892: 635 :2019/04/29(月) 16:19:06 HOST:p1898232-ipbf412souka.saitama.ocn.ne.jp
銀河連合日本×神崎島 ネタ 北海道赤化


神崎島 航空隊基地

「本当いろんな機体があるなあ。」

「まさか日の丸付けたF-111やA-10を見れるとは思わなかったなあ。」

本日柏木と空自の多川はとある理由で神崎島の航空基地を訪れていた。
そこには零式艦上戦闘機や烈風と共に米国より提供されたF-111やA-10も並んでいる。
これらももレアであるが本日のお目当てではない。

基地の一角、柏木達のお目当ての機体があるハンガーが見えてきた。


「ここか。」

多川はハンガーの扉を解放した。
そこに鎮座する二機の戦闘機。
共にクリップドデルタに水平尾翼を組合せ、二つの垂直尾翼を持つ似た機体であるがそれぞれ大きさが違う。

柏木と多川には胴体と垂直尾翼に描かれた日の丸がエラく似合った見えた。


「こいつらがSu-35JにMig-35Jか…。」

「海外じゃジャランカーやジャルクラムって呼ばれてるそうですね。」

「ジュラーヴリクやラーストチカの方がいいな。」

「あれ?多川さん知りませんか?防衛省じゃSu-35JジュラーヴリクとMig-35Jラーストチカが正式名称になるらしいですよ。」

「マジかよ。」

「お二人とも来たんですか。」

柏木と多川に声を掛ける女性の声。
Su-35のコックピットからひょっこりと女性が顔を出した。

若いというよりも幼いと言った方が似合う銀髪の露西亜系の女性。
Su-35のテストパイロットを務める妖精アレクサンドラ・ウラジミーロヴナ・リトヴャク中尉、通称サーニャ・V・リトヴャクであった。


「こんにちは、サーニャ中尉。」

「おう、邪魔してるぜ。」

「こんにちは、何か御用ですか?」

「いや二機が搬入されたと聞いてな。」

「居ても立っても居られなくて。」

「それでいらっしゃたという訳ですか…。」

サーニャは若干呆れた様子で二人を見た。

「しょうがねえだろ、ジュラーヴリクにラーストチカだぞ?」

「いやあ日の丸フランカーにファルクラムを見れると思うとね?」

「見るのは構いませんけど、触らないで下さいね?」

「「Yes!Mom!」」


さてこの二機がなぜ神崎島にあるかといえば、話はヤタガラス打ち上げまで遡る。

893: 635 :2019/04/29(月) 16:19:52 HOST:p1898232-ipbf412souka.saitama.ocn.ne.jp

ヤタガラスの打ち上げへの協力と宇宙開発での米国との協調路線により西側との関係改善と神崎島からの技術流入への期待からロシア経済は改善傾向が見られた。

実際米国もロシア市場とロシアの自陣営への接近は望むべき物であり可能ならばしたかった。
またロシアは国威発揚も兼ねて神崎島への宇宙開発協力や発注の為に動こうとしたのだが思わぬ落とし穴があった。

アメリカによる経済制裁が解除されていなかったのである。
これによりドル決済による神崎島との取引が出来なかった。

米国へ制裁解除を申し入れるも諸々の手続きに時間が掛かり、ついでにドイツが神崎島への嫌がらせで難癖付けてロシアへの経済制裁解除の邪魔をしていた。
このままでは回復基調の経済が止まり、国威発揚による国民の未来志向が出来なくなると危ぶまれた。

しかし、ここで我らが突撃バカが閃いた。


「物々交換ならいいんじゃね?」


中国や韓国とイランが制裁回避のため石油と製品の物々交換やってんなら俺らがやっても構わんだろ?という主張であった。

「特に一個の単価の高い戦闘機とかどうよ?戦車もいいんじゃね?」(自分が日の丸ロシア機とか日の丸アカい戦車見たいだけ)

多分に私情を挟んでいたが。
そして米露は共にそろばんを弾いた。

露「神崎島と取引出来るなら悪くない。違法コピーもしないだろうし、以後兵器を売り込めるかも。(違法コピーする中国への嫌がらせにもなる)ボソ」

米「ロシア機を研究出来るしいいかな?良いアグレッサーにもなる。(同様の戦闘機持つ中国への嫌がらせにもなる)ボソ」

珍しく米露の方針(中国への嫌がらせ)が一致した瞬間であった。


そんなこんなでロシア製戦闘機が神崎島へ輸出されることとなった。
輸出方法だがロシア経済のためにロシアで製造後、神崎島へ輸出そのままなのと神崎島で西側仕様へ改造の二機種二種類計四種が神崎島へ配備されることとなった。
ちなみに戦闘機用のロシア製各種兵器も一緒に輸出されたのは言うまでもない。

この後、Su-35とMig-35は神崎島だけでなく在日本神崎島基地航空隊にも配備され、
各地の空自航空祭へ参加することも増え軍オタと航空ファンが目を輝かせることとなる。

また、この新たなる日の丸戦闘機が模型業界に多大な貢献したのは言うまでもないだろう。

なお最初に配備されたのがロシアと気候の近い北海道に露系妖精が操るSu-35とMig-35が並び、
陸自駐屯地にもアグレッサー部隊としてカラシニコフやオブイェークトな戦車で武装した元赤軍妖精さん達が着任。
しれっとロシア文化も妖精さん達によっと北海道全域への浸透が開始され急速に広まっていった。

色んな意味で意味で北海道の赤化は着々と進んでいくことになる。
しかし日本の赤化を目論んでいた団体さんからは侵略行為と批判されていたが何故だろう?

894: 635 :2019/04/29(月) 16:27:12 HOST:p1898232-ipbf412souka.saitama.ocn.ne.jp
以上になります。
転載はご自由にどうぞ
以下関係各所の反応


ロシア海軍「海軍としては戦闘機の輸出に賛成である。」

ロシア陸軍「陸軍としては海軍の意見に賛成である。あいつらこっちに来ないなら陸上兵器も付けるぞ。」

ロシア空軍「ちょ!?」

カレー元帥「我々が原因?そんな訳ないだろう?」
日本騎兵の父「んだんだ。」
人民の敵「ロシアはアカではないのか?」
趣味ケワタガモ狩り「コチラに手を出さないのなら良し。」
サムライスピリッツな部隊「なぜ我々がここに?」


各戦闘機メーカーの反応

ボーイング「エイラ・イルマタル・ユーティライネン、広報頼んだぞ」つF/A-18E Block3

ダッソー・アビアシオン「ペーリヌさんお願いします!」つラファール

ユーロファイター(イギリス)「独系(ミーナ、バルクホルン、エーリカ)と英系(リーネ)頼むわ。ついでに勝手に改良していいのよ?(意訳フィードバックお願いします)」つタイフーン

ロッキード・マーティン「クソF-35はもうあるからF-16しか出せねえ。でも頼むグラマラス・シャーリー。」つF-16V

サーブ「誰かお願いします(切実)」つJAS 39グリペンE

君島重工「坂本少佐に宮藤さん、純国産戦闘機を作らねえか?」

ヤル研「よしルッキーニ、おじさん達と良い事しよう!」つVF-0&SV-51

各メーカー「「「「「「おい!?」」」」」」


北海道の酒場

航空ファン「ロシア機とロシア系妖精増えたな。」

戦車ファン「神崎島駐屯地じゃ門番にAK持ったコサック帽被った兵士がいるぞ。しかも戦車は全部T-90だった…。」

航空ファン「この間は家のカミさんがボルシチ出してきた。」

戦車ファン「アカいな。」

航空ファン「北海道はいつから赤化したんだ?」

戦車ファン「左派が幅をと利かせちゃいたが。」

旧ソ連兵器オタ帰化ロシア人「北海道の赤化は順調だな!共産主義万歳!祝いだ、Vodka持って来い!」

航空&戦車「「お前が言うとシャレにならんぞ!?」」


897: 635 :2019/04/29(月) 16:40:08 HOST:p1898232-ipbf412souka.saitama.ocn.ne.jp
あ!一つ大切なの忘れてた。

「同志筆髭、北海道への浸透は順調です。」

「うむそうか。不凍港といえどやはり神崎島は暑いからな。」

「涼しい北海道に祖国の文化を持ち込み赤化、露西亜妖精の保養地とする完璧な計画です。」

「主権を乗っ取る訳でなし、露西亜との交流にもプラスとなるから日本政府支援している計画だぞ。」

「しかし一つ問題が。」

「なんだ?」

「現地の共産党モドキが侵略行為と非難、妨害行為を行っています。」

「なるほど…。ならば日本政府に北海道の共産化、違った北海道のティエルクマスカ化を提案するのも手だな。やつらも否定出来まい。」

「御彗眼かと。」

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最終更新:2019年04月30日 12:24