134 :名無しっていいもんですね :2013/02/04(月) 07:44:16.70 発信元:119.171.72.167

学校行ったら門が閉まってた……そういや休校記念日だった

さて、絵描くかな


136 :名無しっていいもんですね :2013/02/04(月) 08:56:05.16 発信元:126.203.250.194

134
休校記念日ってすごいな


137 :名無しっていいもんですね :2013/02/04(月) 10:55:37.05 発信元:111.86.143.231

創立記念じゃないのか


140 :名無しっていいもんですね :2013/02/04(月) 12:42:55.27 発信元:123.108.237.119

134の学校ハードボイルドすぎだろ……


141 :名無しっていいもんですね :2013/02/04(月) 12:43:14.92 発信元:119.171.72.167

ぎゃああ休校じゃねえ!!開校だ!!開校記念日だぜチャーリー!!



138 :名無しっていいもんですね :2013/02/04(月) 12:02:56.98 発信元:223.134.152.80

かつてその学校には生徒と教師の間に大きな確執があった
保守的な教員たちと改革を求める若き生徒たち。争いは年を追うごとに激化してゆく。
数年間状態が続いたが、ついに生徒側が大きな動きを見せる。
節分の翌日に爆弾による校舎強襲を計画したのだ。
しかし実行されてしまえば多数の死者が出ることは免れない。
そんな中、一人の生徒が勇気ある行動に出る。
二月四日、生徒や教員が学校へ行くと、一人の生徒が校門の前に立ち、「今日は休校だ」と大声でわめき散らしている。
当然理解不能な教員たちは意味が分からず、彼の行動を不穏なものとして処分しようとする。
しかしそんな中単身で職員室に現れる生徒側のリーダー。
彼は自分達が爆弾による強襲を計画しようとしていたことを教員たちに伝えた。
そしてその生徒が休校だと言うことで教師を学校から遠ざけ、守ろうとしていたのだろうということも。
だから彼を助けてやってほしいと。そちらが望むなら自分が代わりになってもいいと。
混乱する教師たち。そんな中、校長がリーダーに告げる。



139 :名無しっていいもんですね :2013/02/04(月) 12:03:36.44 発信元:223.134.152.80

「何故お前はここに現れたのだ。せっかく我々が集まったのだ。爆破すればよかったものを」
と。
リーダーは答える。
「彼は我々の仲間だ。彼は殺せない。それに彼はお前らだけでなく我々も守ろうとしてくれた。殺人という業からな」
そして続ける。
「そして気付いたよ。我々がやろうとしていたことは、こんなことじゃないってことを。相手を殺すことに意味なんかないってことを」
それを聞いた校長は深く頷いて言った。
「そうか。お前がそこまで思慮深いとは思ってもいなかった。考えれば私はお前のことを、お前たちのことを全く知らないな」
そしてリーダーの目をまっすぐ見て言う。
「お前を『生徒』だという色眼鏡を持ってでしか見ていなかったな。知らない人間を相手に戦うとは、滑稽だ」
軽く笑いをもらす校長。
「そうだ。今日は休校にしよう。我々は教師と生徒ではない。人間だ。ただの一人の、それぞれが」
その日、学校は休みとなり、生徒と教師は腹を割って話す機会を得た。
そしていつしか、互いをよく理解するようになっていた。人として、一人として。
これを機に、学校は変わっていき、地域でも模範的な優良校へなった。
そして学校は、きっかけとなった二月四日の休校を、特別な日として休日にした。

これが、この地域では有名な『休校記念日』である――――――――――



142 :名無しっていいもんですね :2013/02/04(月) 12:45:17.50 発信元:219.107.175.167

殺人は NGと君が 言ったから 2月4日は 休校記念日

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最終更新:2013年02月14日 09:20