828 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/06(火) 05:29:26.28 発信元:111.86.142.240


「元ネタあるけど説明面倒臭いのでAA化して合作のようです」のつづき…



いつのまにかツンプゲラの前と名乗ったキツネ女につれられて小綺麗な畳部屋に招かれていた。

ξ゚∀゚)ξ「ほんっまに覚えてへんの?」

川 ゚ -゚)「だからさっきからそうだって何度も言ってるんだけど?」

ξ;‐∀‐)ξ「ッ…は、はははは…はぁ~…そうかいな~。まぁええよ、1、2話ぐらいしか実際絡んでへんし、覚えてないんも無理ないわ…わてはクーはんにとってその程度の存在なんやね…トホッ」

川;゚ -゚)「え…ち、ちょっと、そんなに気落とさないでよ。謝るから…ごめんなさい;でも本当に覚えてなくて…」

ξ#‐∀‐)ξ「ええのええの。どうっせわての事なんか覚えてる子なんかドコにもおらへんよ。あ~あ。知り合いにも忘れられるなんて、こりゃ朝までやけ酒飲むしかないな~。」

川;゚ -゚)「ち、違うんだよ、」

ξ゚∀゚)ξ「どう違うん?」

川 ゚ -゚)「僕その…、君だけじゃなくて、ここ最近起きたほとんどの事を覚えてなくて…」



829 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/06(火) 05:30:22.99 発信元:111.86.142.238

ξ゚∀゚)ξ「はぁ?どゆ事や?石に頭でもぶつけたん?」

川;゚ -゚)「…わからないけど、家でいきなり目覚めた時から学校や友達の記憶しか残ってないんだ…。家族の記憶でさへ残ってない…。」

川 ゚ -゚)「何か大事なものを忘れてる気がして…それが何なのかずっと探してた。しぃって女の子が僕の知り合いで…彼女の存在が記憶を説き明かす鍵なんじゃないかって調べてたんだけど…気付いたらいきなりこの場所に立ってて…」




830 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/06(火) 05:32:17.31 発信元:111.86.142.239

ξ゚∀゚)ξ「しぃって言うんは前にアンタが言うてたイヴはんの仮りの名前やろ?…ふむふむ…と言う事わぁ…」

川 ゚ -゚)「仮りの名前…?君!そのしぃって子の事について何か知ってるの!?イヴって!?」

ξ゚∀゚)ξ「まぁまちぃよ。あ~ん、えっと~つまり。」

ξ゚∀゚)ξ「多分な…まぁ予想やけど、アンタはイヴはんに記憶イジられて、イヴはんの事やワテらに会ってた事ぜ~んぶ忘れさせられたって事やない?」

川 ゚ -゚)「イヴがしぃでイヴが記憶をいじっ…ごめん、どう言う事?」

ξ゚∀゚)ξ「どう言う事って…そりゃあ…」

ツンプゲラの前は僕の顔を見ると複雑そうな表情で言葉を濁した

川;゚ -゚)「ちょっと…何が言いたいのかわからないよ!知ってる事があったらお願い…教えて!」



831 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/06(火) 05:32:56.15 発信元:111.86.142.239

ξ゚∀゚)ξ「まちぃって、そんなに慌てんでも話したるさかい。まずは酒でも一緒に飲んで落ち着こや?」

川 ゚ -゚)「あのぼく…高校生なんだけど」

ξ゚∀゚)ξ「硬い事いわんどきって、最近の子供らなんか~厨房で初飲みなんてきいても驚きもせえへんやろ~?」

川;゚ -゚)「少なくとも僕は違うよ。」



832 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/06(火) 05:34:54.91 発信元:111.86.142.231

ξ゚∀゚)ξ「人恋しいんよ~!な?ええやろ?ささっ、こっちやこっち♪」

川;゚ -゚)「いいけどお酒は飲まないよ?」

ξ゚∀゚)ξ「わ~かっとるって、ほいこいこい♪」

川 ゚ -゚)「………」

ツンプゲラの前にしかたなく誘われれば何故か寄り添うような形で引き寄せられ

ξ゚∀゚)ξ「暗い顔せんと周りみてみいや、こおんなもん、アンタ~一生あっても見れへん光景やで?」

川 ゚ -゚)「…綺麗。星空の中にいるみたい。これって全部本物なの?」

ξ゚∀゚)ξ「辺り前やないか、これぜんっぶが本物や。あの大きな星達にゃあアンタみたいな人間が山程おるんやで?」



833 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/06(火) 05:35:48.70 発信元:111.86.142.232

川 ゚ -゚)「そうなんだ…でも君は…」

ξ゚∀゚)ξ「ツンプゲラの前様とよびいや」

川 ゚ -゚)「…ツンプゲラの前はこんな景色普通なんでしょ?飽きないの?」

ξ゚∀゚)ξ「様をつけんかい様を!ったく~…」

ξ゚∀゚)ξ「まぁ…っそうやな。でもこの星空とももうすぐお別れや。」

川 ゚ -゚)「…?どうして」

ξ゚∀゚)ξ「ふうむ…」

ツンプゲラの前がまた難しいそうな顔をして言葉をため息を付く



834 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/06(火) 05:36:39.58 発信元:111.86.142.238

ξ゚∀゚)ξ「なぁクーはん…」

川 ゚ -゚)「何…?」

ξ゚∀゚)ξ「もし自分が本の世界の…、物語の中の登場人物の一人でしかっなかったら…。もしこの世界が、一つやのうて、いくつもの物語が全く別の次元に無限に存在しているっちゅう話やったら、どう思う?」

川 ゚ -゚)「…よく意味が…」

ξ゚∀゚)ξ「あそこやあ、そ、こ。」

ξ゚∀゚)ξ「アンタのいた宇宙はな?」

彼女は遠くの方の銀河を指さすとそう言った



835 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/06(火) 05:37:03.04 発信元:111.86.142.238

つづく





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最終更新:2011年12月06日 19:12