439: 昭和玩具の人 :2019/01/30(水) 21:43:38 HOST:p3125028-ipngn20501hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
(修正版)
日本国海上自衛隊 DDB-11 ふじ型打撃護衛艦

全長 248m
全幅 32m
喫水 9.2m
基準排水量 24000t
満排水量  32000t

機関 COGLAG方式
LM2500IECガスタービン 28000ps 六基
電源 LM500-G07ガスタービン主発電機 3500kW 四基
速力 30ノット(公称)
乗員 450名

レーダー FCS-3A 一基(四面)
     OPS-20C 一基(主・副アンテナ各一基)
     その他多数
ソナー OQQ-22 統合ソナー・システム
その他多数

兵装 五〇口径356mm連装砲 三基
   OTO 76mm速射砲 四門
   Mk.41VLS 64セル
   90式SSM四連装発射筒 二基
   三連装短魚雷発射機 二基
   20mmCIWS 四基
   12.7mm機関銃 二丁(搭載武器扱い)

440: 昭和玩具の人 :2019/01/30(水) 21:44:36 HOST:p3125028-ipngn20501hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
概要 
近年の情勢悪化に伴い海上自衛隊が計画、建造した(実質的に)戦後初の戦艦。米海軍がエイブラハム・リンカーン級戦艦(以下、A・L級)を建造したものの、海自は戦艦(またはそれに匹敵する艦艇)を建造する気はなかった。しかし、もはや公然と敵対国家として扱うことになった隣国がA・D・M級戦艦を就役させるという情報がもたらされたため、また島嶼奪回作戦時における陸自部隊の上陸作戦前の梅雨払いとして、高火力を叩き込むことが出来る艦が自前で欲しかったため(神崎島の部隊に要請することは可能だが、出来れば自由に動かせる戦力が欲しかった)、戦艦に相当する艦艇の建造をするに至った。

とはいえ、神崎島からの援助があるとはいえ、予算に余裕があるわけでもなく、人員も不足気味な海自はハナからA・L級のような超巨大戦艦を運用できるとは思っておらず(他もいずも型の空母化———もとい、多目的母艦化など、必要な装備はいくらでもあった)、必然的に多少背伸びしつつも、概ね身の丈に合った戦艦———打撃護衛艦の整備に着手することになる。

本型の特徴は何といっても前部に二基、後部に一基設けられた五〇口径356mm連装砲で、神崎島からの援助によって開発された砲である。
356mm砲はA・L級の51cm砲に比べると非常に小口径だが、それでも従来の艦砲とは比べ物にならないほどの威力を誇る。
この砲は砲身冷却システムや自動装填装置の採用により、6秒に一発という高速連射を可能としており、本型一隻だけで一秒間に一発の356mm砲弾を50km以上の遠方に投射することが出来る。また誘導砲弾を使用すれば300km以上の射程を誇るなど、これまで海自が有していなかった遠距離攻撃能力が付与されている。砲塔は当初三連装砲を予定していたが、予算と重量の関係上連装砲塔となっている。
しかし、このおかげで旋回性能はギリギリ対空戦闘が行えるレベルに達しており、いざというときは一隻当たり分間60発の356mm砲弾による弾幕形成が可能である。

441: 昭和玩具の人 :2019/01/30(水) 21:45:18 HOST:p3125028-ipngn20501hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
艦橋構造はむらさめ型護衛艦の艦橋をそのまま拡大し、八角錐状の塔がその直後に起立している(キーロフ級巡洋艦の艦橋をイメージしていただければ)。この塔には各種レーダーが装備されており、FCS-3Aも四面全てがあさひ型護衛艦の後ろ二面のように縦に設置されている(ただしスペースの関係上、上下は逆)。全体的にステルス性が意識されているが、大々的に取り入られてはおらず、おおむねあきづき型、あさひ型レベルに留まっている。

後部艦橋はおおむねあきづき型、またはあさひ型に準じるが、ヘリ格納庫は存在せず、代わりにMk41VLSが計64セルが埋め込まれている。
この配置はVLSというミサイル格納庫を船体から完全に露出させることにより、被弾した際の誘爆を外部に逃がすことを目論んでいる(元々爆風は上部に逃げる構造になっているが)。VLSにはESSM(発展型シースパロー)や07式垂直発射魚雷投射ロケットが収容され、LAD(僚艦防空)能力を有している。

両舷には西側諸国で多く採用されている傑作艦砲、オットー・メラーラ76mm砲(ステルス型砲塔)を前後二基、計四基配置し、主に対空戦闘及び低脅威度目標に用いられる。また前後砲塔の中間あたりに20mmCIWSを一基備えており、両舷のほぼ中央と艦橋前部、艦橋後部(VLS手前)に配置することで全周にわたっての射界を確保している。また三連装単魚雷発射管と投射型静止式ジャマー、自走式デコイを両舷に各一基装備しており、対潜戦闘能力も充実している。

後部第三主砲後部にはV-22オスプレイすら離着艦可能な広さを持つヘリ甲板を有しており、格納庫がないため常時運用は不可能だが、航空機運用設備は一通り揃っている。

本型は二隻が建造され、一番艦が「ふじ」、二番艦が「あそ」と命名され、それぞれ、横須賀、呉を母港としている。艦種こそ新しく作られた打撃護衛艦DDB(Blow-Destroyer)に分類されているが、非公式の艦種記号であり、公式には汎用護衛艦(DD)として運用されている。サイズこそいずも型に匹敵する大型艦ながら機動力が高く、対空、対艦、対潜戦闘能力全てが高い次元で纏まっていることから、単艦での運用が可能となっている。

この使い勝手の良い艦を手に入れた海自は、戦艦に相当する艦艇としては比較的安価なことと、省人化による乗員の少なさからもう二隻の追加建造も計画したが、予算不足により断念した。しかしイギリスを筆頭とする友好国が興味を示しており、準同型艦が建造される可能性がある。

なお本型が公試に入った直後、艦内で海上自衛隊初の艦娘が発見されるのだが、その話はまたの機会に。

442: 昭和玩具の人 :2019/01/30(水) 22:07:21 HOST:p3125028-ipngn20501hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
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最終更新:2019年02月20日 15:52