111: 昭和玩具の人 :2019/08/17(土) 22:30:14 HOST:p1304131-ipngn11701hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
銀河連合日本×神崎島 現代戦艦ネタ 
中華人民解放軍海軍 055C型(大連型)巡洋艦(改訂版)

基準排水量 15000t
満排水量  18000t
全長 194m
全幅 22m

機関 COGAG方式
   QC-280ガスタービンエンジン×4基

電源 不明
速力 約30ノット
乗員 不明

レーダー AESAフェイズドアレイレーダー(詳細不明)
ソナー  詳細不明

兵装 四五口径203mm連装砲 二基
   H/PJ-11 30mmCIWS 二基
   HHQ-10 近SAM 二基
   5860-2006型 VLS 64セル
   324mm魚雷発射管 二基

その他 艦載ヘリ 一機

同型艦 不明(少なくとも4隻の建造を確認)

112: 昭和玩具の人 :2019/08/17(土) 22:30:55 HOST:p1304131-ipngn11701hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
概要
中華人民解放軍海軍が建造した大型巡洋艦。艦級からわかる通り、055型駆逐艦の発展改良型である。

ヤルバーンの来訪、神崎島の出現、そしてドイツによるA・D・M級戦艦の建造によって始まった戦艦の建造ラッシュにより、軍事情勢は大きく変化した。太平洋を挟んで世界最大の覇権国家、アメリカと対峙する中国もその例に漏れず、(ヤルバーン、ひいてはティ連についてはともかくとして)戦艦二十隻以上を保有する神崎島連合艦隊や日本のふじ型、やしま型、そしてアメリカのエイブラハム・リンカーン級(以下A・L級)戦艦に対抗すべく新型艦の建造計画を立案していた。

しかし、対抗すべき相手がA・L級ともなると最低でも46cm砲、可能なら51cm砲を搭載したいが、戦艦の命ともいえる大口径砲は一朝一夕で開発できるものではない。軍部は最低でも五年は必要と考えていたのだが、それだけの時間を敵国が、そして何より自国民が待ってくれるとは思えなかった。

一応友邦となったドイツからA・D・M級戦艦を導入する計画もあったのだが、この艦は控えめに言っても失敗作であり、売りである283mm砲も砲弾の生産が追い付かないとあっては導入する意味がなく、海軍良識派からは早々に破棄されている。

以上より友邦に期待できず、時間も限られることから、新型戦艦の建造時間を稼ぐべく、既存の技術でもある程度の敵(可能ならふじ型打撃護衛艦)ならば対抗できる艦艇の建造に乗り出した。

ベースとなったのは現在建造中であり、満排水量13000tを誇る大型の055型駆逐艦で、サイズだけなら巡洋艦に匹敵する。その船体に陸軍の四五口径203mmりゅう弾砲を艦砲として改良した連装砲を前部に二基背負い式に搭載している。この砲は最大射程約40km、ベースブリード弾を使用することで最大50kmまで伸ばすことが出来るが、これを装薬一体型にすることで装填時間を低減。一説には一門当たり分間30発もの連射力を誇るという。無論ベースブリード弾を使用すると命中率が大幅に低下するが、手数で圧倒出来るとされている。

ベースが055型駆逐艦ということもあり、二基の203mm連装砲を搭載した以外は艦影にそこまで大きな変更点はなく、ズムウォルト級駆逐艦ほどではないがステルス性も高い。ただし艦内構造は大きく変更され、主要区画には西側標準のハープーン対艦ミサイルに耐えられる装甲を、それ以外にも対五インチ砲用の装甲が張り巡らせている。当初は対艦ミサイルに耐えられる程度の装甲があっても戦艦の大口径砲を防げないから装甲は要らないという意見もあったが、最終的に本級はのちに完成するであろう新型戦艦に帯同し、敵戦艦の護衛につく駆逐艦群を封殺するということで、このような形に落ち着いている。

二基の203mm連装砲と対艦ミサイルに耐えられる装甲を手に入れた代償として、その他の兵装に関しては幾分物足りないものとなっている。具体的には現代の主力艦艇の必需品ともいえるVLSは64セルとなっており、この数字は海上自衛隊のふじ型と同程度だが、あちらは一セル辺り四発搭載できるESSM艦対空ミサイルがあるのに対し、中国海軍のHHQ-9及びHHQ-16艦対空ミサイルは一セルにつき一発しか搭載出来ないことから、継戦能力は大幅に劣っている。またこのVLSは他にも対艦ミサイルや対潜ミサイル、対地巡航ミサイルも搭載できるため、実際に搭載されている対空ミサイルの弾数はさらに少ない。

また055型駆逐艦の船体がベースになったものの、実際には復元性等の問題によりわずかに大型化しているにもかかわらず機関はそのままなため、速力は何とか30ノットを出せる程度まで低下している。一時は二万トンクラスの船体を新規開発すべきではないかという声もあったが、建造中だった055型駆逐艦の資材を流用した方が早期に戦力化出来ることから、速力低下には涙をのんだ(一応他の艦艇について行けるだけの速力があったことが決定的だった)。

以上より、055C型巡洋艦は取り敢えず最低限の打撃力と防御力を備えた間に合わせの艦だったが、対空ミサイル等による間接防御と対艦ミサイルを防げる程度の装甲を有しており、砲撃戦に持ち込めればアーレイバーグ級駆逐艦や汎用護衛艦を一蹴出来るだけの火力がある。このため本級が外洋に進出した時は最低でも重巡クラスの火力、装甲を持つ艦が警戒にあたらなければならず、日米海軍に大きな負担を与えることに成功している。

本級は自国民へのプロパガンダとして早期に建造することが求められたため、性能に不満が残る箇所が多々あるものの、既存の駆逐艦ならば圧倒できる性能を持ち、日米海軍に警戒感を抱かせたという意味では成功した部類に入るといっても良いだろう。

113: 昭和玩具の人 :2019/08/17(土) 22:31:25 HOST:p1304131-ipngn11701hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
以上、中国海軍の打撃巡洋艦ネタの改定版でした。本当は八インチ連装砲四基搭載した現代の重巡洋艦を作りたかったのですが、流石に二万トン未満の船体には無理がありました・・・

改訂版では八インチ連装砲を二基に抑え、代わりに装甲を張り巡らせることで対艦ミサイルや五インチ砲弾を弾き返せる能力を手に入れました。これならば少なくとも“格下殺し”が出来るんじゃないでしょうか?

再掲載はご自由に。

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最終更新:2019年08月18日 11:16