和さん』」(青色の女性用スーツ)
大和「ふふっ。ちょっと恥ずかしいけど、頑張りますね」
大淀「次は『クール系社会科教師・神崎 日向さん』」(グレーの女性用スーツ)
日向「クール系か。なかなかいい評価だな」
大淀「次は『薄幸系理科教師・神崎 扶桑さん』」(ブラウンの女性用スーツに白衣)
扶桑「今年も、こういう紹介なんですね・・・orz」
大和「ま、まぁ去年よりはマシにはなっていると思いますよ?」
長門「去年は不幸系だったからな」
大淀「さて、最後は『帰国子女系英語教師・神崎 金剛さん』」
金剛「・・・・・・・」
4人「「「「・・・wwww」」」」
何故か金剛だけ、某三年B組な教師と同じ男性用スーツであり、更に頭におかっぱの髪のズラを被っていた。
金剛「・・・皆笑わないでクダサーイ!凄いショックネー。そもそも何でこんな男物の格好なんデスカ!?」
大淀「いわゆるネタ枠と言った所ですね。因みに、別名として『三年B(ブリテン)組・金八先生(こんぱちせんせい)』と呼ばれているとか」
金剛「何デスカ、そのネーミングは!完全におかしいデショウ!」
大淀「余りかっかしていたら、他の皆さんにも悪い影響を与えてしまいますよ?さて、そろそろ・・・・・と、バスが着きましたね」
ヘイポー国立神崎島女学校通勤バス。このバスに乗って、彼女達は今年の戦いの場へと向かう事となる。
123: 194 :2017/12/04(月) 07:52:44
『絶対に笑ってはいけない神崎島女学校24時』ルール
一 5人はヘイポー国立神崎島女学校に赴任する新人教師として、丸一日学校での生活を送る。
二 ルール適用中は、何があっても絶対に笑ってはいけない
三 もし笑ってしまった場合、その場でキツイお仕置きを受けてもらう。
大淀「それでは、バスに乗った時点でスタートです。皆さん、気を引き締めて頑張って下さいね」
長門「・・・・・取り敢えず、最初は金剛に乗ってもらおうか」
金剛「え、私がデスカー?」
大和「そうですね。少しでも慣らさないといけないし」
日向「・・・まぁ、慣れるとは思えないけどな」
金剛「どういう意味デスカー!」
扶桑「誰かが最初に行かないといけないんですし、いきましょう」
金剛「・・・わかりましたネー。じゃあ、行きますヨー」
意を決した金剛。気合を入れつつバスに乗車する事に・・・。
プワアアアアアアアアアアアアアアア!!!
『絶対に笑ってはいけない神崎島女学校』 START!!
車内を一通り確認する金剛。原作通り、一般の乗客の姿もある。
すると、残りの4人が・・・。
長門「乗ったか・・・」
大和「運転手さん、ドアを閉めて!」
日向「そのまま発進するんだ!」
扶桑「早く早く!!」
金剛「ちょ・・・いきなり何を言いだすんデスカー!!w」
大和「あ、今笑いましたね」
長門「笑ったな」
金剛「いや、笑って無いネー!」
日向「いや、確かに笑ってたぞ」
扶桑「笑ってましたね」
金剛「イヤ、だかr」
\デデーン/
金剛、アウトー!
金剛「もぉ!何でコンナ形で最初に叩かれナイトいけないんデスカー!!」
アウトコールと共に、ケツバットの妖精さんがやってきた。
スパーン!
金剛「アウチッ!」
124: 194 :2017/12/04(月) 07:53:18
『絶対に笑ってはいけない神崎島女学校24時』追加ルール
四 もし笑ってしまった場合、ケツバットの妖精さんからケツバットの刑。
金剛「いつつ・・・」
長門「去年よりキレが良いな」
大和「一年振りの出番だから、気合が入っているんでしょうね」
金剛「ヘイ、皆!自分達だけ安全な所に居るとか、卑怯デスヨー!!」
日向「そうは言ってもな」
扶桑「一種のお約束みたいな感じですし」
※現在、バスに乗っている金剛のみルール適用。
大淀「もう、皆さん。じゃれ合ってないで、そろそろバスに乗ってください。次から他の皆さんも、アウト取りますよ」
長門「・・・そろそろ行くか」
大和「通過儀礼も終わりましたしね」
日向「よし、気合入れて行くか」
扶桑「・・・頑張って行きましょう」
残りの4人もバスに乗り込む。
大淀「ではそれぞれ、指定の位置に座ってください。席順は運転席に近い順に長門さん、大和さん、金剛さん、日向さん、扶桑さんとなります」
言われた通りに、横一列に着席する5人。
長門「今年も始まるのか・・・」
大和「取り敢えず、頑張って行きましょう」
大淀「準備はいいですね?それでは、出発です」
ブザー音と共に扉が閉まり、バスは走り出す。
今、彼女達の新たな戦いの幕が切って落とされた。
125: 194 :2017/12/04(月) 07:54:30
以上です。遂に始まった第二回笑ってはいけない。今回の舞台は女学校となります。最初の犠牲者は金剛さんとなりましたw
それと、本家の方が「ガースー」から「ヘイポー」に変わりましたので、こちらも変更しました。
待ち受ける数々の笑いのトラップや笑いの刺客達の猛攻を前に、彼女達は無事きのこる事が出来るのか?
wiki掲載は自由です。
最終更新:2017年12月10日 13:07