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秘弾「そして誰もいなくなるか?」/Secret Barrage ''And Then Will There Be None''

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秘弾「そして誰もいなくなるか?」/Secret Barrage ''And Then Will There Be None''

秘弾「そして誰もいなくなるか?」/Secret Barrage ''And Then Will There Be None''(B)(B)(B)
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
戦場にクリーチャーが1体も存在しないとき、秘弾「そして誰もいなくなるか?」を生け贄に捧げる。


最初から《苦御の本質/Kuon's Essence》。ただし、全員殺し切ると最後にこれ自体が自殺する。
古の《The Abyss》の亜種でもあるが、マナ・コスト、「生け贄に捧げさせる」方式などから《苦御の本質》の方が印象に近い。
だが、その《苦御の本質》と比較した場合、とかく展開しやすさが段違いである一方、「全員死んだ後も居座り、後続を抑制する」という最大の強みを失っており、三長三短くらい。割と別物。

一切対象を取らない「布告」効果であり、被害を避ける事は困難。《騎士「ドールオブラウンドテーブル」》等で生け贄を恒久的に用意し続ける事でごまかせる。
だが、基本性能はターン毎に布告一発。最初の1~2ターンはマナクリーチャーやチャンプブロッカー等を生け贄にされる事も少なくなく、相手からの攻撃を抑えにくい。
そうでなくても、弱い方から死んでいく性質上、逆に強敵は平然として殴ってくる。ブロッカーを用意して時間を稼ごうにも、そいつも放っておくと生け贄に捧げられてしまう。
更に、先述の通り「一度《審判の日》とかで皆殺しにして、後続の展開に牽制をかける」事も不可能なため、シンボルの濃さも相俟って、使い勝手の悪さは尋常ではない。
流石は悪魔の妹の代名詞が一、印象こそ強力なれど、プレイヤーの勝利にはそう簡単に貢献してくれない訳だ。寧ろ、プレイヤーがフランに苛められるくらいのノリ。

運用するなら、先述のようにトークン発生装置等を用いて自分への被害を抑えたい。《波紋の吸血鬼》等も悪くないか。
一般に、この手のカードは自分が生け贄になる生物を使わないコントロールに向く事が多いが、これは寧ろ相手を上回る頭数を用意して圧殺を仕掛けるのに向いているカードかもしれない。
相手クリーチャーが全滅しても、こちらが生け贄を用意できればこれを戦場に維持できるので、相手の後続を刈り取る牽制力をきっちり発揮する。
そういう攻撃的カードとしては珍しく、一応こちらが不利でもいくらかの働きはする。デッキコンセプトで支えてやれば、もしかしたら活躍できるかもしれない。

限定では、まず出す事自体に骨を折る。これだけ強く黒に傾けるに応じるだけの仕事は、多分してくれないだろう。
ただ、ちょっとしたパニックが発生するので、楽しいと言えば楽しい。やっぱこいつフランティックだ。

  • …と、散々相手に手出しされない前提で書いたが、普通に《帰化》等で壊せるので注意。MTGのルールで本当に手も足も出ない耐久スペルなんて歴伝くらいでしか実現できません。
  • 下の能力は状況誘発型能力である。例え呪文や能力の解決中だろうが、一瞬でもクリーチャーが戦場に存在しない状況が発生すれば、これを生け贄に捧げる能力は誘発する。
  • 相手が《揉み消す地神》なんて呼び出そうものなら、まずい事になりうる。
  • 自壊するのは「そして誰もいなくなった」で物語を〆るためか。
  • 英名に「?」を含んでいないのは、仕様上、画像ファイルの名前に「?」を使えないため。

参考


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