肥満傾向にある人たちは、何らかの「食の問題」を抱えているのです。
例えば、「食べる速度が異常に早い」とか、「食事が不規則で、夜食を食べる習慣がある」とか、また「いつも何かをほおばっていて、手の届くところに食べ物が置いてある」などなど、肥満気味の人には何かしらの太る理由があるものです。
さて、ではどうすれば良いのでしょうか。
「ダイエットをするぞ!」と心に誓っている人は、おそらく「食事を制限して、カロリー計算をしなければ・・・」と強く思っていることでしょう。
巷のダイエット本の多くには、「1日の食事量は、○○キロカロリー以下にしなさい」とか、「毎日の摂取カロリーを記録しなさい」などということが当たり前のように書いてあります。
しかし、一度ダイエットをした経験がある人ならわかると思いますが、三食の食事と間食、そしてドリンクの全てのカロリー計算をし、それを毎日記録するなんて、実際には不可能ではないでしょうか。
だいたい、そこまで細やかに食事に気配りができ、それを簡単に実行できる人であったら、おそらく肥満にはなっていないことでしょう。