豪州+新西蘭転移ネタ20
ワシントン海軍軍縮会議による影響
英国3
ネルソン級とフッド級は強力であったがワシントン海軍軍縮条約の保有枠60万tの内、実に46万6400tを10隻で消費していた。
上記10隻以外にも新型艦であるクイーン・エリザベス級5隻、リヴェンジ級8隻※の合計13隻を英海軍は保有していたが残りの保有枠で持てるのはリヴェンジ級3隻が限界であった。
この事を円卓の面々が気付いたのは軍縮会議の最中であった。
保有不可能な10隻の内リヴェンジ級5隻はオスマン帝国が購入したので大丈夫であったが、クイーン・エリザベス級5隻の買い取り手が見付からなかった。
しかし、悩む円卓に天啓が舞い降りた。
米国が保有できない超弩級戦艦4隻を南米の保護国(名目上独立国)に譲渡して廃艦の回避を企てたのである。
円卓はこの米国の政策を逆手に取ってクイーン・エリザベス級5隻の廃艦を回避する事を決定した。

譲渡先はカナダにとなったが維持費は米国と同様にカナダの財政的な問題から英国が負担した。

ちなみに、本世界のクイーン・エリザベス級とリヴェンジ級の性能はこんな感じになっている。

クイーン・エリザベス級戦艦
全長:225m
基準排水量:34000t
ボイラー:重油専焼缶14基
主機:ギヤードタービン4基4軸
最大出力:98000馬力/112000馬力(過負荷時)
最高速力:26.5knot/27.5knot(過負荷時)
主兵装:45口径15inch連装砲4基8門
舷側装甲:最大340mm
甲板装甲:最大150mm

リヴェンジ級戦艦
全長:240m
基準排水量:38000t
ボイラー:重油専焼缶14基
主機:ギヤードタービン4基4軸
最大出力:126000馬力/140000馬力(過負荷時)
最高速力:28.5knot/29.5knot(過負荷時)
主兵装:45口径15inch連装砲4基8門
舷側装甲:最大350mm
甲板装甲:最大170mm

※本世界ではリヴェンジ級6~8番艦のレジスタンス、レナウン、レパルスも建造された。この結果、レナウン級巡洋戦艦は計画されなかった。

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最終更新:2016年09月20日 05:18