各国の超高層ビル

米国や香港、シンガポールだけだった超高層ビルも、
今やヨーロッパやロシアやカナダや、ブラジルなどの南米、中東でも高さを競いあうように立っています。
イギリス人やドイツ人はヨーロッパの中では超高層ビルが多いことを彼らは誇りにしていましたが、それも今や昔のはなし。
イギリスやドイツのような大国でなくても超高層ビルが増え、欧州の多くの国で超高層ビルが見られるようになりました。
また、ロシアなどの国でも超高層が多く立ち並んでいます。

ロンドンの中心街に建設中の高さヨーロッパ1で初の300メートル以上の超高層ビル、
「ロンドン・ブリッジ・タワー」(Shard London Bridge)87階建てで高さ310m、2012年竣工予定である。
ロシアの2007年竣工の「ナベレジナヤ・タワー」 268mをライバル視しているらしく、
それどころか40メートル以上高いということでロンドン市民のみならずイギリスじゅうが注目しているビルである。

インタビューで興奮気味に「ロンドンの誇り」と答えているイギリス人をテレビで見て、日本人と考えることは一緒だなとあらためて感じました。
超高層というのは、高いだけでも魅力的だが、最近のビルはデザインも考えられており、まさしく街のシンボルであり、誇りであり、芸術である。

このロンドンのビルにライバル心をむき出しにしているのが、イギリスの隣の国フランスである。
ヨーロッパの中心、世界の中心を自負するフランスである。
300メートル前後の超高層ビルを少なくとも、3棟建てると発表した。パリも超高層の時代がきたのである。

スペインのトーレ・カハ・マドリッド(高さ250m)などは同国内のトーレ・デ・クリスタル(249.5m)を
ライバル視したため意図的に50㎝高くした例もあるワケではあるが、
ヨーロッパ各国は最近は欧州の他の国をライバル視して、超高層ビルの構想を練るようになった。
ヨーロッパ人たちが、超高層を競い合っているのである。米国的発想ではあるが、米国はそれで発展してきた。
欧州人も米国人に倣い、ニューヨークやシカゴのような超高層を建てる時代が来たのである。



各国の超高層ビルの一覧。


モスクワとニューヨークのページをまとめてつくる予定でしたが、一枚の画像に手間どり時間がかかってしまったのでまた今度。モスクワページ自体も未完成。

動画です。

イギリス・ロンドンの超高層ビル。ついにビルが完成するようです。

名称は「ザ・シャード」らしい。


超高層は競い合うことで、より高く、より美しく、また、それに伴う経済効果にも注目が集まっています。

最終更新:2012年05月20日 16:19
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