633 :名無しの装甲擲弾兵:2012/02/14(火) 20:13:55

ヤンの活躍に対抗心を掻き立てられたのは同盟若手士官だけではなかった。
「銀河帝国軍が叛徒どもに劣る様なことがあってはならない!!」
大日本帝國の軍備に驚いた分、自分たちも存在意義を示すべく代表者を送り込むことになった。
負けることが許されぬ戦い、必勝の確信と共に送りだされたのはミュッケンベルガーでもラインハルトでもなかった。
オフレッサー上級大将!!
彼は大日本帝國の数々の格闘技のタイトルを瞬く間に確保、重量挙げ、ハンマー投げ、砲丸投げ、円盤投げ、やり投げ、トライアスロン、射撃などでもチャンピオンとなる。
あまりの人外なスペックに薬物使用が疑われるが厳正なるメディカルチェックも無実。
その結果発表会見の席で彼は終に装甲擲弾兵を率いて大日本帝國軍に対する挑戦状を叩きつけた。

「風雲嶋田城(特装版)」

移動鎮守府の司令官席に座る島田目指して突撃する装甲擲弾兵。
部下が次々に墜ちる中、一騎駆けするオフレッサーが島田に迫る。
島田の唇が奪われそうになったその時、落とし穴に落ちるオフレッサー。
「勝負には勝ったが戦いには完全に負けていた」
勝利会見をする島田中将の真っ青な顔に新皇帝は満足し、数々の金メダルと共に帰還した彼を黄金の英雄(ゴールデン・ヒーロー)と讃えたのであった。

その後、大日本帝國では島田の怯える姿に萌えた作家が多数の(島田×オフレッサー)同人誌を出版したと言われている。

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最終更新:2012年11月14日 20:49