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HP Compaq 2510pのSSD化について

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|HP(ヒューレット・パッカード)の2510pは堅牢な作りとコンパクトなところは非常に良いのですが、小型化の犠牲でHDDが東芝製の1.8インチHDDとなっており、このHDDの性能があまりに低い為、WindowsXPやVISTAなどのOSがまともに使えないという問題が発生します。
※後期モデルはSAMSUNGのHDDに切り替わっているモデルが存在する(こちらは少し早い)ようです。
このページでは2510pをSSD化するための手順や、必要な情報についてまとめています。

HP 2510pノートのディスクが遅すぎる。

  • 2510pは小型のビジネスノートPCで非常に丈夫でよくできているのですが、内蔵の1.8インチDISKのスピードが余りにも遅く、それがボトルネックとなりせっかくのCore2 Duoプロセッサーの速度も生かせずVISTAどころかXPの動作さえも非常に遅いという状況で、困っている方も多いと思います。
    以下は私のノートのベンチマークスピード。見ての通り悲惨な数値でしたw10年前のデスクトップ??いやそれより遅いかも?
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 CrystalDiskMark 2.2 (C) 2007-2008 hiyohiyo
       Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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    Sequential Read :   18.814 MB/s
   Sequential Write :   17.378 MB/s
  Random Read 512KB :   10.273 MB/s
 Random Write 512KB :    8.347 MB/s
    Random Read 4KB :    0.218 MB/s
   Random Write 4KB :    0.423 MB/s
 
          Test Size : 100 MB
               Date : 2009/04/07 14:42:46


2510pノートのディスクは特殊(1.8インチ、ZIFインタフェース、PATA接続、2枚ディスク)

  • 2510pには東芝製のMK8009GAHという1.8インチという極小サイズのPATAディスクが搭載されています。
  • SATAが一般的な現在ですが、こちらのディスクは最近では珍しいPATA(いわゆるIDE)規格であり、また物理インタフェースも一般的とは言い難いZIFタイプとなり、回転数も4200rpmとちょっと現代のPCとしてはスペックがいまいちです。
  • しかもHDD内部にディスクが2枚あるため(つまり40GBの円盤が2個)メディア密度が低く、内部のメディア転送レート(165.0 ~ 356.8 Mb/s)もそのせいで低くなっていて、これがカタログ値以上のスペックの低下を招いている主因ではないかと思われます。
  • 東芝からは1.8インチの同タイプのHDDとしてMK8025GALというHDDがリリースされており、こちらはディスクが1枚タイプのため、メディア転送レートが高く(213.9 ~ 463.3 Mb/s)、換装することでかなりの速度改善が見込まれます。2510pへの換装事例は見当たりませんでしたが、多機種では実績がありましたのでおそらく2510pでも換装できると思います。




SSDへの換装を考える

  • そこで最近ミニノートPCなどで流行してるSSDへの換装です。物理的な回転体がなくなるためにかなりの速度向上が見込まれます。。。。がしかし、ここでもネックとなるのが前述のディスクの特殊性です。
  • 換装するには物理サイズと物理インタフェースと、さらに接続規格の3つ一致している必要がありますが、【1.8インチ、ZIF接続、PATA規格】の3つを満たすSSDは残念ながら非常に少ないのです。
  • さらにSSDにはご存知のとおり、SLCとMLCという2種類の規格があり、一応耐久性があってスピードもあるのは一般的にSLCと言われています。(実際には、MLCもコントローラの能力向上でいろいろな面でSLCを上回ることが殆どのようですが。)
  • 一部のMLCモデルにはコントローラチップの問題で所謂プチフリーズ問題が起こりやすいという指摘もあったことも気になります。
  • とりあえず私は、 安定度、耐久性、実績を重視 してSLCであるSAMSUNGのMCCOE64GEMPP-01Aを選択しました。SLCで64GBとなるとほぼこのモデル以外は選択肢はありません。MLCと比べてかなり高いのがネックでしたが・・・。





SLC SSD SAMSUNG MCCOE64GEMPP-01Aへの換装結果(ベンチマーク)

  • 換装した結果のベンチマークはこちらです。
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 CrystalDiskMark 2.2 (C) 2007-2008 hiyohiyo
       Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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    Sequential Read :   56.171 MB/s
   Sequential Write :   34.561 MB/s
  Random Read 512KB :   55.974 MB/s
 Random Write 512KB :   19.545 MB/s
    Random Read 4KB :   13.522 MB/s
   Random Write 4KB :    1.569 MB/s
 
          Test Size : 100 MB
               Date : 2009/04/09 15:16:36
  • 見ての通り、劇的な改善が図られました。やっと普通になったとも言えますが・・・
  • いままでXPのブートに数分を費やしていたのが、30秒程度で完全起動が実施できるようになりました。
  • 2,3時間かかっていたNortonのウイルスフルスキャンが40分程度で終了するようになり、かつスキャン中もそれほどストレスなく作業ができるようになりました。
  • プチフリーズですが、私の環境では発生していません。一瞬?という間がありますがよく見るとディスクへのアクセスランプが点いていたりするので、フリーズではなくいわゆる「処理が重い」状態であり、物理ディスクだったときにはカラカラ・・というアクセス音があったのが、その音がなくなったので一瞬フリーズしているように勘違いしてしまうことはあります。w