76 ：いやあ名無しってほんとにいいもんですね：2011/05/01(日) 03:16:56.83 発信元:124.146.175.4
久々に投下しようかね
リハビリ的な感じで10レス弱
のんびりいくよー
77 ：恋のようです：2011/05/01(日) 03:18:58.44 発信元:202.229.176.4
あの日、私は小さな公園の池の前にいた。
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「はぁ……」
大学にも慣れてきた時期であり、日々の生活がダルくなっていた。
そんな時、いつもの彼を見かけた。
（；＾ω＾）「はっ……はっ……」
彼の名は内藤くん。
彼は大学で人気者だ。
78 ：恋のようです：2011/05/01(日) 03:20:49.64 発信元:124.146.175.34
ξﾟ⊿ﾟ)ξ(私なんかとは違う人種よね……)
私は極度の人見知りで友人も少なく、人気者の彼が羨ましかった。
スポーツマンの彼は、この公園を走ることを日課にしていた。
たまに彼を見ていた私も、いつしかこの公園を訪れる様になっていた。
そして、あの日。
79 ：いやあ名無しってほんとにいいもんですね：2011/05/01(日) 03:25:03.76 発信元:202.229.177.26
（；＾ω＾）「うおっ！」
池の近くにいた私の目の前で、彼が転んだのだ。
（；＾ω＾）「いってーお……」
その時、私は自分でも何をしているのかわからなかった。
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「あ、あの……」
（ ＾ω＾）「お？」
ξﾟ⊿ﾟ)ξっ□「こ、これ」
（ ＾ω＾）「ハンカチ……使っていいのかお？」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「う、うん」
（ ＾ω＾）「ありがとうだお！」
私は自分のハンカチを彼に差し出していた。
すぐに自分のしていることに気付き、手を引っ込めようとしたが
彼の笑顔を見たら、その恥ずかしさすら忘れてしまった。
80 ：恋のようです：2011/05/01(日) 03:27:45.62 発信元:202.229.176.33
その後、彼とはベンチでしばらく話をした。
正直、緊張していてどのくらいの時間一緒にいたのか覚えていない。
話していた内容すらも。
ただ、帰り際の彼の笑顔と、
（ ＾ω＾）ﾉｼ「また明日だおー」
という言葉だけが印象に残った。
81 ：恋のようです：2011/05/01(日) 03:31:34.12 発信元:202.229.177.34
彼が走り去った後、一人残った私は池を見ていた。
私はきっと、今日のことを忘れないだろう。
そして明日も彼に会いたい。
そう思い、私は無意識に呟いていた。
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「これが恋……かなぁ」
その時だった。
82 ：恋のようです：2011/05/01(日) 03:33:34.90 発信元:202.229.177.7
（ ＾ω＾）「いや、あれは鯉じゃなくてフナだお」
84 ：恋のようです：2011/05/01(日) 03:35:46.80 発信元:202.229.176.5
ξﾟ⊿ﾟ)ξ
（ ＾ω＾）「鯉とフナは似てるけど、髭で判別出来るお」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ
（ ＾ω＾）「実はここの管理人が大のフナ好きで、池にはフナしかいないんだおー」
ﾊﾟｰﾝ
ξ#ﾟ⊿ﾟ)ξ
⊂彡☆))ﾟωﾟ）ﾍﾌﾞｼｯ
とりあえず、殴っておいた。
85 ：恋のようです：2011/05/01(日) 03:39:07.74 発信元:124.146.175.6
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「はぁ……」
（ ＾ω＾）「ツーン、お昼食べるおー」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「……」
（ ＾ω＾）「どうかしたのかお？」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「あんたって会った時も思ったけど、かなり鈍感よね」
（ ＾ω＾）「お？ 痛いのとかは我慢出来ないお」
ξ-⊿-)ξ「まったく、こいつは……」
（；＾ω＾）「？」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「別になんでもないわよ、お昼食べるわよ」
（ ＾ω＾）「そうだお！ 学食に急ぐお！」
ξﾟーﾟ)ξ(まぁ、それが内藤らしさ、よね)
恋のようです 終
86 ：いやあ名無しってほんとにいいもんですね：2011/05/01(日) 03:45:05.92 発信元:124.146.175.6
ちょっぴりギャグがやりたかったんです
なんか>>79で題名が抜けたり
IPがコロコロ変わるなぁ
質問あったら受け付けるがあったことはないし、眠いので寝ます
おやすみ
87 ：いやあ名無しってほんとにいいもんですね：2011/05/01(日) 03:46:23.48 発信元:180.4.149.71
おやすみｗｗ
やっぱりツンブンは鉄板だね
88 ：いやあ名無しってほんとにいいもんですね：2011/05/01(日) 09:02:56.62 発信元:219.125.145.23
かわいいなぁ…
最終更新：2011年11月06日 00:23
