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目次




生放送について


生放送とは


  • 生放送 とは、映像・音声をTV番組の生放送のようにリアルタイムで流すことをいいます。生放送には運営による公式生放送と、ユーザーによる生放送( ユーザー生放送 )とがありますが、このページでは後者を生放送とよんでいます。

生放送を行うには


  • 生放送を行うには、 プレミアム会員 (月額525円)でなくてはいけません。 一般会員は生放送を行うことができない ので注意しましょう。プレミアム会員の詳細については公式サイトをご覧ください。また、 コミュニティ とよばれるグループの オーナー(管理者) である必要があります。オーナーというのは、コミュニティを作成した人のことをいいます。配信者が自分でコミュニティを作成するとオーナーになるため、とくに難しく考えることはありません。

会員の種類 生放送の可否 月額料金
プレミアム会員 コミュニティのオーナー 525円
生放送権限あり
一般会員 × 無料


ポイント


  • 生放送自体は、ポイントを押さえておけばとても簡単にできます。ポイントは、(1) PCの画面を視聴者に配信するための方法を理解すること 、(2) PCの音とマイクの音をミックスして視聴者に配信するための方法を理解すること 、の2点です。まずはこれらを念頭において解説を読み進めていくようにしましょう。

  • また後述するとおり、生放送のやり方には「かんたん配信」と「外部ツール配信」の2種類があります。めんどうでも、 最初は「かんたん配信」による配信方法をしっかりとマスターするようにしてください 。「かんたん配信」は、初心者向けの配信方法です。自分でアプリケーションをインストールしたり難しい設定をする必要がありません。


  • 「かんたん配信」に慣れてきたら、つぎは「外部ツール配信」にチャレンジしてみましょう。「外部ツール配信」のほうが画質がよいため、 高画質な配信にしたいなら「外部ツール配信」による方法をマスターする必要があります 。ただ、この配信方法は少し高度であるため、まずは「かんたん配信」で慣れてください。このページでは、「かんたん配信」について解説しています *1

配信方法 説明
かんたん配信 初心者向け。画質と動きの滑らかさを両立できない。低品質
外部ツール配信 中・上級者向け。それなりに画質と動きの滑らかさを両立できる


生放送全般で必要なもの


  • 生放送を行ううえで 必要なものは、どのような配信をしたいかによって異なります 。下表をご覧ください。基本的なものをまとめました。詳しいことはあとで解説するので簡単に見ておきましょう。現時点でことばの意味がわかならくても問題ありませんが、ニコ生で必要なものを事前に読んでおくとわかりやすいはずです。

PC ステレオミキサー機能 マイクミュート解除機能 PC用マイク SCFH DSF / NDC Webカメラ
TVゲーム実況
PCゲーム実況
雑談・お絵描き
顔出し
踊り
料理・車載

PC

  • 生放送をするためには PC が必要です。PCはノートPCでもデスクトップPCでもかまいません。雑談程度の内容であればiPhoneなどでも生放送できますが(詳細)、できることはどうしても限られます *2 。当サイトではPCの使用を前提として解説を掲載しています。

ステレオミキサーとマイクミュート解除

  • ステレオミキサー機能 および マイクミュート解除機能 は、PCの音とマイクの音を視聴者に同時に流すために必要です。両機能は、配信を行ううえで最重要機能といっても過言ではありません。

PC用マイク

  • PC用マイク は、PCに接続して使用できるタイプのことです。マイクはWebカメラまたはノートPCに内蔵されている場合がありますが、別に用意したほうが高音質なマイク音声になり、利便性も向上します。

SCFH DSF / NDC

  • SCFH DSF または NDC は、配信者のPCの画面に映っているものを視聴者に見せたいときに使用するアプリケーションです。とても重要です。


TVゲーム実況で必要なもの


  • TVゲーム実況の場合、上で述べたものに加えてさらに以下のものが必要 となります。参考までにPCゲーム実況についても掲載しています。TVゲーム実況の場合は必要なものが特別多いことがわかるでしょう。下表でざっと確認してください。いまは、用語の意味についてはわからなくてもかまいません。

キャプチャーボード キャプチャーソフト ゲーム機専用ケーブル
TVゲーム実況
PCゲーム実況 - - -

キャプチャーボード

  • キャプチャーボード は、 TVゲームをPCでプレイするために必要 です。TVゲーム実況をするうえで、キャプチャーボードはもっとも重要な周辺機器です。従来のキャプチャーボードには 黄・白・赤の端子が搭載 されており、この部分に黄・白・赤のケーブルを使ってゲーム機をつなげることになります。


キャプチャーソフト

  • キャプチャーソフト は、 キャプチャーボードに接続したゲーム機の映像・音声をPCで視聴するために必要 です。キャプチャーソフトはキャプチャーボード付属のCD-ROMに収録されています。キャプチャーボードとキャプチャーソフトは、つねにセットで考えるようにしましょう。


ゲーム機専用ケーブル

  • ゲーム機専用ケーブル は、 ゲーム機とキャプチャーボードをつなぐために必要 です。通常は ゲーム機に付属されていたケーブル を使います。すなわち、黄・白・赤のゲーム機用のケーブルをキャプチャーボードの黄・白・赤の穴に挿入するわけです。PSP-2000 / 3000の場合は、別途PSP用のケーブルが必要です。



必要なものを用意しよう


  • 生放送をするうえでなにが必要か、おおよそ理解できたことでしょう。そこで、ここからは生放送に必要なものについて詳しく見ていきます。 それがどうして必要なのか把握して解説を読み進めていく ことが重要です。なにを用意すればよいかわからなくなってきたら、ニコ生で必要なものを読んで情報を整理してみてください。

  • また、必要なものを用意するさいは、よくある質問を意識して読むのもよいでしょう。 生放送をやったことのない人がよくする質問 を列挙すると以下のとおりです。
    • ステレオミキサーがありません。どうしたらよいですか?
    • マイクは頭部に装着するタイプがよいですか?机に置くタイプがよいですか?
    • お薦めのマイクを教えてください。
    • どうやってゲーム機をつなげるのですか?
    • お薦めのキャプチャーボードを教えてください。
    • けっきょくのところ、なにが必要ですか?

  • いずれもニコ生初心者がする典型的な質問です。こういった点を意識して解説を読むとメリハリがつき、理解も早く進みます。では、生放送で必要なものについて具体的に学んでいきます。


ステレオミキサーとマイクミュート解除


  • BGMやゲーム音、Skypeの通話相手の声など、 PCで再生している音声を視聴者に聞いてもらう ためには、PCに搭載されている ステレオミキサー という機能が必要です。このステレオミキサーが機能していないと、たとえば自分では音楽が聞こえているのだけれども視聴者には聞こえていないという状態になります。


▲ステレオミキサー(Windows 7)

  • ステレオミキサー機能によってPCの音を配信できるようになるのですが、PCの音だけでなく自分の声も同時に配信するためにはさらに マイクミュートを解除 する必要があります。ステレオミキサーがあってもマイクミュートを解除していないと、視聴者はBGMは聞こえるけれども配信者の声は聞こえないという状態になります。


▲マイクミュートを解除した状態(Windows 7)

  • 話をまとめると、 ステレオミキサーによってBGMなどPCの音を配信できる ようになり、 ステレオミキサー+マイクミュート解除によってBGM+マイク音声を配信できる ようになるということです。両機能の確認の有無、および両機能がなかった場合の対処法など、詳細はステレオミキサーの基礎をご覧ください。


マイク


  • 声を入れるために マイク が必要です。手軽にマイクで声を入れるには、 PC用マイク を使用しましょう。PC用マイクであればPCに直接つなげて使用できます。具体的には、PCの マイク入力端子 とよばれるところに接続します。


▲マイク入力端子はピンク色をしているか、マイクの記号が描かれています。

  • PC用マイクは、 スタンドマイク ヘッドセット に分類できます。それぞれメリット・デメリットがあるのでよく検討しましょう。マイクについての詳細は、実況用PCマイクおよびPCマイクの選び方をご覧ください。また、PCマイクの製品例には20個以上のマイクを掲載しておきましたので、参考にしてください。



SCFH DSF / NDC


  • デスクトップ画面に映っているものを配信 するのに必要なのが SCFH DSF NDC です。ニコニコ生放送で上記ソフトウェアを使用すれば、 PC画面のどの範囲でも自由に指定して視聴者に見せることができる ようになります。したがって、たとえばPC画面にゲーム画面が表示されていれば、ゲーム画面を範囲指定して配信することができます。また、デジタルカメラで撮影した画像や、Webサイトの特定の部分を指定して配信することもできます。


▲SCFH DSF

  • SCFH DSFまたはNDCを使用するさいのポイントは、 ソフトウェアのインストールをきちんと行うこと です。これをしないと、SCFH DSFまたはNDCを正常に使用できません。インストール方法については、SCFH DSFまたはニコ生デスクトップキャプチャーをそれぞれご覧ください *3


キャプチャーボードなど


  • TVゲームをPCでプレイするために キャプチャーボード (ビデオキャプチャーとも)が必要です。価格は、おおよそ3,000~4,000円が最低ラインと考えておきましょう。価格が安いものはすべてUSB接続の製品です。ゲーム機の映像・音声は キャプチャーソフト で視聴できます。キャプチャーソフトはキャプチャーボードに付属されています。キャプチャーボードとキャプチャーソフトがあれば、PCの画面でTVゲームをプレイできます。


  • TVゲーム実況では、基本的に(1) キャプチャーボードに接続したゲーム機の映像をキャプチャーソフトに表示 し、(2)その TVゲームの映像をSCFH DSFまたはNDCを使って取り込み視聴者に見せる 、というかたちになります。TVゲーム実況ではこの二段構えを理解しておきましょう。(1)が重要です。(2)は30秒あればできる作業です。

  • キャプチャーボードおよびキャプチャーソフトについての詳細は、キャプチャーボードおよびキャプチャーボードの選び方をご覧ください。ゲーム機とキャプチャーボードを接続するための ケーブル についても解説しています。使用者の多いキャプチャーボードを購入したいのであれば、GV-USB2でよいでしょう。



Webカメラ


  • Webカメラ は自分の姿や外の様子などを映し出したいときに使用します。ニコニコ生放送ではロジクールというメーカーのWebカメラが人気です。Webカメラの選び方についてはWebカメラをご覧ください。




コミュニティ


コミュニティの作成


  • 生放送は、コミュニティの管理者またはコミュニティに参加しているメンバーによって行われるという仕様になっています。そこで コミュニティを作成 しましょう。まずはニコニコミュニティのトップページにアクセスして、画面上部の「メニュー▼」にある「コミュニティの作成」をクリックします。

  • 「コミュニティの新規作成」という画面になるので、タイトルや紹介文など必要事項を記入します *4 。そして「参加設定」で「自動で承認」を選択します。このようにしておけば配信者は承認の手間が省けますし、視聴者はコミュニティへ参加しやすくなります。ほかは、設定を変更する必要はありません。


▲クリックで画像拡大。

  • 記入が終わったら「確認画面へ」をクリックします。画面が切り替わったら内容を確認して「この内容に設定」を選択します。ここでの情報はあとで変更できます。サムネイルとして表示されるコミュニティの画像もあとで選択します。

コミュニティレベルと特権


  • コミュニティには レベル という概念があります。コミュニティレベルはコミュニティ内のプレミアム会員の数によって変動し、コミュニティレベルが上昇するとさまざまな特権が与えられます。この特権のことを コミュニティ特権 といいます。コミュティ作成時はレベル1です(レベルの上限は256)。

  • コミュニティ特権の内容は下表のとおりです。わからない用語が多いでしょうが、いずれの用語も最初から理解する必要はありません。ただ コミュニティレベルが上がると、さまざまな特典がある のです。いくつかの用語については後述します。


▲クリックで画像拡大。特権内容の確認はそのコミュニティのトップページで可能です。表は、b4iine氏が作成した表をご好意により拝借させていただきました。


放送枠


  • 生放送を行ううえで 放送枠 というものを意識しておく必要があります。ニコニコ生放送ではひとつひとつの放送のことを といい、枠数には上限が設けられています。2012年1月時点では、枠数はおおよそ5,600枠といったところです。いわばイス取りゲームでいうイスに該当するのが枠と理解すればよいでしょう。

  • そして、生放送を行うために枠を取ること(イスを確保すること)を 枠取り といいます。次の枠を取ることを 次枠を取る といいます。枠を取れない場合は 順番待ち をして、自分の順番が来たら生放送を行うことができます。ただし、 コミュニティレベルが60以上 であればすぐに放送を開始できます。また、ニコニコポイントとよばれるものを消費することによって、すぐに放送枠を確保することが可能です(割り込み)。

順番待ち 備考
コミュニティレベル 60未満 あり コミュ作成時はレベル1
60以上 なし すぐに放送を開始できる
割り込み なし コミュレベルにより200~600ポイント必要


放送開始から終了までの流れ(1)枠取り


  • ニコニコ生放送を開始して終了するまでの流れを簡単に見ていきましょう。

ニコニコ生放送のトップページまたはマイページにアクセスして、「 放送する 」をクリックします。

放送タイトル 説明文 などを記入し、必要な設定をします。「放送するコミュニティ」では、さきほど自分が作成したコミュニティを選択します *5 。2度めの放送以降は、「前回の放送内容を使いまわす」をクリックすることで入力・設定を前回と同じものにできます。入力・設定後、「確認する」をクリックします。


▲クリックで画像拡大。「放送を公開する動画」で「コミュニティ限定で公開する」を選択すると、コミュニティメンバーだけが生放送を視聴できるようになります。このことを コミュ限 といいます。「凸待ち」はSkypeの凸待ちのことではないので注意しましょう。

「上記の利用規約に同意する」にチェックを入れて「放送を開始する」をクリックします。枠が取れた場合は放送用の画面に切り替わります。かりに枠取りに失敗した場合は順番待ちの画面になります。そして画面には、「 ただいま順番待ちの列に並んでいます 」と表示されます *6 。以降は枠を取れたことを前提にした記述です。


▲この画面のまま待っていれば、自分の順番が来たときにチャイムが鳴ります。そして、「入場して放送を開始する」と書いてあるボタンが表示されるので、5分以内にボタンを押しましょう。制限時間を過ぎると放送枠を失ってしまいます。


放送開始から終了までの流れ(2)放送の設定


かんたん配信 」を選択します。もし画像がグレーになっていて選択できない場合は、公式ヘルプをご覧ください。


「Adobe Flash Player 設定」の「カメラとマイクへのアクセス」で「許可」を選択 します *7 。ここで「拒否」を選択してしまうと、SCFH DSFまたはNDCで映像を取り込めなくなります。


ステレオミキサーを使用する予定であるときは、再生画面の下にある スピーカーのアイコンをクリックしてミュートにしておきます 。そうしないと、 音声がループまたは反響 してしまうからです。忘れやすいところなので注意しましょう。スピーカーをミュートにしても音は自分に聞こえます。


映像 」で「SCFH DSF」または「NDC(XP)」を選択します。Webカメラの映像を映したい場合は、当該Webカメラを選択しましょう。「SCFH DSF」または「NDC(XP)」が表示されていない場合は、ソフトウェアのインストールを適切に行なっていなかった可能性があります。SCFH DSFの場合は こちら を、NDCの場合は こちら をご覧ください。


音声 」で「ステレオ ミキサー」や「再生リダイレクト」などを選択します。Windows XPの場合は、「Realtek HD Audio Input」や「SoundMAX Digital Audio」などを選択します。 「マイク」を選択するとPCで再生している音声を配信できません。 ここでの選択をまちがえる人が多いので注意が必要です。


▲Windows Vista / 7の場合は、「ステレオ ミキサー」や「再生リダイレクト」などを選択します。

Windows Vista / 7の場合、「音声」で 「ステレオ ミキサー」が表示されない原因 としては、(1)PCにステレオミキサーが搭載されていない、(2)ステレオミキサーが有効になっていない、(3)ページを更新していない、といったことが考えられます。(1)と(2)の詳細については、ステレオミキサーの基礎をご覧ください。

マイクミュートを解除します。


▲マイクミュートを解除したところ(Windows 7)

SCFH DSFまたはNDCを起動します。SCFH DSFを使用する場合は、SCFH DSFを起動後「Refresh」ボタンをクリックします *8 。するとブラウザ名が表示されます *9 。使用しているブラウザ名を選択して「OK」をクリックしましょう。他方、NDCを使用している場合はこのような選択は必要ありません。


▲SCFH DSFの場合

SCFH DSFまたはNDCで 取り込み範囲を指定 します。SCFH DSFならば 「範囲選択」ボタン を、NDCならば 「ウインドウで指定」ボタン をそれぞれ使用しましょう。ニコニコ生放送に映っている画面を見ながら取り込み範囲を調整します。とまどう人が多いですが、 ニコ生の画面は最低でも3~5秒ほど遅れて表示されます

すぐに放送を始める 」を選びます。「テスト配信を始める」を選んでもかまいませんが、今回は便宜上すぐに放送を始めることにします *10


「放送を開始しますか?」と聞かれるので「はい」をクリックします。



放送開始から終了までの流れ(3)配信開始・終了


放送が開始します。


「放送の設定」の「ひらく」をクリックすると 画質・音質などを調整 できます。詳細については、かんたん配信の設定をご覧ください。


コメントを読むには、 「コメント」タブ を開きます。ニコ生コメントビューア、もしくはやります!アンコちゃんなどコメントを読むための専用のアプリケーションを使用してもかまいません。


制限時間の 30分 が過ぎると配信が停止します。放送を途中で終了したい場合は、「放送ツール」タブで「 放送を終了する 」をクリックします。



「放送ツール」タブについて




再生画面


  • 放送を開始すると映像が表示されている画面が2個あります。両方ともSCFH DSFやNDCなどで取り込んでいる映像、あるいはWebカメラの映像です。 大きな画面(再生画面)は視聴者が見ている画面と同一のもの であり、コメントが右から左に向かって流れていきます。再生画面は小さな画面よりも 3~5秒以上遅れます *11


  • ゲーム実況の場合は、基本的に両画面を見続けることはないでしょう。たまに 再生画面を見ながらゲームをプレイしようとする人がいるのですが、それは遅延の関係で不可能 です。TVゲームの実況なら キャプチャーソフト のプレビュー画面またはTV画面を見ながらプレイしますし、PCゲームの実況ならばゲームのウィンドウ画面を見ながらプレイします。ただ、雑談などの場合は再生画面を見ながらコメントを読むことがあります。

  • また、初心者がしがちなミスに、ニコニコ生放送の再生画面をSCFH DSFやNDCなどで取り込んでしまい、 同じ画面が再生画面に表示され続けて混乱する 、というパターンがあります。ニコニコ生放送の再生画面は視聴者の見ている画面とまったく同じものですから、これを取り込んでも意味がありません。自分が視聴者に見せたいものを取り込む必要があるのです。


  • キャプチャーソフトの画面では映像がきちんと映っているのに、 再生画面でゲーム画面だけが黒く塗りつぶされている (デスクトップ画面は映る)という場合は、 オーバーレイ とよばれるものを切る必要があります。詳細はオーバーレイの無効化をご覧ください。


画質とコマ数について


「かんたん配信」の現状


  • ニコニコ生放送(ユーザー生放送)の仕様だと、 動画の品質ついて妥協が必要 といえます。ソフトウェアの種類・設定やハードウェアを変更しても大きな違いはないと考えてください。かりに「放送ツール」タブにおいて「 画質重視 」にすると高画質にはなるのですが、動きがかなりカクカクしてしまいます(紙芝居のような状態)。

  • また、同タブで「 コマ数重視 」にし、「解像度」を 320×240 にすれば動きは多少滑らかになるのですが、私たちがふだん見ている動画と比較すれば、満足できる滑らかさとはいえません。しかも、この設定では画質がほとんど破綻(はたん)してしまいます。

「高度な設定」タブ 画質 動き
画質重視 よくなる カクカクになる
640×480
コマ数重視 悪くなる 滑らかになる
320×240

高画質にすると動きがカクカクになり、低画質にすると動きが滑らかになる ということです。つまり、画質のよさと動きの滑らかさは両立できません。

  • 簡単にできる改善策としては、できるだけ動きを少なくするというのがあります。配信中に動きが激しいと映像になると、モザイクのようなノイズ(ブロックノイズ)が発生しやすく、低画質になりやすいのです。これに対し、写真を見せるような動きの少ない映像を配信する場合は逆に高画質にしやすいのです。よく覚えておきましょう。

FME、XSplit、NLEによる改善


  • ニコニコ生放送では、自分で配信ソフトを用意して配信することを 外部ツール配信 といいます。配信に慣れてきたら外部ツール配信に移行しましょう。外部ツール配信のほうが 画質と動きの滑らかさを両立することができ、かつステレオ音声を配信できるようになる からです *12 。外部ツール配信をする場合、配信ソフトとして Flash Media Live Encoder (FME、FMLE)というソフトウェアがあります。詳細はFMEをご覧ください。


▲Flash Media Live Encoder

  • また、FMEと同様の配信ソフトとして XSplit というものがあります。FMEとの差異としては、ステレオミキサー機能およびマイクミュート解除機能がなくてもBGMとマイクをミックスして配信できること(Windows Vista / 7限定)、SCFH DSFまたはNDCを使用しなくてもデスクトップ画面を取り込めること、などをあげることができます。FMEはオーソドックスな配信ソフトであるのに対し、XSplitは多機能な配信ソフトと考えればわかりやすいでしょう。詳細は、XSplitをご覧ください。


▲XSplit

  • ニコニコ生放送公式ツールとして、XSplitをベースに開発された Niconico Live Encoder (略称NLE)があります。NLEは、画質・機能の点でXSplitに劣るため、XSplitを使いこなせる人は基本的にNLEを使用する必要はありません。ただ、NLEはXSplitよりも初心者向けです。その点をどう考えるかです。NLEの使い方については、Niconico Live Encoderをご覧ください。


▲Niconico Live Encoder


その他


  • コメントビューア (コメビュー)を使用すると、だれがコメントしたのか識別したり、音声合成によりコメントを読みあげることができます。以前は Nwhois が定番だったのですが、同ソフトウェアの開発停止に伴い最近はニコ生コメントビューア(NCV)の使用者が増えています。NCVと棒読みちゃんを組み合わせて使用する方法が定番です。また、多機能なやります!アンコちゃんを使用するのもよいでしょう。

  • 配信の終了やWebページの更新、運営コメント、アンケートは、遅延を考慮して余裕を持たせるようにします *13

  • 毎週木曜日の9:00~11:00 はニコニコ生放送のメンテナンスが行われるため、このあいだ生放送はできません。メンテナンスの日程は変更されることがあります。なんらかの不具合が生じた場合は、ニコニコインフォをチェックするようにしましょう。


関連ページ


  • このページと関連性の強いページは以下のとおりです。

ページ名 内容 重要度
コメント ニコニコ生放送についての質問など -
SCFH DSF デスクトップ画面の映し方 A
ニコ生デスクトップキャプチャー デスクトップ画面の映し方 A
ステレオミキサーの基礎 ステレオミキサーの設定方法 A
実況用PCマイク マイクの選び方、設定方法 A
FME 高画質な生放送のやり方 B+
XSplit 高画質な生放送のやり方 B+
音量調整の方法 配信音量を調整する方法 B+
Webカメラ Webカメラの選び方、設定方法 B



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*1 外部ツール配信のほうが、かんたん配信よりも用意するものが少なくすむ場合があります。しかし、まずはかんたん配信でやってみて、それから必要に応じて外部ツール配信にチャレンジしましょう。

*2 なお、PS3などの家庭用ゲーム機で生放送することはできません。PS Vitaについては、生放送をするための機能が2012年春以降に追加される予定です。

*3 両ソフトのうちどちらを使用すべきか迷ったときは、NDCを使用すればよいでしょう。余裕があれば、SCFH DSFおよびNDCの両方を入れておきます。そのほうが便利だからです。また、SCFH DSFまたはNDCは、Webカメラを使って雑談をするだけなら不要ですが、それでも入れておいて損はありません。

*4 文字の色・大きさを変更したり改行したい場合は、HTMLタグとよばれるものを使用できます。

*5 管理者から生放送の権限が与えられている場合は、そのコミュニティを選択することもできます。また、参加中のコミュニティによってすでに放送されている場合、コミュニティが赤文字で表示されます。

*6 場合によっては「現在混み合っております。しばらく時間をおいてから、再度お試しください」と表示されます。

*7 このポップアップは、画面上で右クリックして「設定」→「設定を保存」→「閉じる」の順にクリックすると、つぎからは表示が省略されます。また、まちがえて「拒否」を選択してしまった場合は、画面上で右クリックして「設定」→「許可」の順にクリックしてください。

*8 枠を取ったあとにSCFH DSFを起動した場合は「Refresh」ボタンを押さなくとも一覧にブラウザ名が表示されます。他方、枠を取るまえからSCFH DSFを起動していた場合は同ボタンを押すことでブラウザ名が表示されます。SCFH DSFを正常にインストールできていない場合、ブラウザ名は表示されません。

*9 具体的には、Internet Explorerならば「iexplore.exe」、Firefoxならば「firefox.exe」または「plugin-container.exe」という表示です。同じFirefoxでもバージョンによって表示のされ方が異なります。最新バージョンのFirefoxだと「plugin-container.exe」と表示されます。

*10 テスト配信は基本的に最大で25分まで延長できます。25分間テストしたあとでも、さらに30分間の放送が可能です。

*11 再生画面と確認画面との時間差(ラグ)がひどい場合はWebページを更新してしてください。視聴者にも更新してもらいます。

*12 ステレオというのは、左右のスピーカーから違う音が出ていることをいいます(2ch)。逆にモノラルというのは、左右のスピーカーから同じ音が出ていることを意味します(1ch)。かんたん配信の場合、配信者がステレオ音声のBGMを流したとしても、視聴者が聞く音声はモノラルになります。そのため、視聴者は音の立体感がない低音質なBGMを聞かざるをえません。

*13 たとえば、「お疲れさまでした。配信を終了します」と話したとしても、この「お疲れさま」以下の話を視聴者が実際に聞くのは数秒後かもしれません。したがって、「終了します」と話しきってすぐに配信を終了してしまうと、視聴者からすれば「終了し…」のあたりで配信が終わる場合もあるということです。




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