日球ドーム6.0mの製作記録

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atelier71

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日球ドーム6.0mの製作記録


2006年5月21日

以前から要望の高かった6m(20ft)ドームの製作に着手しはじめました。

構造体部分から取り掛かるつもりですが、竹の加工にはかなりの作業時間を費やします。すでにある需要を早く満たす為にも、今回は冬場に中伊豆で切り出してきた孟宗竹は使わず、普段使用している4.8m(16ft)ドームを利用したモデルとなります。


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まず、4.8mドーム2台分の構造材に穴をあけます。構造材には3種類の長さがある為、その長さによって開ける穴位置は変わります。


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同じ長さの構造材同士を互いにボルトナットで繋ぎ合わます。


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各種類を並べるとこんな感じです。
日球ドーム4.8m?と長さの比率は同じです。


2006年5月30日


天幕の製作に取り掛かります。
デザインイメージはこんな感じで考えています。


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これまでのイベントでの経験を踏まえ、天幕は上部・サイド・正面開口・裏口の4つの部分に分割するようにします。


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2種類の型を使います。
左のやや小さ目の型は5角形を構成する三角形として、右の大き目の型は6角形を構成する三角形です。


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型にそって、生地を裁断していきます。
生地は日暮里の繊維街で、探してきました。
幅1120mmの防水生地で、使用する長さは約80mです。


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裁断した生地を接着していく為にテープで一時仮止めをする。
実際は立体面である為、作業は簡単なようで結構気を使います。


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仮止めした部分を裏返して、ボンドで接着します。
くっつける瞬間は、かなりの緊張感です!

もう少しで完成します。


2006年6月6日


大まかなパーツがほぼ完成し、ここで一先ずテスト設営を試みました。
構造体の組みあがりの様子や天幕の大きさ・誤差、ディティールの収まりなどを確認します。


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4.8m(16ft)ドームと比べると広く感じる円周。一つ一つ立ち上がる三角形部分の大きさが一際大きく感じる。


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ドームが大きくなった分、天幕の大きさ・重さも増大した為、取付作業は今までよりも若干大変になった感がありますが、二人で作業してほとんど変わらない要領で順調に進む。

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多少余裕を見て作ったつもりだったが、サイズはピッタリだった。
分割してある境目に多少の隙間が出来てしまう個所がある為、天幕の重なり部分をもう少し広げた方がより良いと思われる。
この問題がわかったのは、今回のテスト設営の大きな収穫となりました。


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天幕の色は、白ではなく、淡いベージュ。汚れも目立ちにくく、緑と土によく調和する色合いです。


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内部は、4.8m(16ft)ドームと比べるとかなり広く感じます。
ディティールの確認も済み、完成に向けて一歩前進。
デビューまであと少し!
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