837 :わかる?の人:2013/11/15(金) 01:26:05
なんとなく思いついたので一つ。
「なんということだ…」
「ああ、気持ちはよく分かりますよ。私も初めて知ったとき、愕然としましたから」
嶋田はこの世界では夢幻会は江戸時代から活動していたと常々考えていたが、その中の人が誰なのかと、疑問に思っていた。
新生夢幻会に接触して、それがついに分かったのだ。
新生夢幻会に属した転生者は、類型で前世界の数倍であることが分かっている。
しかし、その内訳は……
「まさか、前の夢幻会の中の面子が、何人もコピペされていたとは!」
「しかも転生先は前と違って節操ないですよ。私は田沼意次でもあり、小栗忠順でもあったようです。他にも何人か…」
「少なくとも徳川吉宗や徳川家斉、徳川慶喜の中の人が私だったらしいとか!ウソダドンドコドーン!」
「やはり嶋田さんはトップになる運命なのですね(にやり)」
「い、いやだぁ!前世で死ぬ間際『願わくば、来世ではこれほど苦労するのは御免だ…』と願ったのに!」
神様「望み通りだろう。日本がこんなに豊かな世界だったら、前ほどは苦労はしないからな」