ガイドブック&チュートリアル
Wikipediaって何?という方は、ガイドブックに目を通してください。
どうやって編集すればいいんだ?という方はチュートリアルに目をとおしてください。
論文執筆訓練を受けた方々へ
論文執筆との違いの観点から、Wikipediaの方針およびガイドラインの重要そうな記事を抜き出しました。お時間がある人はどうぞ。
まずは、Wikipediaの基本方針について理解しましょう。
- Wikipedia:五本の柱
- Wikipedia:中立的な観点
- 基本的に事実のみを書いてください。意見を書く場合は、その意見への反論も併記しないといけません。特に疑似科学についての項の熟読が必要です。
- Wikipedia:検証可能性
- 検証可能性の項目については論文執筆訓練を受けた方にとって特に問題ないはずです。事実を裏付ける資料として使ってよいものの基準は学術論文の参考文献に使ってよいものと同等の基準です。
- Wikipedia:独自研究は載せない
- この項目がWikipediaの記事執筆で一番難しいものです。論文とは相異なります。
- 独自研究と見なされるものは、査読のある学術雑誌で公表されていない、あるいは、評判の良い報道媒体で発表されていない事柄をwikipediaの記事として書く場合は、すべて「独自研究」と見なされるようです。
- 一方で、”なお、現存する一次資料や二次資料から情報を集めて整理する調査は、もちろん強く奨励されています。そうした記述は「独自の研究」には当たりません―それは「情報源に基づいた調査」であり、百科事典の執筆の基本です。”とのことです。
Wikipedia:ウィキペディアは何ではないかは必読です。特に同記事内のウィキペディアはマニュアル、ガイドブック、教科書、学術雑誌ではありませんは、今回の企画において重要なポイントです。How to を書くことを目的とする場合は、マニュアル、ガイドブック、教科書とみなされる可能性があります。
Wikpediaに載せた文章、図、表などはすべて再利用可能になりますので著作権に注意する必要があります。
- Wikipedia:著作権
- Wikipedia:翻訳のガイドライン
- 他国語版Wikipediaの翻訳にも一定のルールがありますので翻訳を検討する方は必ず目を通してください
- Wikipedia:原典のコピーはしない
- Wikipedia:自著作物の持ち込み
また、Wikipedia:自分自身の記事をつくらないからすると、自分が著者の発表済み査読論文や本をベースに記事を書かない方が無難なようです。今回の目的は、自分の分野における常識を書くことですので、あまりそういうことはないと思いますが気をつけてください。
- ライセンスを確認したうえで、このページのウィキペディアへの転載を許諾する。