486 :( ^ω^)゚⊿゚)ξ手作りすごろくのようです('A`(゚- ゚川:2011/06/27(月) 23:00:18.07 発信元:125.54.224.162

ξ;゚⊿゚)ξ「……」

('A`)「……」

( ;^ω^)「……」

川;゚ -゚)「……」

緊迫した空気が茶の間を包み込む。

('A`)「…ダイス、ロール!」

ドクオがその手に握りしめたサイコロを振る。からんからん、と音が響き、さいころはしばらく転がった後…1の目を出して止まった。

('A`)「……」

一瞬の静寂。

ξ゚⊿゚)ξ「…ぷwwwww」

(#'A`)「ちくしょおおおおおおおおお!また"ふりだしに戻る"かよぉぉぉぉぉぉぉ!」

( ^ω^)「あがり2マス前で止まった時点で運命は決していたお」

川゚ -゚)「ああいう場面では必ずと言っていいほど1が出るからな」

('A`)「お約束過ぎて怒りもすぐに収まるわ…」

ξ゚⊿゚)ξ「ほら次は私の番よ、さっさとサイコロよこしなさい」


487 :( ^ω^)゚⊿゚)ξ手作りすごろくのようです('A`(゚- ゚川:2011/06/27(月) 23:02:40.99 発信元:125.54.224.162

ξ゚⊿゚)ξ「えいっ!」

ツンがサイコロを振る、出た目は4

ξ゚⊿゚)ξ「いーち、にー、さーん、しー…えーと何々?
     『ペロッ…これは青酸カrグホァァァ! 5戻る』」

ξ゚⊿゚)ξ「……」

('A`)「……え、何か?」

ξ#゚⊿゚)ξ「これ書いたのあんたでしょうがー!」

(;'A`)「え!?なんで俺怒られてんの!?」

ξ#゚⊿゚)ξ「結果的に1戻っちゃったじゃない!」

('A`)「ふりだしに戻った俺にそれを言うか…というかそれくらいで怒るなよグチグチ」

( ;^ω^)「まあまあ落ち着いてお…次はクーの番だお、サイコロ渡してお」

ξ゚⊿゚)ξ「あれ…?サイコロどこいった?」

('A`)「さっきお前振ったじゃねーか」

ξ#゚⊿゚)ξ「ああ?」

('A`)「ナンデモゴザイマセン」


488 :( ^ω^)゚⊿゚)ξ手作りすごろくのようです('A`(゚- ゚川:2011/06/27(月) 23:03:31.26 発信元:125.54.224.162

川゚ -゚)「仕方ない…新しいのがここにあるからそれを振ろう」

( ;^ω^)「クー…それがさっきツンが振ったのじゃないのかお?」

川゚ -゚)「キオクニゴザイマセン」

クーがさっとサイコロを床に落とす。目は2

川゚ -゚)「1、2…
    『相向かいの人と結婚した。1進むか1戻る』」

('A`)「……」

川゚ -゚)「……1戻る、と」

(;'A`)「え!?何それどういう事!?」

川゚ -゚)「いや、振り出しに戻ったのが可哀そうでな、折角だから私も1戻ろうかと」

('A`)「嬉しいような嬉しくないような…」

( ^ω^)「おっおー次は僕だお。」


489 :( ^ω^)゚⊿゚)ξ手作りすごろくのようです('A`(゚- ゚川:2011/06/27(月) 23:04:09.21 発信元:125.54.224.162

クーの投げたサイコロをひょいと拾うと、両手でぐっとサイコロを握って念を込める。

( -ω-)(6出ろ6出ろ6出ろ………)

( ゚ω゚)「トエェェェェーーーイ!」

叫び声と共にサイコロを放りあげる。
机の上から転げ落ちたサイコロは、畳の上を不規則に転がり

( ^ω^)「…5、『ふりだしに戻る』」

ξ゚⊿゚)ξ「…ぷwwwwwww」

( #^ω^)「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!」

('A`)「同士よ…これが運命(サダメ)だ」

( ;ω;)「おおーん、あがり一個前の『ふりだしに戻る』はブラックホールだお」

川゚-゚)「怒ったり泣いたり感情の起伏が激しいな君は だが言っている事は確かに正論だ」

ξ;゚⊿゚)ξ「私もクーも1回づつ引っ掛かったわよね…バミューダトライアングル以上の魔境だわ」

('A`)「なんだよその例え」


490 :( ^ω^)゚⊿゚)ξ手作りすごろくのようです('A`(゚- ゚川:2011/06/27(月) 23:05:13.17 発信元:125.54.224.162

一巡し、ドクオが再度サイコロを振る。

('A`)「6…『振り出しに戻れ強運野郎』」

('A`)「………」

川゚ー゚)「お、ついに引っ掛かってくれたか」

(#'A`)「テメェこの野郎、スタート直後にふり戻とか聞いたことねーぞ」

川゚ー゚)「ん?『6戻る』のほうが良かったか?」

(#'A`)「そうじゃねえ!」

ξ゚⊿゚)ξ「逐一怒るわねあんた、ほらサイコロ寄こしなさい」

ツンがひったくるようにサイコロをとり、ぽーんと放り投げる。
そしてそのままオレンジジュースの入ったコップの中に、ぽちゃん。


491 :( ^ω^)゚⊿゚)ξ手作りすごろくのようです('A`(゚- ゚川:2011/06/27(月) 23:05:52.85 発信元:125.54.224.162

ξ;゚⊿゚)ξ「あーっ!」

('A`)「あーあ」

ξ#゚⊿゚)ξ「あーっ!?」

('A`)「ナンデモゴザイマセン」

川゚ -゚)「仕方ない、私が持ってきたこの替えのサイコロを…」

( ;^ω^)「それ僕ん家のだお」

川゚ -゚)「ん?そうだったか?」

ξ゚⊿゚)ξ「けどどうすんのよこのジュース…みんながベタベタ触ったサイコロが入ったのなんて飲みたくないわよ」

( ^ω^)「新しいの持ってくるお、その間に進めといてくれおー」

ξ*゚⊿゚)ξ「べ、別に気を遣って貰わなくてもっ」

川゚ -゚)「内藤…そのサイコロは」

( ^ω^)「やらねえお」

川゚ -゚)「いや…うん」(そんな幾らもしないもの誰が欲しがるんだ…)

('A`)「あのー、そんな事より進めません?」
492 :( ^ω^)゚⊿゚)ξ手作りすごろくのようです('A`(゚- ゚川:2011/06/27(月) 23:06:27.61 発信元:125.54.224.162

ブーンが台所の方へ消え、ツンが再度サイコロを放る。

ξ*゚⊿゚)ξ「きたっ!6!」

ξ゚⊿゚)ξ「いーち、にー、さーん、しー、ごー、ろく!
      『風邪を引いて学校を休む 一回休み』」

('A`)川゚ -゚)「…普通だな」

ξ゚⊿゚)ξ「普通ね…ブーンの筆跡だわ、あいつらしい普通な目ね」

( ^ω^)「普通が一番!」

ブーンがオレンジジュースに加えポテチを片手に帰ってきた。

('A`)「南蛮醤油味?珍しいの持ってきたな」

川゚ -゚)「というか、ポテチまで持ってきたのに随分早かったな」

( ^ω^)「この家の菓子類の位置は全て頭の中にあるお、これくらいチョロい事だお」

ξ゚⊿゚)ξ「その頭を勉強に向けられればいいのにねー」

( ^ω^)(グサッ)
493 :( ^ω^)゚⊿゚)ξ手作りすごろくのようです('A`(゚- ゚川:2011/06/27(月) 23:07:38.76 発信元:125.54.224.162

( ;ω;)「おーん…どうせ僕は頭悪いお、ツンは頭いいんだお…」

ξ;゚⊿゚)ξ「悪かったってば、それに私もクーほどじゃないわよ、凡人程度」

( ;ω;)「おーん…クーは異常なんだお、学内トップだお…それに僕は凡人以下なんだお…」

川゚ -゚)「おーい、内藤 お前の番だぞ」

ξ;゚⊿゚)ξ「ほら!今はそんな事忘れて楽しみましょ?お正月よ?」

( つω^)「お…そ、そうだお 今はお正月なんだお…泣いてたら福が逃げるお」

('A`)(ブーンより俺の方が頭悪いのに誰も何も言わないって…)


494 :( ^ω^)゚⊿゚)ξ手作りすごろくのようです('A`(゚- ゚川:2011/06/27(月) 23:08:40.49 発信元:125.54.224.162

クーはすでにサイコロを振って進んでいた。ブーンはぱっとサイコロを投げる。

( ^ω^)「4かお…あ、そういやふりだしに戻ってたんだお…えーっと?
      『オーバードブースト起動! 6進む』」

('A`)「あ、それ俺の」

ξ゚⊿゚)ξ「おーばーど…?」

川゚ -゚)「アーマード・コアに登場する機能の一つだな」

ξ;゚⊿゚)ξ「あ、あーまーど…?」

('A`)「ゲームだよ、ロボットアクションゲーム。早い話が高速で移動する機能だ」

ξ゚⊿゚)ξ「はぁ…」

( ^ω^)「ツンはゲームに詳しくないんだお」

('A`)「まあ気にせんでいい、男のゲームだから っと、次俺か」

ξ゚⊿゚)ξ(男のゲームなのになんでクーは知ってたのかしら…)

川゚ -゚)「………」(ひそかにやってるなんて言えんなこれは)


495 :( ^ω^)゚⊿゚)ξ手作りすごろくのようです('A`(゚- ゚川:2011/06/27(月) 23:09:10.17 発信元:125.54.224.162

('A`)「5か、『ミスターSにケツを掘らr』」

(゚A゚)「アッー!」

( ;^ω^)「ちょ、誰だおこんなの書いたの」

川゚ -゚)「というかミスターSって誰だ?」

(´・ω・`)「私だ」

ξ゚⊿゚)ξ「お前だったのか…って」

( ^ω^)そ「父ちゃん!?いつの間にいたんだお!?」

(´・ω・`)「ついさっきだけど?」

(;'A`)「ていうか何時これ書いたんすか!?俺らこいつ作ってからここ離れてませんよ!?」

(´・ω・`)「そりゃお前、ホライゾンにこうやって念動波を送ってだな…」

ξ゚⊿゚)ξ「ブーンのお父さん超能力者なんですか!?」

( ;^ω^)「いやいやいやいやいや」


496 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/06/27(月) 23:23:11.20 発信元:124.146.175.68
女の子がACやっててもいいじゃないか!支援


497 :( ^ω^)゚⊿゚)ξ手作りすごろくのようです('A`(゚- ゚川:2011/06/28(火) 00:10:09.45 発信元:125.54.224.162

川゚ -゚)「なあ…ふと思ったんだが…このマス私かツンが踏んだら…」

('A`)

( ^ω^)

(´・ω・`)「あ、僕バイだから女の子も食べられるよ?」

ξ#゚⊿゚)ξ「聞いてません!!」

ショボンがツンに蹴られながら退散し、茶の間に平穏が戻る。
ちなみに目の全文は『ミスターSにケツを掘られ絶頂する。10進む』であった。


498 :( ^ω^)゚⊿゚)ξ手作りすごろくのようです('A`(゚- ゚川:2011/06/28(火) 00:10:34.81 発信元:125.54.224.162

ξ゚⊿゚)ξ「まったく…あ、次私ね えいっ」

ξ;゚⊿゚)ξ「1…さっき6が出た反動かなあ
      えーと?『相向かいの人と結婚した。1進むか1戻る』」

川゚ -゚)「さっき私が踏んだのだな」

ξ゚⊿゚)ξ「相向かいの人…」

( ^ω^)「おっ?」

ξ//⊿/)ξ「い…いち進む…」

( ^ω^)「…それはどっちの意味ですかお?」

ξ//⊿/)ξ「う、うっさいわね!自分で考えない!」

('A`)(リア充爆発しろー)

川゚ -゚)「なあ…ふと思い出したんだが…ツン、お前一回休みじゃなかったか?」

ξ゚⊿゚)ξ「あ」


499 :( ^ω^)゚⊿゚)ξ手作りすごろくのようです('A`(゚- ゚川:2011/06/28(火) 00:11:02.65 発信元:125.54.224.162

川゚ -゚)「4、☆印までワープ」

ξ//⊿/)ξ「………」

( ^ω^)「4、ぬう…5戻る」

ξ//⊿/)ξ「………」

('A`)「6だな…くそっ誰だよ5回休みとか書いた奴」

ξ//⊿/)ξ「………」

川゚ -゚)「ツン、お前の番だぞ」

ξ//⊿/)ξ「ひゃ、ひゃいっ!?」

( ^ω^)「何時までも静かだとツンらしくなくて違和感あるお、もっと元気になれお、正月だお」

ξ//⊿/)ξ「う、うん」


500 :( ^ω^)゚⊿゚)ξ手作りすごろくのようです('A`(゚- ゚川:2011/06/28(火) 00:11:33.40 発信元:125.54.224.162

ころころ、とサイコロが転がる

川゚ -゚)「3だな『ツンのベッドの下にあるのは―――』」

ξ#゚⊿゚)ξ「それ以上言ったら殺す!!」

川゚ -゚)「冗談だ、『やはり忍者よりナイトの方が頼りにされていたキングベヒーもスとの戦いで
    おれは集合時間に遅れてしまったんだがちょうどわきはじめたみたいでなんとか耐えているみたいだった
    おれはジュノにいたので急いだところがアワレにも忍者がくずれそうになっているっぽいのがLS会話で叫んでいた
    どうやら忍者がたよりないらしく「はやくきて~はやくきて~」と泣き叫んでいるLSメンバーのために俺はとんずらを使って普通ならまだ付かない時間できょうきょ参戦すると
    「もうついたのか!」「はやい!」「きた!盾きた!」「メイン盾きた!」「これで勝つる!」と大歓迎状態だった忍者はアワレにも盾の役目を果たせず死んでいた近くですばやくフラッシュを使い盾をした
    忍者から裏テルで「勝ったと思うなよ・・・」ときたがLSメンバーがどっちの見方だかは一瞬でわからないみたいだった
    「もう勝負ついてるから」というと黙ったので戦士サポ忍の後ろに回り不意だまスフィストを打つと何回かしてたらキングベヒんもスは倒された
    「ナイトのおかげだ」「助かった、終わったと思ったよ」と忍者を行き帰らせるのも忘れてメンバーがおれのまわりに集まってきた忘れられてる忍者がかわいそうだった
    普通なら裏テルのことで無視する人がぜいいんだろうがおれは無視できなかったみんなとよrこびほめられたかったのでレイズを唱えてやったらそうとう自分の裏テルが恥ずかしかったのかHPに帰って行った
10戻るが、次のターンでは目が2倍になる』」


501 :( ^ω^)゚⊿゚)ξ手作りすごろくのようです('A`(゚- ゚川:2011/06/28(火) 00:11:54.91 発信元:125.54.224.162

('A`)「クソ長え!」

( ^ω^)「つうかこのマス紙の大部分占領してるお!」

川゚ -゚)「すまん、私が書いた」

('A`)( ^ω^)「お前だったのか」

(´・ω・`)(皆たのしそうにすごろくしてるなあ…ぼくも混ざりたいなあ)

こうして楽しいお正月は過ぎていくのでした、ちゃんちゃん


502 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね[sage]:2011/06/28(火) 00:13:40.29 発信元:125.54.224.162

以上です。途中でさるさん食らったけど
実はネタが出過ぎてどこで切ればいいか全く分からなくなってたという衝撃的事実
あんまり長すぎてもアレなのでかなり強引に終わらせちゃったりね

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2011年10月16日 00:31