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陣龍氏執筆if銀河連合日本×神崎島支援ネタ 中国の核で世界がヤバイ


中華人民共和国での同時多発的な核爆発。
中華の地が核の火と放射能の灰で汚染されたその日、全てはそれで終わらなかったのである。

各国が中国本土での大陸間弾道ミサイルを始めとする核兵器が多数起爆したのを確認し、
情報収集及び事実確認に奔走する中それは起きた。

黄海にて作戦行動中の中国の戦略原潜に搭載された核弾頭もまた起爆したのである。
海中で起きた核爆発は水中に大規模な圧力を生じさせ、大きなうねりを生み出した。
そして大韓民国が大陸側の現在、中華人民共和国の内海となった黄海沿岸部を高さ10メートル以上の津波が襲ったのだ。
朝鮮半島が壁となり穏やかな海であった黄海においてその被害は甚大であった。

そもそも津波への対策をしていない韓国、中国、北朝鮮において被害を最小限に留める術などはない。
各国共に都市や国民が津波に飲まれていく姿を傍観するしかないのだ。

そして黄海沿岸の国々の混乱も被害に拍車を掛けていた。
中国は核爆発への対応でそれどころでなく、北朝鮮はそもそも余裕がない。
韓国に至っては政府が右往左往するばかりで軍も動くことが出来なかったのだ。

その中で最も的確に動いていたのが在韓米軍であった。
津波の到達が確認された時点で自国及び友好国の国民を可能な限り救助して日本へと退避させたのだ。
皮肉にも韓国が裏切りを考慮した作戦行動を在韓米軍が練っていたのが功を奏していた。

そして日本も迅速に行動していた国の一つである。
ヤルバーンの協力により黄海での津波の発生を確認し即座に九州及び南西諸島沿岸部に避難命令を発令し、
津波の被害を受ける可能性が高い台湾等に情報を発信して転移装置を使い在韓米軍と同様に自国民と友好国の国民を
日本へと非難させた。
その結果家屋などの経済的な被害こそ発生したが人的被害はほぼゼロであった。


そして津波が落ち着いた後に判明した被害は甚大なものであった。
死者行方不明者100万人以上、被害総額不明。
人類史上最悪の災害であった。
そしてその後のアメリカを中心とした国家連合と日本、ヤルバーン連合の協力による中国での同時多発的な核爆発の原因調査によりその原因が発表された。

「中華人民共和国のいいかげんな核兵器の管理が原因で『偶然』同時に起爆しこれだけの被害となった可能性が高い。」
「そして黄海沿岸部を襲った津波は中国の戦略原潜の核兵器の核爆発によって発生したものであると推測される。」

これだけの被害を生んだ災害の原因が人災であったと結論づけられた。
そして被害はこれだけに留まらなかったのである。

水中で発生した核爆発及び原潜の原子炉から発生した大量の放射性物質が津波が到達した地域に残されたのである。
それにより福島やチェルノブイリをも上回る広範囲に渡って放射能汚染が引き起こされた。
被爆した人間の数も数百万人に上ると予想されたが正確な数は分からなかった。
政府機能がマヒしている地域も多かったからである。

日本と台湾にも到達した放射性物質であるがこれはどうにかなった。
ヤルバーンの技術により除染と被爆の治療が可能だったからである。
台湾は今回の騒動前から日本側に付いていたたのでどうにかヤルバーンの支援を受けることができたのも大きい。
その結果両国では大きな混乱などは起きず物理的、経済的な被害をどうするかに政府が頭を痛めていた。

217: 635 :2018/11/11(日) 08:35:47 HOST:p1898232-ipbf412souka.saitama.ocn.ne.jp
そして、例の三カ国であるが国家そのもがヤバかった。

北朝鮮は国家機能そのものが崩壊し、軍部によるクーデターや鬱憤が溜まった国民の暴動略奪が横行し、
北斗の拳じみた世界へとなり、一部はまだマシと思われた南を目指し難民となった。

韓国は政府機能こそ生きていたが在韓米軍の撤退や政府の対応の不味さからの政治的混乱や市民の暴動、
北朝鮮から国境を超える難民への対応のため戒厳令を発令して軍の動員による威圧よる事態の沈静化を図った。
しかしそれでも混乱は収まらず軍による武力鎮圧や特高やゲシュタポのような秘密警察を用いて反政府勢力の
狩り出しを行い国内の治安を強引に回復させた。
しかしながら津波の被害と強権的な国内の統制により外国企業の撤退や他国が支援を渋るなどが続き復興への道筋は見えずにいた。
それを少しでも補填するため国外企業や他国の資産の接収さえも政府主導で行い他国が遠のく悪循環へ堕ちることとなる。

中国がまだ一番マシかもしれなかった。
沿岸部が大きな被害を受け日本、ヤルバーンの支援が絶望的に無理なため経済崩壊待ったなしであるが、
政府中央機能は維持され内陸部の都市も無事な所が多かったからである。
また、かつてのような中国的な社会主義体制に強引に回帰し党と軍による統制を行いなんとか安定化出来たのも大きい。
しかし国際社会での権威、地位失墜は避けられず、中国、韓国、北朝鮮を除く加盟国による国際会議により、
参加国の全会一致により中国の常任理事国除名が正式に決定された。
また、ウィグルやチベットにおいて独立運動が再燃し、中国に統治能力なしと見なされ同地域の独立が国際的に承認されることとなる。
他国との係争地についても中国が進出不可能となったために大体の場所が自然と問題が解決していくこととなった。


そして中国が常任理事国を除名された国際連合であるが、ある国連高官が声高に今回災害は日帝の陰謀と叫び、
日本人を排除した実績もあって国際機関として不適格でないか?との意見が加盟国から発言され、
日本の国内からも国連へ供出金や加盟している利点がないので脱退してティ連と付き合えばいいやという意見が散見された。
ついでになぜか親日国を中心に日本中心とした国際的な連合を作ろうとする動きすらも出てきた。
これに慌てた常任理事国等は国際連合の機構の刷新、出来なければ新たな国際機関の創設を真剣に議論していくこととなった。

218: 635 :2018/11/11(日) 08:37:35 HOST:p1898232-ipbf412souka.saitama.ocn.ne.jp
以上になります。
毒を吐きまくってデトックスになりました(;゚∀゚)=3
フェルさんが見た平行世界よりヤバイ状況になりましたが気にしないでください。
掲載はご自由にどうぞ。

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最終更新:2018年11月12日 14:42