286: 名無しさん :2019/05/11(土) 19:38:35 HOST:opt-101-1-157-89.client.pikara.ne.jp
一発ネタ。銀河連合日本×神崎島です。
個人的な考えです。

287: 名無しさん :2019/05/11(土) 19:39:14 HOST:opt-101-1-157-89.client.pikara.ne.jp
「これは・・・・何とも凄いな」
「ホェ~、これが大昔の技術ダケで建てられた建物デスカ?」
柏木とフェルが見ている光景

それは、神々が住まう土地であると定められた禁足地境界線ギリギリに建てられた巨大な建物であった。
その建物は、伊勢神宮などにみられる神明造りの巨大な建物であった。
巨大な建物であるなら出雲大社などにみられるが、その建物は空に向かって延びた巨大な柱が
複数本建った上に設けられていた。まるで、古代出雲大社の復元模型がそのまま実現、巨大化しような建物であった。


「はい、こちらがこの神崎島において、最も最古の建築物であると考えらている神前大社です」
「ほー。これだけ巨大ですと、維持管理とか大変でしょう?見たところ新しいので新築修理したのですか?」
「そう思われても無理もないのですが・・・・・」
「デスガ?」


案内をしていた大和はいったん言葉を切ると、言い始める


「この建物は発見されて以来、修理とか一切してないんです。
なのに、数千年時が過ぎても建物はいつまでも新しいままで、地震や台風、暴雪などが降っても
一切破損せず、倒壊もせずと、まるで神様がおられる建物のようなんです」
「え?そのようなことがあり得るんですか?!」
「ええ、他に建てられた建物や神社などは倒壊したりもしたのに、この建物だけは一切ないんです。私たちも不思議に思われてるんです」
「ホヘー。不思議な事もあるんデスね」

フェルがフムフムと感心していると
柏木が気になる発言に気付いた

「ちょっと待ってください、発見したって、この建物はあなた達が建てたものじゃないんですか!?」
「そうですね・・・この建物についてお話をする前に、この神崎島についてお話をしていきましょうか。伝記を」
大和が語りだす。神崎島の始まりを


「世界が今に至るずっと昔のことです。
記録されていないその世界は今よりも優れた技術があったかもしれない。もしかしたら劣っていたかもしれない。
しかし、人々は傲慢に生き、人々を殺しあいしてました。それに怒った神様が罰を与えるために天使を遣わしました。

その天使は世界中を暴れまわり、世界は炎に包まれ、世界を破壊しました。
その中、唯一破壊されなかった場所がありました。それが神崎島です。
そこに残された人々が集まり、天使に隠れるように暮らしていました。

しかし、天使はその安寧を許さないかのようにここにもやってきました
当然残された人は必死に抵抗しましたが、一人ひとり倒れ、やがて最後の人が残りました。
その人は死ぬ直前に必死に祈り、祈りが通じたのか、空から大きな蜘蛛の神様がやってきました。

大きな蜘蛛は天使と三日三晩死闘を繰り広げ、天使を討つと同時に息絶えてしまいました。
天使は空中で肉体がバラバラとなり、地上に落ちたものは妖精に、海に落ちたものは善なるものは艦娘、悪なるものは深海棲艦別れました。
生き残った人は蜘蛛の神様の死骸に感謝を捧げるためとともに、空に還すために
妖精や艦娘と供に大きな神社を建築し、入ることはまからんと、禁足地として、離れていきました。


数千年忘れ去られたころに、島の開発過程で、再びこの建物が発見されました。
建物がその当時のまま残されていて、まるで神様が作られた建物のようでした。
そのために、この島は神の前の島、神崎島と呼ばれ、生き残った人の子孫が神崎と呼ばれ、提督となったのです」


それを聞いた柏木は汗を足らりと流して呟く
「なんとも壮大なお話ですね」
「ええ、私も本当はこの島がどのようにして成り立ったかは知りません。
このお話も伝記として伝わるお話です。ですが、この建物の内部を調査した際には
古代エジプト・メソポタミア・秦の鉄剣・ムー・アトランティスの物がぞくぞく出てきました。
建物の中央にはご神体として祭られた蜘蛛の神様がいて、伝記はもしかしたら本物かもしれませんよ。
こちらに写真もありますよ」

そういって、案内したところに、確かに多くの古代文明や知らない文明の遺物が撮られた写真があり
どれも建物と同様に新品であった。そのなか、一つだけボロボロなものがあった。
それが説明にあった蜘蛛の神様の死骸で、元々八本あった筈の足が六本となり
大きな頭と体と途中で折れた筒みたいなものがあった。

「これが、私たちの守護神武御雷です!!」
(って、ソラ〇〇トかよーーーー!!)

柏木は叫びたかったが、キラキラした目をしたフェルを見てぐっとこらえたのであった・・・・・

288: 名無しさん :2019/05/11(土) 19:40:11 HOST:opt-101-1-157-89.client.pikara.ne.jp
終わり

神崎島がどのようにして作られたかを伝記として作られたらこうなるかなあと思った
本当は、この神社の巫女にナヨ様を出したかったが、先人がいたので出さなかった。

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最終更新:2019年05月20日 10:41