159: 194 :2018/12/31(月) 11:20:33 HOST:ai126196044160.17.access-internet.ne.jp
注意書きについて
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編 ~絶対に笑ってはいけない鎮守府24時~ その二 をご覧ください(手抜き)


銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編Ⅲ ~絶対に笑ってはいけない神崎市警察署24時~ その1


※本編中に銀連キャラは出てきません。辛うじて、本編後に極稀に書かれるおまけのみに出る程度です



感情抑制の深淵。


人はその時、感情の偉大さを痛感する。


08:00


神崎島に訪れる、朝の始まり。

かつて何時果てるとも無く続いた戦いがまるで夢か幻であったと言わんばかりに、穏やかな時の流れを島に住む住人達にもたらしている。

この日の天気は、雲一つ無い快晴。そんな穏やかな空気の中、呼び出しを受けた5人は集合場所へと向かっていた。


大和「今日は本当に、良い天気ですね」

金剛「絶好のPicnic日和デスネー」

長門「全くだな」

扶桑「本当にピクニックだったら、最高なんですが・・・・・。このメンバーで呼び出しってのを考えると」

日向「それ以上言うな。分かり切っているんだから」


そんな事を話しながら、指定場所に到着したメンバー達。案の定と言うべきか、何も無い芝生のど真ん中に


『ここで待て』


と書かれた看板が立っていた。


扶桑「・・・・・やっぱり」

金剛「今年もデスカー・・・」

大和「前回から丁度一年ですからね・・・」

日向「・・・何か腹立ってきたな。なぁ、これ(看板)蹴り倒してもいいか?」

長門「良いんじゃないか?どうせこの後撤去するんだし」

日向「そうだな。・・・えい」ゲシッ

160: 194 :2018/12/31(月) 11:21:15 HOST:ai126196044160.17.access-internet.ne.jp
看板に蹴りを入れる日向。十分に加減はしている為壊れる事は無いが、看板はパタリと倒れる。すると・・・。




ピピピピピー!!




五人「「「「「?」」」」」


??「こらー!何やっているんですか!」

???「駄目ですよ~!そんな事をしたら~!」


見ると、ホイッスルを吹き鳴らしている婦警の格好をした神崎 大淀と、同じく婦警の格好をしたポーラ 神崎の二人が居た。


大淀「日向さん。公共の物に何て事をしているんですか!」

ポーラ「幸い壊れてはいない様ですが~、もし壊れていたら器物損壊の罪で逮捕する所でしたよ~?」

日向「は?逮捕?」

長門「その格好って事は・・・」

大淀「はい。お察しの通りですね。今回の指令は・・・・・・・・・・こちらです!!」


持っていた紙を広げる大淀。そこには、


『神崎島プレゼンツ!~絶対に笑ってはいけない神崎市警察署24時~』


と書かれていた。


大淀「そういう訳で、これから皆さんには『神崎市立ヘイポーお豆警察署』に新人婦人警官として赴任して頂き、そこで24時間、
絶対に笑ってはいけない婦警生活を送ってもらいます」

長門「・・・・・まぁ、それはいいのだが」

大淀「どうしました?」

日向「何でまた、ポーラが出て来ているんだ?」

ポーラ「実はですね~。前回の頑張りが認められまして~、正式に大淀さんのサポート役として~、レギュラー入りする事になったんです~」

大和「そうなんですか?」

金剛「て事ハ、今年も引率役を?」

ポーラ「それに関してですが~・・・・・、大淀さん。どうしましょう?」

大淀「ああ、その位なら言っても良いですよ」

ポーラ「分かりました~。引率役は、また別の艦娘の人が~、担当する事になってます~。あ、誰が来るかは~、今の所は秘密です~」

日向「成程」

161: 194 :2018/12/31(月) 11:21:50 HOST:ai126196044160.17.access-internet.ne.jp
ポーラ「・・・・・そして例によってザラ姉様とローマさんから~、付きっ切りの監視を受ける羽目になっているんです~(´・ω・`)」

長門「いや、それは仕方ないだろ」

扶桑「それはそうと、去年『本番中はお酒飲まない』と言っていながら、一回だけ持ち込もうとしてたそうじゃないですか(※神崎島女学校 舞台裏その10参照)」

ポーラ「その事は十分反省してます~。そして去年同様~、前日からお酒は抜いていますので~」

大淀「まぁ、私も監視やチェックの手助けはしますので。ここは、信じてあげて下さい」

金剛「・・・マァ、そこまで言うなら」

ポーラ「はい~。一生懸命頑張りますので~、宜しくお願いします~。・・・・・それはそうと皆さん。何ですか~、その格好は~?」

日向「いや、その格好はって言われても・・・」

大淀「新米巡査が、私服で勤務出来る訳無いじゃないですか。では、そこの更衣室の中に衣装を用意しましたので、着替えて来て下さい」

大和「・・・何とも憂鬱ですね」

扶桑「でも、やらないと終わらないですからね・・・」

長門「そうだな。・・・それじゃあ、皆着替えよう」


かくして5人は、用意された衣装に着替える事に。そして10分後・・・・・・・。

162: 194 :2018/12/31(月) 11:22:20 HOST:ai126196044160.17.access-internet.ne.jp
大淀「着替え終わりましたか?それでは、ポーラさんが1人ずつお呼びしますので、名前を呼ばれたら出てきて下さい」

ポーラ「それでは行きま~す。まずは、交通課所属のリーダー系婦警、神崎 長門さん~」

長門「こういう格好も新鮮だな。・・・しかし何だ、リーダー系って」

ポーラ「続いては~、生活安全課所属の新妻系婦警、神崎 大和さん~」

大和「何ですか、新妻系って・・・」※2018春の限定グラより←殴

ポーラ「次は~、総務課所属の瑞雲系婦警、神崎 日向さん~」

日向「・・・何か、去年までと違って少し酷くないか?」

ポーラ「お次は~、会計課所属の薄幸系婦警、神崎 扶桑さん~」

扶桑「・・・私だけ、何も変わってないorz」

日向「・・・代わりのワードが、今ひとつ思い浮かばないけどな」

ポーラ「最後は~、地域課所属の帰国子女系婦警、神崎 金剛さん~」

4人「「「「wwwww」」」」


見ると、金剛だけ男性警官の服で前回と同じおかっぱのヅラ。更に、マントヒヒ鼻と頬の着け物を着用していた。


長門「こ、金剛wwwww」

扶桑「なんて物着けているんですかwwwww」

金剛「・・・・・ナンデスカ、この着け物ハー!!」

ポーラ「実は金剛さんは~、我が警察署のマスコットキャラを兼任してもらっているんです~」

大淀「その名もずばり、『マントヒヒ ザ ダイヤモンド』って言うんです。良い名前でしょう?」

金剛「全然良くないデース!!!・・・というか、足元が見難いんデスケドー」

ポーラ「もう間も無く始まりますので~、暫くは着けたままにして下さい~」

大淀「研修室に着くまでの間だけ、我慢して下さい。さて、そろそろ・・・・・と、バスが着きましたね」

163: 194 :2018/12/31(月) 11:27:03 HOST:ai126196044160.17.access-internet.ne.jp

神崎市立ヘイポーお豆警察署通勤バス。このバスに乗って、彼女達は今年の戦いの場へと向かう事となる。


『絶対に笑ってはいけない神崎市警察署24時』ルール

一 5人は神崎市立ヘイポーお豆警察署に赴任する新人婦警として、丸一日警察署での生活を送る。

二 ルール適用中は、何があっても絶対に笑ってはいけない。

三 もし笑ってしまった場合、その場でキツイお仕置きを受けてもらう。


大淀「それでは皆さん。順番にバスに乗って下さい」

日向「・・・さて、誰から行く?」

大和「去年は金剛さんで一昨年は私ですから・・・。今回は長門さんに行って貰いましょうか」

長門「え、私がか?」

扶桑「まぁ、私達のリーダーですからね。ここは、先陣を切るべきかと」

長門「・・・・・はぁ、分かった。それじゃあ、乗ろう」


覚悟を決めた長門。やや緊張した顔で、バスへと乗り込む・・・・・。


プワアアアアアアアアアアアアアアア!!!


『絶対に笑ってはいけない神崎市警察署』 START!!


車内を一通り確認する長門。原作同様、一般の局が何人か乗り込んでいる。


長門「・・・・・」

大和「どうしました?」

長門「・・・いや、お前ら何見ているんだ?」

日向「ああ、『長門ってこんな感じで乗るんだな』って」

長門「・・・いや、早く乗れよ」

扶桑「もう少しこの雰囲気を味わいたかったのですが・・・。じゃあ、次は金剛さん。どうぞ」

金剛「エ、私デスカー?」

日向「まぁ、乗らないと進まないからな」

金剛「・・・ハァ。分かりましたn」

164: 194 :2018/12/31(月) 11:27:33 HOST:ai126196044160.17.access-internet.ne.jp
コケッ←何も無い所で躓いた


大和「ちょw金剛さん」

扶桑「何変な所で躓いているんですかw」

長門「何してんだ金剛w」

日向「あ、今笑ったな」

大和「笑いましたね」

長門「え、いや笑ってないぞ」

金剛「イヤ、確かに笑ってマシタネー」

扶桑「ええ、私もはっきり見ましたし」

長門「いや、ちょっと待ってくr」


\デデーン/


長門、アウトー!


長門「くそ。こんな形で、最初の一発目を喰らうとは」


アウトコールと共に、今回から原作準拠(黒尽くめの衣装+迷彩服&ベレー帽)となったケツバットの妖精さんがやって来た。


スパーン!


長門「くぅぅ!」


『絶対に笑ってはいけない神崎市警察署24時』追加ルール

四 もし笑ってしまった場合、ケツバットの妖精さんからケツバットの刑。

165: 194 :2018/12/31(月) 11:28:53 HOST:ai126196044160.17.access-internet.ne.jp
日向「お、いいの行ったな」

扶桑「今回から、原作と完全に同じ衣装になったんですね」

大和「服が変わったからか、何時もより気合が入っているみたいですね」

金剛「アレを見ると、『ああ。今年も始まったんだな』って思うネー」

長門「こら、お前等。自分達だけ安全な所から見学するんじゃない!」


※現在、バスに乗っている長門のみルール適用。


日向「ああ、分かった分かった。じゃあ、金剛。乗ってくれ」

長門「え、マジで金剛なのか?」

金剛「どういう意味デスカー!」

大和「いや、言われた通り乗り込むだけですから」

扶桑「だから、ちゃんと見てあげて下さい」


※金剛、バスに乗り込む


長門「www」


\デデーン/


長門、アウトー!


金剛「Hey長門!ちょっと失礼じゃないデスカー?」※ちょっと怒っている

長門「いや、その顔は駄目だってwww」スパーン

大淀「もう、皆さん。何時までもだべってないで、早く乗って下さい」

ポーラ「それでも渋る様でしたら~、次は乗ってない皆さんもアウトカウント取りますよ~」

日向「・・・さ、それじゃ行こうか」

扶桑「そうですね。お約束も済みましたし」

大和「今年は、どんな展開が待ち受けているやら」


残りの3人も、順次バスへと乗り込んで行く。


大淀「ではそれぞれ、指定の位置に座ってください。席順は運転席に近い順に長門さん、大和さん、金剛さん、日向さん、扶桑さんとなります」


言われた通りに、横一列に着席する5人。


日向「さぁ、新たな戦いの始まりだな」

扶桑「気合入れていきましょう」

ポーラ「準備はいいですね~?では、出発進行~」


ブザー音と共に扉は閉まり、バスが走り出す。

かくして、彼女達の新たな戦いの幕が、切って落とされたのだった。

166: 194 :2018/12/31(月) 11:32:04 HOST:ai126196044160.17.access-internet.ne.jp
以上です。前回のアナウンス通り、警察署が今回の舞台となります。記念すべき最初の犠牲者は、長門となりました。それも2回w
待ち受ける刺客達を前に、彼女達は無事戦い抜く事が出来るのか?そして、無事に完走する事が出来るのか(ヲイ)。
生暖かい目で見守って頂けたら、幸いです。
wiki掲載は、自由です。

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最終更新:2019年04月06日 10:33