7: 194 :2019/07/15(月) 07:10:34 HOST:ai126188091033.59.access-internet.ne.jp
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編 ~絶対に笑ってはいけない鎮守府24時~ その二 をご覧ください(手抜き)


銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編Ⅲ ~絶対に笑ってはいけない神崎市警察署24時~ その24


※本編中に銀連キャラは出てきません。辛うじて、本編後に極稀に書かれるおまけのみに出る程度です


取り調べ中の容疑者が脱走の末、服毒自殺してしまうという事件が発生した神崎市警察署。

容疑者逃走の手引きをした疑いで、内通者の扶桑に制裁のビンタを浴びせる直前に待ったがかかった。


霧島「・・・一体何ですか?大変な事って?」

鳥海「はい。実はその赤ちゃんなのですが・・・・・。調べ直した結果、全く関係の無い赤ちゃんだったんです」

霧島「何ですって!?」

長門「・・・・・」

吹雪「どうも職員さんが、名簿を読み間違えたらしくて・・・」

霧島「何初歩的なミスをしているの!!貴女達は!!」

吹雪「ヒッ!?」

鳥海「ス、スミマセン!?」

扶桑「・・・・・・・」※何が起こっているのか把握出来ていない

霧島「また最初から調べ直しですか。・・・扶桑さん、一旦席に戻りなさい」

扶桑「・・・・・へっ?」

霧島「もう一度取り調べをしないといけませんから、席に戻りなさい」

扶桑「・・・・・ほ、本当に?」

霧島「戻れっつってんだろうが!!」

扶桑「は、はいぃぃぃ!!!!」


辛くも解放される扶桑。

壇上から飛び降りる様な勢いで、席へと戻る。

8: 194 :2019/07/15(月) 07:11:04 HOST:ai126188091033.59.access-internet.ne.jp
扶桑「こ、怖かったです!怖かったです!怖かったです~~~~~!!」※ガチで泣いている

大和「ふ、扶桑さん。落ち着いて」

金剛「エ?ジャアこの事件は、どうなるデスカー?」

日向「というか、吹雪が人形を抱いているみたいだが・・・」

長門「・・・・・」※嫌な予感がしている

霧島「・・・それで、肝心の本当の赤ちゃんは?まさか、赤ちゃんがいるという情報自体が、偽情報ではないでしょうね?」

鳥海「いえ、赤ちゃんの情報自体は間違い無いみたいです。もう一度名簿を確認して、本当の赤ちゃんを連れてきました」

吹雪「この娘が、本当の赤ちゃんです」

4人「「「「・・・wwwww」」」」

長門「」


\デデーン/


全員、アウトー!


長門「・・・・・(絶句)」スパーン

大和「あ、アレってwwwww」スパーン

金剛「『こゆき』じゃないデスカーwwwww」スパーン

日向「や、やっぱりフラグだったのかwwwww」スパーン

扶桑「・・・一体、何が起ころうとしているんです?」スパーン


勘の良い人はとっくに気付いているだろう。吹雪が抱えていた赤ちゃんの人形・・・。

それは、昼間に長門が保護した赤ちゃん『こゆき』だった。


長門「・・・・・」※脂汗が滲み出ている

霧島「・・・この娘で、間違い無いんですね?」

鳥海「はい」

吹雪「私達と職員とで二重チェックしましたので、間違いありません」

霧島「・・・分かりました。では、もう一度取り調べをしましょうか」

9: 194 :2019/07/15(月) 07:11:34 HOST:ai126188091033.59.access-internet.ne.jp
そう言って、赤ちゃんを抱えて壇上から降りる霧島。

そのまま長門の前・・・・・ではなく、扶桑の前に立った。


扶桑「・・・・・え?何で、いきなり私の前に?」

霧島「貴女に指図される覚えは有りませんが?」

扶桑「・・・いや、何時も長門さんから順に行ってるじゃないですか!」

霧島「・・・どうせ、貴女なのに決まってますから。時短という奴です」

扶桑「・・・ちょっと待って下さい!何ですか、時短って!!(泣)」

霧島「今まで貴女ではなかった例は、今日の朝のドッキリ位でしょう?」

扶桑「決めつけないで下さい!!私じゃ無いです!!(泣)」

霧島「どうせ貴女でしょう?さっさとしなさい!!」

扶桑「何時も言ってますけど、無実です!というか、もし冤罪だったらどうするんですか!!(泣)」

霧島「冤罪だったらですか?・・・・・そうですね。もし冤罪だったら、ここに居る人達の前で土下座してお詫びしましょう。まぁそんな可能性、億に一つも無いでしょうが」

扶桑「・・・・・(泣)」※やっぱり駄目なのかもと思っている

霧島「さぁ、潔くこの娘を抱きなさい!!」

10: 194 :2019/07/15(月) 07:12:13 HOST:ai126188091033.59.access-internet.ne.jp
霧島に迫られ、止む無く赤ちゃんを抱き上げる扶桑。「ああ、これで終わりだな」と、誰もが思ったその時。

予想外の出来事が。


こゆき<オギャア!オギャア!


霧島「え!?」

3人「「「え!!??」」」

長門「」

扶桑「・・・・・・・・・・・へ?」


予想とは全く違う展開に、驚きを隠せないメンバー達。


霧島「・・・ちょっと貸しなさい!抱き方が悪いんじゃないですか!?」

扶桑「・・・そ、そんな事は無いと思いますけど」

霧島「・・・もう一度、ちゃんと丁寧に抱きなさい。もし変な抱き方したら、その時点で即ビンタですよ」

扶桑「・・・・・は、はい」


こゆき<オギャア!オギャア!


霧島「・・・・・え!?・・・ちょ、ちょっと貸しなさい。・・・おかしい、こんな筈では」

4人「「「・・・・・」」」

霧島「・・・・・で、では最後にもう一度、丁寧に抱きなさい」

扶桑「・・・・・は、はい」


こゆき<オギャア!オギャア!


霧島「・・・何ですって!?まさか・・・、本当に貴女ではないのですか!?」

扶桑「・・・いつも言ってますけど、私は本当に何も知りません。無実なんです」

霧島「・・・・・何という事ですか」


ガバッ


5人「「「「「!?」」」」」


何と、霧島が扶桑の目の前で本当に土下座。

余りの出来事に、驚愕するメンバー達。


霧島「扶桑さん!まさか本当に貴女ではなかったなんて。なのに、貴女だと決めつけた挙句、ビンタまでしようとしてたなんて!!」

扶桑「え、えぇ・・・!?」

霧島「この霧島、生涯最大の不覚!本当に、本当に申し訳有りませんでしたぁぁぁぁぁ!!!!!」※号泣しながら謝っている

4人「「「・・・・・」」」

扶桑「・・・・・え、えーと霧島さん。顔を上げて下さい」

霧島「・・・扶桑さん?」

扶桑「・・・別に怒っている訳ではないです。無実だって分かってくれたら、私からは言う事は何も有りませんので・・・」

霧島「・・・扶桑さん、有難う御座います!!!貴女のその優しさ・・・この霧島、。生涯決して忘れません!!!」※扶桑の手を取り、涙を流しながら感謝している

扶桑「・・・・・は、はぁ」※余りの超展開振りに脳の処理が追い付かず、放心状態(以後、終わりまで放心状態です)


再び立ち上がった霧島。ハンカチを取り出して、涙を拭う。


霧島「見ていてください、扶桑さん。貴女の為にも、必ずや真犯人に制裁を加えますので」

扶桑「・・・・・は、はぁ」

長門「・・・・・」※脂汗が大量に滲み出ている

11: 194 :2019/07/15(月) 07:12:56 HOST:ai126188091033.59.access-internet.ne.jp
涙を拭い終わった霧島。扶桑から、こゆきを受け取る。


霧島「・・・・・・・さて」

4人「「「「・・・!!」」」」ビクッ!!

霧島「そうなると・・・、残りの4人の中の誰か。という事になりますね」

長門「・・・・・・・・・・」※脂汗が止まらない長門

大和「な、長門さん。落ち着いて」

日向「そうだぞ。もう、こうなったら誰に行くか分からんのだし」

金剛「万が一ってのも有りマスシー・・・」


そうは言うが、現状では難癖をつけられる確率が極めて高いだけに、動揺を隠せない長門。

そんな彼女を尻目に、取り調べが再開される。


霧島「では、このまま順番に行きましょう。では、日向さん。貴女からです」

日向「あ、ああ・・・」


こゆき<オギャア!オギャア!


霧島「・・・貴女では無いようですね」

日向「・・・・・みたいだな」ホッ

霧島「・・・・・お兄様にも、抱いてもらいましょうか」

金剛・日向「・・・www」


\デデーン/


金剛、日向、アウトー!


金剛「ダカラ失礼デスヨー!霧島!」スパーン

日向「お兄様言うなwww」スパーン

霧島「・・・まぁ、取り敢えず抱いて下さい」

金剛「・・・ハ、ハイ」


こゆき<オギャア!オギャア!


霧島「・・・やっぱり違いますか」

金剛「・・・ハ、ハァ(ジャア、何で抱かせるデース)」

霧島「何か言いましたか?」

金剛「イ、イエ別に」

霧島「では、次は大和さんですね」

大和「は、はい・・・・・」


こゆき<オギャア!オギャア!


霧島「・・・貴女でも無いみたいですね」

大和「・・・そうみたいですね」

12: 194 :2019/07/15(月) 07:13:26 HOST:ai126188091033.59.access-internet.ne.jp
滞りなく進む取り調べ。そして、遂に長門の番に。


霧島「・・・では、最後は貴女です」

長門「・・・・・」

霧島「どうしました?違うんなら、抱けますよね?」

長門「・・・・・・・・・・」

霧島「抱けオラァ!!」


僅かな望みをかけて抱き上げる長門だったが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・現実は非常だった。


こゆき<キャハハハハ!※無慈悲


4人「「「「wwwww」」」」


\デデーン/


大和、金剛、日向、扶桑、アウトー!


大和「や、やっぱりwwwww」スパーン

金剛「予想通りデシタネーwwwww」スパーン

日向「まぁ、そうなるなwwwえ?て事は?wwwww」スパーン

扶桑「・・・まさか、本当に回避?・・・・・いや、まだ分かんないですね」スパーン※去年大どんでん返しがあったので、非常に疑り深くなっている


こゆき<キャハハハハ!


霧島「・・・・・貴女だったんですか」

長門「・・・・・・・・・・」


霧島の問い掛けに、涙目状態でゆっくり首を振り、違うとアピールする長門


霧島「何が違うんですか?」

長門「・・・・・わたひのこじょももじゃ無いんだ」※噛んだ

4人「「「「wwwww」」」」


\デデーン/


大和、金剛、日向、扶桑、アウトー!


大和「『わたひのこじょもも』ってwwwww」スパーン

金剛「そこで噛みマスカー!?wwwww」スパーン

日向「変な所で噛むなwwwww」スパーン

扶桑「・・・でも、噛んでしまう気持ちはよく分かりますよ・・・」スパーン


霧島「どういう事ですか。説明しなさい」

長門「・・・私がトイレに行った際に、この娘がトイレに置かれていたんだ。で、その娘を保護しただけなんだ。拾わせてもらっただけなんだ」

霧島「・・・・・上に上がりなさい!!」


有無を言わせない口調で、壇上に上がる様告げる霧島。

風雲急を告げる展開。果たして事件の結末は。そして、長門はどうなってしまうのか。

13: 194 :2019/07/15(月) 07:13:56 HOST:ai126188091033.59.access-internet.ne.jp
以上です。と言う訳で、昼間のフラグを回収ですw
土下座に関しては色々異論が有るかもですが、まぁうちの霧島さんは有言実行な艦娘って事で。
次回、いよいよ衝撃的な結末を迎えます。お楽しみに。
wiki掲載は、自由です。

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最終更新:2019年07月19日 21:52