953: トーゴー :2019/02/21(木) 20:19:22 HOST:i60-35-73-188.s41.a007.ap.plala.or.jp
銀河連合日本×神崎島 支援ネタ 打撃護衛艦「いわき」型四姉妹 艦娘ネタ



「いわてー、そんなにチビチビ飲んでないでぐぃっといきなよ、ぐぃっと」
「非番なんだし、もうちょっと羽目を外せばいいのに。あ、そのワイン一杯貰っていい?たかみね~」
「クックック…戦船に宿りし我ら六人の宴、血のように紅きワインが夜に映える…。…あ、これ?いいよー」
「いくら非番で身内のみとはいえ、最低限の節度は守るべきでしょう。…何より、ふじ姉さんの膝の上でヘロヘロになってる人みたいになりたくないだけです」
「えへへ…ふじ姉さま……♪」
「いわきみたいになれとは言わないけど。いつも頑張ってるんだから、いわてももっと気を緩めれば?」
「我慢しないで、あたしの膝に飛び込んでおいでー」
「しませんっ!」

 非番の日に飲酒を楽しむ「ふじ」と「あそ」。彼女たちと酒を飲み交わすのは…新たに生まれた2人の妹、「いわき」型に宿った四姉妹だった。



『いわき』

「いわき型打撃護衛艦1番艦、いわきです。…旧国名の『磐城』ではなく、『岩木山』が由来です」

 腰まで伸ばしたストレートのプラチナブロンドに澄んだ碧眼を持つ、儚げな雰囲気の美少女。
 長女だが胸部装甲は四姉妹で3番目。それでも並み以上はあるが。

「上手くできましたか!?なら、ご褒美にぎゅ~っ!ってしてください!…はっ!?」

 いわき型の長女として、楚々とした淑女であろうと振舞っている…のだが、素は大の甘えん坊で寂しがり屋。
 真面目なので長女として、主力艦の艦娘として相応しい振る舞いをしなければならないと思ってはいるのだが、相手が甘やかそうとすると飛びついてしまうのですぐボロが出る。ふじ型の2人を姉と慕っており、彼女たちに頭を撫でられて溶けたバターのようになっている姿が目撃されている。
 女性相手だとスキンシップが激しい上に甘え上手なので、女性自衛官たちからは妹のように可愛がられている。

「ああ…この作者さんの小説は、何度呼んでも胸がときめきます~!」

 趣味は恋愛小説を読むこと。
 甘いロマンスが大好物で、そのまま妄想の世界に旅立って中々帰ってこないこともしばしば。
 それ以外にも女の子っぽい物は大抵好みで、彼女の私室は手作りのぬいぐるみなどが並ぶファンシー極まりないものになっている。

「お野菜もたっぷり入れましたから、きちんと食べてくださいね?」

 料理はかなり上手い。
 得意料理はシチューで、他にもポタージュやクラムチャウダーなどスープ系料理が得意。カレーも作るが、イギリス風のスープカレー。

「お勧めされた本、もう3回も読み返してしまいました!ああ、わたしにもこんな素敵な出会いがあったら…!」
「またトリップしてるねぇ。よしよし、ここは甘い恋愛の先を書いた薄い本を…」
「…また頭から湯気を出して気絶されると面倒なので、やめてください」


『いわて』

「いわき型打撃護衛艦2番艦、いわて。…それ以外に何か必要かしら?」

 黒髪ぱっつんのロングヘアに黒目を持つ、大人びた風貌の美少女。
 私服でも露出が少ないのでわかりにくいが、胸部装甲は四姉妹で2番目。

「私、姉さんたちみたいな可愛げはないから。甘い展開は期待しないで」

 「愛想が無く可愛げもない」と自称するように誰に対しても素っ気ないクール系少女。…表面上は。
 本当は姉と同じく甘えん坊な寂しがり屋なのだが、姉としての威厳が皆無の長女に代わって自分がしっかりしなければと考え必死に我慢している。実は乗員たちにはお見通しなのだが、敢えて気づかないフリをして彼女が悶々としている様を楽しむのがトレンドだそうな。
 可愛いものも好きでいわきお手製のぬいぐるみを欲しがっているが、自分のキャラじゃないからと言い出せない。

「…素振りをしているから、近寄らないでね?」

 趣味は剣術。
 実を言うとそこまで剣術に興味があったわけではないのだが、たかみねから絶対似合うからと強く勧められて始めたという経歴を持つ。
 現在でも剣術の楽しさはよく分からないものの、周囲から筋が良いと褒められるのと、たかみねからカッコイイと慕われるのが嬉しくて続けている。

「…どうしたら、姉さんみたいな味が出せるのかしら……」

 料理の腕前は普通。
 見た目だけなら素晴らしいのだが、肝心の味は平凡極まりなくどこかで食べたことがあるような味。
 ある艦娘曰く「食品サンプルとしては一級」。それは褒めているのか…?

「…………はぁ」
「…?どうしました?いわてちゃん」
(いわて姉さんが編んでるぬいぐるみが欲しいなら、素直に言えばいいのにね~)

954: トーゴー :2019/02/21(木) 20:20:51 HOST:i60-35-73-188.s41.a007.ap.plala.or.jp

『たかつま』

「はいは~い。いわき型打撃護衛艦3番艦、たかつまさんですよ~。私なりに頑張らせてもらうから、これからよろしくね!」

 明るい茶髪を後ろで1つに纏めている、くりっとした鳶色の瞳が特徴的な美少女。
 三女だが、胸部装甲は四姉妹で1番大きい。

「何事もオンオフの切り替えが大事だと思うんだよね。だからお仕事は全力でするよ!非番の時は全力でだらけるけどね~」

 『仕事も休みも全力に』がモットーで、普段は元気いっぱいで歩き回っているが非番の時はほとんど部屋から出てこない。
 勤務時間の間は他人の仕事を奪う勢いで働き雑用も嬉々として処理してくれるが、休憩時間はしっかり取り超過勤務状態になると一気にテンションが下がる。休日出勤などは絶対に嫌だと常々語っている。

「音楽聞いてるから、あまり騒がしくしないでね~。…それとも、イヤホン片方使って一緒にダラダラする?」

 趣味は音楽鑑賞。寝っ転がって目を閉じながらでもできるのが気に入ってるのだとか。
 ジャンルはクラシックからロックまで様々だが、乗員からオススメされたものを聞くことも多く、時によってはドラマCDを聞いていることもある。

「今日はみんな遊びに来るし、頑張っちゃおうかな~」

 料理の腕前はそれなりに良い。
 普段はサンドイッチなど簡単な料理しか作らないが、誰かに食べさせる時には数時間かけて手の込んだ料理を作ることが多い。特に彼女お手製のデミグラスソースは絶品と評判。

「この書類に目を通しておいてね~。あ、貴方、頼まれてた仕事やっておいたからね。それじゃ私は見回りに行ってこようかな~!」
「非番の時はアレだけど、こういう時の働きぶりは素直に尊敬できるわね」
「クク、流石は我が姉。その魂の輝きは闇をも照らす光となる…」


『たかみね』

「…我は人にあらず、物にあらず。戦船に宿りし霊が一柱なり。人は我が名をたかみねと呼ぶ…。…ね、ね、この自己紹介は自信作なんだけど、どうかな?」

 黒いショートカットに鮮やかな紅瞳を持つ、謎めいた雰囲気(を出す為に全力を尽くしている)少女。
 末妹なためか胸部装甲は四姉妹で1番小さい。あまり大きいと雰囲気が壊れると言いつつ、大きい艦娘がちょっと羨ましい模様。

「クククッ、漆黒の闇に潜みし我が僕たちよ、汝が王たる我が呼びかけに応じ集え!(乗組員のみんな、集まってくれるかなー?)」

 芝居がかった台詞やポーズを好む中二病娘。
 仕事はしっかりするのだが、カッコよさを追及するあまり非番の時は珍妙な恰好をしていたり、登場モーションの練習の為に屋根に上ったりと奇行が目立つ。
 ただし中二病らしい振る舞いをするのはここぞという時を見計らっている場合が多く、普段は普通に会話が可能。いざという時指示が正確に伝わらないと大変だからね、とのこと。

「やっぱりこのおじいちゃんカッコイイなー!私も、このセリフを改変して使ってみよーっと!」

 趣味はかっこいい(本人基準)セリフやポーズを考えること。
 研究の為に少年漫画やアニメ、燃えゲー等々を買い込んで日々観賞している。その関係で実は外国語に堪能。

「フッ…真の毒とは甘きに潜むモノ。勇気ある者共よ、その命を以って己が幸運を証明してみせるがいい…。…いやいや、今回はロシアンケーキじゃないから。安心して食べて大丈夫だよー」

 基本的に料理は食べるのが専門。
 ただしカッコいい演出に必要だからといくつかの料理は作ることができ、レパートリーが極端に少ないこと以外はいわてより上。

「とぅっ!…うーん、どうも着地がイマイチ。よっし、もう1回やろっと!」
「もう4回目なのにまだ練習するんだ。よ~し、私も頑張らないと!」
「怪我だけはしないようにね、たかみね」



「ふふっ。やっぱり妹って良いものだね?あそ姉」
「そうでしょ?この子たちの為にも、姉として頑張らないとね」

955: トーゴー :2019/02/21(木) 20:21:25 HOST:i60-35-73-188.s41.a007.ap.plala.or.jp
 以上です。

 妹を欲しがっていたという「あそ」さん、いじりがいのありそうな妹を多めにしたけどどうかな?
 あんまり芋っぽくないですけど…

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最終更新:2019年02月25日 14:19