231: 194 :2018/04/01(日) 21:01:25
注意書きについて
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編 ~絶対に笑ってはいけない鎮守府24時~ その二 をご覧ください(手抜き)



銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編Ⅱ ~絶対に笑ってはいけない神崎島女学校24時~ その25


※本編中に銀連キャラは出てきません。辛うじて、本編後に極稀に書かれるおまけのみに出る程度です


22:00


引き出しネタを終えた一行。一区切り付いた為か、心なしか安堵の表情を浮かべている。

しかし、そんな彼女達の心を嘲笑うかの様に厄介な依頼が舞い込む。


ポーラ「ちょっといいですか~?」

長門「ん?どうした、ポーラ?」

ポーラ「実はですね~、この学園設立に尽力した犬神家の一族の皆さんが~、今学園に来ているんですけど~」

扶桑「犬神家?」

大和「・・・もしかして、あの某名探偵小説に出ていた?」

ポーラ「その犬神家かどうかは知りませんが~、どうも遺産相続で揉めているみたいなんです~」

金剛「遺産相続?」

日向「また面倒な話だな」

ポーラ「それでですね~。犬神家の皆様が~「学園の教師に間に入って欲しい」って要請して来たんです~」

日向「・・・何で学園の教師に?」

扶桑「普通は弁護士か、せめて探偵ですよね。こういう事を頼むのは」

ポーラ「まぁ、出資者の意見を無碍にするのも問題なので~、新人教師の皆さんに間に入ってもらう事にしました~」

大和「・・・完全にこっちに丸投げですか」

長門「碌な事にならんだろうな・・・」

ポーラ「既に一族の皆様方が~、客室に集合していますので~、これから行きましょう~」

日向「客間が有るのか?学園なのに?」

ポーラ「はい~。色んな事態を想定しているのも~、この学園の持ち味ですからね~。では、ご案内しま~す」

232: 194 :2018/04/01(日) 21:02:04
かくして、トラブル解決の為に出向く事となる一行。

ポーラの案内の元、神崎島女学校の客間に向かう。


長門「因みに、弁護士とかは居ないのか?」

ポーラ「流石に弁護士さんは居ますけど~、弁護士さんだけでは嫌だってごねてるそうです~」

金剛「マタ面倒な展開デスネー」

日向「普通に厄介だな」

ポーラ「あ、ここです~。失礼しま~す。学園から教師の皆様をお連れしました~」

??「この度は、わざわざ有難う御座います。どうぞ、其方に座って下さい」

長門「えっ!?」

大和「こ、この人も出ているんですか!?」


出迎えた弁護士の老人・・・、その人は何と東郷 平八郎(史実)の妖精さんだった。


金剛「マタ凄い大物の人が来まシタネー・・・」

日向「よく引き受けたな・・・」

扶桑「ルーデルさんと沢村投手にチャーチルさんと来て、このお方ですか・・・。何という人材の無駄遣い・・・」


一行が戸惑う中、遺産相続の話し合いが始まる。

因みに、三姉妹役は以下の三人。


長女:神崎 鳳翔

次女:神崎 千歳

三女:神崎 千代田


千歳「では、弁護士さん。早く遺言状を読んで頂けるかしら?」

東郷「千歳婦人。少々お待ち下さい。生前、佐兵衛から『遺言状は、犬神家が全員お揃いの場で』と、言われておりますので」

千歳「何ですって!?」

鳳翔「千歳さん、皆さんごめんなさい。もうすぐうちの娘(こ)来ると思うわ」

長門「・・・うちの娘?」

大和「・・・多分、原作の佐清にあたる人でしょうね」

233: 194 :2018/04/01(日) 21:02:41
すると、犬神家のBGMと共に誰かが入って来た。

※長女・鳳翔の娘、登場


長門「・・・赤い頭巾を被ってるな」

大和「女性だから、でしょうかね?」


※赤い女性用の着物に、赤い頭巾という出で立ち


鳳翔「さぁ、弁護士さん。始めて下さい」

東郷「その前に、鳳翔婦人にお願いが有るのですが・・・」

鳳翔「・・・何でしょう?」

東郷「そちらにおられるのが、本当に娘の『高雄』なのかどうか・・・」

鳳翔「何ですって!?」


金剛「エ!?」

日向「高雄なのか、あれ!?」


東郷「いや、決してお疑いしている訳では御座いませんが、ちょっと、お顔を拝見させていただければと・・・」

鳳翔「それでは弁護士さんは、この高雄が、偽者だとおっしゃりたいのですか?」

東郷「いえ、決してそういう訳では・・・」

千代田「困りましたね。一度、頭巾を取って顔を拝ませて頂かなくっちゃね」

鳳翔「・・・そこまで言うのなら。高雄、頭巾を取っておやりなさい」

5人「「「「「・・・」」」」」


鳳翔に促され、頭巾に手を掛ける高雄らしき人物。

不気味なBGMと共に、頭巾の下から出て来たのは・・・・・、頭に柿の実を乗せた佐清マスクの女性だった。


5人「「「「「・・・www」」」」」


\デデーン/


全員、アウトー!


長門「・・・マスクは予想してたがwww」スパーン

大和「何で柿の実?www」スパーン

金剛「いらないデショウ、柿の実はwww」スパーン

日向「悪意有るwww」スパーン

扶桑「ふざけ過ぎでしょうwww」スパーン

234: 194 :2018/04/01(日) 21:03:14
千歳「・・・これじゃあ本物かどうか、わかりませんわよね。千代田さん?」

千代田「ええ。高雄は本当に、困ったお人だわ」

金剛「・・・『高雄、高雄』って」ボソッ

鳳翔「まぁ、何て事を!!・・・其方の教師さん達も、何ですかその顔は?『この娘が高雄じゃない』と、そう言っているのですか?」

5人「「「「「・・・・・」」」」」

ポーラ「本当に高雄さんかどうかわかりません!!」

5人「「「「「!?」」」」」


今まで誰にも、恐らく神崎提督や姉のザラにすら見せた事の無いだろう真剣極まりないキリッとした表情で、はっきりと言い放つポーラ。

流石の一行も、驚きを隠せない様子である。


鳳翔「まぁ、何て事を!!高雄。貴女も黙ってないで、何か言いなさい!!」

高雄?「・・・・・」

5人「「「「「・・・・・」」」」」

高雄?「・・・・・高雄や!!」※掠れた声で

5人「「「「「・・・www」」」」」


\デデーン/


全員、アウトー!


長門「『高雄や』ってwww」スパーン

大和「何で掠れているんですかwww」スパーン

金剛「というか、本当に高雄なんデスカー?www」スパーン

日向「・・・中身が龍穣か黒潮じゃないだろうなwww」スパーン

扶桑「いや、背丈が違うし、む・・・いや、何でもないですwww」スパーン


因みに、放送時にとある島の鎮守府にて「どういう意味やー!!?!?!?!?」という怒声が二人分轟いた事を、一応明記しておく。

235: 194 :2018/04/01(日) 21:03:51
高雄「・・・メンバーのみんな。ウチは高雄や」※以後、特に明記が無い限りずっと掠れ声で

日向「『ウチは』って・・・」プルプル

4人「「「「・・・」」」」プルプル

高雄「・・・・・ながもん」

長門「・・・ながもん言うな!!と言うか、呼び捨てかよ」

高雄「ながもんは・・・私の事わかってくれるよな?」

長門・日向「・・・ww」


\デデーン/


長門、日向、アウトー!


長門「・・・何で私なんだ?ww」スパーン

日向「反応に困るわww」スパーン


いきなりの言い草に、戸惑いの顔を浮かべる一行。

次に、大和の方を向く高雄。


高雄「・・・・・ヤマーン」

長門・大和・日向「・・www」


\デデーン/


長門、大和、日向、アウトー!


大和「そんな呼び方、した事無いでしょう・・・www」スパーン

長門「ヤマーンwww」スパーン

日向「一瞬、ガンダムのハマーンかと思ったぞwww」スパーン

高雄「・・・ヤマーンも、ながもんと同じ気持ちか?」

長門・大和・日向「・・・www」


\デデーン/


長門、大和、日向、アウトー!


長門「だからながもん言うな!!」スパーン

大和「何で一緒の気持ちと決め付けられるんですかwww」スパーン

日向「くそ、ながもんでwww」スパーン

236: 194 :2018/04/01(日) 21:04:33
次に金剛の方を向く高雄。


高雄「・・・・・似非紅茶」

5人「「「「「www」」」」」


\デデーン/


全員、アウトー!


金剛「何デスカ、似非ッテ!!」スパーン

長門「似非紅茶www」スパーン

大和「名前ですら無いじゃないですかwww」スパーン

日向「酷い言い草だなwww」スパーン

扶桑「紅茶の失敗(※笑ってはいけない神崎島女学校その14を参照)を、ここで持ってきますかwww」スパーン


高雄「似非紅茶は・・・わかってくれるよな?」

金剛「・・・人の事ヲ似非呼ばわりしてオイテ、そんな事言われテモ」

高雄「・・・・・似非紅茶も、ながもんと同じ気持ちか?」

日向「・・・ww」


\デデーン/


日向、アウトー!


日向「・・・せめて、ながもんはやめてくれww」スパーン

長門「・・・全く。人を何だと思っているんだ・・・」


続いて、日向を見る高雄。


高雄「・・・・・瑞雲」

日向「・・・まぁ、そうなるな」

高雄「瑞雲は・・・私の事わかってくれるよな?」

日向「・・・えーと」

高雄「・・・・・瑞雲も、ながもんと同じ気持ちか?」

長門・大和・金剛・日向「・・・ww」


\デデーン/


長門、大和、金剛、日向、アウトー!


長門「だから、何で私が基準なんだww」スパーン

大和「そんな事言われても、わかりませんからww」スパーン

金剛「何で決め付けるデスカーww」スパーン

日向「・・・因みに、長門はどういう気持ちなんだ?ww」スパーン

長門「・・・いや、私もさっぱりわからんのだが」

237: 194 :2018/04/01(日) 21:05:06
最後に、扶桑の方を向く高雄。


高雄「・・・・・」

扶桑「・・・・・」

高雄「・・・・・・・」

扶桑「・・・・・・・?」

高雄「・・・・・・・・・・お前は誰や!!」

5人「「「「「wwwww」」」」」


\デデーン/


全員、アウトー!


扶桑「・・・扶桑です」スパーン

長門「『お前は誰や!!』ってwwwww」スパーン

大和「せめてちゃんと呼んであげて下さいよwwwww」スパーン

金剛「名前とか以前の問題デースwwwww」スパーン

日向「扱いが一番酷いwwwww」スパーン


高雄「・・・ながもん」

長門「・・・・・」

高雄「・・・ヤマーン」

大和「・・・・・」

高雄「・・・似非紅茶」

金剛「・・・・・」

高雄「・・・瑞雲」

日向「・・・・・」

高雄「・・・・・・・扶桑」

大和「・・・今度は、ちゃんと読んでもらえましたね」

高雄「・・・・・アイス呂ーキックチャレンジ」

扶桑「・・・え!?」


\デデーン/


呂500「扶桑さん、アイス呂ーキックチャレンジ~!ですって!」

238: 194 :2018/04/01(日) 21:05:46
呂500「「・ω・)「 ガルル~」

扶桑「いや待って!?何でこうなるんですか!??!?!」

日向「うわぁ・・・」

金剛「悲惨すぎるデース・・・」

澤海「扶桑、ジットシロ」

扶桑「いやいやいや!?待って!待って下s」


ザバァァァァァァァァァン!!


扶桑「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?」


呂500「て~!!」


カッ!!


※カットin&クリティカル


チュドォォォォォォォォォォン!!


扶桑「~~~~~~~~~!!???!?!?!」

4人「「「「www」」」」


\デデーン/


長門、大和、金剛、日向、アウトー!


長門「ひ、悲惨すぎる・・・www」スパーン

大和「まさか、また去年と同じ目に遭うなんてwww」スパーン

金剛「流石に、あんまりデースwww」スパーン

日向「扶桑に何か恨みが有るのか?スタッフはwww」スパーン


長門「・・・気絶してるな、扶桑」

大和「・・・まぁ、無理ないですよ」

239: 194 :2018/04/01(日) 21:06:21
ここで、視点を舞台裏に移す。

無事出番を終えた呂ーちゃんと澤海のペアが、大淀に報告をしようとしていた・・・。


呂500「大淀さん。無事終わりましたって!」

澤海「終ワッタゾ」

大淀「あ、二人ともちょっと待って下さい」

呂500・澤海「「?」」

大淀「これはあくまで勘なのですが・・・。もう一度出番が有りそうな気配がします。すみませんが、二人とも準備してもらえますか?」

呂500「?何をすればいいのですか?」

大淀「呂ーちゃんはアイス呂ーキックチャレンジのコールが出来る様準備を。澤海さんも、今の内に氷水の補充をお願いします」

呂500「了解ですって!」

澤海「ウム、ワカッタ」


再び視点を客間に戻す。このイベントも、いよいよ佳境へと突入していた。


高雄「・・・・・お前等、もうええわ」

千歳「本物の高雄じゃない、という事でよろしいかしら?」

鳳翔「全然、高雄だって信じてくれないのですね!!高雄、その仮面を取っておやり!!」


佐清マスクに手を掛ける高雄。扶桑を除く4人も固唾を呑んで見守る・・・。

そのままマスクを取る・・・・かと思いきや、力任せにマスクを引き裂いた。


バリリッ!!


※下からまた佐清マスク(ただし柿の実は無し)


4人「「「「・・・www」」」」


\デデーン/


長門、大和、金剛、日向、アウトー!


長門「引き裂くとはwww」スパーン

大和「ちょっとびっくりしましたよwww」スパーン

金剛「まさかの力技www」スパーン

日向「二重に付けてたのかよwww」スパーン

240: 194 :2018/04/01(日) 21:06:57
鳳翔「・・・高雄、行きましょう」

日向「え?行くの?」

大和「高雄さんと認めてもらえなかったからでしょうか・・・」

金剛「いずれにしても、シュール過ぎるネー・・・」

長門「もう無茶苦茶だな・・・」


席を立つ鳳翔と高雄。犬神家のBGMと共に、このまま退室すると思われたその時!


ガシッ!!


高雄「!?」


いつの間にか意識が戻った扶桑が、高雄の足首を掴んでいた。


扶桑「・・・何平然と帰ろうとしてるんだ」

高雄「・・・」※予想外の事に驚いている

扶桑「よくも痛い目に遭わせやがって・・・・。お前も蹴られろぉぉぉぉぉ!!!」

高雄「!?」


大淀「今です。合図と共にコールを」

呂500「は、はい」

澤海「・・・凄イナ、大淀」


\デデーン/


呂500「高雄さん、アイス呂ーキックチャレンジ~!ですって!」


高雄「え!?ちょっと待って!?聞いてないんだけど!!?!?!」※完全に素に戻っている

扶桑「五月蝿い!!いいから、黙って蹴られろぉぉぉ!!!」

呂500「「・ω・)「 ガルル~」

高雄「ちょ、ちょっと!?こんなの台本に無いんだけど!?!?!?」


悲鳴も空しく、アイス呂ーキックチャレンジの餌食になる事に。


ザバァァァァァァァァァン!!


高雄「つ、冷t」

呂500「て~!!」


カッ!!


※カットin&クリティカル


チュドォォォォォォォォォォン!!


高雄「おごぉぉぉぉぉぉ!!?!?!?!?!?!」ビクンビクン

4人「「「「wwwww」」」」


\デデーン/


長門、大和、金剛、日向、アウトー!


長門「え!?どうなっているんだ!?wwwww」スパーン

大和「今、素で悲鳴上げてましたよwwwww」スパーン

金剛「マサカ、予定外デスカーこれwwwww」スパーン

日向「だとしたら悲惨過ぎるwwwww」スパーン

241: 194 :2018/04/01(日) 21:07:34
予想外の出来事に、部屋に居た全員が呆然としていたが、やがて鳳翔がアドリブで場を進める事に。


鳳翔「まぁ、貴女達!高雄に何て事を!!行きましょう、高雄」


強引に場を締めくくる様に言い放つ鳳翔。悶絶している高雄を助け起こし、再び流れ出した犬神家のBGMと共に今度こそ退室した。

因みに扶桑はというと、氷水を被らない様、高雄が澤海に捕まったと同時に、転がって退避していた。


ポーラ「・・・・・え、え~と~、予想外のハプニングが起きましたね~」

長門「・・・やはり予定外の出来事だったのか、あれ」

ポーラ「打ち合わせでは~、高雄さんが蹴られる予定では無かったんです~」

日向「・・・つまり、急遽現場で決まったって訳か」

金剛「恐ろし過ぎデース・・・」

ポーラ「まぁ何はともあれ、依頼は終了しましたので~、扶桑さんを助け起こして戻りましょう~」


まだ倒れている扶桑を助け起こす一行。流石に心配の声を掛ける。


大和「大丈夫ですか?扶桑さん。立てますか?」

扶桑「な、何とか・・・」

日向「余り無理するな。ほら、肩を貸してやる」

扶桑「す、すいません・・・」

ポーラ「流石に濡れたままでは可哀想ですので~、更衣室に今着ているのと同じ衣装一式をご用意してますので~、着替えてから戻りましょう~」

扶桑「・・・あ、後髪を乾かしても良いですか?同じくずぶ濡れですから」

ポーラ「あ~、それはうっかりしてました~。ドライヤーを手配しますので~、少々お待ち下さい~」

長門「・・・本当に災難だったな、扶桑」

扶桑「全くです・・・」


その後、着替えと髪の乾燥をして研修室へと戻る一行。しかしこの後、とんでもない事件が起こる事となる・・・・・。

242: 194 :2018/04/01(日) 21:08:05
以上です。前回の投稿から、少々間が空いてしまい、真に申し訳ありませんでした(汗)
次女と三女を誰にするかで迷ってしまっていたのと、やはりステラ(ry←殴
後、原作そのままの流れなのはどうかと思った結果、扶桑に昨年の悲劇が再び。まぁネタ不足だからね、仕方無いね(ヲイ)
さて次回ですが・・・・・、勘の良い皆様ならお分かりかと思いますが、あのイベントとなります。
三話程に分けてじっくりと描いていこうと思っていますので、お楽しみに。
wiki掲載は、自由です。

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最終更新:2018年04月06日 09:56