792: 昭和玩具の人 :2019/02/18(月) 23:05:40 HOST:p3125028-ipngn20501hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
日本国海上自衛隊 DDB-13 いわき型打撃護衛艦(あるいはふじ型打撃護衛艦FRAM改修版)

全長 248m
全幅 32m
喫水 9.4m
基準排水量 25000t
満排水量  34000t

機関 COGLAG方式
   君島重工製ガスタービン 34000ps 六基
電源 君島重工製ガスタービン主発電機 6400kW 六基
速力 35ノット(公称)
乗員 160名

レーダー FCS-3C 
     その他多数

ソナー OQQ-22B 統合ソナー・システム
その他多数

兵装 五〇口径356mm連装砲改 三基
   76mm電磁投射砲 四門
   Mk41 VLS 48セル
   SSM-3四連装発射筒 二基
   三連装短魚雷発射機 二基
   自由電子レーザー砲(1MW級)二基
   20mmCIWS 二基
   20RWS 二基
   哨戒ヘリコプター 最大二機

同型艦「いわき」、「いわて」、「たかつま」、「たかみね」(「ふじ」、「あそ」)

793: 昭和玩具の人 :2019/02/18(月) 23:06:28 HOST:p3125028-ipngn20501hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
概要 
新防衛大綱において海自の提案した六四艦隊計画が承認され、ふじ型をベースに建造された打撃護衛艦。

前型であるふじ型は対空、対潜、対艦戦闘が高いレベルで纏まった護衛艦であったが、乗員数が450名と、従来の汎用護衛艦約三隻分の人員が必要で、なおかつヘリ格納庫を備えていないという欠点があった。また可能な限り従来の装備、所謂枯れた技術で建造されたため使い勝手は良かったものの、エイブラハム・リンカーン級戦艦やロイヤル・サブリン級戦艦と比べ、艦の性能は非常に劣っていた(そもそも考慮に入れていなかったが)。

海自ではそれらの戦艦に匹敵、あるいは凌駕する性能を持つやしま型打撃護衛艦の建造に入っていたが、この艦は神崎島工廠とヤル研の暴走により、空を飛ぶどころか、その気になれば宇宙戦艦として運用出来る怪物となった。これだけならば喜ばしいことなのだが、防衛省内では陸海空自衛隊の他に宇宙での活動や、ティ連との連携を前提とした第四の自衛隊(のちの特危)が設立されるという話が上がり、小改造で宇宙戦艦になるやしま型護衛艦が移籍してしまうのではないかという危惧が海自内部で広がる。そのため万が一やしま型護衛艦が新設する部隊に移籍しても、その代わりとなる強力な打撃護衛艦を保有しておきたいという思惑により、本型は建造された。

本型の建造にあたって、技術研究本部や各種協力企業が開発中、あるいは試作中の装備、システムを多数採用している。そのため信頼性という観点において本来なら落第点だが、ティ連の協力により不具合を短期間で洗い出したため、信頼性は従来の装備と同等以上となった。

基本的にいわき型がふじ型の改良であり、外観は大きく変わらない。だが後述する省人化により、内部構造は大きく様変わりしている。

機関及び発電機は君島重工が開発したほぼ試作段階ともいえる最新鋭ガスタービン、ディーゼル発電機をそれぞれ六基ずつ搭載している。これらはふじ型のと比べ、大きく性能が向上しており、発電量はもとより、加速力、最高速力が大きく向上している。一時は統合電気推進も計画されていたが、加速力に不安が残ったため、あえて従来のCOGLAG方式とした。

794: 昭和玩具の人 :2019/02/18(月) 23:07:43 HOST:p3125028-ipngn20501hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
船体も外見上は大きく変わりないが、省人化により居住スペースが大幅に減ったため、ふじ型よりも装甲厚が増やされている。これにより局所的ならロイヤル・サブリン級の46cm砲弾にすら耐える防御力を獲得した。

打撃護衛艦の代名詞であり、”十四インチ速射砲”と称された三基の五〇口径356mm連装砲はそれまでの装薬分離式から一体型に変更されている。この新型砲弾の薬莢は完全燃焼式になっており、薬莢の排出を必要としないため従来の六秒に一発から五秒に一発へと向上。さらにリミッターを解除することで、短時間ながらさらに連射能力が上がるといわれている。

両舷に装備された計四基の76mm電磁投射砲は外観こそ変わりないが、技術研究本部で開発されていた、いわゆるレールガンである。この砲は初速が3000m/s、分間最大200発という驚異の初速、連射力を誇る。また後述する射撃指揮装置により敵艦から発砲された76mm以上の砲弾や弾道ミサイルの迎撃すら可能となっている。またこの両砲塔の中間辺りに技研で研究、開発された1メガワット級自由電子レーザー砲を設置しており、やしま型護衛艦等と比べると出力、連射力に劣るが、長時間の照射で弾道ミサイルも迎撃出来る性能がある。

前部艦橋等構造物の最後尾に設置されていた四連装SSM発射機は、航空自衛隊で採用されたASM-3の艦載型であるSSM-3となり、従来の90式SSM、17式SSMと違い、超音速飛行が可能となっている。また対妨害性能も高く、この技術がフィールドバックされた空対艦誘導弾の開発も進んでいる。

ふじ型では後部構造物内に収められていたMk41VLSは場所こそ変わらないものの、16セル削減された48セルとなっており、その分後部構造物が小型化し、後部第三砲塔がその分艦首寄りに移されている。

艦尾ヘリパッド直下には最大二機まで格納出来るヘリ格納庫が設けられ、エレベーターによって昇降することが可能となっている。搭載ヘリは主にSH-60Kだが、V-22オスプレイも搭載出来るほどの広さを誇る。

射撃式装置として採用されたFCS-3Cは従来のFCS-3Aの改良型としているが、本型で採用した戦術情報処理装置は現在国内で最高スペックを誇るスーパーコンピュータ並みの性能を誇り、情報処理能力は従来型を大きく凌駕している。また隔壁閉鎖や消火作業をシステム化することで大幅な省人化を達成し、乗員はふじ型に比べ、三分の一近くまで減少した。

795: 昭和玩具の人 :2019/02/18(月) 23:08:42 HOST:p3125028-ipngn20501hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
本型はヤル研が一切関わっておらず、実質的にほぼすべて地球の技術力によって開発されたといっても過言ではない艦である(システム不具合の洗い出し等については考えないものとする)。その性能はエイブラハム・リンカーン級戦艦等と比べると流石に劣るが、それでも従来型の艦艇を軽く凌駕する性能を誇る。

本艦は一番艦「いわき」を筆頭に、それぞれ山岳名である「いわて」、「たかつま」、「たかみね」と命名された。そのため雑誌等ではいわき型護衛艦と称されているが、原形となったふじ型護衛艦がFRAM(近代化改修)を受けていわき型と同じ性能となったことから、海自ではふじ型護衛艦に統一されている。

本型はただでさえ万能と称されるほどに使い勝手が良かった前型からさらに弾道ミサイル防衛までこなせる能力まで有したことで、海自上層部の一部では再びオールバトルシップ構想が再燃することとなる。

余談だが、「ふじ」と「あそ」がFRAM改修を受け(神崎島工廠の支援もあり、僅か一ヶ月で完了した)、戦列に復帰した際、艦娘である”ふじ”と”あそ”の艤装も改修後の装備に変化していた。また必要な妖精さんの人数は大幅に減ったにもかかわらず、改修前の人数が残っていたため、妖精さん余りが発生してしまうことになる。そのためあぶれてしまった妖精さん達約600名(?)は全国の海上自衛隊基地に分散配属され、日々業務の手伝いをしている。

796: 昭和玩具の人 :2019/02/18(月) 23:10:34 HOST:p3125028-ipngn20501hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
以上、改ふじ型打撃護衛艦、またはふじ型護衛艦近代化改修版でした。

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最終更新:2019年02月20日 17:27