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注意書きについて
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編 ~絶対に笑ってはいけない鎮守府24時~ その二 をご覧ください(手抜き)
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編Ⅱ ~絶対に笑ってはいけない神崎島女学校24時~ その17
※本編中に銀連キャラは出てきません。辛うじて、本編後に極稀に書かれるおまけのみに出る程度です
訓練開始から一時間が経過。残り時間は半分を切った。
長門チームは現在、屋外の観客席を探索している。
あきつ丸「・・・・・なかなか見つからないでありますなぁ」
扶桑「ヒントとかも無いですしね」
長門「実は大淀かポーラ辺りが鍵を持ってたりするのかもな」
青葉「有りそうですよねぇ・・・!!」
またいきなりダッシュする青葉。残りの3人も鬼の姿を確認する。
長門「おい、青葉!!」
扶桑「だから自分だけ逃げないで下さい!!」
あきつ丸「そういうのは、やめるでありますよ!!」
スタートダッシュが遅れた分、間合いを詰められる3人。逃走空しく、長門が捕まる。
パコォォォォォォォォン!!※スリッパの音
長門「ぐぉぉ・・・!?!?」
扶桑「長門さん!!」
あきつ丸「大丈夫でありますか!?」
長門「くぅぅ・・・。思った以上に痛いぞ、スリッパは。というか、青葉!!」
※物陰から、哀れむ様な視線で成り行きを見守る青葉
長門「お前、今のは酷いぞ!!(怒)」
扶桑「せめて、警告だけでも出して下さいよ・・・」
青葉「いやぁ~。流石の私でも、なかなか気配が察知出来ないから、逃げるのが精一杯なんですよ」テヘペロ
あきつ丸「・・・程々にしておかないと、いつかしっぺ返しが来るでありますよ・・・」
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一方・・・。
金剛「だんだん時間が無くなって来てマスネー・・・」
大和「あれ以降、宝箱とか見ないですしね」
那珂野「何時鬼ガ来ルカモワカラナイデスシ・・・。!!鬼ガ!!」
大和「逃げましょう!!」
金剛「了解デーs」ドテッ!
待ち構えていた鬼が、金剛の足に注入棒を引っ掛けた。あっさり転倒する金剛。
那珂野「金剛サン!!」
バッチィィィィィィィン!!
金剛「アウチッ!?」
大和「金剛さん!大丈夫ですか!?」
那珂野「・・・コノ辺リハ見通シガ悪イデスシ、一旦外ニ出マショウ」
大和「取り敢えず、体制を整え直しましょうか」
那珂野の提案で、一旦外に出る事にする大和チーム。一方・・・。
長門「来たぞ!」
あきつ丸「逃げるであります!!」
新たな鬼に追いかけられる長門達。何とか逃げようとするも・・・。
扶桑「ヒィ!?つ、捕まりました!!」
青葉「扶桑さん!」
ロックオンされ、敢え無く捕まる扶桑。罰ゲームの内容は・・・・・『かぐや姫』
847: 194 :2018/02/05(月) 23:07:37
扶桑「・・・・・・・何ですか、これ?」
すると、多数のアシスタントの鬼達に連行される扶桑。
扶桑「え?え?え?な、何なんですか!?」
ほぼ同時に、屋外に出てきた大和達と合流。
大和「長門さん!一体何があったんですか」
長門「いや・・・扶桑が『かぐや姫』という内容の鬼に捕まったんだ」
那珂野「・・・ドンナナノカ、今ヒトツ想像ガツカナインデスケド」
連れて行かれたのは、競技場内のとある一室。10分程して、扶桑が出て来たのだが・・・。
扶桑「・・・・・」
大和「・・・何でそんな格好を?」
何故か、平安時代の女性貴族っぽい衣装に着替えさせられていた・・・・・。
長門「・・・あー、だからかぐや姫か」
金剛「これはチョット、想像がつかなかったネー」
扶桑「・・・十二単で着込んでるから、結構重いです」ズルズル
あきつ丸「動きにくそうでありますね・・・」
扶桑「しかも何故か鈴が付いているんですよね。それも複数」チリンチリン
青葉「・・・これは、鬼に見つかりやすくなりますねぇ(汗)」
長門「それはそうと、あれから何か見つかったか?」
大和「いえ。あれからは全く」
長門「・・・仕方ない。もう一度、外の方を探してみるか」
848: 194 :2018/02/05(月) 23:08:14
再び敷地外を探す長門達。手分けして、広範囲を探す。
青葉「・・・無いですねぇ。やはり、大淀さん辺りが隠し持っているのかも」
扶桑「青葉さ~ん。見つかりましたかー?」ズルズル&チリンチリン
青葉「有りませんね。というか、鬼に見つかりかねないから、余り声をかけないで貰いたいのですが・・・!!」
またもや、いきなりダッシュする青葉。遅れて扶桑も鬼に気付く。
扶桑「だから、そういうのはやめてくださいってば!!」チリンチリン
青葉「扶桑さんと一緒にいると、見つかりやすいですしねぇ。悪く思わないで下さい」
扶桑「ちょ、ちょっと待ってー!嫌ぁ!捕まるー!・・・・・・・・・・て、あら?」
てっきり捕まる物と覚悟していた扶桑。しかし、鬼は扶桑を無視して青葉に一直線に向かって行く。
青葉「ちょ!?何故こっちに来るんですかぁぁぁぁ!?!?」
予想外の展開に驚き、対応が遅れる青葉。あっさりと捕まってしまった・・・。
長門「どうした!何かあったのか!?」
扶桑「長門さん。青葉さんが鬼に捕まって」
長門「何だと!?」
扶桑「また自分だけ逃げようとしたんですけど・・・、位置的に近かった私を無視して青葉さんに・・・」
あきつ丸「・・・罰が当たったでありますね」
大和「それより、罰ゲームの内容は?」
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鬼に書かれた内容を確認すると・・・・・、そこには『爆撃王』と書かれていた。
青葉「え、えーと・・・・・・・・・・何ですか、これ?」
??「こんな所に居たのか、青葉!!」
声のする方を向くと、そこにはルフトバッフェの航空服を着込んだ義足のイケメンパイロットが居た。
青葉「・・・あ、あのー。一体どちら様で?」
??「何を言っている?私は、ハンス・ウルリッヒ・ルーデルだ」
何と、かの爆撃王・『ハンス・ウルリッヒ・ルーデル(※ムダヅモ無き改革Ver)』の妖精さんだった。
青葉「・・・いや、写真で見たのと全然違うのですが?」
ルーデル「作者曰く、ムダヅモ無き改革バージョンとの事だ!ようは、作者の漫画の好みだな」
青葉「は、はぁ・・・」
ルーデル「それよりもだ。敵が性懲りも無く新型戦車を繰り出して来たというではないか。こんな所で油を売っている暇は無いぞ青葉、出撃だ!」
青葉「え!?ちょっと!・・・・・って、はーなーしーてー!!?!?!」
那珂野「青葉サン!!」
多数のアシスタントの鬼達に連れて行かれる青葉。残りのメンバーが慌てて追いかけると、競技場の直ぐ横に設置されていた臨時用滑走路上にJu87の機影が。
ジタバタする青葉を、問答無用で後部機銃座に放り込む鬼達。と同時に、機体は爆音を上げて滑走を始める。
ルーデル「さぁ行くぞ青葉!後ろの敵は任せたぞ!!」
青葉「た、たーすーけーてー!?!?」
青葉を乗せて、Ju87は大空へと飛び立って行った・・・・・。
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長門「・・・・・」※呆気に取られている
大和「・・・・・つ、連れて行かれましたよ」
ポーラ「あ、皆さ~ん」
金剛「Hey、ポーラ!青葉が」
ポーラ「あ~、あれはどうにもならないので~、残りの皆さんで~、鍵を探して下さい~」
那珂野「・・・ツマリ事実上ノリタイア、ト」
あきつ丸「戦力低下でありますか・・・。更にきつくなりますなぁ」
同じ頃、日向はというと・・・。
日向「何だあのJu87?さっき青葉が連れて行かれたのと、関係があるのか?」
事情を知らない日向は、不思議そうに呟く。と。
大淀「・・・訓練開始から1時間20分経過。鬼を2体追加します」
プシュウウウウウウウウウ!!!
――― 訓練開始から1時間20分経過
鬼 2体 新たに追加
(現在 計11体)
日向「いや、待て!!もうかんべ・・・あひゃはひゃひゃははは」コチョコチョ
またもくすぐられる日向。流石に濃い疲労の色が見えてきた。
日向「まだ見つからないのか・・・・・。早く見つけてくれ・・・」
訓練終了まで、後40分・・・。この先に待ち受ける更なる鬼達。果たして、どういう鬼が襲い掛かるのか。
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以上です。そういう訳で、実在人物(厳密にはちょっと違うけど)の第1陣としてルーデル閣下の登場と相成りました。
もっとも、メンバーに青葉が居る時点である程度予想していた人も居るかもしれませんが。一応、元ネタの出版社(※某竹○房)及び作者には、事前に話を通して了解を
得ているという設定で。多分、急降下時に「ノーズダイブボンバー!!(一氣通貫)」とか叫んでいるんじゃないかな(コラ)
さて、捕まってはいけないも残り僅かとなってきました。もう少しお付き合い頂けたら幸いです。
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最終更新:2018年02月08日 10:10