トップ > ライブ配信カテゴリ概要 > ゲーム配信のやり方 > ニコ生で必要なもの / 2022年08月12日 (金) 04時35分11秒



これだけ!ニコ生の配信で必要になるものを確認しよう!

  • このページでは、ニコ生でゲーム配信をするにあたり必要なものについてまとめています。

  • PCの使用を前提としています。

  • 以前まで、ニコ生でPC配信できるのはプレミアム会員だけでした。しかし、2019年8月28日からは一般会員でも配信できるようになりました。

目次


配信ソフトが必須


  • ライブ配信をするために必要不可欠な存在といえるのが、配信ソフトです。外部ツールなどとよばれることもあります。ニコ生で配信するなら、配信ソフトを用意しましょう。


▲配信ソフトのN Air

  • 配信ソフトは、配信を開始・終了するために必要です。また、配信ソフトの重要な役割として、配信者のPCの画面に映っているものを視聴者にも見せることができる、というのがあります。たとえば、配信者のPCにゲーム画面が映っているなら、その画面を視聴者にも見てもらえるわけです。

  • ゲーム配信をするなら、まず(1)ゲーム画面を自分のPCに映し、つぎに(2)ゲーム画面を視聴者に見せるための設定を配信ソフトで行う、という2段構えになることを覚えておきましょう。(1)については後述しますが、ゲーム機によって方法が異なります。いずれにせよ、ここで重要なのは配信ソフトがあればPCに映っている画面を配信できるということです。


  • 配信ソフトには、いくつか種類があります。もし配信自体が初めてなら、公式配信ソフトであるN Airがよいかもしれません。

解説記事 備考
N Air こちら 公式配信ソフトだが、他サイトでも使える
OBS Studio こちら 定番中の定番
XSplit こちら OBSと2大巨頭、有料

▲画面の上へ

ゲーム画面を視聴者に見せたい


  • ゲーム配信では、配信者のPCにゲーム画面を映す必要があります。そして、その画面を配信ソフトで視聴者に見せることになります。

据置型ゲーム機の画面


  • SwitchやPS4など、据置型ゲーム機のゲーム画面をPCに映すためには、キャプチャーボードという周辺機器が必要です。たとえば、ゲーム機とキャプチャーボードをHDMIで、キャプチャーボードとPCをUSBでつなぎます。すると、PCにゲーム画面が映り、PCからゲーム音が出るようになります。


  • 注意したいのですが、ゲーム機とTV(モニター)を接続するわけではありません。また、ゲーム機とPCを接続するわけでもありません。この2点は誤解する人が多いので、きちんと理解しておきましょう。

  • キャプチャーボードを購入するときは、どのゲーム機に対応しているか確認します。SwitchやPS4には対応していても、WiiやPS2には対応していないキャプチャーボードもあります。また、キャプチャーボードには遅延があるので、どのように対策するかという点も考えておきましょう。

        キャプチャーボード、およびキャプチャーボードの選び方を参照

Game Capture HD60 S GC550 PLUS GV-USB3/HD
価格
商品画像のリンク先
PCとの接続 USB 3.0 USB 3.0 USB 3.0
対応ゲーム機
(接続できるゲーム機)
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
TVへのゲーム画面出力
こちら こちら こちら
特徴 低遅延 筆者お薦め 編集ソフト付属

携帯型ゲーム機の画面


  • 3DSについては、キャプチャーボードと接続することはできません。3DS自体にキャプチャーデバイスを取り付け(改造)、3DSとPCを直接USB接続する必要があります。そうすることで、3DSの画面と音をPCに出すことができるようになります。

        3DSの画面を録画・配信する方法を参照


スマホの画面


  • スマホの画面をPCに映すには、ミラーリングソフトが必要です。ミラーリングソフトをPCにインストールして必要な設定をすれば、無線でスマホの画面をPCに映せます。スマホの操作自体は、スマホで行います。

        iPhoneなどの画面を録画・配信する方法、またはAndroid端末の画面をPCで録画・配信する方法を参照


PCゲームの画面


  • PCゲームの場合も、キャプチャーボードは必要ありません。ゲームを起動すれば、PCにゲーム画面が映るからです。

▲画面の上へ

BGMとマイクの音を視聴者に聞かせたい


  • 配信者がPCで再生している音、および配信者がPCに接続しているマイクの音(自分の声)は、配信ソフトを使えば配信に乗せることができます。配信ソフトで簡単な設定をするだけですみます。

  • 配信者がPCで再生している音としては、たとえばPCから出ているBGM、ゲーム音、Skype・Discordの通話相手の声などをあげることができます。配信者がPCで聞いている音は、視聴者にもすべて聞いてもらえると考えて差し支えありません。

  • かつては、こういったことをするためにステレオミキサー機能を使っていたのですが、現在は必要ありません。

▲画面の上へ

マイクで声を入れたい


  • PC用マイクがあればマイクで声を入れることができます。マイクはノートPCに内蔵されていたり、あるいはWebカメラに内蔵されている場合がありますが、音質と利便性の観点からは別途用意したほうがよいでしょう。PC用マイクは安いものであれば1,000円くらいから購入できます。


  • PC用マイクを選ぶさい、ヘッドセットタイプスタンドタイプのどちらにしようか迷うかもしれません。前者はヘッドフォンとマイクが一体となったタイプ、後者はマイクが独立しているタイプです。しかし、どちらも一長一短です。それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで判断するようにしましょう。

        実況用PCマイクPCマイクの選び方、およびPCマイクの製品例を参照

G231 ECM-PC60 ECM-PCV80U
価格
商品画像のリンク先
特徴 ・人気のヘッドセット
詳細
・超小形サイズ
詳細
・ソニーの定番マイク
詳細
タイプ ヘッドセット スタンドマイク
ピンマイク
スタンドマイク

▲画面の上へ

マイクの音を高音質にしたい


  • マイクの音質はとても重要です。なぜなら、マイクの音質が悪いと視聴者はストレスを感じやすいからです。とくに視聴者が気にする音のひとつは、マイクの「サーッ」というノイズです。配信者の声を聞きたいのにノイズがうるさい、これは避けたいところでしょう。音はクリアであるべきです。そこで、オーディオインターフェースという機材を使って対策します。


        オーディオインターフェースを参照

  • 歌配信、ゲーム配信でプロのようなマイクを使っている配信者を見たことがあると思いますが、あのマイクはオーディオインターフェースに接続されています。彼らは、ノイズ対策として機材を購入しているわけです。そのほか、歌声にリバーブ(エコー)をかけたいという場合や、マイクの音量が小さくて困っているという場合にも、オーディオインターフェースは有用です。

UR12 AG03 US-32 US-366
価格
商品画像のリンク先
特長 ・コスパがよい ・直感的な操作
・リバーブ機能
・正確にはミキサー
・ゲーム実況に
・効果音を一発再生
・ボイチェン機能
・リバーブ機能
・最高のコスパ
・エフェクトが充実
・リバーブ機能
PCとの接続 USB 2.0
接続可能なマイク ・ダイナミックマイク
・コンデンサーマイク
・ダイナミックマイク
・コンデンサーマイク
・PCマイク
・ダイナミックマイク
・コンデンサーマイク
・PCマイク
・ダイナミックマイク
・コンデンサーマイク
ループバック機能 対応
24bit/192kHz 対応 対応 非対応 対応
付属DAWソフト Cubase AI 7 Cubase AI 8 ・Cubase LE
・Cubasis LE
こちら こちら こちら

▲画面の上へ

コメントを音声合成で読みあげさせたい


  • コメントを直接目で確認して読む時間がない、あるいはその時間が惜しい場合、音声合成によってコメントを読みあげさせることができます。方法としては、コメントビューア(コメビュ)と、棒読みちゃんを組み合わせて実現します。

  • コメントビューアというのは、コメントを確認するためのアプリです。たとえば、ニコ生コメントビューア(略称NCV)や、やります!アンコちゃんがあります。コメントビューアがなくてもコメントは確認できるのですが、便利な機能がたくさん搭載されているために使う人がいるのです。

NCV やります!アンコちゃん

  • コメントを音声合成で読みあげさせるためには、コメントビューアを導入したうえで棒読みちゃんと連携させます。連携といってもコメントビューアで簡単な設定をするだけです。音声合成でコメントを読みあげさせたいなら、まずはコメントビューアを使いこなせるようになることが重要です。棒読みちゃんを単体で使用するわけではありません。

▲画面の上へ

Webカメラの映像を配信したい


  • Webカメラで映している映像を配信するにはWebカメラが必要です。最近のWebカメラは、マイクを内蔵しているか、またはイヤフォンマイクを付属しています。そのため、とりあえず雑談配信をしたいという場合はWebカメラがあればすぐにでも配信可能です。WebカメラはUSB接続できます。


  • 最近のWebカメラは以前よりも使いやすくなっています。画質もずいぶん向上しました。インターネット上のレビューを参考にすれば、どのWebカメラを購入しても大きなハズレを引くことは少ないでしょう。ニコ生だとロジクールというメーカーのC920が人気です。Webカメラとして最高クラスの画質です。

        Webカメラ、またはC920を参照

▲画面の上へ

関連ページ







▲画面の上へ


名前:
コメント:
  • 今も昔も結構お金かかるんだねえ
    大体今はキャプチャとマイクとオーディオで35000円くらいか -- 名無しさん (2022-08-12 04:35:11)

  • 丁寧な説明ありがとうございました。8年後にマサという実況者を見つけたら、是非是非みてください( ´ ▽ ` )ノ -- マサ(仮) (2016-04-16 17:29:18)

  • よくわかりましたぁ。ありがとうございます??これを参考にしてみます -- しお (2015-05-10 22:31:20)

  • ニコ生配信したくなにがいるのか
    わからなかったのですが
    参考になりました -- 名無しさん (2013-06-02 23:14:48)

  • 今は、中学3年生なんですが
    高校生になったら、ニコ生をはじめようと考えています^w^
    このページを参考にさせていただきます///

    多様な情報提供を、ありがとうございますねw
    -- 雨音セロリ# (2012-08-15 19:19:40)


最終更新:2022年08月12日 04:35