エックスに関する設定の情報を載せてください。
説明書においての紹介
本編の主人公。
故障して人間に危害を加えるようになったロボット「イレギュラー」を破壊・処理する組織、イレギュラーハンター第17部隊に所属するレプリロイド。
誰によって、何のために作られたのかは一切謎につつまれている。
人間に対し反乱を起こしたかつての上官、シグマに対し正義感から立ち向かう。
ハンターとしての腕前はBランク(中級)に位置付けられているが、それは決して彼の性能が劣っていることを意味するのではなく、
たとえ相手がイレギュラーであろうとも破壊することをためらってしまう「優しさ」(それが他のハンターたちに甘さとして映る)と
悪を憎む「正義感」の間の葛藤のため、彼の本当の能力が引き出されないためであり、彼の奥底にははるかに強力に成長する可能性が秘められている。
しかし、本人ですらこのことには気がついておらず、わずかに、ゼロとシグマだけがエックスには何か隠された力があると感じ取っているだけに過ぎない。
- 出典
- SFC「ロックマンX」取扱説明書
本編の主人公。
シグマの反乱を鎮めた後は、第17精鋭部隊の隊長となりイレギュラーハンター達の先陣を切って活躍している。
しかし、イレギュラーとは言え破壊しなければならない事に対するためらいと、平和を守るという使命への責任感との間で、
心の葛藤は依然として続いており、彼の苦しみを理解しているものは少ない。
また、出生の秘密は誰一人として知るものはいず、どれほど成長する可能性を秘めているのかも、最新の科学技術をもってしても解明できていない。
このような孤独な環境の中でも、いつかは安らぎの日が来ることを信じて、昼夜を問わずに戦い続けている。
ちなみに、上記の理由でハンターランクは確定できないままでいるが、一部では「特A級をはるかに超えた存在ではないか」と噂されている。
- 出典
- SFC「ロックマンX2」取扱説明書
本編の主人公。人間に危害を加えるレプリロイド(イレギュラー)を破壊する「イレギュラーハンター」第17精鋭部隊の隊長を務める。
しかし平和を守る使命感とイレギュラーを破壊することをためらう「優しさ」の間で心の葛藤が続いている。
- 出典
- PS「ロックマンX3」取扱説明書
本編の主人公。「イレギュラーハンター」第17部隊の隊長。
彼の心は、平和を守る使命感と、破壊をためらう優しさとの間で、常に揺れ動いている。
- 出典
- PS「ロックマンX4」取扱説明書
「イレギュラーハンター」第17精鋭部隊隊長。
戦いを好まない優しさゆえハンターとしてのランクはB級だが、はかり知れない能力を持っている。
- 出典
- PS「ロックマンX5」取扱説明書
本編の主人公。「イレギュラーハンター」元第17精鋭部隊隊長。
事故の後、残り少なくなったイレギュラーハンター達と地球復興作業に努める。
- 出典
- PS「ロックマンX6」取扱説明書
主人公。もと「イレギュラーハンター」第17精鋭部隊隊長。
めざましい活躍を続けてきたが、力で相手を押さえつけることに疑問を感じ、平和的な解決を求めて第一線を退いた。
- 出典
- PS2「ロックマンX7」取扱説明書
元第17精鋭部隊隊長。
たび重なるシグマの反乱を阻止した不屈のイレギュラーハンター。
戦うことでしか得られない平和に疑問を抱いている。
- 出典
- PS2「ロックマンX8」取扱説明書
本編の主人公。元17部隊隊長。
幾多の事件を解決してきた伝説のイレギュラーハンター。
ギガンティスで起きた反乱を制圧すべく、政府から派遣された。
一撃必殺のエックスバスターで敵を一掃する。
- 出典
- PS2「ロックマンX コマンドミッション」取扱説明書
イレギュラーハンター第17部隊に所属するレプリロイド。
誰によって何の為に作られたのかは一切謎に包まれている。
たとえ相手がイレギュラーであっても、破壊をためらってしまう優しさの持ち主であるため、
ハンターランクはB級とされている(他のハンターにはその「優しさ」が「甘さ」として映る)。
ゼロとシグマだけは彼の奥底に眠る「さらに強く成長する可能性」に感づいている。
- 出典
- PSP「イレギュラーハンターX」取扱説明書
WARNING
"X"は、従来のロボットでは考えられなかった問題が多数存在する。
"人間に危害を与えない"という、ロボットにとって絶対の条件にさえも、悩み、疑問を持つ可能性があるのだ。
この"悩む"という行動こそが"X"の画期的な処でありロボット工学において初めて実現に成功した物であるが、これが本来悩んではならない事柄にまで及ぶと、大変な事になる。
そして万一、ロボットが自分の意志で人間を襲った時、人類の恐れおののく姿は、"Dr.WILY"による一連の事件の時とは比べ物にならないだろう・・・
結論を言うと、"X"は非常に危険な存在である。
もし"X"を世に送り出すのなら、最低でも30年のチェック期間を置かなくてはならない。
だが私の余命は、そうは長くないし、残念ながら私の研究を全て理解し、それを引き継いでくれるものもいない。
よって私は、"X"をここに封印する。
もし、何かの拍子でこのカプセルを発見された方がおられても、"X"の思考が完全に解析されない限り、どうかそっとしておいてほしい。
"X"は無限の可能性と共に、無限の危険性をもはらんでいるロボットなのだ・・・
Sep.18 AD20XX T.Right
- 出典
- SFC「ロックマンX」取扱説明書
"X"は、よりふくざつな 人間的思考能力をもつ、新しいタイプのロボットである。
しかしこの能力は、非常に危険なものでもある。
もし"X"が、「ロボットは 人間をきずつけてはいけない」というロボット工学の原則を 自らの意志でやぶったならば、おそらく 何者も 彼をとめることはできず、結果は恐ろしいものとなるだろう。
30年もあれば、彼の安全性をたしかめることは 可能である。
しかし、私の命もそうながくはなく、私の研究をたくせる者もいない。
それゆえ 私は、このカプセルに 彼を 封印する。
このカプセルは、彼の安全性をたしかめるまで、彼の内部こうぞうを 検査してくれるものである。
そのときまで、どうかカプセルをあけないでもらいたい。
"X"は 無限の可能性と共に、無限の危険性をもはらんでいる。
私はただ、さいりょうの結果をのぞむのみである。
20XX年 9月18日 トーマス ライト
- 出典
- SFC「ロックマンX」OPムービー
・・・私の名はトーマス・ライト。
ロックマンXを設計し、開発した研究者である・・・ゴホ、ゴホッ
私はエックスに、今までのロボットとは違う特殊な能力を与えた。
それは考え、悩み、行動出来る能力である。
これは、生命体と同じように進化出来る可能性を秘めていることを意味する。
残念ながら人の一生は短い、私にはエックスの安全性を確かめる時間は無かった。
よってここに、エックスを封印する。
遠い未来、この封印が解かれることがあるならば、エックスは、世界に平和をもたらしてくれることだろう。
私はそうなると、強く信じている。
だが、同時に不安もある。
エックスが、進化という名の争いに巻き込まれてしまうのではないかと。
未来の諸君よ、エックスは私の・・・いや、世界の希望であることを忘れないで欲しい・・・!
- 出典
- PSP「イレギュラーハンターX」EDムービー
X1等ではB級、コマンドミッションではS級
- 出典
- ゲーム内の台詞や取扱説明書等
関連書籍等で確認できる設定
底知れぬ力を秘めた未完の英雄
イレギュラー(人間に害を加えるロボット)を抹消する任務を帯びたレプリロイド。
過去の大科学者によって製作されたという噂もあるが、本人も含めて周囲は何も知らないようだ。
悪に対する人一倍の憎しみを持っているが、時折敵の前で見せる優しさゆえ、危険な目にあうこともしばしば。
戦いを好まず、そのため、好戦的な同僚たちとはうまくやっていけないでいる。
- 出典
- クラブ☆カプコン1993年秋号
人類に反乱を起こしたかつての上官シグマに立ち向かう、正義感あふれるレプリロイド。
イレギュラーハンター第17部隊に所属。
誰によって、何のために作られたかは一切謎につつまれている。
- 出典
- カプコンサウンドシリーズ「ロックマンX アルフライラ with 大坪稔明」ブックレット
「ロックマン」とはどんな関係なの?
今回の「ロックマンX」は、簡単に言ってしまうとファミコンの「ロックマン」と同じ世界を舞台にしたゲームです。
ただ、「ロックマン」の時代は西暦20XX年、「ロックマンX」は21XX年になっています。
つまり、「X」の方が少し後の時代を舞台にしているわけです。
主人公となる「X」は、もちろんロックマンとは別人物。
左手のロックバスターやヘルメットなんかはロックマンそっくりですが、全くの別キャラです。
ただ世界設定は「ロックマン」シリーズのものをそのまま受け継いでいますし、敵キャラにも似た奴が出てきます。
同じ世界観の上の新シリーズだと思ってください。
- 出典
- クラブ☆カプコン1993年秋号
- 目…ブロードレンジ・アイカメラになっていて、人間の何倍も遠くまで見ることができる。
- 耳…超高感度音声認識システムの採用で、人間には聞こえない超音波なども聞くことが可能。
- 皮膚…超軽量のチタニウムX合金でできていて、かなりの熱やショックにも耐えられるのだ。
- 骨格…超弾力装甲骨格というシステムが採用されていて、受けた衝撃を軽減する機能をもつ。
- 腕部…Xの腕には、Xバスター(正式名称はロックバスター・MK-17)が装備されている。
これは、太陽エネルギーを高出力のビームに変えて発射する一種のビームガン。
出力増幅機能も備えているため、より多くの太陽エネルギーをたくわえることで、さらに強力なビームを発射することができる。
(いわゆる「溜め撃ち」がこれにあたる。)
また、特殊チップをくみこむと、さまざまなタイプの武器を使いこなすことも可能だ。
Xがボスから奪った特殊武器を使えるのも、このシステムがあるからなのだ。
- 胸部…胸部には、蓄積型エネルギー発生装置が内蔵されている。これは、Xの動力源である太陽エネルギーをたくわえ、
必要な時に必要なだけパワーに変換できる装置である。
また、それとは別に、超小型の燃料タンクも内蔵されていて、水中や地中などで万一太陽エネルギーが底をついたときの動力源となる。
そしてもう一つ、非常に重要な中央制御システムも胸部に内蔵されている。
これは、Xの全身の動きを正確にコントロールするためのシステムで、いわばXの第2の頭脳といえる。
- 脚部…脚部には、どんな状態からでもきれいに着地することができるフルオートバランサーを内蔵。
また、非常時に高速移動が可能になる、緊急加速システムも採用されている。
- 出典
- コミックボンボンスペシャル116「ロックマンX4最強大図鑑」講談社
最終更新:2011年12月25日 18:37