346: 昭和玩具の人 :2019/02/11(月) 11:01:15 HOST:p3125028-ipngn20501hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
神崎島×銀河連合日本ネタ イタリア海軍 ナポリ級戦艦 

全長 242m
全幅 33m(水面下バルジを含む)
喫水 8.8m
基準排水量 26000t
満排水量  34000t

機関 COGAG方式
   LM2500ガスタービン 28000pm 六基
電源 ディーゼル発電機 3000kW 四基
速力 32ノット
乗員 300名

レーダー EMPAR多機能レーダー
     SMART-L三次元レーダー
     他多数

ソナー UMS-4110CL 他

兵装 五〇口径356mm連装砲 四基
   OTO 127mm速射砲 四基
   OTO 76mm速射砲 十基
   SeaRAM発射機 二基
   20mmCIWS 四基

347: 昭和玩具の人 :2019/02/11(月) 11:02:37 HOST:p3125028-ipngn20501hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
概要
イタリアがドイツのA・D・M級戦艦を筆頭に、各国で建造する戦艦(あるいはそれに相当する艦)に対抗するため建造した、二十一世紀の戦闘に対応した戦艦。

第二次大戦以来の装甲を張り巡らせた船体は、一見普通に見えるが、水面下にはバルジのようなふくらみがついている。このバルジと船体の間には常時海水が通る構造になっており、海水が被弾時の衝撃を吸収し、被害を抑える設計となっている。また全体的にステルス性を意識した設計であり、船体規模等を除けばアンドレア・ドーリア級駆逐艦に酷似している。

主砲はふじ型に搭載されている五〇口径356mm連装砲をライセンス生産したもので、これを前後に二基ずつ、計四基背負い式に搭載している。
しかしライセンス生産出来たのは砲身だけで、装填機構や旋回機構はイタリア独自のものを搭載している。このためふじ型よりも射撃速度、旋回性能は劣るが、それでも十秒に一発の連射が可能となっている。

本艦の特徴として、SeaRAM発射機以外のミサイル兵装を廃止していることである。これは敵艦との砲撃中に、VLS等のミサイル弾薬庫に直撃した場合誘爆する恐れがあるため………としているが(それも理由の一つではある)、一番の大きな理由は砲撃戦前に必ず行われるであろう、ミサイル飽和攻撃に対応するだけのミサイルを揃える予算が足りないことであった。なにせ誘導弾は使い捨てかつ高価であり、一戦だけならともかく、連戦ともなると誘導弾を揃えることは難しいと予想された。そのためイタリアの誇る傑作艦砲である片舷にOTO127mm速射砲二基と76mm速射砲五基を多数配置(雛壇式で下四基、上三基)することで弾幕を形成し、ミサイル飽和攻撃に対応するという手段を取ったのだ。
これにより(被弾しなければ)一回の戦闘で消耗するのは砲弾だけで済み、連戦が可能となる。ただ、流石に全廃するのは不安という意見があったため、近距離防空用のSeRAM発射機を搭載した。

計画当初、電子兵装類は一世代前のものを搭載する予定だったが、それでは超音速対艦ミサイルを迎撃出来ないため、最新のEMPAR多機能レーダー、SMART-L三次元レーダーを前後に配置。また対潜ソナーとしてUMS-4110CLを搭載しているが、本艦には対潜戦闘能力はなく、SLAT対魚雷システムを駆使して魚雷を避けるしかない。

以上から、ナポリ級は戦艦の機能に特化したといってもよい艦であり、(方向性は違うが)A・D・M級やエイブラハム・リンカーン級、ふじ型のような“戦艦のようなナニか”ではない。
だが苦肉の策だったとはいえ、計十四基も配置された速射砲による対空火力は本物であり、とある映画の撮影の際、50発にも及ぶ対艦ミサイル(超音速対艦ミサイルも含む、ただし模擬弾かつ被害が出ないようにシールドを展開してもらっていた)を全弾迎撃し、関係者を驚愕させた。
この事例から軍事評論家(自称も含む)の間ではナポリ級こそ現代最強かつ真の戦艦であると評されており、当のイタリア海軍が困惑しているという。

348: 昭和玩具の人 :2019/02/11(月) 11:04:20 HOST:p3125028-ipngn20501hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
以上、イタリアらしくはないけど、イタリアらしい戦艦ネタでした。

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最終更新:2019年02月16日 00:13