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*概要 SRXの純正マフラーにはショートサイレンサーが採用されている。 これはデザインを担当したGKダイナミクスの強い意向を受けてのものだが、600cc単気筒に必要な排気管長は1mとするヤマハ技術部と開発時に熾烈なせめぎ合いがあったと聞く。 どうしてもデザイン的にマスの集中した軽快なイメージのショートメガホンが欲しかったGKと必要なマフラー容積を譲れなかったヤマハは、SRXからセンタースタンドのスペースを廃し、ここへマフラー容積7.2リットル、60cmのディフューザーパイプをとぐろのようにうねくらせて押し込んだ前代未聞のマフラーを配置することで双方の要求を両立させた。 静粛性、加速性能などを高いレベルでまとめ上げ、アルミ製のマフラーガードを装備するなど美しさも兼ね備えた傑作マフラーだが、非常に重たいという欠点を持つ。 リプレースする場合、抜け(排気効率)を闇雲に求めるのではなく、ビッグシングルに必要な容量を持っているか、排圧が掛けられるかといった面を考慮しなければ、純正マフラーから性能を落としてしまいかねないので注意が必要である。
*概要 SRXの純正マフラーにはショートサイレンサーが採用されている。 これはデザインを担当したGKダイナミクスの強い意向を受けてのものだが、600cc単気筒に必要な排気管長は1mとするヤマハ技術部と開発時に熾烈なせめぎ合いがあったと聞く。 どうしてもデザイン的にマスの集中した軽快なイメージのショートメガホンが欲しかったGKと必要なマフラー容積を譲れなかったヤマハは、SRXからセンタースタンドのスペースを廃し、ここへマフラー容積7.2リットル、60cmのディフューザーパイプをとぐろのようにうねくらせて押し込んだ前代未聞のマフラーを配置することで双方の要求を両立させた。 静粛性、加速性能などを高いレベルでまとめ上げ、焼け色の美しさを楽しめるステンレス製エキゾーストパイプやアルミ製のマフラーガードを装備するなど、当時のマスプロ製品と思えぬコストと手間をかけて作り込まれた傑作マフラーだが、非常に重たいという欠点を持つ。 リプレースする場合、抜け(排気効率)を闇雲に求めるのではなく、ビッグシングルに必要な容量を持っているか、排圧が掛けられるかといった面を考慮しなければ、純正マフラーから性能を落としてしまいかねないので注意が必要である。 排圧がかからなければ排気と一緒に混合気が吸い出されて出力も燃費も悪化することになるからだ。(この時吸い出された混合気が排気管内で燃焼する現象を「アフターバーン」「アフターファイヤ」と呼ぶ)

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