908: 194 :2019/04/29(月) 20:25:40 HOST:ai126146088045.53.access-internet.ne.jp
注意書きについて
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編 ~絶対に笑ってはいけない鎮守府24時~ その二 をご覧ください(手抜き)
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編Ⅲ ~絶対に笑ってはいけない神崎市警察署24時~ その15
※本編中に銀連キャラは出てきません。辛うじて、本編後に極稀に書かれるおまけのみに出る程度です
訓練開始から1時間30分経過。手掛かりすら見つからない。
メンバー達の焦りの色が、濃くなっていく・・・。
長門「球場内部は、一通り探したのか?」
大和「はい」
扶桑「ですけど、手掛かりは・・・」
サラ「ここで悩んでても見つからないですし、もう一度手分けして探しましょう」
深鶴「ソウネ」
再び二手に分かれて探すメンバー達。まずは、長門チームの様子を見よう。
放送室へと入る長門とサラ。すると・・・。
長門「あっ、宝箱だ!」
サラ「この中に、鍵が?」
さっそく開けてみる二人。中に入っていたのは・・・。
長門「・・・何だコレ?」
「身代わり人形 取扱説明書」と書かれた黒い紙と、金属製の黒い人形だった。
サラ「・・・取り敢えず、説明書を読んでみますね。え~と・・・・・」
説明書に書かれていたのは
- 罰ゲームを受けそうになった時にこの人形を渡すと、指定した人物に代わりに罰ゲームを受けさせる事が出来る
- 指定出来る人物は、ゲームに参加している者のみとする
サラ「・・・・・ようするに、ワイルドカードみたいな物ね」
長門「ラッキーだな。じゃあ、一体ずつで分けよう」
サラ「はい。・・・因みに、誰を指定します?」
長門「大和だな」
※躊躇無く大和に決める長門
サラ「・・・マジですか」
長門「私達の中では、あいつが一番若いからな。その分苦労しないと」
サラ「・・・そういう問題ですか?」
長門「いいからいいから。黙ってたら分からんって」
サラ「は、はぁ・・・」
909: 194 :2019/04/29(月) 20:26:13 HOST:ai126146088045.53.access-internet.ne.jp
かくして、本人の与り知らない所で勝手に生贄にされる事に。
一方、大和チームは球場の周辺を探索中。
大和「来ましたよ!!」
深鶴「逃ゲヨウ!」
また新たな鬼が襲撃。必死に逃げるが、深鶴が躓いて捕まってしまった。
深鶴「アア、モウ!」
扶桑「深鶴さん!」
大和「一体何の鬼なんでしょう?」
書かれている文字を調べてみると・・・、「銀板の女王」と書かれていた。
深鶴「・・・何コレ?ッテ、チョ、チョット!?」
大和「い、一体何をするんでしょう?」
扶桑「あ、あそこにスケートリンクが」
見ると球場のすぐ近くに、仮説イベント用のスケートリンクが。
そのリンクの中央に立たされる深鶴。
深鶴「・・・一体何ガ起コル訳?」
すると、音楽が鳴り出すと共にスケートリンクに、フィギュアスケート選手の格好をしたゴトランド 神崎の姿が。
音楽に合わせて、華麗に滑るゴトランド。
大和「・・・上手いですね」
扶桑「多分、相当練習を積んだんでしょうね。・・・・・あ」
と、鬼が滑るゴトランドにパイとハリセンを手渡す。
深鶴、これから自分の身に起こる事を察して絶望の表情を浮かべる羽目に。
スーっと近づいて来たゴトランド。まずはパイを顔面に叩き付ける。
ボフッ
深鶴「ブハッ!?」
一度距離を取って、体制を整えるゴトランド。
音楽に合わせながら近づいて・・・・・、顔面にハリセンを一閃!
スパーン
深鶴「ア痛!?」
扶桑「し、深鶴さん!?」
慌ててリンクに駆け寄る二人。鬼に引っ張ってこられて、深鶴が戻って来た。
深鶴「・・・モウ最悪」
大和「大丈夫ですか!?」
深鶴「はりせんガ痛カッタワ。思イッキリ勢イ付ケテタシ」
扶桑「・・・どうやら、こっちの方も無さそうですね」
大和「取り敢えず、長門さん達と合流しましょう」
910: 194 :2019/04/29(月) 20:26:53 HOST:ai126146088045.53.access-internet.ne.jp
周辺に鍵は無いと判断した大和達。再び長門達に合流する事に。
大和「長門さーん!」
長門「鍵は見つかったか?」
深鶴「球場周辺ニハ無カッタワ」
扶桑「あっ、鬼が!!」
「メガホン」の鬼が長門達を強襲。大和達に気を取られて逃げるのが遅れた長門が捕まる。が・・・。
長門「・・・・・こ、これ。大和で」※大和から見えない様に、コッソリと人形を手渡す
人形を受け取った鬼は、長門を解放。大和目掛けて突進して来た。
扶桑「え、何で長門さんを解放したの?」
深鶴「サ、サァ?」
大和「ちょ、何でコッチに!?!?」
呆気無く捕まり、メガホンの餌食に。
バコォォォォォォォン!!
大和「痛゛ぁ!?!?」
扶桑「大和さん!?」
深鶴「大丈夫!?」
大和「痛ぅぅぅぅ!!・・・何でコッチに?」
長門「大丈夫か?大和」
大和「長門さん。何で長門さんを解放してこっちに来るんですか?・・・何かしたでしょう」
長門「いや、何にも」
※しれっと嘘を吐く長門
911: 194 :2019/04/29(月) 20:27:35 HOST:ai126146088045.53.access-internet.ne.jp
青葉「あっ!サラさん、後ろ!」
今度は「ジーパン」の鬼が。必死に逃げるも捕まるサラ。・・・が。
サラ「・・・代わりに、大和さんで」※大和から見えない様に、コッソリと人形を手渡す
人形を受け取った鬼は、サラを解放して大和へ。
大和「え!?何でまた!?」
必死に逃げるが、その甲斐無く捕まる大和。敢え無くジーパンの餌食に。
バスン
大和「あ痛!?」
青葉「さっきから、何か変ですねぇ」
深鶴「何デカ捕マエタ人ヲ解放シテ、大和サンニ向カッテイルノヨネ」
大和「・・・サラさんも、何かしたでしょう!」
サラ「イヤ、知らないです」※白を切るサラトガ
金剛「・・・何か、鬼に渡しているのを見たデスヨー?」
長門「気のせいだって」
サラ「ええ。あっ、金剛さん!鬼が!」
金剛「チョ!?コッチに来ないで下サーイ!?」
912: 194 :2019/04/29(月) 20:28:08 HOST:ai126146088045.53.access-internet.ne.jp
また新たな鬼が襲撃。金剛を追いかける。
金剛も必死に逃げるが・・・・・、残念ながら捕まってしまった。
金剛「コ、今度は何デース!?」
罰ゲームの内容は・・・・・「モンスター三角」
金剛「What?一体、何デスカーコレは!?」
とそこに、モンスタートラックがグラウンド内に入って来た。
鬼達に連行されて、モンスタートラックの荷台の上に。そこにあったのは・・・・・。
荷台にガッチリ固定された、三角木馬だった。
金剛「・・・・・ジョ、冗談じゃ無いデース!?!?止めるデース!??!?!」
これからやらされる事を悟り、必死に暴れる金剛。
しかし、複数の鬼に取り押さえられてはどうにもならない。結局木馬の上に落ちない様に、固定されてしまった。
一方、別の鬼達が障害物となる木の板を複数枚、グラウンドに設置。準備が整ったのを確認して、モンスタートラックが走り出した。
大和「ま、まさか!?」
ガッタン!ガッタン!ガッタン!
金剛「チョ!?!??!痛゛だだだだだだ!??!?!?」
障害を渡り終えたモンスタートラック。すぐさまぐるりと回って、もう一度障害へ。
ガッタン!ガッタン!ガッタン!
金剛「ま、待つn・・痛゛だだだだだだ!??!?!?」
再び障害を渡り終えたモンスタートラックは、またも反転。三度障害へ。
ガッタン!ガッタン!ガッタン!
金剛「痛゛だだだだだだ!??!?!?~~~~~!?!?!?」
ようやくモンスタートラックが停車。鬼達が再び荷台に上がり、金剛を解放。
モンスタートラックは、グラウンドから去って行った。
日向「・・・・・ハハw」※完全に高みの見物状態
金剛「~~~~~!??!?!?!」
扶桑「こ、金剛さん!しっかり!!」
金剛「い、今までで一番キツかったネー・・・・・」
青葉「どんどん過激になっていきますねぇ・・・」
913: 194 :2019/04/29(月) 20:28:41 HOST:ai126146088045.53.access-internet.ne.jp
それを見ていた日向は・・・・・。
日向「・・・多分、今頃どこかの掲示板で『・・・ふぅ』ってコメントが多数書かれているんだろうなぁw」
ズボォッ!!
艤装「ウァァァァ!!」
日向「うわっ!?」
艤装「墨、塗レル様ニ、ナタヨ~」
日向「はい?」
ベタベタベタ
日向「うわ!?ちょ!?!?!」
※顔面が墨で真っ黒に
長門「うわ、何だアレ?」
サラ「ひ、悲惨ですね・・・」
艤装「顔、日焼ケシチャタネ~」
日向「・・・何が日焼けだ」
青葉「大丈夫ですかぁ?」
日向「・・・これが大丈夫に見えるか?」
青葉「・・・まぁ、それはそうですが(汗)」
大和「ああ、もう後10分しかないですよ!?」
扶桑「一体、鍵は何処に!?」
金剛「アッ、長門!鬼が!!」
長門「ヤバッ!?」
鬼の一体が長門にロックオン。呆気無く長門を捕まえる。
長門「今度は、何なんだ!?」
罰ゲームの内容は・・・「枯葉シャワー」
長門「・・・何だコレ?」
大和「あっ!あれ!!」
見ると、ダンプカーがグラウンドに侵入してきた。
グラウンドのど真ん中に、長門を寝転がせる鬼達。
するとダンプカーの荷台が動き出し・・・・・。荷台から、大量の枯葉が長門に降り注ぐ。
ドザザザザザ!!
長門「ちょ!?ま!?#$%$%&’#$」※枯葉の中に埋まる
深鶴「ナ、長門サン!?」
慌てて長門の下へ駆け寄るメンバー達。枯葉の山から、長門を掘り起こす。
扶桑「大丈夫ですか!?」
長門「・・・こ、これもきつ過ぎるぞ。息が出来なかったし」
大和「本当に、無茶苦茶ですね」
長門「全くだ・・・・・ん?」
914: 194 :2019/04/29(月) 20:29:13 HOST:ai126146088045.53.access-internet.ne.jp
ふと、手に何か固い感触の物が当たったのを感じ取る長門。
掴んでみると・・・・・、小さな宝箱だった。
長門「宝箱だ!」
金剛「こ、こんな所に」
扶桑「まさか、中身は!?」
箱の中身を見るメンバー達。中から出て来たのは、鍵だった。
深鶴「コレガ本物ノ鍵ジャ!」
大和「急ぎましょう、もう時間も無いですよ!」
急いで日向の元へ向かうメンバー達。
訓練開始から1時間55分。遂に日向の解放に成功した。
バニ淀「はい。皆さん、訓練お疲れ様でした」
ポーラ「所要時間は~、1時間55分でした~」
利根「無事時間内に終わったな。皆、よくやったぞ」
長門「・・・にしてもだ」
バニ淀「何ですか?」
長門「時間ギリギリまで秘匿するのは駄目だろ」
バニ淀「別に秘匿してませんよ?あのダンプカー、駐車場に待機してましたし」
深鶴「イヤ、普通分カラナイッテ!!」
利根「何を言っておる。駐車場も、立派に敷地内の一部であろう?」
サラ「だから、そういうのは屁理屈って言うんですよ!?」
ポーラ「去年も言いましたけど~、固定観念に囚われては駄目って事ですよ~。ちゃんと気を付けて下さいね~」
8人「「「「「「「「・・・・・」」」」」」」」
バニ淀「ともあれ、これにて特別訓練は終了です。皆さん、お疲れ様でした」
長門「・・・やれやれ、今回も大変だった」
大和「全くですね・・・」
サラ「まぁ、無事に終わっただけでも良しとしましょう」
深鶴「ソウダネ。今更アレコレ言ッテモ、始マラナイシ」
扶桑「ですね。三人共、助太刀有難う御座いました」
金剛「助かりマシタネー」
日向「本当に、感謝する」
サラ「いえいえ、私達も良い経験になりました」
深鶴「頑張ッテネ、皆」
青葉「今回も良いネタが出来ました。皆さん、有難う御座いました!」
かくして、助っ人達と別れたのであった。
利根「さて、ここから再び『笑ってはいけない』のルールが復活するからの。皆、気を抜く事無く頑張るのじゃぞ」
日向「・・・・・はぁ」
扶桑「憂鬱ですよね・・・」
一難去ってまた一難な状況に、思わず溜息をつくメンバー達。
しかし、鬼達は手を抜く事は無い・・・・・。
この後、またもや大物な刺客達が襲撃してくるのである。
915: 194 :2019/04/29(月) 20:29:46 HOST:ai126146088045.53.access-internet.ne.jp
以上です。漸く捕まってはいけないが終わりました。
各メンバーの、描写を省いた文も込みの最終的な罰ゲームの内容は、以下の通り↓
- 長門 ママチャリ・ジーパン・玄関マット・枯葉シャワー
- 大和 アメフト・玄関マット・メガホン(身代わり)・ジーパン(身代わり)・ライダース
- 金剛 ビーサン・超粘着テープ×2・保健所・モンスター三角
- 深鶴 メガホン・ライダース・銀板の女王・ビーサン・玄関マット
- また酷い事になってるなぁ(ヲイ)。三角ネタはなかなか思い付かなかったのですが、本家のモンスターマシンを見て
「・・・これ組み合わせたら凄そう」と思い、こういう形に(ヲイコラ)
とはいえ、三角ネタはこれ以上思い付かないですね(汗)
さて、次回から再び笑ってはいけないに戻ります。お楽しみに。
wiki掲載は、自由です。
921: 194 :2019/04/30(火) 07:42:21 HOST:ai126146088045.53.access-internet.ne.jp
罰ゲームに入れ忘れが有ったので修正をorz
915
誤・長門 ママチャリ・ジーパン・玄関マット
↓
正・長門 ママチャリ・ジーパン・玄関マット・枯葉祭り
wiki掲載に修正お願いします。
928: 194 :2019/04/30(火) 13:15:26 HOST:ai126146088045.53.access-internet.ne.jp
訂正だけど、また間違ってたorz
921は正しくは↓
誤・長門 ママチャリ・ジーパン・玄関マット
↓
正・長門 ママチャリ・ジーパン・玄関マット・枯葉シャワー
起きたばっかりの頭で書いたら駄目だなorz
最終更新:2019年05月05日 14:33