支援会話集 フレデリク×サーリャ
支援C
【フレデリク】
はい、それでは腹筋あと百回です!
皆さん、頑張って下さいね!
はい、それでは腹筋あと百回です!
皆さん、頑張って下さいね!
【ルフレ】
……!!
……!!
【サーリャ】
ルフレ…がんばっているわね。
うふふ…さすが、私が見込んだ人…。
ルフレ…がんばっているわね。
うふふ…さすが、私が見込んだ人…。
【フレデリク】
ふぅ。今日はここまでです。
各自、しっかり体を休めてくださいね。
では、解散!!
ふぅ。今日はここまでです。
各自、しっかり体を休めてくださいね。
では、解散!!
【サーリャ】
ようやく終わったようね…。
ルフレは…いた。
あぁ、また仲間に阻まれて…
私だけのルフレなのに…。
みんな呪ってやろうかしら…。
いえ…みんなを呪うよりも
ルフレに誰かが近付くと
鼻が曲がる異臭を放つ呪いを
かけるほうが早いかしら…。
あ、でもそれでは私も近づけない…。
ようやく終わったようね…。
ルフレは…いた。
あぁ、また仲間に阻まれて…
私だけのルフレなのに…。
みんな呪ってやろうかしら…。
いえ…みんなを呪うよりも
ルフレに誰かが近付くと
鼻が曲がる異臭を放つ呪いを
かけるほうが早いかしら…。
あ、でもそれでは私も近づけない…。
【フレデリク】
あ、サーリャさん。
ここにいらっしゃったのですね。
あ、サーリャさん。
ここにいらっしゃったのですね。
【サーリャ】
え?
え?
【フレデリク】
すみません、定刻になっても
お姿が見えなかったものですから、
サーリャさん抜きで集団鍛錬を
してしまいました…。
今からもう一度鍛錬の時間にしましょうか。
私もお付き合い致しますよ。
すみません、定刻になっても
お姿が見えなかったものですから、
サーリャさん抜きで集団鍛錬を
してしまいました…。
今からもう一度鍛錬の時間にしましょうか。
私もお付き合い致しますよ。
【サーリャ】
…は? ちょっと…なにを…!
…は? ちょっと…なにを…!
【フレデリク】
はい、では次は腕の筋肉を
鍛える運動ですよ。いち、に、さん…!
はい、では次は腕の筋肉を
鍛える運動ですよ。いち、に、さん…!
【サーリャ】
な…なんなの…これは。
あぁ…もう、駄目…。
な…なんなの…これは。
あぁ…もう、駄目…。
【フレデリク】
サーリャさん、どうしました?
もしかして、体調が優れないのですか?
では続きは明日にしましょうか。
それまでしっかりと休んで下さいね。
サーリャさん、どうしました?
もしかして、体調が優れないのですか?
では続きは明日にしましょうか。
それまでしっかりと休んで下さいね。
【サーリャ】
冗談…じゃないわ…。
どうして私がそんなことを…。
冗談…じゃないわ…。
どうして私がそんなことを…。
【フレデリク】
ふふ、こうやって体を動かすと、
健全な心身に近づく感じがしますよね。
それでは、また明日
よろしくお願い致しますね。
ふふ、こうやって体を動かすと、
健全な心身に近づく感じがしますよね。
それでは、また明日
よろしくお願い致しますね。
【サーリャ】
…呪術師に…健全な心身を得て…
どうしろと言うの…。
…呪術師に…健全な心身を得て…
どうしろと言うの…。
支援B
【フレデリク】
サーリャさん!
サーリャさん!
【サーリャ】
…なにか?
…なにか?
【フレデリク】
なぜ約束の鍛錬の場に来ないのですか!
私は何日も待っていたのですよ。
なぜ約束の鍛錬の場に来ないのですか!
私は何日も待っていたのですよ。
【サーリャ】
約束なんて…
した覚えはないわ…。
約束なんて…
した覚えはないわ…。
【フレデリク】
そんな…!
…私は夜通し待ち続けたせいで
風邪をひいてしまったというのに
貴方は約束をしたつもりすら
なかったというのですか…!
そんな…!
…私は夜通し待ち続けたせいで
風邪をひいてしまったというのに
貴方は約束をしたつもりすら
なかったというのですか…!
【サーリャ】
なんとかは風邪をひかないって…
聞いたことがあるかしら…?
なんとかは風邪をひかないって…
聞いたことがあるかしら…?
【フレデリク】
………?
………?
【サーリャ】
いい? 貴方が風邪をひいたのは…
私の呪いにかかったからよ。
いい? 貴方が風邪をひいたのは…
私の呪いにかかったからよ。
【フレデリク】
なんですって!?
なんですって!?
【サーリャ】
うふふ…怒った?
うふふ…怒った?
【フレデリク】
この私が呪いなどに…!
…許せません。
この私が呪いなどに…!
…許せません。
【サーリャ】
そう…そうやって私を憎みなさい。
憎悪の感情…私、大好きよ…。
そう…そうやって私を憎みなさい。
憎悪の感情…私、大好きよ…。
【フレデリク】
本当に許せないです…!
惰弱なこの精神と肉体が!
本当に許せないです…!
惰弱なこの精神と肉体が!
【サーリャ】
…は?
…は?
【フレデリク】
ぬぅぅぅっ…はぁぁぁっ!!
…ふぅ。よし、これで大丈夫です。
風邪もすっかり治りました。
病は気から、とも言いますしね。
ぬぅぅぅっ…はぁぁぁっ!!
…ふぅ。よし、これで大丈夫です。
風邪もすっかり治りました。
病は気から、とも言いますしね。
【サーリャ】
そんな馬鹿なこと…。
そんな馬鹿なこと…。
【フレデリク】
サーリャさん。私はまた明日から、
ここで貴方をお待ち致します。
今度こそ、必ず来て下さいね。
これは、約束ですよ。
サーリャさん。私はまた明日から、
ここで貴方をお待ち致します。
今度こそ、必ず来て下さいね。
これは、約束ですよ。
【サーリャ】
勝手なことを…いえ、それよりも
どうして風邪が治ったの…?
私、本当は呪いなんて
かけていなかったのに…。
今度は…
本当に呪ってみようかしら…。
勝手なことを…いえ、それよりも
どうして風邪が治ったの…?
私、本当は呪いなんて
かけていなかったのに…。
今度は…
本当に呪ってみようかしら…。
支援A
【フレデリク】
お待ちしていましたよ、サーリャさん。
ようやく鍛錬をする気になったのですね。
お待ちしていましたよ、サーリャさん。
ようやく鍛錬をする気になったのですね。
【サーリャ】
違うわ…。
…私がここに来たのは…。
確かめたいことがあったから…。
違うわ…。
…私がここに来たのは…。
確かめたいことがあったから…。
【フレデリク】
な、なにをするのですか…!?
痛っ!?
な、なにをするのですか…!?
痛っ!?
【サーリャ】
やっぱり…さっきの戦いで…
深い傷を負ったわね…。
やっぱり…さっきの戦いで…
深い傷を負ったわね…。
【フレデリク】
気づいていたのですか。
気づいていたのですか。
【サーリャ】
…当たり前よ。
私の…呪いのせいだもの…。
…当たり前よ。
私の…呪いのせいだもの…。
【フレデリク】
サーリャさんの呪い…?
私に呪術をかけていたのですか?
サーリャさんの呪い…?
私に呪術をかけていたのですか?
【サーリャ】
…えぇ。私のことが見えなくなる
呪いをかけていたわ…。
姿が見えなくなれば、鍛錬鍛錬と
うるさく言われなくなると思って…。
にもかかわらず貴方は…
私の危険を察知してかばってくれた…。
呪いはかかっていたはずなのに…。
ずっと見えていなかったはずなのに…!
…えぇ。私のことが見えなくなる
呪いをかけていたわ…。
姿が見えなくなれば、鍛錬鍛錬と
うるさく言われなくなると思って…。
にもかかわらず貴方は…
私の危険を察知してかばってくれた…。
呪いはかかっていたはずなのに…。
ずっと見えていなかったはずなのに…!
【フレデリク】
そういうことでしたか。道理で
違和感がつきまとっていたわけです。
サーリャさんの気配がするのに、
なぜか姿が見えなかった。
自分の正気を疑っていましたが、
呪いのせいだったとは。
そういうことでしたか。道理で
違和感がつきまとっていたわけです。
サーリャさんの気配がするのに、
なぜか姿が見えなかった。
自分の正気を疑っていましたが、
呪いのせいだったとは。
【サーリャ】
…どんな罰でも受けるわ。
腕を落とせというなら落とすわよ。
…どんな罰でも受けるわ。
腕を落とせというなら落とすわよ。
【フレデリク】
な、何をおっしゃるのですか!!
もっとご自分の体を
大切にして下さい!
それに…呪いにかかったのは、
私の心に隙があったせいです。
責任は私自身の未熟にあります。
貴方が気に病むことではありませんよ。
な、何をおっしゃるのですか!!
もっとご自分の体を
大切にして下さい!
それに…呪いにかかったのは、
私の心に隙があったせいです。
責任は私自身の未熟にあります。
貴方が気に病むことではありませんよ。
【サーリャ】
…貴方、バカだわ…。
本当に…どこまでお人好しなの…。
…貴方、バカだわ…。
本当に…どこまでお人好しなの…。
【フレデリク】
それは褒め言葉として
受け取ってよろしいのですか?
それは褒め言葉として
受け取ってよろしいのですか?
【サーリャ】
好きにすればいい…。
…それより、傷を見せなさい。
こう見えて、いくらか医術の心得があるわ…。
貴方も、もっと自分の体を
大切にした方がいい…。
好きにすればいい…。
…それより、傷を見せなさい。
こう見えて、いくらか医術の心得があるわ…。
貴方も、もっと自分の体を
大切にした方がいい…。
【フレデリク】
サーリャさん…。
サーリャさん…。
【サーリャ】
勘違いしないで。貴方が元気ないと…
ルフレが悲しむからよ…。
勘違いしないで。貴方が元気ないと…
ルフレが悲しむからよ…。
【フレデリク】
そうですか。では…
ご厚意に甘えることに致しましょう。
そうですか。では…
ご厚意に甘えることに致しましょう。
支援S
【サーリャ】
…傷、治ったようね。
…傷、治ったようね。
【フレデリク】
そのようですね、
ありがとうございます。
そのようですね、
ありがとうございます。
【サーリャ】
…………
…どういうつもり…?
…………
…どういうつもり…?
【フレデリク】
なんのことですか?
なんのことですか?
【サーリャ】
…治療は終わったのだから、離れなさい。
もう、私に用はないはずよ…。
…治療は終わったのだから、離れなさい。
もう、私に用はないはずよ…。
【フレデリク】
えっと…次の鍛錬には
ちゃんと出てくださるのですよね…?
えっと…次の鍛錬には
ちゃんと出てくださるのですよね…?
【サーリャ】
その確認…もう五回目よ…。
ちゃんと出るって言っているじゃない…。
本当に、どういうつもりなの…。
貴方が去らないのなら、私が去るわ…。
その確認…もう五回目よ…。
ちゃんと出るって言っているじゃない…。
本当に、どういうつもりなの…。
貴方が去らないのなら、私が去るわ…。
【フレデリク】
ま、待って下さい!
ひとつ訊きたいことがあるのです。
ま、待って下さい!
ひとつ訊きたいことがあるのです。
【サーリャ】
…何なのよ…。
…何なのよ…。
【フレデリク】
まさかとは思いますが、治療中に
私に呪いをかけたりはしていませんか?
まさかとは思いますが、治療中に
私に呪いをかけたりはしていませんか?
【サーリャ】
なぜそんなことを訊くの…?
なぜそんなことを訊くの…?
【フレデリク】
自分の感情が、何かの力によって
支配されていないかの確認です。
自分の感情が、何かの力によって
支配されていないかの確認です。
【サーリャ】
…安心しなさい。
呪いなどかけていないわ…。
…安心しなさい。
呪いなどかけていないわ…。
【フレデリク】
そうですか。
それを聞いて安心しました。
おかげで心置きなく、
これをお渡しできます。
そうですか。
それを聞いて安心しました。
おかげで心置きなく、
これをお渡しできます。
【サーリャ】
指輪…? なんのつもり?
私に呪いをかけようとでもいうの…?
指輪…? なんのつもり?
私に呪いをかけようとでもいうの…?
【フレデリク】
人生と縛るという意味においては、
呪いと言えないこともありませんね。
人生と縛るという意味においては、
呪いと言えないこともありませんね。
【サーリャ】
人生を…? ま、まさか…!
私に、求婚しているの…?
人生を…? ま、まさか…!
私に、求婚しているの…?
【フレデリク】
そのつもりですよ。
そのつもりですよ。
【サーリャ】
なぜ…? 私には、貴方から
好意を受ける理由が見当たらない…。
なぜ…? 私には、貴方から
好意を受ける理由が見当たらない…。
【フレデリク】
言葉を並べるだけの理由なら、
いくらでも飾り立てて言えるでしょう。
でも、そんなものに意味はありません。
私の心が、貴方を欲しているのですよ。
サーリャさんと人生を共に歩みたい。
それではいけませんか?
言葉を並べるだけの理由なら、
いくらでも飾り立てて言えるでしょう。
でも、そんなものに意味はありません。
私の心が、貴方を欲しているのですよ。
サーリャさんと人生を共に歩みたい。
それではいけませんか?
【サーリャ】
そんなことは…ないけれど…。
そんなことは…ないけれど…。
【フレデリク】
では、受け取ってくれますね?
では、受け取ってくれますね?
【サーリャ】
えぇ…でも、ひとつだけ…
条件をつけさせて。
えぇ…でも、ひとつだけ…
条件をつけさせて。
【フレデリク】
なんですか?
なんですか?
【サーリャ】
健全な心身のためという…
例の鍛錬は…なしにして。
ただでさえしあわせを感じて…
呪術師としての力が萎えそうなのに…
これ以上…正の気に支配されたら…
私、聖職者になってしまう…。
健全な心身のためという…
例の鍛錬は…なしにして。
ただでさえしあわせを感じて…
呪術師としての力が萎えそうなのに…
これ以上…正の気に支配されたら…
私、聖職者になってしまう…。
【フレデリク】
わかりました。心身の鍛錬ではなく、
花嫁修業に専念していただきます。
わかりました。心身の鍛錬ではなく、
花嫁修業に専念していただきます。
【サーリャ】
それなら…喜んで…。
それなら…喜んで…。