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注意書きについて
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編 ~絶対に笑ってはいけない鎮守府24時~ その二 をご覧ください(手抜き)


銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編Ⅱ ~絶対に笑ってはいけない神崎島女学校24時~ その8

※本編中に銀連キャラは出てきません。辛うじて、本編後に極稀に書かれるおまけのみに出る程度です


続いてメンバーは、最後に残った扶桑の引き出しの中身の処理に移る事にした。


扶桑「・・・さて、最後の二つですが」

長門「どっちから行く?」

大和「スクラッチカードはどうでしょう?」

日向「そもそも何か賞金とか出るのか?」

金剛「扶桑、見て見るデース」

扶桑「はい。・・・・・えーと、『A枠とB枠を一つずつ削り、上下共に揃うと賞金5万円』との事です」

大和「・・・結構大きいですね」

扶桑「・・・・・ちょっと怖いですけど、やってみますね」


そう言って、財布から100円玉を取り出して、カードの枠を削り始める扶桑。最初にA枠を削ると・・・。


扶桑「あっ、私の顔のアイコンが出てきました」

長門「じゃあ、下のB枠も扶桑の顔が出たら当たりか」

金剛「扶桑、頑張るデース」

扶桑「は、はい。では、行きます・・・・・」


続いて、B枠を削る扶桑。出て来たのは・・・・・・・「タイキック」の文字。


扶桑「」


\デデーン/


扶桑、タイキックー!


扶桑「え!?ちょっと!!??」


再び、例のBGMと共にエーレルが入ってきた。


エーレル「オウ!ソレジャア、二度目ノタイキックハ扶桑ダナ」

扶桑「いやいやいや!ちょっと待って!こんな、軽い感じでタイキックとか駄目でしょう!!」

エーレル「デモ、スクラッチノ結果ダカラナ。チャント受ケロヨー!」

扶桑「嫌です!勘弁して下さい!!」

184: 194 :2017/12/29(金) 11:46:36
そう叫んで逃げ回るも、あっさり捕まる扶桑。


エーレル「オウ扶桑。危ナイカラ、ジットシロ」

扶桑「もぉーーー。何でこんな目にーーー!!(涙)」


扶桑の叫びも空しく、エーレルのキックが炸裂!


ズドォォォォン


扶桑「痛゛あぁぁぁぁ!!??!?!?あ゛ぁぁぁぁぁぁ゛ああぁぁぁ!!」※床をゴロゴロ転げ回っている

4人「「「「クハハハハwww」」」」


\デデーン/


長門、大和、金剛、日向、アウトー!


長門「悲惨過ぎるwww」スパーン

大和「ハズレが酷いですよwww」スパーン

金剛「とても割に合わないデースwww」スパーン

日向「頼むwwゴロゴロ転がるなwww」スパーン


扶桑「・・・・・うぅ・・・、酷い目に遭いました」フラフラ

大和「大変でしたね・・・」

長門「相変わらず恐ろしいな、スタッフ」

金剛「そう言えば、結局当たりって有ったノデショウカ?」

日向「・・・ちょっと気になるな。扶桑、悪いけど確認してみてくれ」

扶桑「・・・ええ~、また削るんですか~?」※嫌そうな顔をしている

大和「一応、確認だけして見ましょう」

扶桑「・・・はぁ、わかりました」


渋々ながら、再びスクラッチを削る扶桑。まずはA枠を削る。


扶桑「・・・・・あっ、長門さんの顔が出てきました」

大和「長門さんのが?」

日向「・・・という事は、上は5人の顔アイコンが有った訳か」

金剛「ではB枠ハ、どうなっているんデショウ?」

扶桑「・・・では、行きますよ」


今度はB枠を削る扶桑。出て来たのは・・・・・また「タイキック」

185: 194 :2017/12/29(金) 11:47:12
扶桑「えぇ!?」


\デデーン/


長門、扶桑、タイキックー!


扶桑「いや待って!!こんな短時間で、連続タイキックなんて酷過ぎです!!」

長門「おい!私も蹴られるのかよ!!」


またもや、エーレルが登場。


エーレル「イヤ~オ前等。チョット警戒心ガ足ラナインジャナイカ~?」

扶桑「ま、待ってください。こんな短時間でタイキックなんて、とても耐えられません!!」

長門「私も短時間で二度目だぞ!?本当に勘弁してくれ!!」

エーレル「ソウイウ訳ニハイカナイナ~。デハ、最初ハ扶桑カラダ」

扶桑「いや、本当無理です!本当に勘弁して下さい!!」

エーレル「イイカラジットシテイロ。ソリャ~」


ズドォォォォン


扶桑「あがあぁぁぁ゛ぁぁぁぁぁ」※床でのた打ち回っている


エーレル「サーテ、次ハ長門ダナ」

長門「いやいや!ちょっと待ってくれって!!」

金剛「Hey長門!紐を引っ張るデース!」

長門「そ、そうだった。えい!」


紐を引っ張る長門。今度はエアバッグが膨らんだのだが・・・・・。


日向「・・・・・はい?」

金剛「・・・さ、左右!?」


※左右にエアバッグが膨らむ


長門「な、何じゃこりゃぁぁぁ!??」

エーレル「サテ、モウ良イヨウダナ」

長門「いや、ちょ、ちょっとm」

エーレル「イッケェェェェェ!!」


ズドォォォォン


長門「あぐぅぅぅぅぅ!!」※お尻を押さえながら床に倒れこんで、体をビクビクさせている

3人「「「www」」」


\デデーン/


大和、金剛、日向、アウトー!


大和「今度は左右がwww」スパーン

金剛「酷過ぎるネーwww」スパーン

日向「扶桑も連続で喰らうし、悲惨過ぎるwww」スパーン

186: 194 :2017/12/29(金) 11:47:44
暫く悶絶していた長門と扶桑だったが、少したってようやく復活した。


扶桑「うう・・・・・余りにも酷過ぎです(涙)」

大和「ひ、悲惨でしたね・・・」

扶桑「もうこれ以上蹴られたくないですし、このカードは捨てますね・・・」

日向「あ、ああ。その方がいいな」


結局、スクラッチカードは廃棄する事に。一方の長門はと言うと・・・。


長門「何なんだ。これは・・・」

金剛「また違うバージョンといった奴デショウカー?」

大和「さっきの小さい奴と、同じような物ですかね」

日向「いずれにせよ、注文したのと違う商品が来た訳だな」

扶桑「電話した方がいいですよ。これは」

長門「・・・何か駄目そうな気がするが、一応しておこうか」


そう言って、再び電話をかける長門。


オペレーター(以下、O)「お電話有難う御座います。神崎ネット通販です」

長門「あ、あの。さっき代わりの品が届いたんだが、また注文してたのと違う奴が来たんだけど」

O「申し訳御座いません。お調べ致しますので、少々お待ち下さい。・・・長門様がご注文なさったのは、『左右を守護って君』で宜しかったでしょうか?」


※『守護って君』バリエーションその2 『左右を守護って君』(その1は『小さく守護って君』)


長門「いやいや、違う違う!左右とか小さくじゃなくて、ごく普通の『守護って君』が欲しいんだけど!」

O「申し訳御座いません。では、代わりの商品をお届けにあがりますので、少々お待ち下さい」


長門「やれやれ、今度こそ頼むぞ」

大和「対応とかは、丁寧なんですけどね」


少しして、再び配達員がやってきた。


配達員(以下、配)「長門様。お荷物をお届けにあがりました。こちらは、サインは必要ありません」

長門「ああ」

配「それと、もう一つお荷物が届いております。すいませんが、こちらに受け取りのサインを」

長門「?・・・ああ、わかった」

配「有難う御座いました」

187: 194 :2017/12/29(金) 11:48:15
代わりの商品と共に、何やら小さな荷物が一緒に届いてきた。


長門「何だろう、これ?」

扶桑「さぁ?」

金剛「もしかしたら、粗品とかジャナイデスカー?」

日向「・・・まぁ、大きさ的にもそうだろうな」

長門「取り合えず、先に穿き替えて来ていいか?」

大和「あ、はい」


再び部屋を出て着替えに行く長門。少しして、研修室に戻って来た。


長門「流石にもう大丈夫だろ」

大和「そうだといいですね」

金剛「で、何を送って来たノデショウ?」

長門「ちょっと、見てみるな・・・・・これは・・・、ボイスレコーダー?」

4人「「「「?」」」」


※謎のスティック型ボイスレコーダー


大和「何でボイスレコーダーなんでしょう?」

長門「さあな」

日向「ボイスレコーダーもピンからキリまで有るが・・・、見た感じはそこそこ値段のしそうなタイプだな」

金剛「まぁ、お詫びの品としては結構する方ジャナイデスカー?」

扶桑「そうですね。あ、一応動作確認はしておいた方が」

長門「そうだな」

188: 194 :2017/12/29(金) 11:48:49
電池をセットして、スイッチを入れる長門。どうやら、正常に動作するようだ。


長門「どうやら、ちゃんと動くようだ・・・・・・・ん?」

大和「どうしたんですか?」

長門「いや、何やら録音済みの音声が入ってるみたいなんだが」

日向「音声が?」

長門「何だろう?ちょっと、再生してみる」カチッ


ボイスレコーダー<\デデーン/ 長門、タイキックー!


※長門、言葉すら出ず半泣き状態


エーレル「マッタク、オ前等ハ本当ニ学バナイナ。迂闊ニソウイウ行動シタラ、痛イ目ニ遭ウダケダゾ?」

長門「いや、待ってくれ。何で、短時間で3回もやられないといけないんだ!!?!?!?!」

扶桑「と、兎に角長門さん。エアバッグを!」

長門「そ、そうだな。それっ!」


紐を引く長門。今度はちゃんとエアバッグが膨らむ。


4人「「「「おお!」」」」


      • のだが、何やら様子が・・?


日向「・・・・・あれ?」

大和「な、何か・・・膨らみ続けてません?」

扶桑「まさか、空気が入り続けているんじゃあ?」

金剛「え?どうなってるデース?」

長門「え?一体どうなっt」


\バァン!!/


長門「ふがぁ!?!?!?!」

4人「「「「!?」」」」


※空気の入り過ぎでエアバッグが破裂


長門「・・・・・」ピクピク←破裂した衝撃で吹っ飛び、気絶してる

4人「「「「・・・・www」」」」


\デデーン/


全員、アウトー!

189: 194 :2017/12/29(金) 11:49:22
長門「・・・あ痛っ」スパーン←ケツバットで目が覚めた

大和「は、破裂するなんてwww」スパーン

金剛「エアバッグが破裂する所ナンテ、初めて見ましたヨーwww」スパーン

日向「どんだけ空気入れたんだwww」スパーン

扶桑「長門さん、凄い吹き飛びましたよwww」スパーン


エーレル「・・・サーテ、終ワッタ様ダナ。ソレジャ、イクゾー!」

長門「え?結局これも有るのか!?」フラフラ

エーレル「当然ジャナイカ。ソレェェェ!!」


ズドォォォォン


長門「いだい゛もぉぉぉ!!あぁはぁぁぁん!あぁぁはぁぁあぁん!あぁぁぁぁはああぁぁぁぁん!!」※お尻を押さえながら、室内を走り回っている

4人「「「「うははははははwww」」」」


\デデーン/


大和、金剛、日向、扶桑、アウトー!


大和「ちょ、長門さんwww」スパーン

金剛「変な声デ走り回らナイデクダサーイwww」スパーン

日向「痛いのは良くわかるけどさwww」スパーン

扶桑「滅茶苦茶ですよ、こんなのwww」スパーン


長門「・・・・・・・うう、本当に酷い目に遭った」フラフラ

大和「最悪でしたね・・・」

金剛「どうシマス?一応、電話シマスカー?」

長門「もう、電話しても駄目そうな気がするが・・・」

扶桑「一応しておきましょう」

長門「・・・・・わかった」


もう一度電話をかけるも、「おかけになった電話は、現在使われておりません」との声が流れて来た・・・。

190: 194 :2017/12/29(金) 11:49:57
長門「・・・・・」

大和「・・・逃げられましたね」

金剛「結局、5000円持って行かれたダケデシタネー・・・」

日向「正確には、お釣りの20円とボイスレコーダーは残ったけど・・・」

扶桑「とても割に合わないですよねぇ・・・・・」

長門「・・・(涙)」

日向「・・・・・さて、最後の一つだが」

大和「何で、私の名前が書かれているんでしょうね。その、小さな巾着袋」

扶桑「物凄く嫌な予感がするのですが・・・」


残された引き出しネタも、あと一つ。

しかしこれから、艦娘達の絆を壊しかねない事態が勃発する事となる。

191: 194 :2017/12/29(金) 11:50:38
以上です。前回のタイキックネタの続きとなります。
本当はもう一つの方のネタまで勧めたかったのですが、少し長くなったので分割する事に。
なお流石に悪いと思ったのか、番組収録終了後に、出演料とは別に拙作中で使用されたのと同じタイプのボイスレコーダー(新品未使用未開封)が
長門にプレゼントされたという、割とどうでも良い裏設定があったり。
さて、次回でようやく午前の引き出しネタ最後のネタとなります(といっても、そこからもう数話分午前のイベントの話となりますが)
またまたメンバーを翻弄するネタとなりますので、お楽しみに。
wiki掲載は自由です。

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最終更新:2018年01月01日 11:04