843 :New ◆QTlJyklQpI:2012/03/15(木) 13:05:18
短編ネタSS ~史実×銀憂~

20XX年、台湾では銀河世界の大日本帝国の歓迎式典が開かれていた。
台湾独自政策を掲げる現総統と帝国の大使が握手する映像は台湾沖にある巨大な空中要塞と共に世界中に配信された。
無論中国+1の国からはブーブー聞こえたが流石にドラゴンのような存在に喧嘩売るほど馬鹿でもなく
(正確には+1が売りかけて中・米・ロ等々から「てめえ、黙ってろ」と言われたからだが。)
国連では各国大使が顔を引きつらせながらもこの映像を凝視していた。

突如出現した雲の柱より出現した艦艇は向こうの世界に大日本帝國が存在する事を証明した。
そして中国+1がいきり立ち、脅しの意味が濃厚な艦隊を柱に展開し、国連でも「お手並み拝見」とばかりに
その行動を黙認した。そして、その行動に帝国が「遺憾の意」を述べたことで彼らは何に喧嘩売ったかを理解する
ことになった。

雲の柱から現れる巨大な空中要塞、更にそれに付き従う空飛ぶ艦艇群が展開していた艦隊に迫ると艦隊は
乱れながらも後退していき、その様子を見ていた在日米軍や自衛隊は口をあんぐり開けて固まっていた。
そして相手が120億以上の人口を抱える銀河に跨る大帝国であると聞くと各国が絶句した。
帝国は台湾訪問の後、中国+1の艦隊の行動を肯定した政権を叩きのめしている日本へと「里帰り」し
共に出てきた大英帝国や北欧各国、ロシア帝国の親善艦隊も「里帰り」することが分かると世界各国が
悲鳴と喧騒に包まれた。

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最終更新:2012年03月17日 16:14