537: 194 :2018/01/28(日) 21:05:35
注意書きについて
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編 ~絶対に笑ってはいけない鎮守府24時~ その二 をご覧ください(手抜き)
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編Ⅱ ~絶対に笑ってはいけない神崎島女学校24時~ その14
※本編中に銀連キャラは出てきません。辛うじて、本編後に極稀に書かれるおまけのみに出る程度です
14:30
特別訓練を受ける為に、バスに乗り神崎市にある競技場へと移動する一行。
その車中で、暇つぶしも兼ねてポーラも交えて雑談を交わす。
長門「そういや、そもそも何で出ようと思ったんだ?ポーラ」
ポーラ「えーとですね~。去年の放送を見て『とても楽しそう』って思ったのと~、『ザラ姉様が出たから私も』て思ったからですね~」
大和「へぇ」
扶桑「まぁ、『罰ゲーム有りの当事者じゃなければ』ですけどね・・・」
ポーラ「なので~、引率役に抜擢された時は『大変~!』って思いもしましたけど~、日本やティ連の皆さんの為にも頑張ろうって思ったんです~」
金剛「いい心掛けデース」
ポーラ「・・・まぁ、お酒が飲めないのが~、とても辛いですけど~(´・ω・`)」
日向「まぁ、その辺は仕様が無いだろ」
ポーラ「はい~。素面ならちゃんと頑張れる所を~、視聴者の皆さんに見ていただける様に~、頑張りま~す」
長門「その意気だぞ、ポーラ・・・・・ん?」
バスが減速したのを感じ取って、怪訝に思う5人。やがて、バスは停車してドアを開いた。
扶桑「え?ひょっとして・・・」
大和「この移動中にもあるんですか?」
金剛「・・・誰ガ来るんデショウ?」
バスに乗車してきたのは、神崎 瑞穂。何やら泣いている様だ。
長門「・・・どうしたんだ?瑞穂は?」
大和「泣いていますね・・・」
日向「何か有ったのか?」
すると、それに呼応するかの様にもう一人乗車してきた。乗ってきたのは、神崎 最上。
538: 194 :2018/01/28(日) 21:06:33
最上「薫さん・・・。薫さん・・・!」
瑞穂「達郎さん・・・」
大和「・・・え?」
日向「『薫』に『達郎』・・・?」
扶桑「これって・・・?」
※もしかして、101回目の・・・?
最上「薫さん・・・。こんなとこで何ですが、僕と、僕とけっk」
瑞穂「止めて!!」
最上「薫さん・・・?」
瑞穂「お願いだから、私に付きまとわないで」
5人「「「「「・・・・・」」」」」
瑞穂「・・・言ったでしょう。私は5年前、結婚を約束していた人に式の当日に先立たれて、もう『誰も愛さない』って誓ったの」
※人を信じ、愛する事が怖い薫
瑞穂「だからもう・・・、私に付きまとわないで」
最上「だからこそ・・・・!僕と、僕とk」
瑞穂「ねぇ、怖いの!!」
最上「薫さん・・・?」
瑞穂「やっぱり怖いの・・・。あの、違法建築な艦橋をした、不幸戦艦が怖いの・・・」
※BGMその1 SAY YES(ピアノVer)
瑞穂「日本のある老舗簪職人とのタイアップで、精密に再現された艦橋の飾りがついた簪を製作したのはいいけれど、余りにニッチ過ぎて、
参加したコミケ(※第三帝国様 銀河連合日本×神崎島ネタSS 幕間「記録の断片Ⅳ」参照)で唯一、唯の一本も売れなかった、あの・・・厄持ち戦艦の不幸振りが怖いの!!」
539: 194 :2018/01/28(日) 21:07:04
最上「・・・僕は、・・・僕はそんな、狙いを外したグッズは作りません!!」
※BGMその2 SAY YES(Full Ver)(以降、BGMその1・その2と明記します)
最上「そう・・・、そんな購買層を考慮していないグッズなんて、僕は製作しません!!キッチリと、購買層は調べます!!」
最上「その後その簪は、通販サイトの密林で一般に発売されたのはいいけど、『密林 女性向け小物人気ランキング 65535位』」
5人「「「「「ぶははははははwwwww」」」」」
最上「中古品、最高買い取り価格。13円!売れた本数は、扶桑さん・山城さんが買ったのを除いて、僅か2本!」
長門「ひ、酷過ぎるwwwww」
最上「そんな・・・・・そんな、駄菓子も満足に買えない様な安いグッズなんて、僕は作りません!!貴女が・・・・・、貴女が好きだから!!」
4人「「「「wwwww」」」」
扶桑「・・・・・orz」
\デデーン/
全員、アウトー!
長門「何なんだ、もぉーwwwww」スパーン
大和「ある意味、凄い順位ですよwwwww」スパーン
金剛「13円www不吉な数字デースwwwww」スパーン
日向「逆に、どんな物か気になるよなwwwww」スパーン
扶桑「・・・・・そ、そんな順位でしたか・・・orz」スパーン
扶桑「65535位・・・・・駄菓子以下ですか・・・・・orz」
長門「ま、まぁ元気出せ。扶桑」
大和「そ、そうですよ扶桑さん。少なくとも、商品の知名度は上がった訳ですし」
扶桑「・・・職人さんに、本当に申し訳無いです」
金剛「むしろその職人さんガ、ちゃんと食べていけてるのかが心配デース・・・」
日向「まぁ、その、あれだ。多分ちょっとは売れるだろうし、元気出せ」
扶桑「は、はい・・・」
540: 194 :2018/01/28(日) 21:07:38
瑞穂「達郎さん!!貴方、そこまで私の事を・・・」
最上「・・・だから、だから僕とk」
瑞穂「ねぇ、怖いの!!」
瑞穂「・・・やっぱり怖いの。あの、自称・英国からの帰国子女な戦艦が怖いの」
※BGMその1
瑞穂「・・・・・胡散臭い中国人っぽい口調のせいで、『わくわく大百科』や『渋百科』で、『ルー語口調』のキャラと認識されている、あの、紅茶戦艦の英語力が怖いの」
最上「僕は・・・・・、僕はそんな、胡散臭い口調で喋りません!!」
※BGMその2
金剛「胡散臭く無いデース!!あと、発音はちゃんとネイティブデスヨー!!」
大和「お、落ち着いて」
最上「そう・・・・・、英国生まれにも拘らずその口調のせいで、英会話力を疑われる様な紅茶戦艦にはなりません!ちゃんとした英会話力を身に付けます!!」
最上「そうそう、比叡さんに聞いた話だけど・・・、ある日比叡さんが、ちょっとした悪戯心で市販の安いティーパックの紅茶を、『英国産の高級茶葉使用です』と言って出したら、
おもむろに香りを嗅いで飲んで、『ウーン。やっぱり本場の紅茶ハ、市販の安い紅茶とは違うデース』と、『不倫は文化』という迷言を生んだ某芸能人みたいに自信満々に間違える様な、
そんな『帰国子女(笑)』に僕はなりません!!貴女が・・・・・、貴女が好きだから!!」
\デデーン/
全員、アウトー!
長門「おいwww」スパーン
大和「何やってるんですかwww」スパーン
日向「キャラ的にもアウトだろwww」スパーン
扶桑「その間違いは駄目ですよwww」スパーン
金剛「ちょ、ちょっと待ってクダサーイ!違うンデース!」スパーン
541: 194 :2018/01/28(日) 21:08:15
扶桑「・・・取り敢えず、言い訳を聞きましょうか」
金剛「・・・その日ハ少し風邪気味デ、ちょっと味覚が狂っていたんデース。で、比叡がドン引きしていたカラ、理由を聞いたらさっき言ってた通りだったデース・・・」
長門「そ、そうか・・・」
金剛「・・・その後もショックが大き過ぎて、風邪が悪化したりしたし、散々デシタネー・・・orz」
日向「そ、それは災難だったな・・・」
金剛「信じてクダサーイ!その後、二度と間違えない様にもう一度特訓とかもしまシタシ、霧島や榛名ニモ協力してもらいマシタカラ!信じてクダサーイ!!」
扶桑「わ、わかりました。わかりましたから!」
大和「・・・さっき紅茶の腕を褒めてくれましたけど、急に自信が・・・・・」
長門「だ、大丈夫だぞ!大和のは美味しかったぞ!」
扶桑「そ、そうですよ!大丈夫ですから。大和さんのは」
日向「そうだぞ!大和のは大丈夫だ。自信持て」
金剛「チョット!!コッチもちゃんとFollowシテクダサーイ!!」
瑞穂「達郎さん!!貴方、そこまで私の事を・・・」
最上「・・・だから、だから僕とk」
瑞穂「ねぇ、怖いの!!」
最上「薫さん・・・?」
瑞穂「やっぱり怖いの・・・。あの、『脳みそまで瑞雲』な、航空戦艦が怖いの・・・」
日向「また『脳みそまで瑞雲』か・・・」
扶桑「凄いですよね。推しが」
※BGMその1
瑞穂「姉の伊勢さんと共に、ヤルバーンにて『瑞雲教』なるカルト宗教を立ち上げる程の(※第三帝国様 銀河連合日本×神崎島ネタSS――——――幕間「記録の断片Ⅴ」参照)、
あの、瑞雲推しな師匠が怖いの」
最上「僕は・・・・・、僕は、瑞雲ばかり贔屓しません!!」
※BGMその2
542: 194 :2018/01/28(日) 21:08:46
最上「そう、そんな・・・他の水上機にまるで価値が無いみたいな事は、絶対に言いません!!二式水戦や晴嵐とかも、必要に応じて積みます!!」
最上「そうそう、瑞雲以外だと普段は健康と肉体美に拘ってて、『水は常温じゃないと飲まない』と、どこのスーパーモデルやお笑い芸人かと言いたくなる様な
ストイックな生活をしているにも拘らず、ある日何気無く体重を量ってみたら、体重が激増しているのに驚いて、『もしかしたら、何かの病気の前兆か?』と慌てて明石さんに
診てもらったら、『瑞雲の積み過ぎです(過積載)』と診断される様な、そんな、瑞雲馬鹿に僕はなりません!!貴女が・・・・・、貴女が好きだから!!」
\デデーン/
全員、アウトー!
長門「『瑞雲の積み過ぎ』wwwww」スパーン
大和「何しているんですかwwwww」スパーン
金剛「ドンだけ積んだんデスカーwwwww」スパーン
日向「い、いや違うんだ!有事の際の過積載訓練で積んだのを、降ろすのを忘れてただけで」スパーン
扶桑「にしたって、普通そこまで激増しませんよwwwww」スパーン
瑞穂「達郎さん!!貴方、そこまで私の事を・・・」
最上「・・・だから、だから僕とk」
瑞穂「ねぇ、怖いの!!」
最上「・・・何が?」
瑞穂「やっぱり怖いの・・・。二次創作で、度々ウインナー(比喩)を生やされる、僕っ子重巡洋艦が怖いの」
最上「・・・馬鹿ヤロォー!!」
長門・大和・扶桑「「「www」」」
\デデーン/
長門、大和、扶桑、アウトー!
長門「ウインナーwww」スパーン
大和「ちょっとストレート過ぎですよwww」スパーン
扶桑「それ言ったらお終いですよwww」スパーン
543: 194 :2018/01/28(日) 21:09:17
瑞穂「達郎さん・・・・・、御免なさい」
長門「・・・アレッ?降りないの?」
大和「え?このまま付いて来るんですか!?」
金剛「イヤ、一緒に来られても・・・」
日向「こっちも困るんだが・・・」
扶桑「凄い気不味いですよ・・・」
5人が困惑する中、バスは扉を閉めて走り出す。スピードが乗り始めたその時、道路に人影が!
※BGMその2
\キキーーーー!!/←ブレーキ音
5人「「「「「おぉおおお!?!?!?」」」」」
運転手「死にたいのか!馬鹿野郎!!」
最上「僕は死にましぇん!!僕は死にましぇん!!貴女が好きだから!!僕は死にましぇん!!僕が幸せに、しますからー!!」
瑞穂「達郎さん!!」
バスから降り、二人は抱き合うのだった。
\デデーン/
全員、アウトー!
長門「ビックリした・・・」スパーン
大和「げ、原作再現の為だったんですか・・・」スパーン
金剛「この為だけに、ワザワザ残っていたんデスカー・・・」スパーン
日向「いや、確かに名シーンの再現だけど・・・」スパーン
扶桑「危なかったですよ・・・」スパーン
ポーラ「さて、そろそろ競技場に着きますよ~。皆さん、降りる準備をして下さ~い」
長門「・・・いや、本当に驚いたな」
大和「ほぼぶつかる寸前でしたからね・・・」
金剛「拘り過ぎデース」
日向「そうだな・・・。さて、もう間もなく着くが」
扶桑「どんなイベントが待ち受けているんでしょう・・・」
刺客達に翻弄されつつも、どうにか競技場に向かう一行。この後、新たな戦いの幕が切って落とされる事となる・・・。
544: 194 :2018/01/28(日) 21:09:54
以上です。元ネタは、大脱獄でやってた奴です(因みに、遠藤のネタで爆笑しました。4万台・・・ww)
元ネタの達郎の一人称が僕なので、最上と時雨のどちらでやるかで最後まで悩む事に。最終的に髪型がショートで、時雨以上にこの役が似合いそうという理由で
最上に白羽の矢を立てた次第(時雨は銀連キャラと最初に接触した艦娘という栄誉を賜った訳だし、今回は出番を譲る事に)
さて、次回は恒例の「捕まってはいけない」です。鬼達との壮絶な戦いとなります。お楽しみに。
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最終更新:2018年01月29日 09:09