183: 194 :2017/12/29(金) 11:46:00
注意書きについて
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編 ~絶対に笑ってはいけない鎮守府24時~ その二 をご覧ください(手抜き)
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編Ⅱ ~絶対に笑ってはいけない神崎島女学校24時~ その8
※本編中に銀連キャラは出てきません。辛うじて、本編後に極稀に書かれるおまけのみに出る程度です
続いてメンバーは、最後に残った扶桑の引き出しの中身の処理に移る事にした。
扶桑「・・・さて、最後の二つですが」
長門「どっちから行く?」
大和「スクラッチカードはどうでしょう?」
日向「そもそも何か賞金とか出るのか?」
金剛「扶桑、見て見るデース」
扶桑「はい。・・・・・えーと、『A枠とB枠を一つずつ削り、上下共に揃うと賞金5万円』との事です」
大和「・・・結構大きいですね」
扶桑「・・・・・ちょっと怖いですけど、やってみますね」
そう言って、財布から100円玉を取り出して、カードの枠を削り始める扶桑。最初にA枠を削ると・・・。
扶桑「あっ、私の顔のアイコンが出てきました」
長門「じゃあ、下のB枠も扶桑の顔が出たら当たりか」
金剛「扶桑、頑張るデース」
扶桑「は、はい。では、行きます・・・・・」
続いて、B枠を削る扶桑。出て来たのは・・・・・・・「タイキック」の文字。
扶桑「」
\デデーン/
扶桑、タイキックー!
扶桑「え!?ちょっと!!??」
再び、例のBGMと共にエーレルが入ってきた。
エーレル「オウ!ソレジャア、二度目ノタイキックハ扶桑ダナ」
扶桑「いやいやいや!ちょっと待って!こんな、軽い感じでタイキックとか駄目でしょう!!」
エーレル「デモ、スクラッチノ結果ダカラナ。チャント受ケロヨー!」
扶桑「嫌です!勘弁して下さい!!」
184: 194 :2017/12/29(金) 11:46:36
そう叫んで逃げ回るも、あっさり捕まる扶桑。
エーレル「オウ扶桑。危ナイカラ、ジットシロ」
扶桑「もぉーーー。何でこんな目にーーー!!(涙)」
扶桑の叫びも空しく、エーレルのキックが炸裂!
ズドォォォォン
扶桑「痛゛あぁぁぁぁ!!??!?!?あ゛ぁぁぁぁぁぁ゛ああぁぁぁ!!」※床をゴロゴロ転げ回っている
4人「「「「クハハハハwww」」」」
\デデーン/
長門、大和、金剛、日向、アウトー!
長門「悲惨過ぎるwww」スパーン
大和「ハズレが酷いですよwww」スパーン
金剛「とても割に合わないデースwww」スパーン
日向「頼むwwゴロゴロ転がるなwww」スパーン
扶桑「・・・・・うぅ・・・、酷い目に遭いました」フラフラ
大和「大変でしたね・・・」
長門「相変わらず恐ろしいな、スタッフ」
金剛「そう言えば、結局当たりって有ったノデショウカ?」
日向「・・・ちょっと気になるな。扶桑、悪いけど確認してみてくれ」
扶桑「・・・ええ~、また削るんですか~?」※嫌そうな顔をしている
大和「一応、確認だけして見ましょう」
扶桑「・・・はぁ、わかりました」
渋々ながら、再びスクラッチを削る扶桑。まずはA枠を削る。
扶桑「・・・・・あっ、長門さんの顔が出てきました」
大和「長門さんのが?」
日向「・・・という事は、上は5人の顔アイコンが有った訳か」
金剛「ではB枠ハ、どうなっているんデショウ?」
扶桑「・・・では、行きますよ」
今度はB枠を削る扶桑。出て来たのは・・・・・また「タイキック」
185: 194 :2017/12/29(金) 11:47:12
扶桑「えぇ!?」
\デデーン/
長門、扶桑、タイキックー!
扶桑「いや待って!!こんな短時間で、連続タイキックなんて酷過ぎです!!」
長門「おい!私も蹴られるのかよ!!」
またもや、エーレルが登場。
エーレル「イヤ~オ前等。チョット警戒心ガ足ラナインジャナイカ~?」
扶桑「ま、待ってください。こんな短時間でタイキックなんて、とても耐えられません!!」
長門「私も短時間で二度目だぞ!?本当に勘弁してくれ!!」
エーレル「ソウイウ訳ニハイカナイナ~。デハ、最初ハ扶桑カラダ」
扶桑「いや、本当無理です!本当に勘弁して下さい!!」
エーレル「イイカラジットシテイロ。ソリャ~」
ズドォォォォン
扶桑「あがあぁぁぁ゛ぁぁぁぁぁ」※床でのた打ち回っている
エーレル「サーテ、次ハ長門ダナ」
長門「いやいや!ちょっと待ってくれって!!」
金剛「Hey長門!紐を引っ張るデース!」
長門「そ、そうだった。えい!」
紐を引っ張る長門。今度はエアバッグが膨らんだのだが・・・・・。
日向「・・・・・はい?」
金剛「・・・さ、左右!?」
※左右にエアバッグが膨らむ
長門「な、何じゃこりゃぁぁぁ!??」
エーレル「サテ、モウ良イヨウダナ」
長門「いや、ちょ、ちょっとm」
エーレル「イッケェェェェェ!!」
ズドォォォォン
長門「あぐぅぅぅぅぅ!!」※お尻を押さえながら床に倒れこんで、体をビクビクさせている
3人「「「www」」」
\デデーン/
大和、金剛、日向、アウトー!
大和「今度は左右がwww」スパーン
金剛「酷過ぎるネーwww」スパーン
日向「扶桑も連続で喰らうし、悲惨過ぎるwww」スパーン
186: 194 :2017/12/29(金) 11:47:44
暫く悶絶していた長門と扶桑だったが、少したってようやく復活した。
扶桑「うう・・・・・余りにも酷過ぎです(涙)」
大和「ひ、悲惨でしたね・・・」
扶桑「もうこれ以上蹴られたくないですし、このカードは捨てますね・・・」
日向「あ、ああ。その方がいいな」
結局、スクラッチカードは廃棄する事に。一方の長門はと言うと・・・。
長門「何なんだ。これは・・・」
金剛「また違うバージョンといった奴デショウカー?」
大和「さっきの小さい奴と、同じような物ですかね」
日向「いずれにせよ、注文したのと違う商品が来た訳だな」
扶桑「電話した方がいいですよ。これは」
長門「・・・何か駄目そうな気がするが、一応しておこうか」
そう言って、再び電話をかける長門。
オペレーター(以下、O)「お電話有難う御座います。神崎ネット通販です」
長門「あ、あの。さっき代わりの品が届いたんだが、また注文してたのと違う奴が来たんだけど」
O「申し訳御座いません。お調べ致しますので、少々お待ち下さい。・・・長門様がご注文なさったのは、『左右を守護って君』で宜しかったでしょうか?」
※『守護って君』バリエーションその2 『左右を守護って君』(その1は『小さく守護って君』)
長門「いやいや、違う違う!左右とか小さくじゃなくて、ごく普通の『守護って君』が欲しいんだけど!」
O「申し訳御座いません。では、代わりの商品をお届けにあがりますので、少々お待ち下さい」
長門「やれやれ、今度こそ頼むぞ」
大和「対応とかは、丁寧なんですけどね」
少しして、再び配達員がやってきた。
配達員(以下、配)「長門様。お荷物をお届けにあがりました。こちらは、サインは必要ありません」
長門「ああ」
配「それと、もう一つお荷物が届いております。すいませんが、こちらに受け取りのサインを」
長門「?・・・ああ、わかった」
配「有難う御座いました」
187: 194 :2017/12/29(金) 11:48:15
代わりの商品と共に、何やら小さな荷物が一緒に届いてきた。
長門「何だろう、これ?」
扶桑「さぁ?」
金剛「もしかしたら、粗品とかジャナイデスカー?」
日向「・・・まぁ、大きさ的にもそうだろうな」
長門「取り合えず、先に穿き替えて来ていいか?」
大和「あ、はい」
再び部屋を出て着替えに行く長門。少しして、研修室に戻って来た。
長門「流石にもう大丈夫だろ」
大和「そうだといいですね」
金剛「で、何を送って来たノデショウ?」
長門「ちょっと、見てみるな・・・・・これは・・・、ボイスレコーダー?」
4人「「「「?」」」」
※謎のスティック型ボイスレコーダー
大和「何でボイスレコーダーなんでしょう?」
長門「さあな」
日向「ボイスレコーダーもピンからキリまで有るが・・・、見た感じはそこそこ値段のしそうなタイプだな」
金剛「まぁ、お詫びの品としては結構する方ジャナイデスカー?」
扶桑「そうですね。あ、一応動作確認はしておいた方が」
長門「そうだな」
188: 194 :2017/12/29(金) 11:48:49
電池をセットして、スイッチを入れる長門。どうやら、正常に動作するようだ。
長門「どうやら、ちゃんと動くようだ・・・・・・・ん?」
大和「どうしたんですか?」
長門「いや、何やら録音済みの音声が入ってるみたいなんだが」
日向「音声が?」
長門「何だろう?ちょっと、再生してみる」カチッ
ボイスレコーダー<\デデーン/ 長門、タイキックー!
※長門、言葉すら出ず半泣き状態
エーレル「マッタク、オ前等ハ本当ニ学バナイナ。迂闊ニソウイウ行動シタラ、痛イ目ニ遭ウダケダゾ?」
長門「いや、待ってくれ。何で、短時間で3回もやられないといけないんだ!!?!?!?!」
扶桑「と、兎に角長門さん。エアバッグを!」
長門「そ、そうだな。それっ!」
紐を引く長門。今度はちゃんとエアバッグが膨らむ。
4人「「「「おお!」」」」
日向「・・・・・あれ?」
大和「な、何か・・・膨らみ続けてません?」
扶桑「まさか、空気が入り続けているんじゃあ?」
金剛「え?どうなってるデース?」
長門「え?一体どうなっt」
\バァン!!/
長門「ふがぁ!?!?!?!」
4人「「「「!?」」」」
※空気の入り過ぎでエアバッグが破裂
長門「・・・・・」ピクピク←破裂した衝撃で吹っ飛び、気絶してる
4人「「「「・・・・www」」」」
\デデーン/
全員、アウトー!
189: 194 :2017/12/29(金) 11:49:22
長門「・・・あ痛っ」スパーン←ケツバットで目が覚めた
大和「は、破裂するなんてwww」スパーン
金剛「エアバッグが破裂する所ナンテ、初めて見ましたヨーwww」スパーン
日向「どんだけ空気入れたんだwww」スパーン
扶桑「長門さん、凄い吹き飛びましたよwww」スパーン
エーレル「・・・サーテ、終ワッタ様ダナ。ソレジャ、イクゾー!」
長門「え?結局これも有るのか!?」フラフラ
エーレル「当然ジャナイカ。ソレェェェ!!」
ズドォォォォン
長門「いだい゛もぉぉぉ!!あぁはぁぁぁん!あぁぁはぁぁあぁん!あぁぁぁぁはああぁぁぁぁん!!」※お尻を押さえながら、室内を走り回っている
4人「「「「うははははははwww」」」」
\デデーン/
大和、金剛、日向、扶桑、アウトー!
大和「ちょ、長門さんwww」スパーン
金剛「変な声デ走り回らナイデクダサーイwww」スパーン
日向「痛いのは良くわかるけどさwww」スパーン
扶桑「滅茶苦茶ですよ、こんなのwww」スパーン
長門「・・・・・・・うう、本当に酷い目に遭った」フラフラ
大和「最悪でしたね・・・」
金剛「どうシマス?一応、電話シマスカー?」
長門「もう、電話しても駄目そうな気がするが・・・」
扶桑「一応しておきましょう」
長門「・・・・・わかった」
もう一度電話をかけるも、「おかけになった電話は、現在使われておりません」との声が流れて来た・・・。
190: 194 :2017/12/29(金) 11:49:57
長門「・・・・・」
大和「・・・逃げられましたね」
金剛「結局、5000円持って行かれたダケデシタネー・・・」
日向「正確には、お釣りの20円とボイスレコーダーは残ったけど・・・」
扶桑「とても割に合わないですよねぇ・・・・・」
長門「・・・(涙)」
日向「・・・・・さて、最後の一つだが」
大和「何で、私の名前が書かれているんでしょうね。その、小さな巾着袋」
扶桑「物凄く嫌な予感がするのですが・・・」
残された引き出しネタも、あと一つ。
しかしこれから、艦娘達の絆を壊しかねない事態が勃発する事となる。
191: 194 :2017/12/29(金) 11:50:38
以上です。前回のタイキックネタの続きとなります。
本当はもう一つの方のネタまで勧めたかったのですが、少し長くなったので分割する事に。
なお流石に悪いと思ったのか、番組収録終了後に、出演料とは別に拙作中で使用されたのと同じタイプのボイスレコーダー(新品未使用未開封)が
長門にプレゼントされたという、割とどうでも良い裏設定があったり。
さて、次回でようやく午前の引き出しネタ最後のネタとなります(といっても、そこからもう数話分午前のイベントの話となりますが)
またまたメンバーを翻弄するネタとなりますので、お楽しみに。
wiki掲載は自由です。
最終更新:2018年01月01日 11:04