遅延

本項目では一般に遅延と言われる行為をどのように行うかを記述する。
この戦術はTOD、エクストラターンにおいて特に重要なので、自分が使用しないにしてもこのような戦術があるということを理解しておくべきである。


遅延方法1・フェイズ確認

各フェイズでは、優先権というものが存在する。
優先権は始めターンプレイヤーに存在し、ターンプレイヤーが「優先権放棄」を行うことで初めて非ターンプレイヤーに優先権が移動する。
この「優先権放棄」を利用した遅延がこれである。以下に優先権を利用した遅延例を示す。


ドローフェイズに入ります。すみません長考します。私は優先権を放棄します。あなたに優先権が移ります。
スタンバイフェイズに入りたいのですが優先権の放棄は行いますか?
それではスタンバイフェイズに入ります。すみません長考します。私は優先権を放棄します。あなたに優先権が移ります。
メインフェイズに入りたいのですが優先権の放棄は行いますか?
メインフェイズに入ります。すみません長考します。カードAを発動します。これに対して何か発動しますか?
すみませんチェーンするか長考します。何もせず優先権を放棄します。これでカードAの効果を処理します。
カードAの効果解決時、すみません長考します。何もせず優先権を放棄します。あなたに優先権が移ります。
バトルフェイズに入りたいのですが優先権の放棄は行いますか?
それではバトルフェイズに入ります。
スタートステップ。すみません長考します。私は優先権を放棄します。あなたに優先権が移ります。
優先権放棄しますか?何もせずバトルフェイズを終了します。
エンドステップ。すみません長考します。優先権を放棄します。あなたに優先権が移ります。
メインフェイズ2に入りたいのですが優先権の放棄は行いますか?
メインフェイズ2に入ります。すみません長考します。カードBを発動します。これに対して何か発動しますか?
すみませんチェーンするか長考します。何もせず優先権を放棄します。これでカードBの効果を処理します。
カードBの効果解決時、すみません長考します。何もせず優先権を放棄します。あなたに優先権が移ります。
エンドフェイズに入りたいのですが優先権の放棄は行いますか?
ターンエンドです


遅延方法2・効果確認

相手が発動したカードすべてに効果の確認を要求する。
この遅延は剛健などのサーチ系との相性が特に良いため積極的に使用していきたい
優先権確認と合わせるとなお効果的である。



B「剛健発動」
A「すみません効果確認いいですか?はいはい。わかりました。」
A「ありがとうございます。それにチェーンするか考えます。しません。どうぞ」
B「3枚めくります」
A「すみません。その3枚効果確認いいですか?はいはい。わかりました。ありがとうございます。」
A「それにチェーンするか考えます。しません。どうぞ」


遅延方法3・海外言語を使う

現在、海外版のカードを使う場合、その効果確認できるようしなければならないと言うルールが存在する。
そのルールを利用する。
海外言語を用いて、「そのカードの効果は何ですか?」と相手がこちらに効果の質問をしてくるようにしむける
相手が質問をして来たら、その効果の説明を“わかりやすくゆっくりと丁寧に”教えてあげよう
その効果をコピーした紙を説明後にカバンから出して行うとなお効果的。
この遅延方法の最大の恩絵は効果処理時に相手に質問されたときである。
例えば、自分が英語版の死者蘇生を発動したとする。相手がそれを通したあとに「ちなみにそれ効果は何ですか?」と聞いてきた場合がこれにあたる。
つまり、テキスト説明時間を効果処理の時間に含むことができる。
現行ルールでは効果1ターン3分の中に効果処理の時間は含まれていない。
そのため、効果処理~効果解決時のタイミングで相手が質問をしてきたとき、1ターンに3分以上かけることが可能である。



A「Monster Reborn発動します」
B「通ります(まあどうせ止めれないし)」
A「じゃあ墓地のモンスター特殊召喚します。どれにしようかな」
B「すみません。ちなみに効果どんなこうかですか?」
A「このカードの効果ですか?えっとですね、モンスターリボーン。通常魔法カード。自分または相手の墓地のモンスター1体をうんぬん」
A「あ、日本語版のテキスト持ってきてるんでそれ見せますね。すみません。今からカバンから出します」



遅延の注意点

やりすぎるとジャッジキルされる



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最終更新:2013年02月23日 03:55